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二週に渡りコイン枠のご紹介をしましたので、もういっちょコイン枠を続けてみようと思います。

ご依頼頂きましたのはドイツ帝国時代の10マルクコイン。
直径は20mm弱になります。(←追記)

10マルクコイン

 

ご希望の素材はPt900での枠です。
今回はダイヤなどで言うところのフクリン留めの枠です。板状の外枠を外から潰して留める方法です。この場合もお客様で取り付けや取り外しが出来ず、また他のネジ式などと違って外した後に再度留めなおす事が出来なくなります。(コインを外す際はコイン枠を壊す事になります)

10マルクコイン枠

 

枠とバチカンをロウ付けで取り付けたら仕上げ磨きをしてコインを嵌め込んで爪を倒して固定します。最終仕上げをすれば完成です。

10マルクコイン枠

 

今回は鷲のような紋章が表、人物の方が裏側のご希望になります。

10マルクコイン枠

 

3回に渡ってコイン枠をご紹介しましたが、それぞれコインの固定方法が違います。ご希望に沿ってお作りをしますので、まずはお問合せ下さい。

ご依頼を有難うございました。

 

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2011年12月にこの日記上でご紹介したニトロペンダント(ピルケースペンダント)が当店へ戻って来ました。

伊藤貴金属オリジナルピルケースペンダント

今回は太いネックレスを通す為にバチカン部分を大きく交換するご依頼を頂きました。寸法をご指定頂きましたので、それに沿ってバチカンを作って交換します。

伊藤貴金属オリジナルピルケースペンダント

送られてきた品物は細かい傷はありますが、当初気になっていたレーザー彫刻の文字も消えずにとても状態が良く使われています。プラチナへのレーザー印字は深く印字が出来ないので、リング外側など摩耗が多い物の場合では消えてしまう事もあります。パッキンもチェックしましたがまだ劣化はしていなかったので、全体を軽く磨いてお返しをしました。
こうして作った品物がお客様の手に渡り、大切に使われているのを見ると感慨深いですね・・・。この品物はジュエリーではありますが薬入れとしての実用品でもあるので、また頑張って来いと送り出す気持ちになりました。

ご依頼を有難うございました。

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プラチナ製のデザインネックレスのメレダイヤを使って、K18YGのステーションネックレスへのリメイクのご依頼を頂きました。

まずは、メレダイヤを外します。メレダイヤは0.03ctが7ピースです。

デザインネックレスからステーションネックレスへのリメイク

 

外したメレに合わせてフクリン枠を作ります。
今回は個数も7ピースありましたので、旋盤と呼ぶ機械を使います。旋盤は丸棒などを削る際に使う工作機械です。
地金をローラーで伸ばしたあとに四つ角を叩いてザッと丸棒状にします。その丸棒を旋盤で削って円柱状へ。円柱の中央に穴を開けてダイヤが入るところを作って切り離せばフクリン枠になります。メレダイヤが小さめなので、枠の外周を厚めに削ります。(画像を撮り忘れました・・・スミマセン)

このフクリン枠に丸環をロウ付け。この丸環にネックレスを通して丸環をロウ付けで閉じてステーションネックレスにします。

デザインネックレスからステーションネックレスへのリメイク

 

フクリン枠を磨いたらメレダイヤを石留めします。
実はこの石留めが結構面倒なのです。品物が大きい場合には固定する樹脂粘土にシッカリと固定出来るのですが、品物が小さいので石留めをしている内に外れてしまうのです。石留めの途中で粘土を柔らかくして再度固定し直しながら石留めをします。

フクリン枠にメレダイヤを石留め

 

石留めの際にタガネで周囲を叩きますので、その叩いた痕を削り、仕上げ磨きをしたら完成になります。今回のご依頼は全長80cmとかなり長いご希望です。
ネックレスは小判タイプ。

デザインネックレスからステーションネックレスへのリメイク

 

中央部分だけ画像を撮ってみました。
ご依頼を有難うございました。

デザインネックレスからステーションネックレスへのリメイク

 

