ジュエリー修理・リペア


シルバー素材のプレートの修理のご依頼を頂きました。
プレートを革製品から外されたようで、カシメが潰れています。

シルバープレート修理

 

カシメ金具をロウ付けします。元は鉄材のカシメのようですが、当店には真鍮製しか在庫が無く、お客様にはこの旨のお断りをして作業をします。

シルバープレート カシメ金具ロウ付け

 

磨いて完成。それ程難しい修理ではありません。

シルバープレート カシメ金具取付け

 

さて、もう1点の修理が頭を抱えるところ・・・
純金製の社章で、ピンからネジ式へ改造して欲しいとのご希望です。
ただ、よく見ると、ピンの根元が何やらおかしい・・・この銀色の部分はハンダが使われていました。

純金製社章 ハンダで修理?

 

ご自身で修理をされたのか、それとも他店で修理をしたのかは不明ですが、ハンダ使う修理は絶対に避けた方が良いのです。
ハンダは溶ける温度が低く、電気コテを使えば簡単に金属同士をくっつける事が出来ます。ただ、溶ける温度が低いと言う事は、高温でロウ付けをする際はこのハンダが素材に溶け込んで合金化してしまうという点があります。こうなると、ロウ付修理と言う選択肢がなくなってしまいます。
じゃあ、このハンダを削り取ればいいじゃない・・・と、思われるかもしれませんが、ハンダが少しでも残っていると合金化してしまうので、何処まで削ればいいのか判断が難しいのです。

今回は、ネジをロウ付け出来ませんので、土台となるシルバー板に金具を銀ロウでロウ付け。(ネジは汎用品ですので、真鍮製です)

ネジ金具作り

 

土台の板を整形してから金メッキをして本体に金属用接着剤で固定します。
ハンダが使われていなければ金ロウ材を使って直接ロウ付けが出来たのですが・・・。

ネジ金具接着

 

ハンダという素材は簡単に金属同士をくっつける事は出来ますが、強度面で比べるとロウ付けよりもずっと弱い接合方法です。接合面積を大きく取れれば接着剤も強いんですよね。(どうしてもハンダを使わなければならない修理もあります)
判断が難しければ、一度ご相談下さい。

 

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名古屋は未だ梅雨明けは発表されていませんが、今日の名古屋の天気はいつもの「蒸し暑い名古屋」です・・・。ただ、明日からはまた雨予報ですね・・・。
(23日~26日の4日間は休業になります)

今年の春先の話になりますが、何故かコンチョのターコイズ交換のご依頼が沢山ありました。以前、IWCポルシェデザインのバックル部分のロウ付け修理も重なる事があり、こうした修理って品物が品物を呼ぶのでしょうか?

コンチョ ターコイズ交換修理

コンチョ ターコイズ交換

コンチョ ターコイズ交換

コンチョ ターコイズ交換

 

同じ時期、この修理に使うターコイズ(トルコ石)の在庫が無くなりました。
そこで、在庫補充の為にターコイズを注文したのですが・・・値段が凄い事になっていました。ビックリ。
これまで使っていたターコイズは、20年近く前に仕入れをした物だと思いますが、その値段から10倍・・・。当然ですが、修理代に反映してしまいます。

コンチョ ターコイズ交換

コンチョ ターコイズ交換

 

つい先日もご依頼がありエメラルドを探したのですが、直径3mm程までは選び放題。しかし欲しい5mm(そこそこの綺麗さ)となると何処を探しても見つかりません・・・。
何とかエメは確保しましたが、話を聞くとこのサイズ以上は探すのが困難なんだそうです。
全ては景気が思わしくない日本経済が影響しているようで、国内には殆ど入らず中国などへ行ってしまうよう。物が無くては私達も仕事が出来ません。困りますね・・・。

 

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スワロフスキーの置物の修理のご依頼を頂きました。
針金状の茎が根本から折れています。(修理前の画像を撮り忘れました・・・)

台座にこの茎部分が取り付けられていましたが、このままロウ付けは出来ません。台座もスワロフスキーで作られていますので、熱を加える作業が一切出来ないのです。

そこで、茎の針金を差し込めるようにパイプを台座へ接着する方法をとります。
まずは、茎が入るパイプを作り、そのパイプにベースとなるシルバー板にロウ付け。それを接着します。シルバー板は、台座の金属部分と同じような形状に削ってみました。金属部分に紙テープを貼り、鉛筆で擦って形を写し取る方法をです。

スワロフスキーの置物修理

 

このまま茎の針金を接着しようかとも思いましたが、取り外しが出来るように接着無しにしました。
品物はプラチナでもシルバー製でもありませんが、修理が出来る物は可能な限り修理を致します。

ご依頼を有難うございました。

 

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Pt900とK18YGのコンビネーション素材のデザインネックレスを10cm長くして欲しいとのご依頼を頂きました。以前はこうしたネックレスが沢山ありましたが、最近は全く見かけなくなりましたね・・・。

Pt900/K18デザインネックレス

 

断面が楕円のパイプを繋げて作られています。
後ろ(金具周辺)は見えないから、普通のキヘイでも付けておいて・・・と、言われましたが、それでは折角のデザインが損なわれてしまいます。
そこで、今回はこのパイプを作って10cm分を繋げる事にしました。

