ジュエリー修理・リペア


K18WG製の南洋パールのサイズ直しです。

サイズを大きくするのですが、リングの幅も広いのでパールにも熱が加わる可能性が高くなります。
そこで、一旦パールを外します。
そして、サイズ直し。
(画像は、サイズ直しのロー付けが終って、荒削りをした状態です)

そして、磨いてメッキ。
パールは、メッキ液で痛んでしまうので最後に取り付けます。




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IWCの時計ベルトの修理のご依頼です。

ベルト同士を繋いでいるピンの一つが無く、ベルトに隙間が出来てしまっていました。
また、そのままでは、反対側のピンに負担がかかり、削れてその内に外れてしまう可能性もありましたので、今回はこの部分のリペアです。

幸いにも、ベルトのこの部分の周囲のパーツだけ外れてくれましたが、やはり抜け落ちた反対側のピンだけどうしても引っ込みません。
仕方が無いので、このピンは削って取り去る事に・・・。

案の定、ピンの内部にある筈のバネが錆びて無くなり、この錆が原因でピンが固着して動かなくなっていました。
防水性があるのに、何故このバネが錆び易く作られているんでしょうね・・・。

しかし、不思議なのが何故固着した反対側のピンが無くなっているのか?
ピンだけでなく、バネごと抜けてありません・・・。
構造上、片側のピンだけが抜けるというのが不思議です。
ピンがバネで押し出されてて填まり込む溝の長さよりもピン自体が長く、引っ込めてベルトのコマを外してからでないと、ピンが抜けないからです。

今回も、バネはステンレス製に換えてありますので、簡単に錆びることはありません。(ある薬品に浸けると錆びる事はありますが、そんな事はありませんから)

元に組上げて出来上がりです。
何処を修理したのか、パッと見は判らないです。




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ゴローズバングルの修理のご依頼です。
今回は、ターコイズ入り。

残念ながら、これまでのゴローズバングルのように修理は出来ません。
ロー付けをする上で熱を加えなければいけないので、オリジナルで入っているターコイズは割れてしまいます。
お客様に了解を頂いてターコイズは新しく入れ直す事にしました。

ターコイズは・・・惜しいのですが、割ってしまいました。
そして、これまでのバングルと同様に裏側にプレートを一枚入れてロー付け。

そして、ターコイズを用意します。
販売されている規格サイズよりも小さかったので、一回り小さく石を削ります。

そして、ターコイズを留めていきます。

石留めの後、バングルを磨き、縄の部分を黒染め。
そして、最後に軽く最終磨きをして出来上がり。




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ダイヤが落ちた品物の修理です。
既に修理が終った後の画像で申し訳ありません・・・。

黄色矢印のダイヤが脱落した石。
その石を外から留めているのが、赤矢印の爪です。
画像を見ても判るように、爪の位置が開きすぎでこれでは少し爪が緩んだだけでダイヤが落ちてしまいます。
デザインにもよるでしょうが、出来れば正三角形の頂点の位置に爪があるのが理想的です。
また、爪の長さが短いのです・・・。
一度爪を倒して留めてみましたが、ダイヤを揺らしてみたら直ぐにダイヤが外れてしまいました。

このまま爪をどれだけ叩いて締めようが、ダイヤは留まりません。
そこで、爪に地金(プラチナ)を盛って長さと太さを足してやる事にしました。

赤矢印の部分に段差がありますが、コレが地金を盛った痕です。
タガネで爪を少し叩き締め、ダイヤを留めました。
触っても動きませんが、爪と爪の間にもう1本爪があると理想的なんですけどね・・・。


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角ダイヤと角エメラルドが留められたリングの修理を依頼されました。

爪が磨り減ってエメラルドが落ちてしまいました。
また、使われている間に、エメラルドが欠けてしまいこの場合は再使用が不可能です。
そこで、エメラルドの代わりにアメシストを入れる事になりました。
ただ、その前に、爪を直さなければなりません。

