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K18YGでのピルケース製作のご依頼を頂きました。
今回は、一般のお客様では無く、同業者の方からのご依頼です。

お話を伺うと、ネジ付きのピルケースを作り、その外側に装飾をされるデザインだそうですが、ネジ部が出来ないとの事。3Dプリンターで製作も検討をされたのだそうですが、重量が重くなり過ぎてクリアー出来なかったのだそうです。3Dプリンターがあれば何でも出来る・・・訳でもありません。
当店でも3Dプリンターは使いますが、あくまでも製作手段の一つにすぎません。データ作りからプリンターで出力して、その後も作業が結構必要だったりします。
そんな時に、当店の当日記(ブログ)のピルケースペンダントトップのログをご覧頂き、メールでのやり取りをさせて頂きました。
図面や肉厚など詳細な部分を打ち合わせさせて頂き、製作が始まりました。

今回は、あとからケースの外側に装飾パーツをロウ付けしてデザインを仕上げていくそうなので、出来るだけロウ付け箇所を減らしたいと考えました。
品物を作る際、他の職人が作った物はどのような作り方やロウ材の種類が使われているのか分かりません。作り方(作業の進め方)は、職人ごとに違ったりするので品物を納品した後の事を考慮するのも凄く重要な事なのです。
これらの事を加味し、ケース自体はキャスト(鋳造)で作りました。ネジ部も一体成型です。

K18YGピルケース本体のみの製作

 

今回は、パッキン無しタイプ。肉厚は最小限にしているので、このまま旋盤のチャックに固定すると本体が凹んでしまいます。筒が凹まないように中にギリギリ差し込める直径の真鍮棒を入れて固定し、ネジを切ります。

K18YGピルケース本体のみの製作

 

筒の長さを図面の寸法にカットしたら、上下端に蓋をロウ付けします。
この時に使うロウ材は、K18ロウ。ゴールドで使うロウ材の中で、溶ける温度が一番高い物になります。
外周に装飾をロウ付けで取付けるそうなので、本体と蓋との接合に一番溶ける温度が高い物を使っておけば、この後の作業が多少は楽になるからです。
蓋は板を丸く切り、それを叩き出して丸みを付けたらロウ付けです。

筒の外周を下処理し、内側も磨いて完成です。
納品をさせて頂きました。

ご依頼を有難うございました。

K18YGピルケース本体のみの製作
K18YGピルケース本体のみの製作

 

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店舗隣は当店駐車場ではありません。
また、ご来店時は路上では無く駐車スペースへお願い致します。

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FAXは 052-532-0228
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名古屋市西区浅間2-4-12
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以前、当店でお作りをしました3カラット台のペンダントトップ
このペンダントトップをリングにして欲しいとのご依頼を頂きました。

3カラットのペンダントトップをリングへ

 

ご希望のデザインは、ティファニータイプの爪のリング。
このタイプの爪は現在では定番化していますが、ここまで大きいと当店でも爪の型はありません。
なので、今回はワックス樹脂を削ってキャスト(鋳造)で作ります。
旋盤という丸い棒を削る工作機械を使って大まかに削り、爪の割り部分は手作業で細かく削って形を作ります。

3カラットのペンダントトップをリングへ

 

キャストが出来たら爪を整形して、リングを作ります。説明が前後しますが、素材はペンダントトップと同じK18YGです。
機械で作る部分、手作業で作る部分と合わせ技で作って一番早く出来る作業内容をチョイスして作っていきます。

3カラットのペンダントトップをリングへ

 

リングと爪をロウ付けで合体させたら、一度バレル研磨機でザッと磨き、そのあとに手作業で更に鏡面仕上げにしていきます。

3カラットのペンダントトップをリングへ

 

次に、石留めをします。
石留め前に再度爪の調整をして、調整が済んだら石留め。

3カラットのペンダントトップをリングへ

 

爪の整形をして最終仕上げをすれば完成です。

ご依頼を有難うございました。

3カラットのペンダントトップをリングへ

3カラットのペンダントトップをリングへ

 

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時計の修理のご依頼を頂きました。
当店では時計本体の修理は出来ませんが、機械式時計の修理は専門の職人さんに依頼する事が出来ますので修理のご依頼を受け付けております。
ただ、今回はロレックスの修理でしたので、少々困ってしまいました・・・。

カスタマイズしたロレックスの修理

 

ご依頼頂いたのはクロムハーツのウォッチケースに入れてある古いタイプのロレックス。
修理の内容は、リューズが抜けて無くなってしまったので部品調達とこの箇所の修理。

カスタマイズしたロレックスの修理

 

ロレックスは、時計がカスタマイズされていると基本的に修理を受け付けてくれません。
また、部品単体を買う事も出来ません。
この事はお客様もご存じだったようで、ヤフオクなどで売られている部品を購入しようと思ったそうですが、部品が何タイプもあるのでどれを買えばよいか判らずにいたそうです。
当店が修理をお願いしている職人さんに聞いても、ロレックスだけは部品調達が出来ないので修理が出来ないと断られてしまいました。

修理が出来るところをあちらこちら探していたところ、以前にお客様から紹介して頂いた職人さんを思い出し、問合せをしたところ、修理を受けてくれるとの事!

