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コイン枠のご依頼を頂きました。
何度もこの日記(ブログ)では掲載をしていますが、今回も天皇陛下御即位記念10万円金貨です。
ある離島からのご依頼です。遠方から有難うございます。

天皇陛下御即位記念10万円金貨

今回はこれまでと違ったのが、ネジ留めにして欲しいとのご希望があった事。
また、フレーム幅を持たせ、その部分に模様彫りをして欲しいとのご希望です。
ネジ留めのコイン枠は、この日記がスタートする以前、10数年前には作った事があります。
ただ、今回のご依頼では更にご要望があり、保護ガラスも付けて欲しいとのご希望です。
こうなると、難易度が高くなります。
上下二分割で合わせ目のズレが無いフレームが必要ですし、厚みもコインとガラスの厚みを計算しなければなりません。
そこで、今回も3Dプリンターを使う事になるのですが・・・ここでトラブル三昧。

まず、どういう訳か、プリンターで造形する際にレジンが綺麗に固まらず、一部造形が抜けてしまう箇所が発生します。気温なのか、それとも造形する際の数値が間違ってるのか・・・?
結局、この原因が突き止められず、レジン量と日数だけを費やしてしまいます。

光造形キャスタブルレジン

また、造形したレジンをキャスト(鋳造)する際も一部でキャストミスが発生してしまい、キャストした地金に気泡が入る鋳巣も発生してしまいました。鋳巣の原因は、レジンを石膏に埋没して燃焼する際の燃焼ミスから起こっているようですが、通常のワックスよりも燃焼時間も長く掛かる事からレジンでの製作は諦める事にしました。
当店は鋳造のみを業務にしている会社のように全自動電気炉があれば良いのですが、手動で温度管理をしなければいけません。一日付きっきりで電気炉の管理が出来ませんから・・・。

ココで登場するのが、以前使っていたCNCフライス。3Dプリンターと近い機械ですが、プリンターは積み足して造形して行くのに対して、CNCフライスは樹脂の塊を削り出して造形して行く機械です。足し算と引き算の違いです。
CNCを制御するアプリで図面を引き直し、ワックス樹脂の塊からフレームを削り出します。
それをキャスト。キャストは、いつもリングやペンダントの際に使っているジュエリー用ワックス樹脂なので、問題無く品物が出来上がりました。
ご依頼があった際に、3DプリンターでダメだったらCNCで・・・と、一応は算段をしていたので、品物が出来ないという事は回避出来てホッとしました。

CNCフライスで削り出したワックスをキャスト

キャスト後はコインが嵌る箇所、ガラスが嵌る箇所、それぞれを少しずつ削り、合わせて行きます。厚みもこの時に合わせます。

フレームが出来たら、ネジを作ります。ネジもK18YGです。
太めの針金を作り、ダイスと言うネジ切りの工具を使ってネジを切ります。

K18YGネジ作り

ネジ部が出来たら、ネジの頭を1mm程残してカット。カットした頭の部分にはノコギリで線を入れてマイナスドライバーが入るようにします。こうしてネジ完成。ネジ部は直径1.4mmです。

K18YGネジ作り

フレームの方にもネジ穴を開け、こちらはタップと言うネジ切りの工具を使ってネジを切ります。
ネジを一旦締めて合わせ具合を確かめます。
そして、ネックレスを通すバチカンをロウ付けします。バチカンを取り付けたフレーム内部には小辺をロウ付けして補強としました。使用の際は、この部分が一番力が加わりますから補強があった方が良いとの判断です。

コインフレーム部分完成

そして、フレームは模様彫りの為に外注の職人さんへ。
戻ってきたら、仕上げ磨きをして完成になります。部品は以下の構成です。
ガラスは、お客様のご希望で傷が付きにくいサファイヤガラスです。

K18YGコイン枠 部品完成

ガラスとコインを嵌める際、どうしても合わせ面が発生してしまいます。地金の塊を全自動で削り出してフレームを作るのであればそうした事は起きませんが、手作業部分がありますからね・・・この点は仕方ありません。
なので、位置合わせの為の印をフレームの横面に付けました。この印に合わせてネジを留めて貰えればピッタリと面が揃います。

コイン枠の合わせ印

こうしてコイン枠が完成しました。
表裏は、以下です。
ご利用を有難うございました。

K18YGネジ留めコイン枠

K18YGネジ留めコイン枠

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昨日の始業前です。
区役所へ行き、やっとマイナンバーカードの受取りが出来ました。

区役所の開庁時間が8:45だったので、8:40頃には役所へ到着。
マイナンバーカードの受取り順は2番でした。

開庁をすると、直ぐに呼ばれ、書類に名前を記載。
免許証とマイナンバーの通知カードと郵送してきたハガキを渡し、番号札を渡されて数分待たされます。

そして、札番号を呼ばれて案内されたのは、タッチパネルのあるブース。
番暗証番号を自分でタップしてカードに記録するのですが、ああ、コレが手間取って時間が掛かる訳なのか・・・そう、思いました。暗証番号(2種類)を3回押し、最後に確認ボタンを押してやっと終了になるのです。

引き取りは必ず本人が役所へ出向く必要があります。
この時、家族単位で窓口へ出かけると、ココで時間がタップリとかかるのです。
今回、私が受取りに掛かった時間は最初に窓口に呼ばれてから10分は掛からなかったと思います。

先日、役所へ勤めている知り合いにこの事を話をしたら、手続きの重複はなかなか直せないねぇ・・・。
と、言っていました。
前回も書きましたが、コレを変えられる人って、誰なんでしょうか・・・?

 

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今回は、ブレスレットの修理のご依頼です。
プラチナとゴールドのコンビネーション素材で、細い針金で組み合わせた形状のブレスレットですが、K18の針金が折れて飛び出してしまっています。

Pt/K18コンビネーション素材ブレスレットの修理

まずは、この飛び出た針金を元に戻さなければいけません。
このブレスの構造は、丸い輪の中心を潰して∞の形(8を横にした形状)にし、それを半分に折り曲げて同じ素材どおしを組んでいます。この構造になるように、飛び出た針金を元の位置に戻します。
そして、折れた部分をロウ付け。

ブレスレットの修理 K18の針金部分をロウ付け

ロウ付けが出来たら、後はこのロウ材を削って整形して磨くだけ。
今回の修理は、構造を理解して元に戻すまでが重要な箇所になりますね。

ご依頼を有難うございました。

Pt/K18コンビネーション素材ブレスレットの修理

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先日の日曜日の出来事です。

区役所へマイナンバーカードの引き取りに行ってきました。
作れ作れと行政から言われ続けていましたが、私もやっと重い腰を上げた訳です。

ところが・・・
結局、この日はカードを受取れず・・・。
と、言うのも、当日は私もある予定があり、受取りに時間が掛かった事で私の順番が回ってきたもののキャンセルをしました。

当日は平日では無く、月に一度の日曜開庁で混雑をしていました。
開庁が朝8:45、私が区役所に着いたのが9時を少し回った頃。
そして、マイナンバーカードの順番待ちの発券は13番目でした。
ここから、窓口に呼ばれるまで1時間強掛かりました。
そして、それまでの流れを見ていると、窓口で新たに書類に記載をして、その後に本人確認やカードへ暗証番号の打込みをするようなので、更に1時間程待たされているようです。
私も悪かったと思います。行って直ぐに受取れると思ってこの後の予定を入れてしまいましたから。
でも、大事なカードだとは思いますが、何度も何度も書類に記載をしたり確認ごとが多過ぎやしませんか?