爪は、Tig溶接機を使ってプラチナ地金を少しずつ足して盛り上げていきます。
この際、ダイヤはそのままでも割れる事は殆どありません。
但し、ダイヤに傷がある場合には慎重に作業を進めなければ割れてしまう事もあります。
この辺りの判断は、品物を見なければ判りません。

ここまで出来れば、後は爪の形状に削ってアメシストを留めるだけ。
これで完成ですが・・・

完成画像を撮り忘れて、納品してしまいました・・・。


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ペンダントの修理のご依頼です。

「ネジが磨り減って軸が外れてしまう・・・。」

このペンダントには中にベアリングが仕込まれていて、軽い力でユラユラと揺れる構造になっています。
通常、こうしたベアリングの固定にはネジが使われます。
何故か?
軸を固定する時にロー付けをしたのではベアリングに熱が加わってしまい、動かなくなってしまうからです。

ただ、今回の軸のネジ部のようにプラチナやK18など貴金属が使われるので、どうしても磨耗には弱く長く使っている内にネジが利かなくなってきます。

今回の場合も所謂ネジが「バカになった」状態で利きません。
そこで、まずはネジの先に地金を足してやりました。

そして、コレを元の状態にセットして、足したネジの先と本体とをTig溶接機で溶かして溶接しました。
ロー付けだとある程度に熱を加えなければロー材が流れていきませんが、Tig溶接だと一瞬でその部分だけ地金が溶けて溶接が出来るので、こうした作業にはうってつけです。

こうして溶接が済んだ後に、その部分を磨いて修理は完了。
回して見ると、綺麗に回ります。




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K18WGリングの文字(ネーム)消しのご依頼です。

Tig溶接機で地金を少しずつ足して盛って行きます。

内側にサファイヤが入っていますが、ダイヤ、サファイヤ、ルビーならば近くでも石にダメージが入る事はありません。
これら以外の石が入っている場合でも、盛り上げる部分からの距離があれば作業は可能です。

盛り上げた地金を削り、マスキングをしてから艶消し処理をして出来上がりです。




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シルバーブレスの修理です。

ジョイント部分の板厚が薄く、使っている内に摩擦で削れて壊れてしまったようです。
お客様のご要望で、全てのジョイント部分を交換しました。

板の厚みを厚くしましたので盛り上がった形にはなりましたが、簡単には壊れません。
コレも、最初の設計段階から考慮すべき部分なのですが・・・。
シルバー製品は、こうした部分が抜け落ちたモノが結構あります。
買われる際は、デザインだけでなくこうした部分もチェックをお忘れなく。


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本年の営業は、今日と明日の2日になりました。
サイズ直しや切れたネックレスの修理など、短時間で済む修理は今日お預け頂ければ明日にはお渡し出来ます。

クリスマスやお正月に使いたいジュエリーがあるけれど、修理しなければ使えない・・・

そんな品物をお持ちの方は、お急ぎご利用下さい。


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昨日、この日記にバングルの事を書いた事だからでしょうか、早速2件のお問い合わせを頂きました。
内1件が修理、もう1件はバングルを使う際の事です。
バングル修理は、以前から取り上げていますので・・・今回は使う際に気をつける事を書こうかと思います。

バングルを腕にはめる際、出来るだけ形を変えないというのが基本になります。
よくあるのが、一度腕に通し、バングルが腕と馴染まないので曲げてフィットさせるという事があります。

画像の赤矢印の部分を押して曲げる方が殆どだと思いますが、こうする事によって何処が曲がるのかというと、黄色矢印の部分に力が集中してココが一番曲がり易くなります。
本来であれば中央に力が集中するので真ん中が折れます。
ただ、ゴローズの画像のようなバングルの場合は中央にコインがロー付けされているのでこの部分は強固になり曲がりません・・・そこで、その両脇が弱くなるのです。
そして、外す時には腕にフィットしているので外れない・・・また広げる・・・。
何度か曲げている内に加工硬化を起こして折れてしまうのです。
針金を切る為に何度も曲げている内に折れる現象と同じです。

人間の腕の形は楕円です。
バングルの形も大抵は楕円ではありますが、肘を固定して手を回転させてみてください・・・180度近く回ります。
この際、バングルを装着している腕の形状に捻りが加わるので、バングルがくっついて動かずフィット感が得られないのが原因なのです。