Pt900/K18デザインネックレス

 

パイプは線引きと呼ぶ道具で作ります。
通常は針金を作る道具で、太い針金を通して少しずつ細くします。この線引きは、パイプを作る時にも応用が効きます。
まずはローラーで板を作り、それを丸めてパイプを作ります。丸パイプを楕円の線引きに通して欲しいサイズまで縮めていきます。
今回は、お客様とのご相談でコンビネーション素材ではなく、Pt900だけで延長部分を作ります。

線引き

 

線引きで楕円パイプが出来たらカットして長さを揃えます。ネックレスは長いパイプと短いパイプを連結部分して作られていますので、そのように長さをとります。

ネックレス延長用パイプ

 

カットしたら、長さを揃えます。1個ずつ削っていては時間が掛かってしまうので、両面テープで金属バーにくっ付けて一度に削って寸法を合わせます。

ネックレス用パイプ 研磨

 

長さを揃えたら、ロウ付け。ロウ付け部分に使う針金だけはK18YGを使いました。パーツはネックレス金具の両サイドに付けますので、2つ作ります。

パイプネックレス ロウ付け

 

パーツを一度磨きます。
ネックレス本体の金具を切り、そこへ作ったパーツを取付けます。
また、今回はお客様のご希望で、中折れ金具から引き輪へ変更します。中折れ金具だと装着し辛いとの事です。

デザインネックレスの延長

 

こうして10cm延長したネックレスが完成です。
ご依頼を有難うございました。

デザインネックレスの延長完成

 

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ロードライトガーネットが留められたPt900製リングの修理のご依頼を頂きました。修理箇所は、中石を留めている爪です。

Pt900ロードライドガーネットリング爪修理

 

中石を外して見ます。黄色丸部分の爪が根本から折れて紛失しています。
この枠を見ると、どうもガーネットの枠だけを後から作ってリングと合体させたような印象があります。もしかしたら、ガーネットはペンダントだったのかもしれません。

Pt900ロードライドガーネットリング爪修理

 

どうも無理矢理感があるリング枠と言うのが、この爪です。
この爪、通常枠全部を作る時には隙間を計算して作るのですが、爪がリング枠の上に乗せてロウ付けされていますし、何より金ロウでロウ付けされています。しかも金ロウで付けた後処理のメッキもありません。
プラチナ素材に金ロウでロウ付けする事もたまにありますが、ロウ材としては溶ける温度が低いロウ材(ロウ材の種類にもよります)になりますのでこうした合体作業では良く使う方法なのです。

どうせ修理をするのであれば・・・と、言う事で、石に対して爪が細く弱いので4本全ての爪を作り直します。
新しい爪は、少し太めにし、挿し込んで付けられていた状態からリング枠の上に完全に乗っかるように爪を作り直します。少しでもロウ付け面積を増やして強度を保つ目的です。ロウ付けをする際、この面積が凄く重要なのです。華奢では強度が足らない、太すぎると見栄えが悪い。バランスが難しいのです。

Pt900ロードライドガーネットリング 爪修理

 

ロウ付けする際は、爪周辺のマーキスダイヤ、テーパーダイヤを外して作業します。幸いにも両ダイヤ共に爪留めだったので外す事が出来ました。

ロウ付け後は、ガーネットのフィッティングをして爪を削り、石留めをします。
仕上げ磨きの後に、金ロウでロウ付けした部分をマスクする為にロジウムメッキをして完成になります。
ご依頼を有難うございました。

Pt900ロードライドガーネットリング 爪修理

 

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タイタックの修理のご依頼を頂きました。
素材はK18WG製、石は綺麗な青い石タンザナイトが留められています。

タンザナイトタイタック修理

 

以前にも他店で修理をされたそうですが、ピンは本体根本から折れています。
修理方法は他店で修理された際と同じロウ付けで修理をする事になりますが、こうした針金状の物を平面へロウ付けしても簡単に折れてしまう事が多々あります。
このような際は、出来るだけ穴を開け、その中へピンを挿し込むようにしてロウ付けをします。針金の断面積分の接触面より、穴に挿し込む事でロウ付け面積を増やして強度を上げます。但し、穴が深すぎるとピンの長さが短くなりますし、そもそも取付ける部分の厚みがそれ程厚く無いので穴を開ける際に貫通してしまいます。

ロウ付け修理は、センター石を外して低温で溶ける金ロウで修理をします。出来れば溶ける温度が高くガッチリと強度が高いロウ付けをしたいところですが、メレダイヤを彫留めされているので高温のロウ材が使えません。メレの熱に対する許容範囲を超えると石が白く変色していしますます。低温ロウ材を使い手早く作業・・・。

ロウ付け後は、ロウ付けで使って固まったフラックスを薬品で溶かし、ロウ付け部分を磨きます。その後にセンター石を石留め。爪を小さいタガネで叩いて曲げるので、叩いている最中に石が動かないようにテープで仮止めしておきます。

タンザナイトタイタック修理

 

