電話での問い合わせでした。

「中が空洞のペンダントが壊れてしまいました。修理出来ますか?」

品物を拝見しなければ正確なお答えは出来ませんが、こうした品物でも十分修理は可能です。
始めは、折れてしまった丸管をカットして、新しいモノをロー付けしようと思っていました。
ですが、このまま丸く曲げてやればそれも必要ないと判断しました。
ロー付けには、極小のバーナーを使います。
通常のものでは品物全体に熱が回り本体の板の厚みが薄いので、ヘタをすれば本体が溶けてしまう可能性もあります。
当店には水素を使うバーナーがあります。
炎の太さは最小でシャープ芯くらいです、炎の温度も通常の都市ガスを使うバーナーよりも高くなります。
コレを使い、ごく狭い一部分だけを短い時間で加熱をしてロー付けをします。

バチカン部分も通してロー付けし、ネックレスを通して出来上がり。
他店では倍の修理代の見積もりだったそうですが、道具とノウハウがあればお安く出来ます。

ちなみに・・・
本体に凹んだ部分がありますが、コレも修理は可能です。
方法としては、裏側に小さな穴を開け、そこから道具を差し込んで凹んだ部分を修正・・・そして、開けた穴を塞ぎます。
但し、完全には難しいかもしれません。
また、お値段もそれなりにかかってしまいますので・・・今回はバチカン部分の修理のみとさせて頂きました。


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