早速、ケースから時計を外して修理依頼をしました。
ちなみに、このクロムハーツのウォッチケース、時計が太い針金を曲げて固定されているので、コレを折らないように曲げ起こして外すのが厄介です。
以前、他のお客様のケースで時計をネジ式で外せるようにカスタマイズしましたが、クロムハーツもこうした方法にしれくれれば楽なんですけども・・・。

カスタマイズしたロレックスの修理

 

こうして、本体のオーバーホールとリューズ箇所の修理が終わり、時計が戻ってきました。

カスタマイズしたロレックスの修理

 

時計を本体に(慎重に)戻して完成です。

カスタマイズしたロレックスの修理

 

このウォッチケース、当店で蓋の部分にブルーとアイスブルーのメレダイヤを石留めしてカスタマイズさせて頂いた物です。
こうしたカスタマイズも受け付けております。

ご依頼を有難うございました。

カスタマイズしたロレックスの修理

 

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エメラルドリングからK18YGのリングへのリフォーム(リメイク)のご依頼を頂きました。

シンプルなエメラルドリングをボリューム感のあるリングへ

 

実はこのリング、当店でお作りをしました。
プラチナのこのリングの元は、帯留めでした。
お客様のご依頼だったのですが、シンプルにし過ぎてしまったのでボリューム感が欲しいと広告の切り抜きをお持ちになり、このデザインに似た感じにして欲しいとのご依頼です。

新しいデザインは複雑な形状をしていたので、ワックス樹脂を削ってキャスト(鋳造)で作ります。
(画像データが破損していて、使用できませんでした・・・複数枚撮らなきゃだめですね。)

キャスト後のリングを整形して磨いたら、メレダイヤの石留めの為に専門の職人さんへ石留めの依頼をします。

シンプルなエメラルドリングをボリューム感のあるリングへ

 

石留めから戻ったら、中石のエメラルドリングを留めていきます。
エメラルドはガラスとほぼ同じ硬さなのと、大抵の場合は中に傷や気泡など内包物が多く入っていたりするので、ダイヤやルビー、サファイアなどの硬い石よりもずっと慎重に石留めを行います。

石留めが出来たら、爪を磨いて、全体を仕上げ磨きして完成になります。

ご依頼を有難うございました。

シンプルなエメラルドリングをボリューム感のあるリングへ

 

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今週金曜日からプロ野球が開幕します。

私も応援している地元球団の中日ドラゴンズは、今シーズンは補強が効いたのかオープン戦でまさかの1位!(ソフトバンクと同率1位)

2024年プロ野球オープン戦成績

(出典:Yahoo!スポーツニュースより)

 

ここ数年、色んな意味で低迷していたので、今年のオープン戦で勝ち試合が続くと本当にコレで良いのか?と変な勘ぐりをしてしまっていました・・・。
ただ、これまでの投手だけ良くて打てないチームから、投打が噛みあって負けていてもその内に逆転するだろう・・・なんて、気分にもさせてくれます。

今年こそAクラス、あわよくば今年は去年タイガースがやった「アレ」を見せてくれると良いなぁ~・・・と思っています。

 

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グッチのバングル修理のご依頼を頂きました。
表はグッチのマークと植物でしょうか、何かのモチーフ模様が入っている幅広のバングルです。

グッチのバングル修理

 

溝に沿って亀裂が入ってしまっています。
使い方をお聞きすると、バングルを嵌めたあとに腕に添わせる為に曲げていたそうです。
ソレ!絶対やってはダメです。針金を何度も曲げると折れる事と同じなので、バングルは装着時は曲げない事が重要です。

グッチのバングル修理

 

バングルを洗浄したあと、亀裂箇所が曲がっているので修正をしていたところ・・・

完全に折れてしまいました・・・。

グッチのバングル修理

 

折れた箇所は大抵は伸びているので、その伸びた部分を削って断面を合わせます。
そして、ロウ付け。
このロウ付けも、バングルを曲げて使われていたので歪みがあって、歪みを修正するのが結構大変でした。

このバングル、画像のように裏側は溝が入っています。こうしたデザインの場合は再度折れてしまう可能性がかなり高いので、薄い補強板を裏側に貼って補強をしますが、今回はしませんでした。
その理由ですが・・・

このバングルは、「925」と刻印がありますのでシルバー925製です。
ただ、メチャクチャ硬い。通常の925の場合は銀に銅を混ぜて作られていますが、色合い的にも銅以外の素材が混ぜられている可能性がありますね・・・。お預かりした時にも、妙に黄色いバングルだな・・・と、いう印象でした。
ロウ付けで熱を入れると通常のシルバー925では軟化するのですが、それが一切ない・・・ホント、素材配合が判りません。(分析をすれば判るのですが、今回はしていません)

ロウ付けをして、黒染め(黒染め液にはちゃんと反応しました)し、磨いたら完成です。

グッチのバングル修理

 

ご依頼を有難うございました。

グッチのバングル修理

 


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ブレスレットへのリフォーム(リメイク)をお願いしたい、と印台リングをお預かりしました。
リングはダイヤを印面に後光留めされたメンズのリングです。
記憶が曖昧なのですが、形見分けの品だったと思います。(ご依頼のお客様は女性です)

印台リングをブレスレットへ

 

ブレスレットのデザインは、ダイヤをフクリン枠で留め、チェーンを取り付けたシンプルなデザインがご希望です。ただ、少しだけアクセントが欲しいとフクリン枠の爪部分にミル打ちをする事となりました。