爪を磨き、最終仕上げをしたら、ロジウムメッキ処理をします。
これで完成。
ご依頼を有難うございました。

タンザナイトタイタック修理

 

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新型コロナウイルスの影響で、全国の小中高校は今週から早い春休みに入ってしまいましたね・・・。子供達は休みが多くなって嬉しいようですが(我が家だけ?)、親は大変ですよ。
それに伴い、全国で自粛ムードが高まっていて、不要な要件で外へ出歩かないようにとも言われちゃってます。

こんな事からなのか、市内にお住まいのお客様でも先月中頃から当店でも宅配を使われるお客様が増えたように感じます。
直接お越し頂きます他、宅配での受取り、発送も承っています。
詳しくはお問合せ下さい。

ただ・・・
宅配業者さん達にはご苦労を掛けてしまいますが・・・。

 

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2011年12月にこの日記上でご紹介したニトロペンダント(ピルケースペンダント)が当店へ戻って来ました。

伊藤貴金属オリジナルピルケースペンダント

今回は太いネックレスを通す為にバチカン部分を大きく交換するご依頼を頂きました。寸法をご指定頂きましたので、それに沿ってバチカンを作って交換します。

伊藤貴金属オリジナルピルケースペンダント

送られてきた品物は細かい傷はありますが、当初気になっていたレーザー彫刻の文字も消えずにとても状態が良く使われています。プラチナへのレーザー印字は深く印字が出来ないので、リング外側など摩耗が多い物の場合では消えてしまう事もあります。パッキンもチェックしましたがまだ劣化はしていなかったので、全体を軽く磨いてお返しをしました。
こうして作った品物がお客様の手に渡り、大切に使われているのを見ると感慨深いですね・・・。この品物はジュエリーではありますが薬入れとしての実用品でもあるので、また頑張って来いと送り出す気持ちになりました。

ご依頼を有難うございました。

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K18WG製の時計ベルトの修理のご依頼を頂きました。
修理箇所は、ベルトの金具部分。中折れ金具が無くなってしまっています。

K18WG製時計ベルト金具修理

まず、一番始めに時計のケースのガラスを外します。ロウ付けで熱を加える作業がありますので、破損の可能性のあるガラスを外しておきます。
そして、外枠を作ります。元の金具の装飾が判りませんが、反対側のデザインから網のように刻みを付けました。
そして、板にパイプを付けて蝶番部分を作ります。構造はネックレスやブレスレットの中折れ金具と同じです。蝶番がある板状。

K18WG製時計ベルト金具修理

金具が出来上がったら外枠をベルトに固定。ベルトとの接合部分には予めパイプをロウ付けしておき、そこに外枠を嵌めて芯となる針金を挿して両端をカシメて留めます。
その後、仕上げをしてからプラチナメッキ(ロジウムメッキ仕様)をして完成になります。

K18WG製時計ベルト金具修理

金具の中には仕切り板を一枚設けて、長さ調整が二段階出来るようにしました。

K18WG製時計ベルト金具修理

中折れ金具表面処理は、ヘアー仕上げです。
ご依頼を有難うございました。

K18WG製時計ベルト金具修理

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今年2019年の営業日も残り7日間となりました。
オーダー、リフォーム(リメイク)は先月末で年内納期分を締め切りさせて頂きましたが、修理は年内ギリギリまで対応させて頂きます。

昨日もマリッジリングのサイズ直し、シルバーリングの修理、切れたネックレスの修理など多くのお客様にご来店頂きましたが、今週に入り少しずつ多くなっています。出来ればお早目にお越し頂けますと助かります。(汗)

ご来店をお待ちしております。

 

先日、切れの悪くなったヤスリを新品に交換しました。
5~6年前から広島の呉にある「北岡ヤスリ」さんのヤスリを使っています。

北岡ヤスリ

 

貴金属用で販売されている物を使っていますが、単目(斜めにカットされている物)のヤスリで目に詰まった地金も取れ易く、また切れも良いのが具合が良いのです。

北岡ヤスリ 貴金属切削用ヤスリ

 

このヤスリを知ったのは、ワックスを削る時に使っていたスキー用ヤスリを探していた事から始まります。このスキー用ヤスリは、スキーの滑走面を削る為のヤスリで、刃が波状で変わった形状をしています。若い頃にスキーをしていた時にこのヤスリを買いましたが、ワックスを平らに削る時にとても重宝したのです。30年程前から使っています。現在はジュエリー加工用としても同じような物が売られていますね。
コンケストというスキーワックスメーカーの物ですが、同じような物を探していたところ、北岡ヤスリさんのサイトを見つけました。そこにスキーヤスリの他に貴金属加工用もあったのです。

スキーヤスリをジュエリーワックスヤスリへ転用


それまで使っていた貴金属加工用のヤスリの切れが悪くなっていた事と、そのメーカーの職人が変わったのか(それとも亡くなったのか)新しい物もイマイチ切れが悪くて新しい物を探していたところでした。ジュエリー用というと「バロベ」という海外メーカーが有名ですが、やっぱり国産があればそれを使いたいですからね。今では欠かせないヤスリになりました。

 