私の区の区役所は数年前に新しくなりました。
庁舎は新しくなりましたが、結局は中身は古いまま・・・。
世の中、デジタル化がドンドン進み、民間ではデジタル化は勿論ですが物事がスムーズに回るように順序立てが上手く考えられています。
ところが、行政は何も変わっていません。
直ぐに思い浮かぶのは、コロナ対策のワクチン接種の予約でしょう。1年もあった訳ですが、何も準備が出来て無かった(やっていたのかもしれませんが)ので大混乱。

私も行政の方と少し仕事(ボランティアですが)をした事があります。
ところが、前例が無い事は一切やろうとしない。
コレを変えられる人って、誰なんでしょうか・・・?

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これまでも何度かご紹介していますが、IWCポルシェデザイン時計のチタンベルト関係の修理がここ最近増えてきています。
先月も同時期に2件ありました。これも何度か記載していますが、修理が修理を呼ぶってやつでしょうか・・・?

最近の傾向としては、ベルトバックルの蝶番パイプが外れてしまった物の修理よりも、ベルトのコマを留めているピンの交換修理が多くなっています。

ピンは固着をするとチタンのコマにダメージを与えてしまうので、出来るだけ早く交換するのがお勧めです。
例えば、穴が楕円に広がってしまう物。(上が正常、下が摩耗で穴が広がってしまった物)
本体がこうなってしまうと、修理が出来ません。

ポルシェデザイン時計のベルト 穴の広がり

 

また、ピンが引っ掛かる部分が摩耗してしまうと、ココも修理する事が出来なくなります。

ポルシェデザイン時計のベルト ベルトコマの摩耗

 

固着したピンを外すと、中のバネは錆びて朽ちています。
固着してしまっているので、ピンは削り取るしか方法がありません。

ポルシェデザイン時計のベルト ピンバネの錆び

 

当店ではピンはチタンベルト本体よりも柔らかい素材の洋白材を、バネはステンレスバネ材を使って作っています。
ただ、どちらかが再利用できれば、半分だけを交換しています。ダメージの状況を見て判断になります。
(画像は、ピンは再利用、バネを交換)

ポルシェデザイン時計のベルト ピンバネ交換

 

また、ベルトは全て流れ作業で繋げていくのではなく、ベルトコマの開き具合を確かめながら数コマずつ組んで調整して全体を組み上げています。

ポルシェデザイン時計のベルト ベルトの組み上げ

 

こうして全てが組みあがるとこんな感じになります。
ベルトの開きが気になる・・・と、言う場合はお問合せ下さい。

ポルシェデザイン時計のベルト ベルトの組み上げ完成

 

そして、最後に残念なお知らせ・・・。
バネを作っているステンレスバネ材の在庫が無くなってしまったので、材料を発注しました。
見積りをとったところ、前回(3年位前でしょうか)よりも値上がりしていました・・・。
残念ながら、バネ交換は値上げをするしかなくなってしまいました・・・スミマセン。

まずは、お問合せ下さい。

 

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昨夜5月26日、皆既月食がありましたが、ご覧になられたでしょうか?
私も数年に一度の天体ショーを楽しみにしていましたが、名古屋の空は生憎の曇り今回は見る事が出来ませんでした・・・。

2021-05-26 夜の天気

 

今回の皆既月食は、特別感がありました。
それは、「スーパームーン」と重なったからです。スーパームーンの時は地球と月の距離が通常よりも短くなるので、月が大きく見えます。
コレと皆既月食が重なれば、より楽しめると思ったんですが・・・。
(下の画像は、2018年2月の時の月食のものです)

皆既月食

 

当初は、この皆既月食を夜釣りに行って楽しもうかと思ってました。
釣りと月食を一度に楽しめれば良いなぁ~・・・なんて。

ただ、よくよく考えてみると、満月でスーパームーンが重なるという事は辺りはかなり明るく照らされる事になります。個人的には、この満月の時って余り良い釣り(沢山釣れた)が出来た記憶がありません・・・。
対象魚はシーバス(スズキ)を釣りに行くのですが、この魚は夜行性とまではいきませんが夜の方が活発に餌を獲ります。また、かなり神経質な魚なので、ライトを水面にチラチラ当てるとまず釣れません。
満月なので当然辺りは明るくなる事から、魚は釣れず良い思いをした事が無いのです。
(個人的には、新月側の大潮もしくは中潮の方が好きです)

そこで、釣りは止めて自宅から月食だけを楽しもうと思ったのですが・・・生憎の曇り空、しかもかなり雲が厚い。
雲が薄い場合は、雲が月に照らされて空全体が明るくなってしまうのですが、それもありませんでした・・・。

満月でこんな暗い状況なら、釣りに行っておけば良かった・・・なんて、後悔した夜でした・・・。

 

 

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リングのリフォーム(リメイク)のご依頼を頂きました。
お持ち頂きましたリングは、ダイヤが一列に並ぶ一文字タイプのリングです。
(隣のK18YGリングは下取り品)

Pt900ダイヤリング リメイク前

 

ご希望は現在と同じレール留めのリングですが、変形タイプになります。
上の画像をご覧頂くと判りますが、センター石が大きめ、その両脇の2石はセンター石よりも小さい石になります。
(センター石は、0.6ct程、他は0.15ct程です)
ダイヤの留め方はレール留め風になりますが、この石をぐるりと取巻くフクリン枠風でもあります。(解りづらくてすみません) フクリン留めを繋げたようなデザインです。
ご希望の素材はK18YG、サイズは13号です。

今回は、ワックスを削ってキャスト(鋳造)で枠を作ります。
ハードワックスと呼ぶ硬めのワックス(樹脂)を削り、ご希望の形にします。
忘れてました・・・デザインのバランスを見て、0.1ct程のダイヤを2ピース追加しました。

K18YGダイヤリング ワックス型作り

 

キャストが終わりました。
ワックスから実際の素材に置き換わりましたが、どうしても僅かに収縮します。
このままではダイヤが入りませんので、少しずつ削って合わせていきます。
そして、全体を磨き、石留め。

ダイヤ石留め

 

爪を整形し、仕上げ磨きをすれば完成になります。
このデザインもレール留めやフクリン留めと同じで表面がツルっとしていますので、普段使いにはピッタリですね。
ご依頼を有難うございました。