フクリン枠を作ります。素材は元のリングと同じPt900。
フクリン枠はプラチナの棒材から削り出して製作しました。

印台リングをブレスレットへ

 

両脇に丸環をロウ付けし、小豆チェーンを取り付けて形は完成。
ダイヤを石留めします。
石留めと並行してミルも打ちます。

印台リングをブレスレットへ

 

爪の周囲と枠全体を磨いて完成です。

印台リングをブレスレットへ

 

ご依頼を有難うございました。

印台リングをブレスレットへ

 

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ダイヤモンドを使ったピアス製作のご依頼を頂きました。
片方を落として紛失されてしまったので、同じデザインの物を作って欲しいとのご希望です。
お話を伺うと、マスクの耳掛けに引っ掛けて落としてしまったのではないか・・・と、いう事です。
コロナは少なくなりましたが、花粉症はまだまだ続いていきますからね、注意が必要ですね。

同じデザインのダイヤピアス製作

 

全体のデザインは踏襲しますが、涙型のデザインのポスト基部とダイヤの爪の間はチェーンを付けて少し垂らすように改造もして欲しいとのご要望です。間隔は1cm程。

基部、爪共に地金を削り出して製作しました。
通常、ダイヤの爪はキャスト(鋳造)品を使う事が多いのですが、たまたまこの時期にキャスト機を稼働させる予定が無かったので、ダイヤ爪もプラチナの丸棒から旋盤を使って削り出して作りました。
当店にはキャスト機2台がありますが、キャスト機だけでなく電気炉を半日程度は稼働させなければならず、それなりの電力を使います。爪の場合はパーツ専門の業者さんから買うという手もありますが、今回の爪は比較的シンプルなデザインでしたので、当店で削って製作をしました。

同じデザインのダイヤピアス製作

 

各パーツをロウ付けで組み立てて、石留です。
ちなみに、ダイヤルースはお客様の持ち込み品です。

同じデザインのダイヤピアス製作

 

爪を整形して磨き、対になる側のピアスにもチェックを取り付けして完成です。

ご依頼を有難うございました。

同じデザインのダイヤピアス製作

 

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今年の一月だったでしょうか、高校入試の際の際のメール送信で「Gmail」で登録した受験生にメールが届かないと言うトラブルが発生しました。
これはGoogleがGmail宛てのセキュリティー強化の為だという事でした。

当店へのお問合せもGmailは多く利用されています。
当店が利用させて頂いているサーバー会社様でも対応が進み、当店ドメイン発信のメールにも対応をして頂きました。この対応は、個人単位ではどうにも出来ないですから。

対応はしましたが、まだ迷惑メールフォルダに振り分けをされる可能性もありますので、「お問合せフォーム」から連絡を入れて頂いたあとは、迷惑メールフォルダの確認もお願いします。
当店からの返信のメールは、平日の場合は翌日、休日を挟む際は休日開けには必ず致します。
また、迷惑メールフォルダにも当店からのメールが届いていない場合は、お手数ですがお電話にてお問合せを頂きますようお願い致します。(電話での問合せは、営業時間内にお願いします。)

ご不便をお掛け致しますが、宜しくお願い致します。

 

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リングの上のチャームパーツがクルクルと回るリングの修理のご依頼を頂きました。
中心を通るシャフトが折れてしまっています。

シャフトだけ交換すればと承ったのですが、これが一筋縄ではいきません。
シャフトからチャームパーツが外れないのです・・・。

お客様からは時間が掛かっても良い、とおっしゃって頂けたので時間があるごとに作業を進め・・・
何とか全て外せました。

チャームが回るリングの修理

 

各パーツが外れない大元は、このベアリングです。
なんと、ベアリングがチャームパーツ(上画像右)に直に溶接(多分、レーザー溶接)されていました。(ベアリングは赤矢印の角の箇所)
カシメをされているだろう・・・くらいで考えていたので、外せないわけです。
ちなみに、上の画像の中央の星型のチャームにもベアリングが溶接されていますが、こちらのベアリングは必要が無いので外しません。

チャームが回るリングの修理

 

全てが外せれば後は組んでいくだけです。
シャフトも新しい物を用意して、先端を釘の頭のように平らにしてベアリングを留めます。
ベアリングとチャームパーツの間には、小さなパイプを挟み込んでチャームパーツが綺麗に回るようにします。

チャームが回るリングの修理

 

リングにはシャフトが通る穴を貫通させて、リング内側でTig溶接でシャフトを溶かしてリングと一体化させます。
最後に磨いて完成です。

チャームが回るリングの修理

 

クルクルと回るようになりました。

ご依頼を有難うございました。

チャームが回るリングの修理

 

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コイン枠のご依頼を頂きました。
コインは、ジャマイカの50ドル銀貨、表にボブ・マーレーが刻印された記念硬貨です。
このコイン、カッコいいですね。
ご依頼のコイン枠も、この銀貨に合わせてシルバー製(シルバー925)で製作します。

ボブ・マーレー記念硬貨のコイン枠

 