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年内納期のジュエリーオーダー、ジュエリーリフォームに関しまして、先週金曜日11月29日にて締め切りをさせて頂きました。
本日以降にご依頼を頂きました品物のお渡しは、来年となります。
また、クロムハーツ等のクリップのバネ交換、IWCポルシェデザイン時計のベルトバックルのロー付け修理も、本日以降のご依頼は年内のお渡しは出来ません。

リングのサイズ直し、ネックレス等のチェーン切れの他、修理等は年内ギリギリまで対応致します。尚、品物の形状や構造、パーツ取り寄せなど、これらの要因で修理の場合でも年内のお渡しが出来ない場合もございます。

宜しくお願い致します。

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シルバーリングのサイズ直しのご依頼を頂きました。
サイズが大きいので3号程小さくとのご希望です。

ところが、この品物の場合にはロウ付けが出来ません。
シルバーリングはリングに石などが入っている場合には石を外す必要があります。その理由ですが、シルバーの場合は品物全体が温まらないとロウ材がカットした面に流れてくれないからなのです。

今回の品物は、ショパール風のリングにガラスがはめ込まれている物で、そのガラスは外す事が出来ません。
サイズが大きいのでこのままでは使えず、どうにかしてサイズを小さくして欲しいとのご希望で、ある方法でサイズを小さくしてみました。

その方法ですが、リングの中に薄い板を接着する方法。苦肉の策です・・・。

ロウ付けが出来無いシルバーリングのサイズ直し

リング断面が丸い形状をしていますので、板もそれに合わせて雨樋のように板を曲げてリングに沿う形状にします。そして、板金修理用の接着剤でガッチリ固定。接着面が少し見えますが、僅かですので殆ど気になりません。

ロウ付けが出来無いシルバーリングのサイズ直し

今回はサイズが3号小さくでしたのでこの方法がとれましたが、これが2号以下だと中に差し込む板が薄くなりすぎて出来ません。
逆に5号以上だと板が厚過ぎて嵌め心地が悪くなるので、出来る場合と出来ない場合がありますね・・・。

ご依頼を有難うございました。

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今年の6月に当日記(ブログ)内で

「実は難しい指輪のサイズ」

というログを掲載しました。

今回はこの第二段のお話をご紹介します。

先日の事です。
リングが変形をしてしまわれたお客様のご依頼を頂きました。
そのリングサイズは3号。
変形修理は無事に済んでお渡しも出来たのですが・・・。

そのご依頼の際に、サイズを測って頂こうと当店のリングゲージをお渡しして測って頂きました。その際、5号でもキツかったのです。

今回の事例は、恐らくリング内側の形状にあるものと思われます。
その形状なのですが、下の画像をご覧下さい。

リングと指の接触面

矢印側がリングの内側(指側)、反対側は表になります。
内側が平らな物、角を斜めや丸くカットされている面取りタイプの物、甲丸状に丸く削られている内甲丸タイプの物、多くはこの3タイプに分けられます。
矢印方向に指が当たるのですが、接触する面積が違います。一番狭いのは内甲丸で面と言うよりは線で接触するようなイメージになります。
この為に、指に当たる抵抗が変わり、同サイズでもキツかったり緩かったりするのです。
また、リングの幅でも指に接触する面積が変わるので、幅が5mmを超えるリングの場合はサイズが1号程アップになる場合が多くあります。

そしてリングの形状、上から見た時にU字やS字などカーブをしているリングの場合は少しずつズレながら引っかかるので、直線の品物より抵抗が少なくなりすんなり入ってしまう場合があります。(多くの場合で引っかかるのは指に節になります)

リング形状による抵抗

このようにリング形状や幅でもサイズが変わってしまいます。
結論としてどこかのサイズで妥協をして頂く事になります。

実はリングサイズを合わせるのは大変難しいのです・・・というお話でした。

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シルバー製のジッポーライターケースの修理のご依頼を頂きました。
蓋を締めた際にケースに隙間が空くのを修正して欲しいとのご希望です。

シルバー製ジッポーライターケースの修理

 

現状でコレ位の隙間が空いています。

シルバー製ジッポーライターケースの修理

 

まず、蝶番部分を外してみます。蝶番部分の修正をすれば隙間は埋まると思ったのですが・・・
アレレ・・・?ケースが斜めってる・・・。

シルバー製ジッポーライターケースの修理 ケースの歪み

 

反対側は、ちゃんと真っ直ぐなのに・・・。

シルバー製ジッポーライターケースの修理

 

これは困りました・・・。よく観察してみると、ケース全体が微妙に歪んでいるのです。ケースの中にサイズを合わせて削った木材を入れて修正をしてみましたが、完全に歪みは取れません。作られた時に歪んだまま組み上げたのが原因かと思われます。
お客様にこの事をお伝えして、完全に修正が出来ない可能性もあると連絡を入れて作業を再開。

ケースを少し削っては噛み合わせを見て、再度削っては様子を見る・・・。コレを繰り返してここまで修正をしました。前面にモチーフプレートがロウ付けされているのですが、片方を削り過ぎるとプレートが斜めに取り付けられているように見えてしまうので、ケースの傾きは完全に治せませんでしたがここでキリを付けました。