一番良い使い方は、先にも挙げたように形を崩さない。
手が入るギリギリのサイズに形を整えたら、それから形を変えないというのが折らずに使うポイントかと思います。


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シルバーバングルの修理です。

ゴローズでこのデザインのバングルがあるのかどうか・・・?
判りませんが、板状のバングル本体とフェザーの接点部分が外れて(折れて)います。(赤矢印部分)

バングルの場合、品物の弱い部分に力が集中します。
以前もゴローズバングルの修理をこの日記で取り上げてきましたが、中央のゴールドコインの直ぐ脇の部分で折れているケースが殆どです。
この品物の場合は、この部分が弱いのです。

今回の品物の場合、フェザーが橋のように2段形状になっているので一見すると強そうに思いますが、構造から見ると接点部分に力が集中します。
そして、その接点付近で一番弱い部分が折れてしまいます。

ロー付けをする事は簡単に出来ますが、再発する可能性が高くなります。
そこで、お客様にフェザー本体とバングルの間に柱を2本立てる事を提案しました。

こうする事でフェザー部分はガッチリと強固になり、この部分で折れる可能性はかなり低くなります。
但し、両脇の板状になっている部分で折れてしまう懸念は残りますが、フェザーは守られる事になります。




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クロックス、今や誰もが履いているサンダルになったでしょう。
私も、もちろん履いてます。

長く履いているのもありますが、つい先日、何かの拍子で踵押さえのベルトを留めている樹脂製の留金が折れてしまいました。
ブラブラとさせているのもカッコ悪いし、危ないし、何よりそれだけで捨てちゃうのは勿体無いなぁ~・・・と思って、修理する事にしました。

留め具は、外と内側の二つの部品に分かれていて、内側の部品はピン状になっています。
折れたのは、このピンの部分。
たまたま、何かで使ったあとのABS樹脂の丸棒があったので、それを旋盤で削って部品を作りました。

ピンの先から数ミリのところにくぼみを付けて、コレが外側の止め具に引っ掛かる構造で留められています。

部品を差し込んで完成。

コレでもう暫くは使えます。


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商品を見た瞬間、困りました・・・

「Pt900ダイヤエタニティリングのサイズ直し・・・」

しかも、ほぼフルエタニティに近い程ダイヤが入っています。
ただ、一点、可能性があったのが、一部分がダイヤの無い部分があったので、その部分でカット出来る事。
ところが、この距離では通常のプラチナローを使ったサイズ直しでは、温度が高過ぎてダイヤにダメージが出ます。

安く直そうと思うと、プラチナローよりも溶ける温度が低いK18WG用ロー材でサイズ直しをしてロジウムメッキをかける方法。
しかし、この方法の場合、プラチナ材とロー材(K18)の硬さが違うので、バフがけ(磨き工程)をした場合にロー材部分が僅かに削れてしまい段差が見えてしまいます。
この状態でメッキ処理をしても、ロー材の色はマスク出来ますが段差は変わりません。
また、使っている内にメッキが剥がれてロー材の色が再び出てきてしまいます。

そこで、予め了解を得て、一部のダイヤを外してロー付けをして、再度ダイヤを留め直す方法を採りました。

慎重にダイヤを外していきます。
ダイヤは片側3ピースずつ計6ピース外しました。
この状態で、3号分小さくカットしてロー付け。
サイズを出してから、ロー付け面を仕上げてダイヤを留め直します。
品物が新しい状態でしたので爪も綺麗、その分、外して留め直してもちゃんとダイヤが留まりました。
使古された場合だと、爪が磨り減り爪も直さなければいけない場合もあります。

カットした内側にプラチナとダイヤの刻印が入っていたので、それも打ち直し。
こうして、爪も磨いて完成です。
ちなみに、サイズを縮めたので外したダイヤ以外も爪の緩みが出ました。
この爪も当然キチンと留め直してあります。



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折れてしまったK18WGバングル(海外製品でしたので、刻印は750印)の修理です。