毎度のコイン枠ですが、当店の枠は断面が「コ」の字をしています。この「コ」の字フレームの真ん中にコインを嵌め込んで留める構造をしています。
枠は一枚の板を折り曲げて作るのですが、38mmとかなり大きめです。なので、板厚も通常より少し厚くして強度を上げるようにします。
ただ、帯状のコの字断面のパーツをコインに合わせて丸く形を作ると、厚みがあるので折り返し部分がめくれ上がってしまいます。「コ」の上と下が開くので、コインの嵌めこみ部分が緩くなってしまいます。
そこで、真鍮丸棒をコインと同じ直径・厚みに削り、コレを型にして「コ」の字になるように整形していきます。(コインはテープで養生をして傷が付かないようにして作業をしています。)

ボブ・マーレー記念硬貨のコイン枠

 

フレームが出来たら、ネジ部分を作り、ペンダント環をロウ付けで取付けます。

ボブ・マーレー記念硬貨のコイン枠

 

ネジ部分のパイプの横にネジ留め用ピンの小さい穴を開けて、仕上げ磨きをします。
コインを嵌め込み、脱落防止のピンを差し込んでカシメをすれば完成です。

ご依頼を有難うございました。

ボブ・マーレー記念硬貨のコイン枠

 

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マリッジリングが傷だらけになってしまったので、磨いて欲しいとご依頼を頂きました。
旦那様、奥様、両方のリングをお預かりしました。確認すると、両リング共に変形をしており、奥様の方は内側に留められたサファイアルースが脱落して無くなっています。

傷だらけのマリッジリングの修理

 

また、前回の日記でもご紹介しましたが、このサファイアがリング内側へ少し飛び出ています。
マリッジリングのあるあるなのですが、リングのサイズ直し等の修理の際に確認必須の項目です。サイズ直しでリングをカットした際に、カット面のすぐ近くに石が入っていた!・・・なんてのはあってはならない事なので。

傷だらけのマリッジリングの修理

 

傷が重症なのは、奥様のリング。
お仕事でカッターナイフを使われていた際、リングにカッターの刃が当たっていたのを知らず、気づいた時には傷だらけに・・・。

傷だらけのマリッジリングの修理

 

こうした傷の修理では、極力削る事は避けるようにしています。削れば薄く細くなってしまいます。
今回は、鋳造時に出来てしまった巣埋めで使うモーターツールを使います。先端が超硬材と言うとても硬い金属で出てきていて、コレを押してる事で傷の突起部分を押しつぶして均してくれます。深い傷では使用できませんが、薄いものであれば結構綺麗に面が整ってくれます。

傷だらけのマリッジリングの修理

 

面がある程度綺麗になったら、600番位のサンドペーパーで研磨し、少しずつ番手を上げて最後は鏡面に磨いていきます。
順序が戻りますが、傷均しの前に変形も修正。
最後に仕上げ磨きをして完成です。
結果的に傷均しをした奥様のリングの方が綺麗になってしまいました・・・。

傷だらけのマリッジリングの修理

 

ご依頼を有難うございました。

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K18YGのリング修理のご依頼を頂きました。
ダイヤが1ピース脱落しています。

ドッツタイプリングの修理

 

リングデザインは、甲丸リングのラウンドカットダイヤが埋め込まれたティファニーのドッツリングタイプのデザインです。

脱落した穴に合うメレダイヤを入れ、爪を盛り足して留めれば修理は出来るのですが、お預かりの際にちょっと違和感が・・・。
よく見ると、メレダイヤのキューレット(裏側の尖った部分)がリング内側へ飛び出ています。しかも、1ピースだけではなく半分位の石のキューレットが出てしまっています。

ドッツタイプリングの修理

 

お話を伺うと、他店でリフォームをされた品物との事でした。
通常の作り方では、石のキューレットが飛び出てしまうのはアウトです。リフォーム時の詳しくお話は伺わなかったのですが、手持ちの地金だけで作られたので足りなかったのか、それとも予算的にこの厚みになったのか不明ではあります・・・。他店様の事は余りとやかく言いたくは無いのですが・・・。

いずれにしても、キューレットが出ていると指に絶えず触れている事になるので、石が緩みやすく今回のように脱落する可能性があります。(今回はリング変形はしていなかったので、変形による脱落ではなさそうです)
また、サイズ直しの際に芯金と呼ぶテーパー状の鉄芯に入れてサイズを測ったりサイズ直しの際にリングを叩いたりしますが、この時にもキューレットが当たるので緩んだり割れたりする事があります。気を付けていないとこうした事は結構な地雷になったりもします。

石留めの際もリングを固定する器具が使えないので、熱を加えると柔らかくなるモデリング樹脂でリングを固定して石留めをします。

ドッツタイプリングの修理

 

石留めをしたら磨いて完成です。

ご依頼を有難うございました。

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小さいパールが沢山付いたイヤリングからピアスへの改造のご依頼を頂きました。
イヤリング金具はパールが付いたパーツに直付けです。この金具をカットして丸環をロウ付けする必要があるので、一旦パールを外す必要があります。

パールイヤリングをピアスへ改造

 

パールを全て外したらピアス金具を取り付けていきます。
今回のご依頼のピアス金具は釣り針型で、ピアス金具とパールとの間にチェーンを付けて少し垂らすようにして欲しいとのご希望です。チェーンもお客様からの持ち込み品です。

パールイヤリングをピアスへ改造

 

チェーンを取り付けたら、パールを元の形に接着していきます。

パールイヤリングをピアスへ改造

 