シルバー製ジッポーライターケースの修理 歪み修正

 

蝶番のパイプを取付ける作業に移ります。テープで上下を固定してパイプの溝を削っていきます。今回はケース横幅いっぱいまで蝶番部分を広げ、三分割タイプにします。

シルバー製ジッポーライターケースの修理

 

そして、蝶番のパイプをロウ付け。

シルバー製ジッポーライターケースの修理 蝶番パイプのロウ付け

 

全体を磨き、黒染めをした後に蝶番パイプの中に芯を通してカシメて出来上がりになります。

シルバー製ジッポーライターケースの修理

 

歪みが判った時には焦りましたが、噛み合わせは直せました。
ご依頼を有難うございました。

シルバー製ジッポーライターケースの修理

 

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年内納期のジュエリーオーダー、ジュエリーリフォームに関しまして、今月11月29日(金)にて締め切りをさせて頂きます。
以降にご依頼を頂きました品物のお渡しは、来年となります。
また、クロムハーツ等のクリップのバネ交換、IWCポルシェデザイン時計のベルトバックルのロー付け修理も、同じ日程にて締め切りをさせて頂きます。

リングのサイズ直し、ネックレス等のチェーン切れなどの修理は、年内ギリギリまで対応致します。

尚、品物の形状や構造、パーツ取り寄せなど、これらの要因で修理の場合でも年内のお渡しが出来ない場合もございます。

宜しくお願い致します。

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薬入れの修理のご依頼を頂きました。

三段重ねになっている薬入れですが、落としてしまい気づいた時には車に踏まれたようでペシャンコに・・・。大変気に入っている品物なので、何とか修理をして欲しいとご依頼を頂きました。

車に踏まれた薬入れの修理

 

本体もペシャンコですが、飾りのヒョウタンもダメージが・・・。本体も修理が大変ですが、こちらは丸みを再現しなければいけないので、完全修復は難しいですね・・・。

車に踏まれた薬入れの修理

 

まず、紐を全て外します。そして、ロウ付けがされている箇所があるので、一度金属の成分分析をします。すると、銀だと思っていた素材は「洋白」という素材でした。明治頃でしょうか、良く使われた素材だと聞いています。特性としては銀と大きくは変わりませんので、銀ロウでロウ付けをして修理が出来ます。

車に踏まれた薬入れの修理

 

一度バーナーの熱を加えて地金を柔らかくし、内部に当て金を挿し込んで外からプラスチックハンマーで慎重に叩いて膨らみを出していきます。
ヒョウタンは、先端が丸い「ヤボウズ」と言う道具で丸みを叩きだして整形をし、割れた所はロウ付けをして修理をします。

こうして、何とか使用には耐えられる程度まで修復が出来ました。残念ながら完璧な姿には戻りませんでしたが・・・。幸いだったのが、地金の表面に傷が少なくて模様彫りは綺麗だった事ですね。

車に踏まれた薬入れの修理

 

重ね合わせも大丈夫です。
ご依頼を有難うございました。

車に踏まれた薬入れの修理

 

 

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プラチナ製の立爪リングからペンダントネックレスへのリフォーム(リメイク)のご依頼を頂きました。
ダイヤは0.7ct台です。

立爪リングからペンダントネックレスへ

お問い合わせはメールフォームから頂きましたので、途中まではメールでの打ち合わせです。ご希望を伺い、それに沿ってデザイン画を作成。メールに画像を添付してご覧頂きました。

ペンダントトップデザイン画

外観はご希望通りでしたが、サイド面が決めかねていらっしゃいました。ご来店時に詳細な打ち合わせをさせて頂いて、最終的には1番の丸穴をお選び頂きました。

今回は全て手作りになります。プラチナ(Pt900)の板を曲げてロー付けをして爪と本体を作ります。

Pt900ペンダントトップ製作過程

形が出来上がったら、周囲のメレダイヤを留める為に一旦彫留めの職人へ石留めを依頼します。
石留めが出来上がってきたら、センターダイヤを留めます。今回はフクリン留めにした後にミル打ちの仕様になります。

Pt900ペンダントトップ製作過程

最後に仕上げ磨きをして、チェーンを通したら完成になります。

Pt900ペンダントトップ完成

今回ご依頼のお客様、ご来店時に知る事になりましたがテレビにも出られているお客様でした。画面でも見る事が出来るでしょうか・・・。
ご依頼を有難うございました。

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K18ピンクゴールドのブレスレットをお預かりしました。
このブレスレットを半分にカットして、ピアスへの加工のご依頼です。

K18ピンクゴールドブレスレット

ピアス金具は「釣り針型」がご希望です。ピアスに限りませんが、イヤリングやネックレスの金具は金具メーカーが量産しているので、パーツを取り寄せてて交換(もしくはそれを加工して使用)が殆どです。

ただ、今回の場合、少しボリュームが欲しいとのご希望ですので、汎用金具では対応品がありません。今回の場合は金具を当店にてお作りする事にしました。(素材はピンクゴールドです。ただ、当店のピンクゴールドはK20になります。)