本体が折れ、金具も壊れています。
まず、折れた本体をロー付け。
そして、金具を修理します。
折れた部分を当ててみましたが、バングルを外す際に使うボタンのような突起部が足りません。
コレを作り直します。
また、金具本体をロー付けする際は、斜めに削ってロー付け面積を増やして強度を上げるようにします。

金具のロー付けが出来上がったら、ほんの僅かずつ削って金具の留まり具合(引っ掛かり具合)を調整します。
また、金具の横に付いている脱落防止のフックも調整します。
ボッチ部分にくびれが無いので、直ぐに外れてしまいます。
コレを画像のように首があるように削り、フックも調整します。

最後に、ロジウムメッキ処理をして出来上がり。




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電話での問い合わせでした。

「中が空洞のペンダントが壊れてしまいました。修理出来ますか?」

品物を拝見しなければ正確なお答えは出来ませんが、こうした品物でも十分修理は可能です。
始めは、折れてしまった丸管をカットして、新しいモノをロー付けしようと思っていました。
ですが、このまま丸く曲げてやればそれも必要ないと判断しました。
ロー付けには、極小のバーナーを使います。
通常のものでは品物全体に熱が回り本体の板の厚みが薄いので、ヘタをすれば本体が溶けてしまう可能性もあります。
当店には水素を使うバーナーがあります。
炎の太さは最小でシャープ芯くらいです、炎の温度も通常の都市ガスを使うバーナーよりも高くなります。
コレを使い、ごく狭い一部分だけを短い時間で加熱をしてロー付けをします。

バチカン部分も通してロー付けし、ネックレスを通して出来上がり。
他店では倍の修理代の見積もりだったそうですが、道具とノウハウがあればお安く出来ます。

ちなみに・・・
本体に凹んだ部分がありますが、コレも修理は可能です。
方法としては、裏側に小さな穴を開け、そこから道具を差し込んで凹んだ部分を修正・・・そして、開けた穴を塞ぎます。
但し、完全には難しいかもしれません。
また、お値段もそれなりにかかってしまいますので・・・今回はバチカン部分の修理のみとさせて頂きました。


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このところ、バングルの修理の依頼が多くなってきました。
この日記にも何度か取り上げてますので掲載直後ならば判るのですが、何故だか判りませんが波があるんですよね・・・検索にヒットし易くなるまで時間がかかるという事も考えられますが・・・。
しかも、1点修理が入ってくると立て続けに数点依頼が入ってきます。

矢印の部分に亀裂が入っています。
中央で折り紙を折ったようなデザインですので、二重になった部分は強度が上がりますが、その脇の部分が弱くなりココに力が集中して折れ易くなります。

折れた部分と、反対側にも同じように補強プレートをロー付けして折れ辛くしました。

単に板をロー付けするだけでなく、曲がった部分は沿うように曲げてロー付けします。
これだけでも強度が上がりますし、見た目も綺麗になります。
ちょっとした事ですけどね。

そして完成。

もう1点、修理です。

コレもこれまでと同じように補強プレートを裏側にロー付けしますが、折れた部分の反対側にもかかるように補強プレートは長めにしてロー付けをします。

磨いて完成。



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シルバーブレスの長さを2cm足して欲しいというご依頼がありました。

駒の輪が二つの駒を跨いで繋がっているダブルタイプです。
駒の断面はリングでいう所の「甲丸」なので、まずコレを作ります。
そして、楕円のリングを作り、それを繋げて行きます。

