ゴローズのダブルフェザーリングの修理のご依頼を頂きました。
イーグルマークの刻印箇所で折れてしまっています。
この品物、以前に今回とは反対側のフェザーの先のロウ付けが外れてしまったのを修理させて頂きましたが、今回は根元のマークの所で折れてしまっています。

ゴローズダブル フェザーリングの修理

 

この箇所、お客様には元の形には戻せないと正直にお伝えしました。
と、言うのも、ロウ付け作業は接着剤のように破断面だけに塗布して付ける事が出来ません。
金属のロウ材を熱で溶かして流し込んで溶着するので、コントロールする事が非常に難しいのです。
また、今回のように刻印の箇所で折れていると、刻印の中(溝の中)全体に流れてしまいます。
この部分に水を垂らすとどのように水が伝って動くのかを想像して頂ければと思います。

ロウ付けに影響が出ない程度に周囲を養生してロウ付けをしました。
表側はこんな感じに。
表側はロウ材を削ったあとに、筋をタガネで掘り起こす事が出来るので、似た雰囲気までは戻す事が出来ます。

ゴローズ ダブルフェザーリングの修理

 

裏側は、こんなロウ材の埋まり方です。
一部完全に埋まってしまいましたが、その他の部分は埋まり方が浅いので完全に埋まったギザギザ部分だけモーターツールで掘り起こせば何とかマークは復活出来そうです。

ゴローズ ダブルフェザーリングの修理

 

リングは変形もしていますので、変形を修正し、全体を仕上げ磨きをすれば完成です。
フェザーの軸をロウ付けして作られているので、このロウ材より低い温度で溶ける物が必要です。この為、今回は溶ける温度が一番低い「早ロウ」と言うロウ材を使っています。このロウ材の黄色味を除く事は出来ません。

ご依頼を有難うございました。

ゴローズ ダブルフェザーリングの修理

 

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