ピンクゴールドの塊をローラーで伸ばして角材にし、それを叩きのばして整形をして釣り針状に加工していきます。

K20ピンクゴールドで釣り針ピアス金具作り

ブレスレットは、ボールになった物の中にチェーンが通っている品物なので、半分の所で一度ロー付けして固めて、その箇所カット。カットした反対側にはブレスレットの金具を取り付けてあった丸環が付いているので、それを利用して釣り針型ピアスに取り付けて出来上がりです。

K20ピンクゴールドで釣り針ピアス金具作り

ブレスレットはある程度重さがあるので、良く動きます。

ブレスレットからピアスへ

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シルバー製のテニスブレスの修理のご依頼を頂きました。

シルバー製テニスブレスの修理

金具の付け根の部分が外れているのと、脱落防止のフックの片方が紛失しています。

シルバー製テニスブレスの修理

今回の修理、石を留めている爪が爪留めだったのが幸いでした。
石はダイヤではなく、キュービックジルコニア。ダイヤでも小さい物の場合はそのままロー付けをする事がありますが、キュービックジルコニアは熱を加えると割れてしまうので石の大小に関わらず必ず外して修理する必要があります。
また、シルバーの場合は、熱伝導が良いので品物全体に熱を加えて温める必要がありますが、今回の品物は爪の空間が大きいので熱損失が少なく、石を数個外すだけでロー付けが可能です。(バングル形状など品物が塊状の品物の場合は、石を全て外す必要があります)
石を6ピース外してコマ間のロー付けを行い、フックも新しく作り直します。

シルバー製テニスブレスの修理

その後、石留め。この品物は、クリアーとピンクの交互配列で石留めされていたので、その配列で石を戻します。

シルバー製テニスブレスの修理 石留め

仕上げ磨きをしたら、メッキ処理されていましたのでメッキをして完成になります。

シルバー製テニスブレスの修理

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去年の8月ですが、この日記で「コインリングの修理」のログを書きました。
そのログをご覧になって修理依頼をして頂いたのだと思うのですが・・・。

今回の修理、いきなり品物を送って来られました。ただ、出来れば予めお電話なりメールなりで連絡を入れてからお送り頂きたいです。
誰に聞いても送り主に思い当たる方がおらず、ビックリしました・・・。
(送り主の方には直接お電話をして連絡を取りました。)

さて、修理内容は以前と同じです。コインを留めている爪の4本の内の2本が折れています。ただ、残っている2本もかなり危ない状況・・・。

コインリングの修理 修理前

外す際、案の定折れてしまいました・・・。
ですが、品物をお送りお送り頂いた際に、お客様には電話にて連絡とお見積りをしていました。4本全て交換をする内容でしたが、お客様もシッカリと留めて欲しいとのご希望でしたので、それに沿って修理をします。

コインリングの修理 

前回同様に爪のはり替えをします。お客様のご希望で「ガッチリと留めて欲しい」とのご希望でしたが、板の厚みを必要以上に厚くし過ぎると、今度はコインを留める際の爪を倒す際に根本から折れてしまいます。修理前よりはシッカリした物をロー付けで取り付けますが、板の厚みは程々で。
忘れていました・・・素材はK18YG(イエローゴールド)です。

コインリングの修理 爪はり替え

爪をロー付けした後にコインを入れて調整をします。爪をロー付けした直後だと、爪の周囲の出っ張りがあったりなどコインが入らない場合もありますので。

調整をしたあと、仕上げ磨きをします。
最後にコインを留めて完成になります。

コインリングの修理 完成

コインリングの修理 完成

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以前からちょくちょくあった事なのですが・・・

同じ指輪(リング)のサイズ直しを何度も依頼される事があります。
とは言っても、このサイズ直しの件は、取引先からの依頼です。

指輪のサイズって、実はジャストフィットで合わせるのはかなり難しい事なのです。
その理由は、大きく分けると二つ。

まず一つ目は、季節のよるもの
このログを書いている6月の日本は梅雨時期です。
梅雨時期から9月頃までは高温多湿になります。人も汗をかくので、当然指もしっとりとしますよね。
それが原因で、指輪の内側が指に引っかかり易くなるのです。
その逆の季節、冬になると乾燥して、また人も汗をかかなくなるので、指通りがスムーズになって緩く感じます。

二つ目の理由は、人それぞれの個人的な理由です。
殆どの人は、一日の中でむくみがある時間帯があります。
靴を買いに行く時間は、夕方の方が良いって言われますよね。これは夕方になると足元にむくみが現れる事が多くなるので、その時間帯に合わせるのが良いと言われます。
指輪の場合も、朝方の方がむくみがある方が多くなります。夜、寝ていると全身に満遍なく血流が行きわたる事から、朝方に指がむくむ方多くなるようなのです。

この二つの理由の他にも、加齢や仕事内容(重い物を持ったりする)から指関節が太くなる事で、関節とその奥の指の直径の差が多くなる方がいらっしゃいます。この場合、関節で合わせて頂くしか方法がありません。関節が通らなければ指輪は嵌める事が出来ませんから・・・。

結局の話、季節、むくみ、関節の問題、これらの複合的な要素から、どこかのサイズで妥協して頂く他ないのが現状です。
どの指でも合う指輪が出来たら、それこそ特許ものですね。