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ペンダントからリングへのジュエリーリフォームのお問合せ頂きました。後日、ご来店頂く事となりご依頼がスタートしました。

ご来店され最初にお話頂いたのは、今回のご依頼内容が気になるようでしたらお断りして頂いても構いません・・・との事。
「?」と思いましたが、お話と品物を見てそれが何か判りました。
そのご依頼の品物は、「お骨から作ったダイヤモンド」だったのです。

このお骨から作るダイヤモンド、10数年前でしょうか、そんなダイヤが作る事が出来ると知りました。それまでは工業用ダイヤ位しか知りませんでしたから。

そのダイヤは純金のインゴットの中に埋め込みで留められ、周りをK18のフレームで囲われてペンダントに加工されていました。正直な感想ですが、そのダイヤはとても綺麗な色をしていました。ブルーの色をしていましたが、パープルも入ったようなとても魅力的な色をしていたのです。お客様のお話では、この色はお骨によって色が違い、ダイヤを作って見なければ何色になるのか判らないとの事。

遺骨ダイヤモンドのペンダント

ご来店時にお客様が気になされていたのは、お骨から作られたダイヤなので気味が悪い・・・と、思われたが最初のお話だったようです。私自身はそんな事よりダイヤに興味津々、しかもこんな魅力的な石のご依頼を頂ける事の方がずっと重要だったのです。

お話を進めてペンダントからリングへのリメイク、素材はPt900でサイズは18.5号、そして出来るだけ引っ掛かりが無いデザインがご希望との事で、まずはデザイン案をご提示する事にしました。3案デザインをご覧頂き、その中から1つを選んだ頂きました。センターダイヤはフクリン留め、リングの腕と呼ぶリング本体は月甲丸状で、そのリング上面にメレダイヤを彫留めにするデザインです。

まず、お骨のダイヤを外します。他店で作られたペンダントなのでどのような構造かのか全く判りませんが、上下に分割線がある所から外れました。

遺骨ダイヤモンドのペンダント

この品物を作った職人も色々と考えたのだと思いますが、エポキシ接着剤で留められていました。ただ、経年変化で接着剤がかなり脆くなっていたので、簡単に外れてしまいました。こちらにとっては好都合でしたが・・・。

そして石を外します。純金に埋め込まれているので、削って外すしか方法がありません。ダイヤなので簡単には傷が付きませんが、ココが一番緊張する場面でした。この石は世界に一つしかありませんから。中石を外した後は周囲のメレダイヤも同様に外します。中石のお骨のダイヤは0.7ct 台、メレダイヤは0.015ct(1ピース)です。

遺骨ダイヤモンドのペンダント 石外し

Pt900地金で中石のフクリン枠を作ります。そして、リング本体も作ります。今回はキャスト(鋳造)ではなく、地金を叩いて整形して作ります。そんな整形には溝盤と呼ぶ溝を掘った鉄材に叩き込んで地金を整形して作ります。

溝盤で作るプラチナリング

叩いて整形した地金を丸くしてロウ付け。そしてフクリン枠の部分をカットしてロウ付け。これでリング自体がほぼ出来上がります。

プラチナリングとフクリン枠

一旦仕上げ磨きをした後にメレダイヤの配置を決めます。この時、ダイヤを逆さまにしてワセリンでリングに貼り付けて位置と数を決定します。お預かりしたペンダントのメレの数より多くなりますが、事前にお客様から足しても良いとご希望を頂いていましたので、バランスを見て数を増やしました。

プラチナリング メレダイヤの配置

彫留めの職人へ石留めを依頼。戻ってきたらフクリン留めの中石を留めます。お骨のダイヤはフクリン枠を作る時に枠に合わせてありますが、枠の厚みが厚過ぎると綺麗に爪が倒れません。またタガネで叩いて枠を倒して行くので、石にも負担が掛かります。石に負担が掛からないようにしていますが、いつもこの工程は緊張します・・・。