K18YGダイヤ変形レール留めリング

 

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リングのリフォーム(リメイク)のご依頼を頂きました。
お持ち頂きましたリングは、中石がダイヤのエンゲージリングです。

リメイク前 ダイヤエンゲージリング

ご希望は、普段使いに出来るリング、旦那様のリングも一緒にお作りをするペアリングです。
ご希望の素材は、奥様がK20PG、旦那様がK18WG。

当店のピンクゴールドはK20です。ピンクゴールドの場合、ゴールドに混ぜる素材は銅になるのですが、K18にすると凄く硬くなる半面、製作中など何度も熱を加えると素材にヒビが入ってバラバラになってしまうのです。(この為、ネックレス以外の持ち込み修理やサイズ直しはお断りをさせて頂いております)
他店の場合は銅の他にパラジウムやプラチナを混ぜてバラバラになる事を回避しているのですが、白い素材を混ぜる為に色が少し淡くなるローズピンクとして販売されている事が多くあります。
そこで、当店は純度をK20まで上げてヒビが入る事を回避しています。ただ、その反面、純度が高くなるのでK18よりお値段が高くなります。但し、他店で扱うプラチナやパラジウムを混ぜても値段が高くなりますので、結局は同じような値段になります。当店ではアフターサービスが出来るように、K18では無くK20でお作りをしています。
ちなみに、当店のK20PG、赤みが強いのでピンクゴールドとは呼んでいますがレッドゴールドとも言えるような色合いいなりますので、K18YGとの色合いの差がハッキリと出来ます。(硬さはK18YGとほぼ同じ程度です)

さて、リング製作をしていきます。

ダイヤを枠から外し、まずは奥様のリングの石枠を作ります。石枠は普段使いに良いフクリン枠です。
ピンクゴールドの場合、ロウ付けの際に使うロウ材はピンクゴールド用を使うのですが、このピンクゴールドロウ材が曲者なのです。切れ目に流れ難く、ロウ材の溶ける温度が結構高いのです。出来ればロウ付けを何度もしたくありません。(汗)
そこで、フクリン枠は塊から削り出す事にしました。旋盤の出番です。
ダイヤは0.3ct強。

フクリン枠を旋盤で削り出し

次にリングの輪の部分(腕)を作ります。
ローラーで素材の塊を伸ばしていき、ご希望のデザインに曲げていきます。今回は当店店頭の見本の中からお選び頂いたS字のリングの真ん中にダイヤを取り付けたデザインです。リング幅は4mm。サイズは14号。

K20PG リング加工

リングの中央に溝を入れ、両側を丸く削ります。丁度、甲丸リングを2本合わせたような形状です。
リングが出来たら一度下磨きをして、フクリン枠とロウ付け。

K20PG リングと石枠をロウ付け

石枠の横に穴を開け、四角い窓を作ります。
そして、リングを磨いたら、石留めをします。

K20PG ダイヤ石留め

石留めの際はタガネと呼ぶ工具を使って留めますが、石の大きさが爪の形状により使うタガネを変えます。
今回の場合は、画像の真ん中のタガネを使います。
この作業の場合、大を使うと爪以外の部分に当たって傷が付いてしまいますし、小を使うと均一に叩けず打った部分が段々になるので後から整形をする際に綺麗にし辛くなります。
このタガネ、ジュエリーの工具店で販売していますが、形状は自身で削って作ります。使い勝手が良いように用途ごとに違った形状になります。職人ごとに違った形状にもなりますね。

石留めタガネ

石留めをした爪を磨き、全体を磨いたらピンクゴールドの作業は一旦終了。

旦那様のリングを作ります。
素材はK18WG、ホワイトゴールドですが中に混ぜている素材はパラジウムと言うプラチナ属の金属です。シルバー色ですが、色合いがガンメタ色になって独特な色合いです。この素材、ホワイトゴールドですがメッキをせずにお渡しが出来ます。
ホワイトゴールドはこの他にニッケルを混ぜた素材もあります、素の色はベージュっぽいシルバー色。一般的にホワイトゴールドで販売されている物は、このニッケルバージョンになります。ただ、ニッケルがアレルギー反応のある素材ですので、出来ればメッキ(ロジウムメッキ仕様)にした方が良い素材です。(一般的に販売されているホワイトゴールドは、メッキ処理をしているのでプラチナ色をしています)

話を戻しまして・・・

旦那様のリングも奥様のリングと同じデザインで、ダイヤが無いデザインになります。サイズは15号。
このリングも手作業で作ります。

ペアリング ホワイトゴールドバージョン

旦那様のリングが出来たら、両方の内側にメレ石を留めます。
石は、ガーネット2ピース、アメジスト1ピース、ルビー1ピース。それぞれ、お子さんの誕生石だそうです。
生まれた順番に石を留めます。

誕生石 リング内側へ石留め

最後に仕上げ磨きをすれば完成です。
ご依頼を有難うございました。

K20PG、K18WGペアリング

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2021年のゴールデンウイーク、終わりました。
今年も去年と同じコロナウイルスの影響から緊急事態宣言が発出された中での連休となりました。
去年とは違い、ウイルスも変異した中での休みだった訳ですが、1年経って同じように振り回されてるって・・・偉い方々は何をしてたんでしょうか。そんな気持ちを抱いている方は多いと思います。

さて、我が家ですが・・・何処にも行ってません。
ただ、何もしないと言うもの程退屈な事はありませんね。
そこで、日頃しない(出来ない)事をしようと、作業場の工作機械のし辛いメンテナンスと、店頭に置いてある水槽の大掃除をしました。
水槽は大小(90cmと30cm)ありますが、どちらも水替えもせず1年半程放置しています。(汗)
どちらも水質は安定させる為にフィルターを設置してありますので、減った分だけ水を足すだけなのですが、さすがに薄っすらとガラス面にコケは生えてきていますし、中の水草も茂り放題なので間引きが必要になってきました。

水を抜きつつ、ガラスを綺麗に掃除し、水草を適度に間引いて掃除開始。
中の水草は全部本物です。この水草は魚の糞を栄養源(実際はバクテリアが分解した栄養分を吸収しています)になっています。ですので、水草を間引き過ぎると水が富栄養化してしまい、不要なコケが発生する原因になります。
間引きは適度に・・・。

水槽内の水草間引き

 

暫くぶりの大掃除です、トラブルが起きない訳がありません・・・。
今回もやっぱり、トラブルが・・・。
水槽の水を抜く際に熱帯魚用のチュウチュウポンプを使うのですが、劣化していたようでポンプの押す部分が割れてしまいました・・・。
仕方ないので、ホースの片側を水槽に突っ込み、反対側に口を付けて吸う方法(サイフォンの原理)で水を出しました。長年水替えをしてきているので、この程度のトラブルは慣れています。水を吸った直後に水面よりもホースを上げれば口まで水は上がってきませんし、飲む事もありません。(笑)
しかし、このチュウチュウポンプ、熱帯魚用のは何気に結構な値段します・・・。灯油用のポンプを改造して作ろうかなぁ~・・・。