指輪のサイズ直し

(リングサイズが判らない場合は、こうしてサンプルを作って同梱して頂くのは助かります)

当店では、ご来店頂いたお客様には、これらの事をお話して指輪サイズのフィッティングをして頂きます。
リングの幅などやリング形状などでもサイズが変わる事がありますので、お問合せ下さい。

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K18YG製の時計ベルトの金具修理のご依頼を頂きました。
金具の留め具の部分が摩耗で細くなり折れています。

K18YG時計ベルト金具の修理

この箇所、力が加わる部分なので折れたパーツをロー付けしても強度が保てません。この場合は、新しく作って根本からこのパーツを交換します。

差込む穴のサイズに合わせて板を用意します。
その板を「Z型」に曲げて断面を甲丸状(カマボコ断面)に削ります。

K18YG時計ベルト金具の修理

折れたパーツを削り取った箇所へロー付け。
ロー付け後は、取り付けたパーツを少しずつ削ってフィッティングの微調整をします。
最後に磨いて完成になります。

K18YG時計ベルト金具の修理

K18YG時計ベルト金具の修理

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イヤリング金具の改造のご相談を頂きました。
あるブランドの品物ですが、英字の「C型」の形状で、ジョイント部分を開いてそのまま耳に挟むという物です。

ご相談内容は、パチンとバネが効いている訳でなく、ジョイント部分がジンワリと動く構造なのでイヤリングを落としそう。金具が取り付けられないかというご相談でした。

この品物をよく見ると・・・

イヤリングのジョイント部分

ジョイント部分に薄いワッシャーのような物が挟み込んであります。
恐らく、このワッシャーがある事で動きが重くなって耳挟んだ際も落ちないように保持をしているのだと思われます。

このパーツが入っていると熱を加えるなどの改造が出来ません。
イヤリングやピアスなどの金具を取り付ける際、ロー付けをする事になりますが、ワッシャーに熱が加わるとバネ性が落ちてしまう可能性があります。
改造は出来ても、ジョイント部分がブラブラになってしまうかも・・・。

残念ですが、今回の場合は改造不可にてご返品しました・・・。

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サイズ直しのご紹介です。
年に数回、コンビネーション素材リングのお問い合わせを頂きます。

今回のリングは、素材がPt900とK18WG。
Pt900はプラチナ素材、K18WGはホワイトゴールドです。

そのホワイトゴールドですが、当店でも2種類の素材を扱っています。
一つがニッケルが入った素材で色がベージュで、海外ブランドの品物に良く使われています。この素材の場合は、殆どが仕上げにロジウムメッキをしてプラチナと同じような色合いに仕上げられています。
もう一つがパラジウムというプラチナ属の金属が入った素材で、こちらは色がガンメタっぽい重厚感のあるシルバー色です。

今回の品物は、プラチナ色とガンメタ色。この2種類のコンビネーションリングは初めてみました。
こうした場合には、サイズ直しに使うロー材がプラチナ用が使えません。大抵の場合、ロー材の溶ける温度の方が高くなるので、ロー材が溶けるよりも本体が先に溶けてしまいますから・・・。

今回は、ホワイトゴールド用のロー材を使いました。
なので、カットした部分にこのような線が出てしまいます。
(画像は、判りやすくする為にコントラストを強くしています。)

Pt900とK18WGのコンビネーション素材リングのサイズ直し

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今回の修理は、K18WGダイヤネックレスの修理です。
ネックレスの一部が切れています。

K18WGダイヤネックレスの修理

拡大すると、こんな感じに切れています。
パーツは「U字」の針金で繋がれていますが、それが根本で切れています。

K18WGダイヤネックレスの修理

まずは、切れた部分を取り除きます。マイクログラインダという工具を使って針金を削って修理箇所を整えます。
次に「U字」パーツを用意。K18WGの針金を曲げて切れた箇所にはめ込み、長さとU字のカーブ調整をします。

K18WGダイヤネックレスの修理 パーツ作り

コレをロー付けして固定します。今回はメレダイヤが外せませんので溶ける温度が低いペースト状のゴールドロー材を使います。

K18WGダイヤネックレスの修理 ロー付け

ロー付け箇所を磨き、最後にロジウムメッキをして完成となります。

K18WGダイヤネックレスの修理

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当店へお問合せ頂く修理で、「アクセサリー製品」の修理も多くあります。
非貴金属製品・・・金やプラチナなどの素材ではなく、真鍮やその他の素材の品物です。
今回ご紹介の修理も、そうした品物でした。

素材刻印が見当たりませんでしたが、シルバーなのか、アルミなのか・・・?
それに加え、石がフクリン留めで留められています。
根本の丸環が千切れているので丸環をロー付けしなければ修理が出来ませんが、フクリン留めだと石を外す事が出来ないのでK18素材であっても修理は不可になります。