接着剤が固まったら、最終チェックをして完成です。

ご依頼を有難うございました。

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サファイアが入った一文字リングをお持ちになり、この石を使って蛇(スネーク)をモチーフにしたリングを作って欲しいとのご依頼を頂きました。
20年程前まではこうした動植物をモチーフにしたデザインが多かったのですが、最近は少なくなりましたね。

Pt900サファイア一文字リングから蛇リングへリメイク

 

お客様からはイメージに近いリング画像を送って頂きましたが、口にルースが入ったリングデザインです。画像ではラウンド(丸)の石が入っていましたので、コレをオーバルカットにした形で作業を進めます。

まず、一文字リングから石を全て外し、3ピースあるサファイアの中から一番高いが低い物を選びます。ラウンドカット以外の石や色石の場合は、見た目が同じでも高さが違う事が結構あります。モチーフが一番大事ですがご予算もあるので、石の高さが高くなると地金量も増えますし、リング高が高くなり過ぎてイメージから離れてしまう事もあります。

蛇のモチーフにし、外した石を口に配置して、ワックス樹脂を削って形を作ります。
目には一文字リングに入っていたメレダイヤを1ピース使います。

Pt900サファイア一文字リングから蛇リングへリメイク

 

お客様にワックス型を確認して頂き、作業を進めます。
お客様に型を確認して頂いた後に、鱗を刻み、サファイアを留める爪も足します。蛇の口の中にある牙を爪の代わりに使います。

素材はPt900、手作りでは時間がかかり過ぎるので、今回はこのワックス型を使ってキャスト(鋳造)で作ります。

Pt900サファイア一文字リングから蛇リングへリメイク

 

キャストが出来たら、整形しつつサファイアの入る周辺も微調整します。キャスト後は、ワックス型より僅かに縮むのでこの微調整が必要です。

全体を磨き、石留めに入ります。
まずは、目のメレダイヤを留め、次にサファイアを留めます。
石留めが出来たら全体を磨いて完成です。

ご依頼を有難うございました。

Pt900サファイア一文字リングから蛇リングへリメイク

 

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マリッジリング(結婚指輪)のご依頼を頂きました。
名古屋駅にあるジェイアール名古屋タカシマヤ内の10階ハンズ「男の書斎」にて、当店販売中の品物をご覧頂いて、ご依頼を決めたそうです。(有難うございます。)
旦那様はPt900、奥様はK18YGでの素材をチョイスです。

素材は直ぐに決まったのですが、デザインは後日という事になりました。
そして、メールで送って頂いたのがこのメモです。
デザインを描くのに綺麗に描いて頂く必要は無く、簡単なメモで構いません。それを具現化するのが私達の仕事です。
なので、希望のデザインが全く無いというのが一番困るのです・・・。

マリッジリング デザインメモ

 

このメモデザインから、ワックス樹脂で型を作って見て頂きました。(素材を決めて頂いた際に、リングサイズと凡その幅を決めて頂きました。)
実際に指に嵌めて頂いて様子を見て頂きましたが、ワックス樹脂は滑りが悪いので割れてしまう事は想定済みです。
角の丸み具合やその他の装飾等、細かい部分を打ち合わせさせて頂いて、リング製作作業の段階へ進みます。

マリッジリング ワックス樹脂型

 

複雑なデザインの場合にはワックス樹脂型を作り、石膏に埋没して焼成、空洞になった所へ溶けた地金を流し込んで作る「キャスト(鋳造)」で製作します。
ただ、今回の場合は、地金を削って手作りで作っていきます。

まずは、地金。K18を溶かして塊にして、ローラーで伸ばして棒状にします。

K18YG地金

 

地金棒をローラーで平らに伸ばし、丸めて両端をロウ付け。
平打ちリング状にします。

K18YG平打ち

 

リングを4分割にして、膨らむ部分、交差する部分に印を付けてメビウス状に線を描いてカット。
交差部分は中央に分岐線を入れず、そのまま「X状」とのご指定です。

K18YG平打ちから指定デザインへカット

 

Pt900素材の方も同じように作業をします。

Pt900オーダーメイドマリッジリング

 

両素材とも細かい部分を削り、仕上げをすれば完成です。

ご依頼を有難うございました。

Pt900、K18オーダーメイドメビウスデザインマリッジリング

 

*駐車場は店舗1Fスペースのみです。
店舗隣は当店駐車場ではありません。
また、ご来店時は路上では無く駐車スペースへお願い致します。

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新年あけましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。

毎年正月休みになると妻の実家の新潟へ帰省しています。
今年は色々と重なり、妻一人だけ実家へ帰省していました。

その期間、毎年の如く友人たちとスキーに行きますが、今年は1月3日に長野県木曽町の木曾福島スキー場に行ってきました。
元旦に行った友人から3日に一番上のコースがオープンすると情報を貰ったので、この日に合わせて行ってきました。

今年は暖冬という長期予報が出ている事もあり、雪は例年より少なめ。
ただ、ここのスキー場は数年前に新型の人工降雪機を導入した事もあって、何とか頂上のコースから滑る事が出来るようになりました。

ところが・・・

スキー場に行く道中、スキー場でも、元旦に起きた能登半島での地震の話題が出てきます。
地震が起こらなければ羽田空港での航空機事故も無かったでしょう。
名古屋でも揺れましたし、妻の話では新潟でも経験がない位の揺れだったそうです。
しかも、元旦の夕方・・・神様仏様が居るのか分かりませんが、元旦そうそう、意地悪だなと思いました。