チュウチュウポンプ・・・割れました

 

水草の間引きが終わったら、水の注入。
水は水道水を使いますが、熱帯魚用の浄水器を接続して注水します。水道水内の細かいゴミとカルキを取り除いてくれる便利なアイテムです。この浄水器、人用と何が違うのか判りませんが、処理速度が素晴らしくホースから水を流しているのと変わらないスピードで注水が出来ます。

浄水器で水槽に水を注水

 

こうして水槽はスッキリと綺麗になりました。水草はゴチャゴチャですけども・・・。
これでお客様をお出迎え出来ます。
ライトは吊り下げ式ですが、2年程前にメタルハライドランプ(水銀灯)からLEDに交換しました。
色温度だけ気を付けましたが、光量は変わりませんし熱量も減りました。それより電気代はかなり違います。

90cm水槽 水替え完了

 

30cmの水槽の方も、水替えと水草の間引き。
こちらは、フィルターからの水の出方が少なかったので、フィルターの掃除もしました。
こちらもスッキリです。

30cm水槽 掃除完了

 

 

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リングのリフォーム(リメイク)のご依頼を頂きました。
お持ち頂きましたリングは、ヒスイが中石、周りにメレとテーパーダイヤを取巻きにしたデザインのリングです。

ヒスイ取巻きリング

 

取巻きが二重になってボリュームがあるので、お出かけの際に使いづらいとの事。
この中石のヒスイをセンター(中石)に、メレダイヤを数個使い、メレを横一例に並べてスリムなデザインへ作り直します。

まずは、ヒスイの枠作り。
土台を作り、その四隅に針金をロウ付けしてヒスイの枠を作ります。
話が前後しましたが、素材はPt900です。

ヒスイの枠作り

 

次にリングの輪の部分(腕)を作ります。
メレを4ピース一列に並べたデザインです。石枠はフクリン留めで、留める際にミル打ちをします。
ただ、石が0.015ct(直径約1.75mm)と小さいのでフクリン枠を少し厚めにします。
このフクリン枠に甲丸形状のリングをロウ付けして、リングが出来上がります。
(今回、テーパーダイヤは使いません)

リングを下磨きしたら、メレダイヤを留めます。
メレを留め、爪の部分に粒状のミルを打っていきます。

メレダイヤ枠ミル打ち

 

ミル打ちをしたあと、メレダイヤの枠部分を磨き、最後にセンターにヒスイを留めます。

センター石 ヒスイの石留め

 

最終磨きをすれば完成になります。
普段使いも出来るスッキリしたデザインになりました。

ご依頼を有難うございました。

Pt900ヒスイ・ダイヤリング

 

 

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シルバー製ブレスレットの金具修理のご依頼を頂きました。
金具内部のバネが折れていて爪が戻らない状態です。

通常、こうした際は汎用の金具(引き輪、フック、カニカン)に交換となります。
ただ、今回は金具がブレスレットのデザインと統一されており、汎用金具が使いづらい状況。
お客様とご相談させて頂き、中のバネを交換する事にしました。

金具をバラしてみました。
こうした金具は大抵の場合、二つのタイプに分かれます。
一つは外のケースと爪に穴が開けられていてシャフトが貫通してる物。もう一つは、爪にシャフトが付けられていて外ケースの内部に穴が開いているタイプ(シャフトがケース側に付いている場合もあります)。後者の場合は、ケースを開いて爪を入れ、ケースを潰して爪を固定するタイプです。(説明が判り辛くてスミマセン・・・)
今回の場合は、後者のタイプでケース内側にシャフトがあり、爪に穴が開いている物でした。このタイプの場合は、金具にシャフトが通る貫通穴が無いので、よく観察すると判ります。

シルバーブレスの金具修理

 

これまでの経験では、バネが折れる頃になると内部のシャフトも摩耗が進んでいる場合が多くあります。
今回もやはり摩耗が進んでいて、爪の引っ掛かりがかなり少なくなっていました。
コレはご依頼の際に予想されていたので、別の構造(上記説明文の前者)にする事をご相談させて頂いていました。(摩耗した内部のシャフトを修理する事は出来ません)

まずは、ケース内部のシャフト(出っ張り)を削ります。
そして、その部分に貫通穴を開けます。ココにシルバー線を挿し込んでシャフトにします。

シルバーブレスの金具修理 シャフト交換

 

次にバネを作ります。バネ材はスチール線(ピアノ線)。
バネを仕込んだ爪をケースに入れ、シャフトを挿し込んで爪の開閉具合を確認。
スムーズに動く事を確認したら、シャフトを適度な長さにカットして両端を叩いてカシメをすれば出来上がりです。
最後にサッと磨いて完成。
汎用金具への交換よりは修理代は高くなりますが、デザインは崩さずに修理が出来ます。
まずはお問合せ下さい。

ご依頼を有難うございました。

シルバーブレスの金具修理

 

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時計ベルトの長さ調整のご依頼を頂きました。
時計はパテック フィリップです。
現在は、革ベルトが使われていますが、コレをK14ゴールドのベルトへの交換です。

パテック フィリップ 鎖ベルトの長さ調整

 

K14素材のベルトは楕円のクサリを繋いだ形状です。このクサリにシャフトがロウ付けされている構造ですので、端のロウ付けを削り取り、新しいシャフトを挿し込んで端でロウ付けする作業になります。

長さは革ベルトの長さが丁度との事ですので、それに合わせてシャフトを削り取る位置を確認します。
長さを合わせる為に、両方のベルトから数コマずつ外します。
そして、新しいシャフトを挿し込みロウ付け。

パテック フィリップ 鎖ベルトの長さ調整

 

シャフトの出っ張った部分をカットして端面を整形、ロウ付け部分を磨き、全体を軽く研磨すれば完成です。
革ベルトよりこっちのベルトの方がデザインがマッチしていてカッコいいですね。
ご依頼を有難うございました。

パテック フィリップ 鎖ベルトの長さ調整

 

 

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4日土曜日、今シーズン最後のスキーに行ってきました。
場所は木曽エリアにある開田高原マイアスキー場。

周辺のスキー場は3月末で営業を終えていて、標高が高いマイアかおんたけ2240しか開いていません。なので、この日は少々混雑気味。ただ、リフト待ちも最大で5分程度ですので、全く問題無し。

朝一番は曇っていましたが10時頃になると雲が減り、直上の御岳山も綺麗に見えるようになりました。

開田高原マイアスキー場 第二高速ペアリフト上にて

反対側の乗鞍も綺麗に見えます。
この直後の斜面、通称二丁目のバーンは斜度35度近くありますが、この日は雪も緩み少々ボコボコ・・・。小回りで刻まないと飛んで大変な事になりそうでした・・・。