今回は、シルバーで画像のようなパーツを作り、金メッキをして接着剤(車板金修理用)で貼り付ける修理方法をとりました。

アクセサリー製品の修理

綺麗に作られた品物でしたので、今回の修理代は品物のお値段よりはずっと安いとは思います。
ただ、修理代の方が高くなるケースも多々あります。
それでも、お客様の思い入れが強く、直して欲しいとのご希望も多くあります。
可能な限り対応は致します。まずはお問い合わせください。
(K18やプラチナ素材でも修理不可の場合も多くありますので・・・出来ない場合はゴメンナサイ・・・)

アクセサリー製品の修理

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久しぶりに社章の修理のご紹介です。
車にでも踏まれたのでしょうか?・・・社章を襟に取り付けるネジが曲がり、表側にも傷が多くあります。

ネジが曲がった社章の修理

今回の品物は、本体が真鍮製に銀もしくはロジウムメッキ仕様かと思われます。
石や着色などがされておらず素材が真鍮製ですので、ネジを銀ローで固定する事が出来ます。

曲がったネジを本体から切り離し、切った部分を削って平らにします。
真鍮棒にネジを切り、銀ローでロー付け。
ロジウムメッキをして完成です。

ネジが曲がった社章の修理

今回のようにロー付けが出来れば、ネジは元と同じように強固に付ける事が出来ますが、本体の素材や装飾によってロー付けが出来なくなります。
その際は接着(車板金修理用接着剤)での取付となります。
まずは、お問い合わせください。

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バングルの修理のご依頼を頂きました。
ただ、これまでバングルの素材では見た事が無い素材・・・。

なんと、「純銀と純金」の組み合わせ・・・。

純銀/純金バングルの修理

バングル素材は「C型」を保つ為にある程度硬さが必要です。(幅や厚みで保つ場合もあります)
ところが、この品物は一番柔らかい素材の純銀と純金の組み合わせです。
当然、品物は直ぐに曲がります。
お客様もそれは判っていらっしゃったので丁寧に扱っていたそうですが、やはり何処か一か所に力が集中するんでしょう、裏側が割れ始めています。

純銀/純金バングルの修理 ヒビ

こうなると、ロー材を流し込むだけでは耐えられません。
この箇所に純金の板を補強として貼る事にしました。「蜜」と言う文字は隠れてしまいますが・・・。

純金用のロー材は無いので、K18用を使って純金をロー付けします。
あとは、磨いて完成。

純銀/純金バングルの修理

どうしてこの素材を組み合わせたのか?・・・謎です。

純銀/純金バングルの修理

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シルバー製のクイッククリップの変形修理のご依頼を頂きました。
片方が変形しています。

シルバー製クイッククリップの修理

今回の修理は、この変形修正と合わせて、円を小さくして欲しいとのご依頼も頂きました。詳しくは判らないのですが、このクリップ部分が小さい物を以前お持ちで、それと同じように小さくして欲しいとのご希望です。

クリップの円を小さくするとなると、開閉する爪の円弧を曲げる必要があるので、爪を外さなければいけません。
作業前には判らなかったのですが、爪を留めているピン痕が殆ど判らない程だったのでロー付けで留められいると勘違いしました。(通常、ロー付けすると熱により内部のバネが焼けて使えなくなります)
ロー付けは出来ないので「カシメ」で修理をするとお客様にお伝えして作業を始めましたが、いざ外してみるとロー付けではなくカシメ・・・ピン痕が判らない程に打込まれていたようです。

爪を外して曲げます。ただ、根本にはピンが通る箇所があるので、この部分を潰してしまうような方法で曲げる事が出来ません。潰さないように慎重に・・・かつ、出来るだけ小さい円弧にします。

シルバー製クイッククリップのカスタマイズ

そして、本体側をカット。カット後は、両端面の合わせ目と開閉のすり合わせ。
ココが一番時間がかかるところです。

シルバー製クイッククリップのカスタマイズ

調整が出来たら、バネとピンを入れてピンの端面をカシメ。
最後に仕上げ磨きをしたら完成です。

シルバー製クイッククリップのカスタマイズ

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ダイヤの入ったクロスペンダント(十字架)の修理のご依頼を頂きました。
素材はPt900製です。

Pt900ダイヤクロスペンダント



修理箇所は、チェーンが通る箇所。
よく見ると、上端が切れています。

Pt900ダイヤクロスペンダントの修理



お客様に経緯を伺うと、切れたのでご自身で曲げてチェーンが通るようにされたとの事。
通していたチェーンはベネチアンチェーンという断面が四角形の物ですが、この形状になると先端が細くなっているのでチェーンがスムーズに動かずに引っかかってしまいます。
恐らくですが、ずっとお使いになっていた事から、チェーンが通る箇所の針金が摩耗により減ってしまい切れたのだと思われます。

修理は、この針金を交換します。
この部分は、先端のダイヤの爪と共用しているので、裏側のプレートから全て交換します。
ロー付けを伴いますので、ダイヤを1個外して。
針金は元と同じ太さではなく、少しだけ太い物にしておきました。

Pt900ダイヤクロスペンダントの修理



ダイヤを石留めして磨き、ロジウムメッキ処理をすれば修理完了なのですが・・・
またも、修理後の写真を撮り忘れ・・・。(大汗)
う~ん、最近こう言うパターンが多過ぎますね・・・反省。



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