2cm足しのご希望でしたが、丁度2cmというのは難しいのでそれに近い長さで4駒を足しました。

作業中の画像を撮るを忘れてしまったので、出来上がったモノだけですみません・・・。



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お電話で問い合わせ頂きました。

「ルイ・ヴィトンのカフスの金具の長さを短くして欲しい」

詳しくお聞きすると、地金の刻印が全く無く、非貴金属にメッキが施されているモノでは無いかという事で、改造は難しいとお断りをしました。

その後、お客様がヴィトンに問い合わせをされ、地金の種類が判りました。

「ステンレス」

ステンレスであるならばTig溶接で何とかできるかもしれません。

お客様が来店され品物を拝見しましたが、カットして短くした部分の仕上げが出来ない事を条件に、改造を受けさせて頂きました。

品物の金具をカットしました。
当初、この金具はパイプだと思っていました。
ところが、芯まで地金が詰まった棒状でした。
パイプならば、中に板をパイプ状に丸めた当て金を詰めて溶接すれば良いと思っていましたが、棒の場合はそうもいきません。
当店で使うTig溶接機は一般の板金で使う機械よりもパワーがずっと少なく、ステンレスが溶けたとしても2mm程度の深さまでしか対応出来ません。
しかも、ハイパワーで溶接した場合は深さよりも溶ける範囲が広がり、溶けて欲しくない部分まで影響が出てしまいます。

そこで、切った断面を片方は凸型、もう片方は凹型に削り、合わさった部分を溶かして溶接する事にしました。

こうして、改造は何とか完了。
お客様へお渡しする事が出来ました。



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お馴染みだと言うと怒られてしまいますが・・・ゴローズのバングルの修理です。
修理箇所は、同じく中央で折れてます。

ココで何度もご紹介してますので、修理方法は割愛させて頂きます。
その中で2点だけご紹介します。
まずは、1つめ。
このような板状の製品が折れる場合、しかもシルバーのように粘りがある素材の場合は、引っ張られて伸びながら折れていきます。
その結果、折れた部分を合わせてみてもピッタリと元には戻らず、隙間が開いてしまいます。

今回の品物も、伸びた部分にバラつきがあり、このままロー付けをしたとしても隙間が広くて埋まりません。
そこで、少しずつ削りながら合わせていく作業が必要です。

2つ目、今度はロー付けが終った後に磨く作業の際に発生する「火ムラ」という状態に悩まされます。
シルバーを磨く際に、火ムラが出やすくて黒ずんだムラが出てきます。

いかにこの火ムラを出さないようにして磨くか、シルバーの磨きはゴールドやプラチナとは違う手間がかかります。
個人的には、ゴールド<プラチナ<シルバーの順で難易度が高いですね。
だから、素材の地金が安いとは言っても、シルバーの作業代が高くなってしまうのはこの点があるからなのです。
上の画像は下磨きの状態で火ムラを確認・・・この後に、本磨きになります。
火ムラが出たからといって、ヤスリでガリガリとは削りません・・・削ったとしても、磨き方でまた出てきますから。

こうして、修理が完了。

シルバーだからといっても、手抜きはしません。


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IWC ポルシェデザインウォッチのベルト金具修理です。

今回の修理も、これまでと同様の金具のジョイント部分のパイプロー付けが外れてしまったモノの修理でした。
違ったところは、これまでは中央部分のパイプが脱落しているモノが殆どだったのに対し、両方が外れてしました。
残っていたのは、3ヶ所ある内の1ヶ所のみ。

これまでと同様に、旋盤を使いチタン棒からパイプを削りだします。
そして、ロー付け。

ロー付けの後は、余計な部分のロー材を削り取り、下処理をしてサンドブラスト処理で艶消しにします。

最後に組上げて出来上がります。

今回の品物もそうでしたが、両サイドに2個パイプがついている側の金具がベルトから外れませんでした。
中央に1個の方は、ごく一般的に使われているバネ棒でベルトに固定されていますが、反対側はベルトの繋ぎと同じ特殊な繋ぎ方になっています。
左右が独立していて、短い棒の中にバネが入っています。
このバネが錆びてくると棒が固着して動かなくなり、ベルトのコマが外れません。
パイプのロー付けをする際も、この部分が外れないと作業が出来ないので困ることになります・・・。
外れない場合は、棒を削り取って外す事になります。
幸いに、この品物の場合は金具部分は外れませんでしたが、2列目の部分で外す事が出来たのが良かったです。