開田高原マイアスキー場 乗鞍を望む

3月に入ってからの暖かい日々が続きましたが、標高の高い3月末では何度か冷え込みあったので雪積がありました。ただ、標高の高いマイアでもこの日はさすがに雪は緩んでいました。
木曽福島スキー場の年パスを持っている友人から聞いた話ですが、木曽福島スタッフから今年の3月の暖かさは経験が無い程だった言われたそうです。(木曽福島スキー場は、3/28までの営業を3/20に切り上げて終了しました)
下のエリアは午前中でもシャーベット、上部は午前の数本滑った後からはかなり荒れが目立つ状態でした。
息子たちは、春休みのダラダラした生活が祟り、昼まで足がもたなかったですね・・・。早々に撤収。
私達もお昼位までが限界。それ以降も滑る事は出来ましたが、気持ちよく滑る事が出来ないと判断して、昼飯時でスキーを終えました。

お昼は、これまでと同様に、キャンプ道具を持ち込んでカップラーメンとパンで昼食。
そのまま、木曽福島の街まで下りて、今シーズン初めての「田口氷菓店」でジェラートを堪能しました。今年は緊急事態宣言があったので去年末からお休みをされていました。3月20日頃3月12日から営業を再開されていたので、ジェラートを買いに寄ってみました。
この日は、抹茶とさくらのダブル。両方共に和テイストにしたので相性バッチリ。旨かったです♪

田口氷菓店でジェラート

今シーズンのスキーは、これで終了です。
我が家は息子の受験があったり、コロナの影響があったりと、例年よりも少なく5回のスキーで終わりました。
特に、雪が豊富にあった1月に殆ど行けなかったのが悔やまれます。
恐らくではありますがこの秋には私達の年代にもコロナウイルスワクチン接種があるでしょうから、来シーズンはこれまでは動きやすくなると思いたいです。
楽しみな時間は、今年末まで暫しのお別れになります・・・。

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アメジストルースを使ったペンダントネックレスのご依頼を頂きました。
アメジストルースはお手持ちの石で、大きさは5mm×3mm程。
ご希望の素材はK18YG、爪はシンプルな4本爪での固定となります。

 

こうした石枠を作り方は何通りかありますが、手作りで作る際は細長い板をリング状に丸めて作る方法と、厚い板をくり抜いて作る方法があります。他にもキャスト(鋳造)で作る方法がありますが、今回は割愛します。

今回は石が小さく、板を丸めて作るのも少々大変なので、板をくり抜いて作ります。
まず、穴を開け、石が乗る(はまり込む)部分を削り、そこが出来たら外を楕円に切り抜いて石座を作ります。そこに爪をロウ付けすれば爪枠完成。
バチカンを取付け(今回はバチカン直付け)て磨きますが、使わなくなったヤスリの柄を細く削った物に爪を挿してバフ掛けをして磨きます。指で摘まんで磨くと、飛んで無くなる可能性がありますからね・・・。

小さい石枠を磨く

 

綺麗に磨いたら、石留めになります。

アメジストペンダント 石留め前

 

石枠は熱を加えると柔らかくなる樹脂に固定して石留めをします。

アメジストペンダント 石留め

 

石枠の爪と、最終仕上げをしたら、チェーンに通して完成になります。
今回は、小判 線径0.25mm(幅約1mm)、長さ45cm、スライドボール付きのチェーンも当店でご用意致しました。
チェーンは製造メーカーより直接買い付けをしていますので、お安く出来るかと思います。また、例えば44cmなど半端な長さでもご用意出来ます。(チェーンデザインや太さによりまして、お値段や納期が変わりますので、お問合せ下さい)

ご利用を有難うございました。

K18YGアメジストペンダントネックレス

 

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クロムハーツなどのウォレットチェーンに付いているクリップ内のバネ交換のご依頼を頂きました。
通常は月に1件程度の修理のご依頼なのですが、同時期に4件の修理のご依頼。IWCポルシェデザイン時計のベルトバックル修理なども同時期にかたまる事がありますが、コレって修理が修理を呼ぶって事でしょうか?

クリップバネの修理

 

遠方から宅配便でご依頼をされた品物、直接店頭へお越し頂いて受取った品物、いつものように問題無くバネを交換して修理完了。
今回の品物では、他店で修理をし1週間程でバラバラになった品物のご依頼がありました。当店で1週間でバラバラになるような修理だと無料での再修理をしますが、そのお店では・・・。ちなみに、当店が修理をしたバネ交換では再修理で戻ってきた品物はありません。

クイッククリップ バネ交換

ウォレットチェーン バネ交換

 

修理直ぐは若干軋みがある物がありますが、お使い頂いている内に馴染んできます。この軋みを取りたいとCRC等のスプレーを吹きかけるのは出来るだけ避けて下さい。オイルが埃を寄せ付け、この埃が水分を含んでバネの錆びに繋がります。どうしてもスプレーを吹きかけたい時は、ドライタイプのシリコンスプレーがお勧めです。

ウォレットチェーン バネ交換

 

クロムハーツ本物、他社製品、コピー製品、シルバー製であれば修理は承ります。どこ製って事は当店では関係ありません。ただ、構造的に弱いと思われる物は、お客様にご相談をして内部構造を変更させて頂きます。
まずは、お問合せ下さい。

ご依頼を有難うございました。

 

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この週末、当店サイトのデータベースのアップグレードをしました。

データベースと言うのは、当店サイトのようなWeb上のデータを共有しやすいように格納する場所の事を挿します。(余り詳しくは無いのですが、多分合ってるんじゃないかな・・・)

このデータベースは接続スピードやセキュリティーの問題でアップデートされていくのですが、当店が使っているデータベースは古いまま放置してありました。その理由・・・サイトが無くなる(接続エラー)になると怖いからです。(汗)

本家サイトはずっと古いまま放置状態なのですが、日記(ブログ)のソフトウェアは日々アップデートを行っています。この日記の方が当店にとってはお客様への情報発信なので重要なのです。この日記はWordPress(ワールドプレス)と言うソフトウェアを使用しています。このブログシステムはデータベースが古いままでは不都合が出て来るので、アップデートを迫られていたのです。このまま放置ではいかない状況になってきたので、この週末に意を決してデータベースのアップグレードをしました。

データベースのアップグレード自体は問題無く終わりました。
ただ、ワールドプレスを正常に動かす為には中身の一部の書き換えが必要です。この書き換えに失敗すると、ワールドプレスが動かなくなる(接続エラー)になるので、ココが怖いところなのです・・・。

レンタルサーバからのマニュアルに沿って書き換え作業を進めます。
赤色部分を書き換えればそれで済んだ物を・・・。
黄色部分も手を加えてしまったので、「データベース接続エラー」が出てブログシステムは表示されなくなってしまいました・・・。(大汗)