プラチナリング メレ石留め

最後に仕上げ磨きをしたら完成になります。
今回は貴重な体験が出来ました。
ご依頼を有難うございました。

お骨ダイヤを使ったリング

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ペンダントのご依頼を頂きました。

形は500円玉の大きさの家紋のペンダント。
素材はPt900です。
ご依頼の家紋ですが「丸二剣方喰」と言う家紋です。
このペンダントは、所謂3Dプリンターでワックスをカットして作ります。

3Dプリンターには何種類もあって、当店で使っているのはCNCフライスと言うモデルになります。(3Dプリンターの一種と記載しましたが、実際には卓上工作機械という方が正しいです。ゼロから樹脂等を固めて造形する物を3Dプリンター、塊を削って造形する物をCNCフライスと言います)

このCNC、導入してから随分になります。パソコンで描いた図面通りにカッターが動いてワックスを削っていく機械ですが、このパソコンのOSがWindows98SEなんです。このOSから古さが判りますよね・・・。(最新型でもカット出来る物は大して変わりません)

まず、パソコンのCADアプリで図面を描きます。そして、キャスト用ワックスをセットしてカット。(キャスト前に画像を撮り忘れました・・・)
それをキャスト(鋳造)するとほぼ形は出来上がり。

CNCフライスで作る家紋のペンダント

 

キャスト後は整形をしつつ、キャスト時に若干出てしまった傷を修正。
ペンダント環をロウ付けし、溝の部分に荒らしタガネで艶消し処理をしたら出来上がりです。

CNCフライスで作る家紋のペンダント

 

これまでに家紋も幾つか作りましたし、ゴルフのパッティング時に使うゴルフマーカーも作りました。当店で使っているCNCフライスは平面の物しか出来ませんが、リングやペンダントなどのパーツ作りには役に立ちます。
手作り、ワックスでのキャストの他、こうした3Dプリンターで作った物を組み合わせて品物を作ると工程のバリエーションが豊富になりますね。

 

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プラチナ製の立爪リングからペンダントネックレスへのリフォーム(リメイク)のご依頼を頂きました。
ダイヤは0.7ct台です。

立爪リングからペンダントネックレスへ

お問い合わせはメールフォームから頂きましたので、途中まではメールでの打ち合わせです。ご希望を伺い、それに沿ってデザイン画を作成。メールに画像を添付してご覧頂きました。

ペンダントトップデザイン画

外観はご希望通りでしたが、サイド面が決めかねていらっしゃいました。ご来店時に詳細な打ち合わせをさせて頂いて、最終的には1番の丸穴をお選び頂きました。

今回は全て手作りになります。プラチナ(Pt900)の板を曲げてロー付けをして爪と本体を作ります。

Pt900ペンダントトップ製作過程

形が出来上がったら、周囲のメレダイヤを留める為に一旦彫留めの職人へ石留めを依頼します。
石留めが出来上がってきたら、センターダイヤを留めます。今回はフクリン留めにした後にミル打ちの仕様になります。

Pt900ペンダントトップ製作過程

最後に仕上げ磨きをして、チェーンを通したら完成になります。

Pt900ペンダントトップ完成

今回ご依頼のお客様、ご来店時に知る事になりましたがテレビにも出られているお客様でした。画面でも見る事が出来るでしょうか・・・。
ご依頼を有難うございました。

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ご自身で買われたルースをリングにして欲しいとご依頼を頂きました。
石は、アメジスト。

この石、デカいです。
ただ、その大きさを生かして、飴玉がリングに付いているようなデザインにしたてて欲しいとのご要望です。某ブランドのリングもそんなデザインですね。
しかし、そのブランドのように爪無しでは作る事が出来ません。恐らく、その石の裏側には爪を留める刻みが彫ってあり、そこで留まっていると思われるのです。今回の場合は爪無しでは出来ませんので、爪を付ける事はご理解頂きました。(画像は撮り忘れてしまったので、前半部は無しになります・・・)