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ゴローズのフェザーペンダントの修理依頼がありました。

この修理は、ペンダントのネックレスが通る環が折れてしまっていたのをロー付けする修理でした。

暫くして、同じお客様から今度はシルバーペンダントの修理依頼がありました。

これも同じようにペンダント環が折れていましたが、折れた部分は紛失されていました。
ここでこの品物をどうやって修理するのか・・・です。
単純にペンダント環を付くってロー付けするのでは、デザインの統一性が損なわれます。
そこで、このようなデザインにしてみました。

素材はシルバーですが、デザインが石で作られた石器の矢じりのような形です。
そこで、ペンダント環も似たようなデザインにしてみました。
お客様からのご希望はありません、私のアドリブです。

修理が出来てから画像添付をしてメールにてご連絡致しましたが、凄く喜んで頂けました。
こういう時が一番嬉しいものです。



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今月の土曜日の営業日は、2月26日です。
ご利用をお待ちしております。

一旦暖かくなった気温を体験すると、平年並みの気温は体に堪えます・・・。

折れてしまったペンダントヘッドのロー付けの修理依頼がありました。

品物を拝見すると、大きさから見た厚みのバランスが悪く、厚みが薄めです。
何かの拍子で曲がってしまうと、癖がついてしまい何度も折れ曲がりを繰り返している内に完全に切れてしまいます。
コレは、ペンダントだけでなく、バングルも同じような経緯から折れてしまう事が多々在ります。

このような場合、裏側に補強の板をつける事になります。
単にロー付けしただけでは、そこからまた折れてしまいます。

ただ、出来るだけ表側から見えないように・・・いくら強度補強とは言え、デザインを崩してしまうような修理ではいけませんから。

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今月の土曜日の営業日は、2月26日です。
ご利用をお待ちしております。

寒暖の差が激しかったからなのか、それとも自分の日頃の不摂生が祟ったのか・・・
風邪をひいてしまいました・・・。
幸いにも寝込むまでは行かず、喉の痛みとダルさだけで何とか持ちこたえてます。
昨日の朝、喉にリンゴが挟まっているかのような膨張感とつばを飲み込んでも痛みが走っていましたが、今朝は喉に少々の違和感が残る程度まで回復しました。
この寒い時期は、風呂に入った後は早く寝てしまうのが一番みたいですね・・・。

社章の修理依頼を受けました。
本体からピンが取れてしまっていました。
本体はシルバー、そこにK18のパーツがロー付けされています。
こうした品物の場合は、ロー付けをするのが手っ取り早いのですが、シルバー製の場合は簡単にはいきません。

以前からココで書いていますが、シルバーという素材は地金全体が均等に温まらないとロー材が上手く流れてくれません。
また、この品物はK18のパーツがロー付けされているので、バーナーで熱を加えた際に外れてしまう可能性があります。
また、シルバーは熱を加えて酸洗いをすると、色が真っ白になってしまいます。

今回の品物は、本体に少し厚みがありましたので、以前から修理している「ネジ」を使った方法で修理する事にしました。
取れたピンにパイプをロー付けし、ソコにネジを切ります。
そして、本体にも同様にネジを切ります。
そして、車の板金用の強力な接着剤を塗布してピンをねじ込んで接着。
この時、接着剤の強度を増す為に、加温します。
こうして出来上がり。

シルバーという素材だからの方法ですが、可能な限り現状維持の形で修理するのが一番と考えています。

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今月の土曜日の営業日は、1月22日です。
ご利用をお待ちしております。

時計のケースの修理依頼が来ました。
ケースの素材はプラチナ・・・裏蓋に「PLATINUM」の刻印がありました。
ただ、刻印の形やケースの作りから、かなり古い物だと思われました。

こうした品物の場合、プラチナ用のロー材は使いたくありません・・・。
現代の品物であれば、ロー材はプラチナ用の溶ける温度が高い物を使っている場合が多いのですが、品物が古い時代の場合はどんなロー材が使われているのか判りません。
そこで、今回はプラチナロー材でも使うホワイトゴールド用を使って修理する事にしました。