ワールドプレス書き換え

「データベースのユーザー名」なんて記載があるものだから、ココも書き換えが必要なのかと思ってしまいまして・・・。
ココを元に戻して、正常に表示されるようになりました。(ホッ)

これで書き換え終了です。
データベースをアップグレードするとブログなどにアクセスしてから表示されるまでの時間も短くなるそうです。
ただ、エラー表示が出ると汗がドッと出ますね。余りやりたくない仕事です・・・。

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ダイヤを使ったペンダントネックレスのご依頼を頂きました。

以前から何度かご利用を頂いているお客様ですが、前回は三角形に配置したダイヤペンダントトップに1ctのダイヤを1ピース追加して菱形に作り直しました。

K18YG菱形ダイヤペンダント

 

今回は、このペンダントトップにダイヤを更に追加して、I字型に作り直します。

まずは、ダイヤを手配します。ダイヤの大きさを揃えなければいけないので、追加するダイヤも1ct。
1ctクラスのダイヤを3ピース追加します。

ダイヤペンダント 菱形からI字へ

 

菱形ペンダントトップからダイヤを外し、ペンダント枠もバラバラにします。
以前にもご紹介しましたが、石枠は石が大きくなると石の直径と石が乗る枠との直径差が出てくるので、枠どうしを直接ロウ付けする事が出来なくなります。直接ロウ付けすると、石を留める時に石が当たってしまうからです。
これを避ける為に石枠間には柱を付けてロウ付けしますが、菱形に配置する事から柱が2本取付く構造になっていました。
ところが、今回のペンダントデザインはI字形。柱を太めにしないと強度が保てません。今回は柱を太く、また石枠の隙間に柱を突っ込むような構造にして、ロウ付け面積を増やして強度を得ます。

石枠補強の柱

 

石枠は7個になるので、曲がらないようにロウ付けします。少しでも曲がってしまったら恰好が悪くなりますからね。
ロウ付けをしたら、磨いて石留めをしていきます。

I字ペンダント 枠完成

 

ダイヤを留めます。この時、ダイヤのカットの向きも揃えます。ココも重要なポイントです。
そして、順番にダイヤのカラット数の刻印も打ちます。

ダイヤカラット数刻印打ち

 

最後に仕上げ磨きをしたら完成になります。
実はこのペンダント、最終的には十字架にする予定との事なのです。それも考慮して石枠を足せる構造にしてあります。

ご利用を有難うございました。

ダイヤI字型ペンダント 完成

 

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リングのサイズ直しのご依頼を頂きました。

あるお店で購入されたとの事ですが、まずリング素材の刻印が打ってありません。しかも、シルバーにしては色がおかしい・・・黒っぽい色をしているんです。お客様の話では、特殊な素材を使っていると説明されたそうです。素材不明、石がフクリン留めで外せない、またリングには樹脂なのか黒と赤の着色部分があります。コレではサイズ直しは全く出来ません。
お店では、当店のようなサイズ直しが出来る工房に持ち込めば簡単にサイズ直しをやって貰えるよ。・・・と言われたそうです。話がいい加減過ぎて呆れます・・・。

切れないリングのサイズ直し

 

幸いだったのが、サイズ。現行サイズが13.5号、コレを7号へのご希望です。
以前、ここで紹介しました「カットが出来ないサイズ直し」と同じようサイズの差がある場合にはリングを作って内側へ接着する方法がとれます。今回もこの方法を使ってサイズ直しをします。(サイズ差が無い場合には、この方法は使えません)

まずは、シルバー925でリングを作ります。ギリギリにサイズを合わせて作るのですが・・・ココでトラブルが・・・。ご依頼のリング、良く見るとリング内部が真円ではなく、卵型をしているのです。リング上部に隙間が・・・。
作ったリングが真円なので、入れようと削り過ぎるとリング上部に隙間が出来てしまいます。なので、新しく入れるリングも卵型に削る必要があります。

リングの中にスリーブ

 

中に入れるスリーブリングも厚みを削って修正して、何とか入れるように出来ました。少し大き目ですが、この状態で接着。

スリーブリングを接着

 

リング外周に合わせてスリーブリングを削り、見た目を良くする(判り辛くする)為に内側への面取りを多めに削ります。最後に磨いて完成です。

ご依頼を有難うございました。

切れないリングのサイズ直し

 

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少し前の日記にて、指先を糸鋸で切ってしまった失態ですが・・・
お陰様でほぼ治りました。
この日記を見てくれた取引先の方やお客様からお見舞いのお言葉を頂きまして、誠に有難うございました。(声を掛けて頂いて嬉しいやら、ちょっと恥ずかしいやら・・・)

切れた指先・・・その後


さて、先週土曜日、久しぶりにスキーに行ってきました。場所は木曽福島スキー場。
今日(2月22日)は天気が良く、また気温もそれ程寒くないのですが、先週始めから中頃までは滅茶苦茶寒くて雪も降りましたからね。土曜日は少し暖かではありましたが、その恩恵が残ってて雪質は良かったです。
それに、風も強く無くてホント気持ちよくスキーが出来ました。

木曾福島スキー場


スキーは気持ちよかったのですが、結構人出が多くてレストハウスは混雑してました。これを見越して、キャンプに使うバーナーを持ち込んだので、車に戻りお湯を沸かしてラーメンを食べてました。密にならないですし、なにより天候が穏やかで眠そうになりそうでした。

余りに気持ち良かったので体力残量を忘れて滑ってしまい、2日経った月曜日も筋肉痛が残ってしまってます・・・歩くと足に電気が走ります。(汗)
今年は子供達の受験があり、またコロナも絡んでスキーに行きづらい状況。
今シーズンは今回で2日目。今シーズンはあと何回行けるかなぁ~・・・。


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サファイアを使ったペンダントネックレスのご依頼を頂きました。

去年の夏に同じお客様から二十歳の姪御さんお二人へのプレゼントにと、同じデザインで誕生石のルビーとエメラルドを使ったペンダントネックレスのご依頼を頂いたのです。
ココでご紹介していたと思ったら・・・ありません・・・。
画像などを探してみると、製作途中の画像が無かった為に紹介をしてなかったようです。(下は完成画像です)
ダイヤは0.15ct前後、色石は直径5mm前後です。

Pt900エメラルド/ダイヤペンダントネックレス

Pt900ルビー/ダイヤペンダントネックレス

 

今回は社会人になった姪御さんとの事で、少し大きめの直径6mmのサファイアとダイヤも0.18ct程(直径で3.5mm程)です。

サファイヤとダイヤ

 

石枠をPt900で作ります。
今回は石が少し大きくなった事から、枠と枠を直接ロウ付けする構造では無く、柱を立てて取り付けます。通常、石が枠に乗っかる構造になるので、上から見た時には石枠は見えないように少し小さ目に作ります。ところが、石が大きくなると石と枠との直径差が大きくなるので、枠を直接取り付けるタイプだと石が当たるようになってしまいます。そこで、このような柱が必要になるのです。