災害に遭われた方にはお見舞い申し上げますと共に、少しでも早い復旧を望むばかりです・・・。

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2023年、年内の営業は終了しました。

明日28日(木)から来年1月4日(木)まで休業させて頂きます。
この間、お問い合わせにはお答えが出来ません、ご了承下さい。
年明けは1月5日(金)から通常通りの営業になります。

尚、休業期間中にメールにてお問い合わせ頂きました方には、1月5日(金)以降に順次ご返信致します。

今年も多くのご依頼を頂きまして有難うございました。

良いお年をお迎え下さい。

 

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ヒスイを使ったステーションネックレスをお預かりしました。このネックレスは、以前に当店でお作りした品物です。
このネックレスのヒスイパーツ部分を固めてリングにして欲しいとのご依頼を頂きました。

ステーションネックレスをリングへ

ただ、このままパーツだけをカットして作る事は出来ません。
バーナーで熱を加えるロウ付け作業を伴いますので、石を外さなければ作業が出来ません。
また、枠がフクリン枠なので石を外す事が出来ず、全てを一から作る事になりました。

まず、石を外して改めてフクリン枠を作ります。
枠が出来たら、リング部も作ります。

ステーションネックレスをリングへ

次にフクリン枠をくっ付ける作業をします。
フクリン枠どうしを付けると枠間に隙間が殆どなくなり、石留めが困難になります。その為に薄い板を枠間に挟み込んで僅かな隙間を作って集めていきます。
ただ、枠を何処にどう配置するのかで悩みました・・・一番見た目が可愛らしい位置にしました。(したつもり・・・)

枠どうしのロウ付けが出来たら、リング部を取り付けます。
話が前後しますが、フクリン枠どうしの接合時に、中央が凹み、外へフレアーするように接合しました。

ステーションネックレスをリングへ

全体を磨いて石留めをします。
石留めの際、フクリン枠を外側が浮いてしまうので、熱を加えると柔らかくなるモデリング樹脂で全体を固めて石留めの際に歪みが出ないようにします。

ステーションネックレスをリングへ

石留めの際に叩いて凸凹になったフクリン枠のヘリを整形し、全体を磨いたら完成です。

ご依頼を有難うございました。

ステーションネックレスをリングへ

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オパールの入ったリングとペンダントトップ(もしくはブレスレットのリメイクした残り)を利用して、新しくペンダントネックレスを作って欲しいとご依頼を頂きました。

楕円形を横向きにしたペンダントネックレス

通常、こうした楕円形のルースを使ったペンダントトップは縦長にして使う事が殆どです。
ただ、今回は楕円を横長にして、その片端に一番大きいメレダイヤをフクリン枠で配置して欲しいとのご希望です。

まず、枠から石を外します。
そして、フクリン枠をそれぞれ作ります。オパールは板を曲げてロウ付けをして組み立て、メレダイヤは0.03ct程でしたので棒状の塊を旋盤で削って枠を作ります。

楕円形を横向きにしたペンダントネックレス

枠が出来たら、枠どうしをロウ付けして合体。
チェーンは、小豆タイプを中央でカットして二点吊りにします。
チェーンを二点吊りにする位置は、枠の中心(センター)ではなく中心から少しずらして配置します。
こうする事で、ペンダントトップ部が裏返しになってしまうのを防止出来ます。
全体を軽く磨いて石留め。

楕円形を横向きにしたペンダントネックレス

石留めが出来たら、全体を磨いて完成です。

ご依頼を有難うございました。

楕円形を横向きにしたペンダントネックレス

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フープピアスの修理のご依頼を頂きました。
ピアスポストが根本から折れています。

フープピアスのポスト修理

修理は、まず同じ線径のK18YGの針金を用意します。国産の場合は標準サイズが0.75mmです。
この針金の端を万力で挟んで潰します。潰した箇所が可動部の根本になります。

フープピアスのポスト修理

次にフープピアスに残っている折れたポストの根本をカット。
ポストのジョイントに使うシャフトも同じ針金を使って、今度は端を溶かして丸くし、平らに削って釘状にします。コレを差し込んで反対側は金槌で叩いて潰して留める構造です。

IMG_5327

蝶番部を整形して磨けば完成です。

フープピアスのポスト修理

丁度同時期に他のお客様からもフープピアスのポスト修理のご依頼を頂きました。
こちらは、ポストが直線では無く波打ったタイプ。

フープピアスのポスト修理

このままロウ付けしてもまた折れてしまうので、上記と同じように作り、ピアスポストは曲げて整形をします。
この折れたピアスポストは少量ではありますが、買取りをして修理代から差し引きをします。

お二方のお客様、ご依頼を有難うございました。

フープピアスのポスト修理

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ダイヤの立爪リングのリフォーム(リメイク)のご依頼を頂きました。
立爪リングは、古い年代の爪が大きなデザインでは無く、現在でもある小爪のタイプです。

立爪リングを取巻きリングにリフォーム

このリングをちょっとゴージャスにしたいとのご希望です。
そこで、メレダイヤを取巻きしたデザインをご提案して、スタートです。

まず、ダイヤを外して回りにメレダイヤを並べて一番バランスが良いメレダイヤの大きさと個数を決めます。センター石は0.8ct台ですが、メレダイヤは1ピースが0.01ctにしました。
各ダイヤが乗る箇所を作り、リング部を作って合体ロウ付け。