ところが・・・
外れた部分を見ると、何とケース本体にロー付けの跡が見えます。
しかも、都合の悪い事にパーツが外れた部分・・・。

現在ならケースはキャスト(鋳造)で作り、ベルトの繋ぎ部分をロー付けする方法が採られると思いますが、この品物は板状のプラチナ板を丸くしてロー付けをし、それを削りだしてケースが作られているようでした。
不用意に熱を加えると、ケースのローが溶けて外れてしまう可能性が考えられたので、ホワイトゴールド用ローは使うのを止めました・・・。

そこで、一旦補強の為に、Tig溶接で「点状」に溶接。
万が一、熱を加えた際にローが溶けて外れるのを防ぐ役目です。

そして、ベルトを繋ぐ足をロー付け。
ロー材は、K14ゴールド用・・・溶ける温度が低い物です。
シッカリとローが流れれば、これでも十分強度は保てるものです。

そして、全体を仕上げて、K14ロー材の色を消す為にロジウムメッキ。

これで出来上がりです。

それにしても、ロー材は何用が使われていたのか?
メッキをしても、オリジナルのロー材の部分にはメッキが乗らず、黒く変色してしまいました・・・。
この部分は、少し磨いた程度にして、お客様にこの事を伝えてお渡ししましたが・・・。

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今月10月の土曜営業日は、10月16日となります。
ご利用をお待ちしております。

三連休、どのように過ごされたでしょうか?
我が家は・・・運動会で振り回されて終わってしまいました。

今回の運動会は、学区の子供会の運動会。
本来の予定は日曜日でした。
ところが、前日からの雨が朝方まで続き、朝から晴れたものの、グラウンドに水溜りが出来てしまっていて延期になりました。
その延期日が、翌日の11日・・・三連休の最終日です。
運動会そのものは、朝から夕方まで楽しく参加する事が出来たんですが・・・予定日に済ますことが出来れば有難かったです・・・。
最終日に遊びに行く予定を立てていましたが、予定が全部狂ってしまいました・・・。

今回のご紹介は、メッキです。
当店では、

・ロジウムメッキ(プラチナメッキ)
・純金メッキ
・K18ピンクゴールドメッキ

が可能です。
今回再メッキ処理した品物は、某ブランドの750印ホワイトゴールドリングです。

傷も多くありましたので、下処理と一緒に軽く研磨をしてからメッキをかけましたが、新品とまでは言いませんがかなり綺麗になりました。
品物の状態や種類によりまして綺麗にメッキが乗る品物とそうでない品物がありますので、お問い合わせください。

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今月9月の土曜営業日は、9月18日となります。
ご利用をお待ちしております。

少し更新の間が開いた間に、朝晩は随分涼しくなって過ごし易くなりました。
今日の名古屋は、最高気温予報は31度。
お盆から続いていた34度35度なんてとんでもない気温からすると、数字だけでも随分涼しく感じます。

さて、今日はマリッジリングのサイズ直しのご紹介です。
依頼をされた品物は、K18イエローゴールドのベースにPt900の帯がある品物です。

通常、こうした品物のサイズ直しの場合は、サイズを直す事が出来なくて追い金をして新しいリングに交換して対応しています。
ただ、品物が古くなるとデザインが変わってしまい、この方式での交換が出来ない場合もあるようです。

当店でのサイズ直しの場合、リングと同じようにベース素材と帯素材とを合わせるようにも可能ですが、修理作業が複雑になりますので料金が高くなってしまいます。
この為、今回は上から見て広い面積を占めるPt900のみでサイズ直しを行いました。

オリジナル形状と同じように凸型にして帯の模様を再現する事で、パッと見た目では素材の違いは判りません。
お客様のご要望に応じて修理を致しますが、このような方法もあります。

このような品物でお困りの際も、お気軽にお問い合わせください。

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来月9月の土曜営業日は、9月18日となります。
ご利用をお待ちしております。

以前、当店でリフォームをさせて頂いたお客様から、

「石が割れてしまったので、交換して欲しい」

と連絡が入りました。
この時のお客様です。

品物を見ますと、中石のアレキサンドライトが欠けてしまっていました。

まず、同サイズのアレキサンドライトを探す事から始めました。
サイズは若干小さいものの、リフォームをした時よりも安く石が手に入りました。

石が小さくなった分、爪が石にかかる部分が短くなって留まりが悪くなるので、一旦爪を削り取りとって新しく爪をつけました。
そして、小さな傷も磨きヘラで潰して磨く事で、全体の仕上げをしました。