石枠

 

石枠を磨き、石を留めて、チェーンを通したら完成です。
ご依頼を有難うございました。

Pt900サファイヤ/ダイヤペンダントネックレス

 

 

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久々にやってしまいました・・・。

K18の材料を糸鋸で切っている時に、切り終わりに勢いが付いていて指までバッサリと切ってしまいました・・・。


シッカリと押さえて止血をした後、暫くは絆創膏を強く貼って完全に血が止まるまで待ちました。その後、水絆創膏(接着剤臭がするヤツです)で防水をして、その上から絆創膏を巻いています。
作業をする上で指や手が汚れてしまうので必ず手洗いが必要なのですが、その度に水が浸みて痛いのではたまりませんからね・・・。

それにしても、左親指なので作業をする際に必ず力が加わる部分だけに、暫くは痛みが収まりそうもありません・・・。

ここ数年、指先を切る事が無かったのですが・・・
やっちまったなぁ~・・・。

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リングのリフォーム(リメイク)のご依頼を頂きました。

当初、ご来店の際にリングのサイズ直しをさせて頂きました。
その際に少し雑談をさせて頂いたのですが、以前は当店の近くにお住まいで、何度か当店にて品物を作ってい頂いた方でした。その後、引っ越しをされたのですが、たまたま当店の近くに用事があって今回ご来店となりました。

お手持ちで使っていないリングを複数お持ち頂きました。ダイヤは一番大きい物が2ct程、その他も0.5ct程あります。これらを組み合わせてデザインするのですが、ボリュームがあるリングが欲しいとのご要望でしたので、ダイヤを一列に並べ、その周りにメレダイヤを彫留めするデザインにしました。
(今回、角ダイヤは使いません)

リングリフォーム リフォーム前

 

まずは、石を全て外し、センターに並べるダイヤの枠を作ります。
今回は、引っ掛かりの無いように全てフクリン留めにします。

ダイヤ枠作り フクリン枠

 

ダイヤ枠が出来たら、リング本体を作ります。今回は枠が大きいのでワックスを削り、キャスト(鋳造)で作ります。
キャスト後は、フクリン枠が入る穴を隙間無く入るように削り、リングを一度仕上げしてからロウ付け。
話が前後しますが、素材はPt900、サイズは18号です。

ダイヤリング リング本体

 

フクリン枠をロウ付けしたら、メレダイヤの穴を開けて再度磨きます。
そして、メレダイヤは、石留めの職人へ外注して彫留めをしてもらいます。
(足りないメレダイヤは足しています)

ダイヤリング 石留め前

 

石留めが出来上がってきました。
これから3個のダイヤを石留めです。

ダイヤリング 中石の石留め

 

石留め中。
石留めの際は、ダイヤの向きにも注意して留めます。折角綺麗に作っても揃って無いと台無しですからね。ダイヤの向きは、カットの具合によって揃える方向を決めます。

ダイヤリング 石留め中

 

最後にフクリン枠を磨き、最終仕上げをしたら完成です。
ご依頼を有難うございました。

3ピースダイヤリング

 

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もう2月ですよ、今日は節分だそうです。
例年は2月3日が節分ですが、公転周期(地球が太陽を1周する時間)から今年は2日が節分なんだそうです。

ところで、当店には店舗に水槽が2つ置いてあります。1つは90cmの大きめな水槽。もう1つは30cmの水槽です。
この30cmの水槽の中には、熱帯魚が1匹居ます。

30cm水槽

この魚の名前・・・忘れてしまいました。確か、何とかバルブとか言う鯉科の魚です。
この魚がこの水槽にやってきた由来ですが、当時幼稚園年少クラスだった私の息子がこの魚を選んだのです。その息子も今年は中学3年生で、今年は受験生。
魚は10年以上生きている事になります。通常、魚は歳を取ると体が変形したりとか色が退色してくるとか何らか変化が表れてくるのですが、全く無し。
私もいつまでも歳を感じない体になりたいですが・・・人はあちこち、ガタが来ますね・・・。

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シルバー素材のバングル修理のご依頼を頂きました。
転んで曲がっちゃったとの事ですが・・・かなり変形してますね・・・。

ゴローズ平打ちバングル 変形修理

 

ここまで変形が激しいと、完全に元に戻す事は難しくなります。
シルバーは、近い素材だとアルミに似た印象です。アルミは曲がると伸びる性質があり、シルバーも曲がると伸びてしまいます。なので、一度変形した物を元に戻そうとしても、伸びが影響して微妙な歪みが残ってしまうのです。

変形を修正する際には、鉄の棒がテーパー状の芯金を使います。リングのサイズ直しの際にも同様の芯金を使いますが、リング用よりはずっと太い心金を使います。
バングルに傷が付かないようにマスキングテープで養生して修正していきます。

ゴローズ平打ちバングル 変形修理

 

細部の修正は樹脂がはめ込まれたペンチで修正していきます。
最後に仕上げ磨きをすれば修理完了。
表面の薄い線傷はバフ掛けの際に殆ど消えますが、深く入った傷はこのままとなります。シルバー素材は熱伝導が良いので、地金を溶かして盛り足す作業が出来ません。(Pt900、K18はそうした作業が出来ます)
深く入った傷の角だけ丸く磨き取って、装着時に痛くないようにするのみになります。

ご依頼を有難うございました。

ゴローズ平打ちバングル 変形修理

 

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シルバー製のピアスのご依頼を頂きました。
このお客様のご友人が、ご依頼の二ヶ月程前に当店でシルバーリングを作られたそうで、その友人から紹介されたのだそうです。有難い事です。

デザインはフープと呼ぶ丸型です。(見本有り)

シルバー製フープピアス 見本

 

同じデザインで、表面のテクスチャーを外周方向へのヘアーライン、最後に金メッキにして欲しいとのご希望です。こうしたフープピアスも昨今の風潮からか華奢な物が多いので、ボリュームがある物が欲しいとのご希望です。

丸い形状なので、リングを作る時と要領は同じです。地金をローラーで角棒に伸ばしてから、溝盤へ叩き込んで甲丸形状に整形します。

シルバー製フープピアス加工 溝盤

 

この棒状の地金を丸めてリング形状にします。
断面は甲丸状にしましたが、かなり甲高な形状なので溝盤だけでは整形しきれません。なので、リングにした後に角を丸めて見本と同じような甲丸断面にしていきます。

シルバー製フープピアス加工 整形

 

整形が出来たら、金具を取り付けます。ロウ付けしますが、本体とのボリューム差があるので、ピアス金具を溶かさないように注意注意・・・。

シルバー製フープピアス加工 金具ロウ付け

 

ヘアーラインのテクスチャーを付けます。
その後に金具(ピン)をカシメて取付け。

シルバー製フープピアス加工 ヘアーライン付け

 