リング作りは石を留める石枠とリング部分を別に作り、ロー付けで合体させる方法を取ります。爪は手作業で石の形状に合わせて作り、リング部はキャスト(鋳造)で作ります。素材はPt900。

アメジストリング作り

石枠とリングを合体させたら、品物を磨き、リング部分のメレダイヤの石留めをします。(石留めは外注になります)

アメジストリング メレダイヤ石留め

メレダイヤの彫留めが出来上がってきました。アメジストを留めます。
アメジストの石枠の高さは低くして石を大きく見せたかったのですが、そうなると爪が長くなってしまいます。(石の下部はリング内側ギリギリまで落としてあります)爪は長くなると外力が加わった際に曲がる可能性が高くなります。石とのバランスもあって爪の幅や厚みをコレ以上太く出来ない為に、枠を高くして爪を短くとるデザインとなってしまいます。デザインと壊れない構造とのバランスは、品物を作る上でいつも悩むところです・・・。
(華奢なデザインは幾らでも作れますが、直ぐに壊れてしまっては装飾品の意味を成しませんから・・・)

アメジストリング メレダイヤ石留め完成

爪先を丸く削って全体を仕上げ磨きしたら完成になります。
ご依頼を有難うございました。

Pt900アメジストリング

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サイズ直しのご紹介です。
年に数回、コンビネーション素材リングのお問い合わせを頂きます。

今回のリングは、素材がPt900とK18WG。
Pt900はプラチナ素材、K18WGはホワイトゴールドです。

そのホワイトゴールドですが、当店でも2種類の素材を扱っています。
一つがニッケルが入った素材で色がベージュで、海外ブランドの品物に良く使われています。この素材の場合は、殆どが仕上げにロジウムメッキをしてプラチナと同じような色合いに仕上げられています。
もう一つがパラジウムというプラチナ属の金属が入った素材で、こちらは色がガンメタっぽい重厚感のあるシルバー色です。

今回の品物は、プラチナ色とガンメタ色。この2種類のコンビネーションリングは初めてみました。
こうした場合には、サイズ直しに使うロー材がプラチナ用が使えません。大抵の場合、ロー材の溶ける温度の方が高くなるので、ロー材が溶けるよりも本体が先に溶けてしまいますから・・・。

今回は、ホワイトゴールド用のロー材を使いました。
なので、カットした部分にこのような線が出てしまいます。
(画像は、判りやすくする為にコントラストを強くしています。)

Pt900とK18WGのコンビネーション素材リングのサイズ直し

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とても綺麗な石が使われたリングのリメイクのご依頼を頂きました。
品物は、青色が綺麗なタンザナイト。

リングは画像を撮る前に石を外してしまいました・・・。
このタンザナイト、重さは12ctもあります。ある有名ブランドのディーラーに探して貰ったのだとか。

このリングでダイヤを取巻きにしたリングを作ります。

まず、外したタンザナイトのサイズを測り、その周囲取巻くダイヤの大きさと個数をパソコンのCADを使って計算します。
大きさ違いで3つの案を作りました。お客様にお選び頂いたのが0.06ctのメレダイヤを16ピース使う案。この部分のカラットだけで0.96ctになります。

Pt900タンザナイトリング メレダイヤ

使う素材はPt900。サイズは14号。
タンザナイトの石枠を作り、メレダイヤの取巻き部分を作ります。

Pt900タンザナイトリング 枠作り

腕と呼ぶリング部分を作り、ロー付け。
この状態で一度仕上げ磨きをします。そして腕の部分にメレダイヤを彫留めします。

Pt900タンザナイトリング メレダイヤ彫留め

彫留めは専門の職人に作業をして貰いますが、出来上がってきたら中石周囲の取巻き部分のダイヤを石留め。

Pt900タンザナイトリング 取巻きダイヤ石留め

ここで再度磨き、最後にタンザナイトを留めます。
最終仕上げをしたら完成になります。

Pt900タンザナイトリング 完成

裏側はこんな感じになります。
ご依頼を有難うございました。

Pt900タンザナイトリング リング裏側

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