これで、また楽しんで頂けると思います。

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今月7月の土曜営業日は、7月10日となります。
ご利用をお待ちしております。

今回も、IWCポルシェデザインのオーシャンのベルト金具修理です。

これまでと同様に、金具の蝶番部分のパイプが外れています。
修理もどうようにロー付けで修理です。

ただ、今回の修理で違ったのは・・・金具の長さ。
これまでと同じ修理なので、手順も同じように修理していきました。
ロー付けが終わり、金具の留まり具合の調節をしようと合わせたところ・・・留金部分が合いません。
アレコレと調節はしましたが、様子からどうも金具の板の長さが違うようでした。
長さが違うとなれば、ロー付け修理をした際に長さを削るという事が考えられますが、そのような形跡はありません。
となれば・・・最初から板の長さが違っていたという事になるでしょう。

このままでは使えません。
そこで、金具の留金がかかる部分の内側を削って対処しました。(赤矢印部分)
見た目には判らないように、楕円の穴の部分を0.5mm程拡大してあります。

修理とは言えないかもしれませんが、「ocean」と刻印がされている部分が一部剥がれていましたので、サービスにて墨入れもしました。



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今月7月の土曜営業日は、7月10日となります。
ご利用をお待ちしております。

今回は、お詫びも兼ねてのご紹介です・・・。
品物は、IWCポルシェデザインのオーシャン。
ココで何度もご紹介をしている金具の修理です。
以前当店で修理をした品物ですが、溶接部が外れてしまい再修理をしました。

このチタン製の金具は、当初はTig溶接にて修理をしていました。
溶接のアークの飛びも良く、溶け込みも良かった事からこの修理方法を採用していました。
ところが、欠点がありました。
それは、素材が脆くなること。

チタンの場合は、素材が一度溶けて再度固まると素材の結合が緩くなるのか、ポロッと溶接した部分が折れてしまうことがあります。
同じようにアークの飛びも良く溶け込みの良いステンレスの場合は、このような事はありません。

このような事から、現在はロー付けによる修理方法に切り替えています。
今回の再修理、もちろん無料にて対応させて頂きました。
お詫びも兼ねて掲載をさせて頂きました。



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今日のご紹介は、某ブランドのシルバー製ピアスの修理です。
修理内容は、折れたピンの修理です。

ピンの太さを細くして欲しいというご希望もありました。
この手の修理、ピンそのものを交換する簡単そうに見える修理ですが・・・。

シルバーという素材は、硬い素材ではありません。
こうした理由から、この品物の場合もピンの太さを太めにする事で耐久性を持たせてます。
また、デザインとの兼ね合いで、ピンに切り込みを入れて、その切り込み部分が留金の役目もしている複雑な形をしています。
幾ら太くしてあるとはいえ、バネ性も求められる部分なので、何度も使っている内に折れてしまうのは時間の問題だったかもしれません。

そこで、この修理では、ピンにバネ性のあるステンレス針金を使う事にしました。
もちろん、お客様には了解を頂いてからの作業です。

右の太い方(刻みのある方)が元からのオリジナル、左の細い方が当店で交換したステンレスピンです。
一見しただけで、細くなっているのが判って頂けると思います。

ただ、この修理、簡単ではありません。
ステンレスとシルバーは通常のロー付けではくっつける事が出来ません。
そこで、ピンの部分を貫通させ、地金の内部でTig溶接。
そして、ピンの反対側をシルバーで蓋をするようにTig溶接で地金を盛って成型して完成です。

見た目には全く判らないでしょう。
しかも、細くなった事で耳には優しく、バネ性もあるので使い勝手も向上しています。
単に元に戻れば良いだけの修理ではなく、実用に耐えなければそれは修理とは呼べないと思いますが・・・。
いかがでしょう?



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