最後にメッキをして完成です。
ご依頼を有難うございました。

シルバー製フープピアス

 

 

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リングのリフォーム(リメイク)のご依頼を頂きました。

サイズ直しの接客をさせて頂く際に、お客様ごとに指の形状はかなり違うと感じています。
大きく分けると二つのタイプに分かれます。
一つ目は、指の先が細く、根本へいくにしたがって太くなる形状。(失礼かと思いますが、体形が膨よかな方が多いです)
もう一つは、指の節が高く(大きく)根本が細い方。

今回のお客様は後者ですが、それが顕著に表れていて、節と根本との差が凄く大きいのです、節が18号、根本が13号程です。こうしたお客様ではリングが根本で回ってしまい、本来のリングデザインが楽しめないのです。

そこで、今回はあるアイテムを使ったリングをお作りしました。(このお客様には以前も同じアイテムを使ったリングをお作りして、好評でしたので同じ物をご指定頂きました)

リフォーム前のデザインですが、V字形状のリングで、細長いバゲットカットダイヤとラウンドカットのメレで構成されています。ダイヤの留め方は爪留めです。(リフォーム前の画像を探したのですが、未撮影だったようなので同じようなデザインのリングを見本として添付します)

Pt900V字リング リフォーム前

 

リフォーム前のリングは爪が擦り減っていました。今回は普段使いにしたいとのご希望なので、爪の引っ掛かりの無いレール留めと彫留めをご提案しました。

ココも画像が無く抜けてしまうのですが、リングはワックスを削りキャスト(鋳造)で作ります。バゲットカットの部分は少し狭く作り、キャストが出来てから少しずつ削って石に合わせていきます。今回のバゲットはV字の中央から外へ向かって少しずつ大きさが小さくなるのと、形状のバラつきがあるので、枠を作るのに苦労しました・・・。
ラウンドカットは、彫留めの職人へお任せをしました。

こうしてリングは完成です。(最後も納品時に撮影を忘れていたので、慌てて撮影をしています・・・汗)

Pt900レール留めリング

 

このリングのキモは、リングの内側です。
リングの内側にC型のリングをもう1本取り付けてあります。このリングはパーツとして販売されていますが、その中で今回はK14WGを選んであります。(最後の仕上げでロジウムメッキ仕様にしてあります)
C型リングはPt900、K18YG、K14WGの3種類です。K14WGを選んだ理由ですが、この3種類の中で一番硬い素材だから。このリングの重要な部分で、指の節で広がり、根本で元の形状に広がる必要があるからです。なので、一番硬い素材を使ってあります。
コレも苦肉の策なのですけどもね・・・完璧な物が出来たら、特許ものです。

ご依頼を有難うございました。

指の節が高い方へのリング

 

 

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2021年 あけましておめでとうございます。
本日6日より営業致します。

昨年はコロナウイルスの影響もある中、多くのお客様にご利用を頂きまして誠に有難うございました。
今年も昨年に引き続き、出来る限りの対策をしつつ営業を致します。
本年も宜しくお願い致します。

 

さて、例年の年末は妻の実家へ帰省するのですが、今回はそれも取りやめにしました。去年のお盆も帰省しなかったので、顔を見せに行きたかったのですが止むをえません・・・。

この帰省の際、多くのスキー場の中を通って帰るので、年末の帰省の際は一泊でスキーを楽しんでから帰っていました。ただ、今年はこの帰省のスキーはありません。(去年は雪不足で滑る事が出来なかったのですが・・・)

そこで、地元の友人達といつも行く木曽方面の開田高原マイアスキー場へ年が明けた2日に行ってきました。

開田高原マイアスキー場

 

去年は暖冬の影響から何処のスキー場も雪不足に悩まされていましたが、今年は例年通りの寒さと年末年始の寒波から雪は豊富。標高の高いマイアもこの時期としては雪は多く、また寒さから雪質も極上でした。
ただ・・・
この日は寒く、朝の気温はマイナス7度、昼でもマイナス4度位しか無かったようです。たまに陽は見られましたが、ずっと曇天か雪がチラつく天候・・・寒い!

開田高原マイアスキー場

 

昼過ぎに正月恒例のおしるこの振舞いがあったので、それを頂きました。
冷え切った体に暖かいおしるこは有難かったです。

マイアのおしるこの振舞い

 

15時頃までスキーを楽しみ、その後は二本木の湯に浸かり体を温めてから帰宅しました。この二本木の湯、鉄分を含んだ茶色の湯にシュワシュワの炭酸が混じり、いつまでもポカポカするお湯です。
木曽方面へ行かれた際のオススメの日帰り温泉です。

 

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2020年、年内の営業は終了しました。
明日29日(火)から来年1月5日(火)まで休業させて頂きます。
この間、お問い合わせにはお答えが出来ません、ご了承下さい。
尚、休業期間中にメールにてお問い合わせ頂きました方には、1月6日(水)以降に順次ご返信致します。
年明けは1月6日(水)から通常通りの営業になります。

今年は新型コロナウイルスの影響から、一年何をしてきたのか記憶が曖昧。気づくと年末だったという印象です。
来年は笑顔に過ごせる年になると良いですね。

良いお年をお迎え下さい。

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今年の営業も残り1週間を切りました。
当店は29日(火)より来年1月5日(火)まで休業を致します。
(1月6日水曜日からは通常通りの営業)
サイズ直し、切れたチェーンの修理等も基本的には数日お預かり致しますので、お早目にご依頼下さい。
(パーツ取り寄せが必要な場合には、年内のお渡しが出来ない事もございます)

 

今年の秋頃から、レール留めのご依頼が多くなってきました。何故かなぁ・・・。
コレは既に納品済みの取引先からの依頼のプラチナリングです。
グリーンのプリンセスカットダイヤのレール留め。プリンセスカットは角が特に弱くて欠けやすいので、細心の注意が必要・・・。

プリンセスカットダイヤのレール留め

 

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当店では工房内でキャスト(鋳造)を行っています。
毎年冬になると、キャスト後の楽しみがあります。

そのキャストの際に石膏型を焼く為に電気炉を使うのですが、キャストが終わった後の電気炉の余熱で焼き芋を焼くんです。
電気炉はゴールド、シルバーの時は最高で800度、プラチナの時は950度まで温度を上げます。
キャスト後は扉を開けて熱を放出して電気炉を冷ましますが、この時に350度位でサツマイモを投入して扉を締めます。
30分程でホクホクの焼き芋が出来上がり!

キャスト(鋳造)後の焼き芋

 

今回は休日の食料品買い物の時に山積みのサツマイモ(銘柄は確認しませんでした)を買って使ってみましたが、購入時に芋の先から蜜みたいな濡れた感じになっていたのが大当たり。ネットリした凄く甘い焼き芋が出来上がりました。
この日の午後のおやつです。
次は銘柄指定で買ってみようかな?

焼き芋出来上がり

 

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