立爪リングを取巻きリングにリフォーム

爪とリングのロウ付けが完成したら、腕(リング部)にもダイヤを入れるので、穴を開けて爪を作ります。
そして石留めに入ります。
まずは、腕部の石留めから。

立爪リングを取巻きリングにリフォーム

続いて、取巻き部分のメレダイヤ石留め。
石が乗る爪は円盤状になっているので、リングを固定している器具から浮いています。
メレダイヤはタガネで叩いて留めますが、支えが少ない為にグラグラと動いてしまう事と、留めている内に円盤部が曲がってしまわないように、樹脂で固定して石留めをします。

立爪リングを取巻きリングにリフォーム

続いて、センターのダイヤを留めます。
固定具から外し、仕上げ磨きをすれば完成です。

立爪リングを取巻きリングにリフォーム

横からのデザインはこのようにしました。
ご依頼を有難うございました。

立爪リングを取巻きリングにリフォーム

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ペンダントトップをリングにして欲しいとのご依頼を頂きました。
ペンダントトップは真鍮素材のような枠にはまっています。

ペンダントトップをリングへリメイク

スモークの水晶のような石ですが、石のサイズが25×20mm程あり、リングにするには結構な大きさ。しかも、サイズが11号とこのタイプの石を使うにはリングサイズが小さいです。
(ご依頼のお客様は男性で、小指にはめられるとの事)
ご希望の素材はシルバー925ですので、今回はキャスト(鋳造)で作る事にしました。

まず、石を外します。
その石に合わせてワックス樹脂を削って原型を作ります。
石の厚みもそれなりにあるので、高さはギリギリに削ります。

ペンダントトップをリングへリメイク

原型が出来たら、キャスト。
そして、サイズを出して、全体を磨いたら石留めです。
リング幅に対して石留め用の取付具が合わないので、モデリング樹脂(熱を加えると粘土のように柔らかくなる樹脂)を使ってリングを固定して石留めをしました。

ペンダントトップをリングへリメイク

爪の部分を整形して、全体を磨いたら完成になります。

ご依頼を有難うございました。

ペンダントトップをリングへリメイク

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K18WG製のテニスブレスレットの長さと金具の調整のご依頼を頂きました。
ブレスレットの長さを3コマ外して欲しいとのご希望です。

K18WGダイヤテニスブレスレットの長さと金具調整

金具は、裏側の枠が曲がっているほか、留め金具の締りも悪いので、この部分も調整をします。

K18WGダイヤテニスブレスレットの長さと金具調整

まず、コマを3コマ分外します。
板がループ状になっているので、ココを削って外します。

K18WGダイヤテニスブレスレットの長さと金具調整

ループの接続板は削ってしまうのでこのままでは接続が出来ません。
板を足して長くし、それを丸くして連結をしてロウ付けをします。
次に変形した金具と留め具の調整。

最後にホワイトゴールド製ですのでロジウムメッキ処理をして完成になります。

ご依頼を有難うございました。

K18WGダイヤテニスブレスレットの長さと金具調整

K18WGダイヤテニスブレスレットの長さと金具調整

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阪神タイガース!

アレ(リーグ優勝)のアレ(日本一)、おめでとうございます!

日本シリーズのテレビ中継を見ていましたが、今年はとても面白かったです。
3勝3敗で最終戦、阪神もオリックスもどちらも譲らない試合は見ていてハラハラドキドキでした。

ココに私も応援している中日ドラゴンズが居たとしても・・・ちょっと勝てそうもない感じがしましたね。素人目でも結構な差があるように感じます。
ただ、数年後には日本シリーズに絡むようなチームになって欲しいです。

38年ぶりの日本一だそうですが、前回の日本一の時は私は高校生でした。
そう言えば、同級生に熱狂的な阪神ファンが居た事を思い出しました。
彼、今はどうしてるかなぁ~・・・?

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プラチナのダイヤ一文字リングのオーダーを頂きました。
一本はPt900の一文字リング、もう一本は中石を外したPt900リングです。
リフォーム(リメイク)後のリングも一文字リング。

現在お使いの一文字リングはお気に召さない箇所がありました。
それは、ダイヤが入っている箇所とリングに段差がある事。もう一点は指にはめた時に指の横までダイヤが無く、地金部分がある事。
この二点を埋める為に、中石を外したリングからダイヤを移植し、リングの段差を無くすのが目的です。

一文字リングのリメイク

まずは、石を外します。
一文字リングの方は正方形に近いプリンセスカット、中石を外したリングの方の石はバゲットカット。
正確には石のカットは違いますが、中央部分から左右対称に配置をしますのでデザイン的には分からないと思います。

一文字リングのリメイク プリンセスカットとバゲットカット

枠はワックス(樹脂)を削り、キャスト(鋳造)で作ります。
一文字リングの場合は、ダイヤとダイヤのチリ合わせが重要になります。

一文字リングのリメイク

キャストが出来たら、再度ダイヤの位置を合わせる為に枠を削ります。
キャストの場合、ちょっとだけ枠が縮むのでこの最後の調整が必要となりますし、ココでピッタリと合わせる事が最重要です。
また、画像のダイヤをご覧頂くと判りますが、ダイヤの高さが違います。
プリンセスカットやバゲットカットの場合は、上から見た時の大きさは同じでも高さが違うのは常なので、リングにダイヤをセットした時の上面を合わせるのも難しい作業となります。
(ラウンドブリリアントカットは、高さがほぼ同じなのでセットが楽なんですよね・・・)

