刻印の入れ直し
Posted by yoshitomi under ジュエリー修理・リペア | Permalink | | Leave A Comment | 刻印の入れ直し はコメントを受け付けていません
K18YGのペンダントトップの刻印を入れ直して欲しいとご依頼を頂きました。
他店で加工の作業をされた際の打刻ですが、刻印がダブっている事と、傾きが気になると入れ直しのご依頼を頂きました。

K18などの刻印は、鉄製の棒の先に文字や柄が彫り込まれたタガネで叩いたり強く押す事で打印します。
手作業で打ち込む為に多少の傾いてしまう事がありますが、ここまで傾いてしまうと入れ直しをします。また、刻印が薄い場合は再度打ち込みをしますが、ズレる事もたまにはあります。その際も入れ直しは必ずしています。
今回の場合は、ちょっとズレ過ぎですね・・・面倒だったのか、それとも見えなかったのか・・・。
こうした刻印を入れなおす際は、刻印の溝にTig溶接で地金を溶かして盛り上げます。
刻印を削ってしまう事も考えられますが、地金が薄くなりますし、見た目にも変わってしまう事もあります。
今回は、上部の「3.02」は問題なかったので、ココはそのままに下2列を埋めました。
そして、整形。

鏡面に磨いたら、入れ直しです。
尚、手作業で入れますので、多少のズレはご容赦下さい・・・。
ご依頼を有難うございました。

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