昨日、この日記にバングルの事を書いた事だからでしょうか、早速2件のお問い合わせを頂きました。
内1件が修理、もう1件はバングルを使う際の事です。
バングル修理は、以前から取り上げていますので・・・今回は使う際に気をつける事を書こうかと思います。

バングルを腕にはめる際、出来るだけ形を変えないというのが基本になります。
よくあるのが、一度腕に通し、バングルが腕と馴染まないので曲げてフィットさせるという事があります。

画像の赤矢印の部分を押して曲げる方が殆どだと思いますが、こうする事によって何処が曲がるのかというと、黄色矢印の部分に力が集中してココが一番曲がり易くなります。
本来であれば中央に力が集中するので真ん中が折れます。
ただ、ゴローズの画像のようなバングルの場合は中央にコインがロー付けされているのでこの部分は強固になり曲がりません・・・そこで、その両脇が弱くなるのです。
そして、外す時には腕にフィットしているので外れない・・・また広げる・・・。
何度か曲げている内に加工硬化を起こして折れてしまうのです。
針金を切る為に何度も曲げている内に折れる現象と同じです。

人間の腕の形は楕円です。
バングルの形も大抵は楕円ではありますが、肘を固定して手を回転させてみてください・・・180度近く回ります。
この際、バングルを装着している腕の形状に捻りが加わるので、バングルがくっついて動かずフィット感が得られないのが原因なのです。

一番良い使い方は、先にも挙げたように形を崩さない。
手が入るギリギリのサイズに形を整えたら、それから形を変えないというのが折らずに使うポイントかと思います。


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