一文字リングのリメイク

ダイヤのセッティングが出来たら、石留めです。
石留めは外の板状の爪を慎重に叩いて留めますが、プリンセスカットは角が欠けやすいのでココも慎重に作業をします。
(ダイヤが黄色く見えるのは、石留めの際に石が踊らないようにグリスを塗ってあるからです)

一文字リングのリメイク

石留めのが終わったら叩いた爪の部分を整形して、最終磨きをすれば完成です。

ご依頼を有難うございました。

一文字リングのリメイク

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シルバー製のジッポライターケースのカスタマイズのご依頼を頂きました。
一緒にお預かりしましたブローチをケース(下部)にロウ付けして欲しいとのご希望です。

シルバー製ジッポライターのカスタマイズ

ブローチの裏側の金具をカットして削り取り、裏側を平らにします。
このままケースに乗せてロウ付けとなるのですが、ケースがハンマードフィニッシュ(槌目)になっているのでブローチとの接合をべったり付けるという事は出来ませんので部分付けとなります。(事前にお客様にはお伝えをしてあります。)
また、ケースの角が丸みがある形状なのでブローチの角が少し浮くようになります。これも考慮して出来るだけ強度が保たれる程度はロウ付けをします。

シルバー製ジッポライターのカスタマイズ

黒染めをして、磨けば完成になります。

ご依頼を有難うございました。

シルバー製ジッポライターのカスタマイズ

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田崎真珠のピアスの修理のご依頼を頂きました。

田崎真珠 ピアスの修理

真珠の根本にあるK18のパーツが無くなっています。
使っている内に飛んでしまい無くなったのだそうです。

田崎真珠 ピアスの修理

お預かりしましたが、構造が今一つ判りません。
石が入っている側にピアスポストが付いていて、パール側はキャッチの組合せになっています。パールの中にはシリコンゴムが入っていて、ここにピアスポストが刺さって留まる構造です。
ただ、シリコンゴムがパールの口まであるので、K18のパーツが入る余地がないのです。

この部分の構造をあれこれと探っている内に・・・構造判明。
シリコンゴムの位置が飛び出しているだけでした、思っていたより判りやすい構造でした。

K18素材でパイプを作ります。
田崎真珠 パールピアスの修理

パイプを段差に削り、角を丸くして磨き、それをパールに接着します。
これで完成です。パーツが小さいので見た目には殆ど分からないと思います。

ご依頼を有難うございました。

田崎真珠 パールピアスの修理


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Pt900素材のリングリフォーム(リメイク)のご依頼を頂きました。
中石は綺麗なオーバルサファイア、リング部分にはメレダイヤが彫留めされています。
このリングの石を使って、土台となるリング部分をメレダイヤの取巻きデザインに作り替えて行きます。

Pt900ダイヤ取り巻きサファイアリングのリフォーム

 

まずは、サファイアの石枠を作ります。
爪は4本爪。

Pt900ダイヤ取り巻きサファイアリングのリフォーム

 

次に周囲に入るメレダイヤの取巻き部分を作ります。
作り方は色々ありますが、今回は厚板を切り抜いて整形して作って行きます。厚板は、切り抜いた後に叩きだして少し膨らみを付けてから整形します。こうする事でメレダイヤの配置が平らでは無く、少しだけ外側に角度を付ける事が出来ます。
取り巻き部分が出来たら中石の枠と合体させて、ロウ付け。ちなみに、中石の枠と取り巻き部分の輪との間は、少し隙間があるデザインです。

Pt900ダイヤ取り巻きサファイアリングのリフォーム

 

リングの腕となる部分は上下二股に分かれるデザインにして、取り巻き部分の直下と、中石の爪枠の下に設置した輪に接合する形状にします。
こうする事で、強度を保つようにします。

Pt900ダイヤ取り巻きサファイアリングのリフォーム

 

リングが出来たら一度鏡面に磨きます。
そして、メレダイヤの方から石留め。
取り巻き部分の張り出しが大きいので、モデリング粘土で周囲を固定してグラつかないようにしてしっかりと石留めをします。

Pt900ダイヤ取り巻きサファイアリングのリフォーム

 

メレダイヤの石留めが出来たら、メレダイヤの周囲を磨きます。
そして、中石のサファイアを石留め。

Pt900ダイヤ取り巻きサファイアリングのリフォーム

 

石留めが出来たら最後にサファイアの爪を仕上げ、全体を磨きなおして完成になります。

ご依頼を有難うございました。

Pt900ダイヤ取り巻きサファイアリングのリフォーム

 

 

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2023年のプロ野球セリーグの全日程が終了しました。私が応援している地元の中日ドラゴンズは、去年に引き続き最下位・・・。
直前の6位ヤクルトが最終戦の9回サヨナラで勝つとは思いませんでした。

2023年順位

(出典:Yahoo!ニュース)

 

でも、良いんです、今年はちょっとだけ夢を見させて貰えました。
何たって、WBCチームに唯一勝ったチームなんですから。
若手もちょっとずつですが、育ってきてます。
来年も応援します。

 

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