オーダージュエリー


電話でのお問い合わせでした。

「ダイヤを入れたプラチナ製のメンズリングを作って欲しい」

デザインはシンプルな平打ちタイプでしたが、幅が8mm、厚みも0.5ct台のダイヤが埋まる程なので厚めです。
また、キャスト(鋳造)ではなく、手作りで作って欲しいというご要望でした。
ダイヤはお客様からの持ち込み品です。

このオーダーを他店で話をされたそうです、その店ではこんな厚い地金は曲げられないからキャストでしか出来ないと言われたのだそうです。
K18となるとかなり硬くなりますので難しくなりますが、プラチナであれば曲げてリング状にするのにそれ程難しい仕事ではない筈です。
もちろん、当店では可能です。

まずはプラチナの塊にします。

当店で扱うプラチナは、ルテニウム割。
恐らく、半分以上の工房ではパラジウム割を使っていると思いますが、パラ割よりもルテ割の方が地金が硬くなりますので曲げ加工などは少々苦労はします。
ただ、その分、強度も上がる事とルテ割独特の僅かに黒味があるプラチナ色は魅力です。

塊を叩き、ダイヤの高さよりも少し厚めになるところまでローラーで引いて伸ばしていきます。
そして、曲げ加工。

今回のリングで一番厚い部分で5mm程です。
これくらいならば、特殊な道具を使わなくても綺麗に曲げられます。
そして、ロー付けをして、芯金(鉄製サイズ棒)を入れてカナヅチで叩き内側の円を成型します。
この後、当店では旋盤で外側を削ります。
通常、旋盤で削ると厚みが均等に削られてしまいますが、中心を偏芯させる事で厚い部分、薄い部分と削り分ける事が出来ます。

そして、穴あけ。
今回は、ダイヤのテーブル面(上面)とリングの上面をツライチにして欲しいとのご希望でしたので、穴あけも少し深めにセットします。

そして、石留め。
ダイヤを深めにセットした事で、ダイヤの周辺を叩いも爪になる部分がなかなかダイヤまで届かず留める事が難しくなります。
ダイヤを留める前に一工夫が必要になります。

リングの内側は内甲丸(丸削り)にしてあります。
こうして最後に仕上げをして完成。

隣にあるのは、お客様に出来上がりの形を見てもらう為のワックス型です。
このままキャストすれば製品として出来上がってしまうのですが、隣にあるという事でキャストで作っていないという証明でもあります。
品物がシンプルな分、粗が見えてしまう仕事でもあります。


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先日オーダーを頂きました、Pt900マリッジリングです。
新郎様のリングは平打ち、新婦様のリングは甲丸形状で、それぞれリングの縁にミル打ちを施してあります。

インターネットで「ミル打ちリング」を探されて、一番近かった当店にご依頼頂きました。
その中の条件として、ローレットでミル玉を作る物ではなく、タガネで手打ちにした物を作ってくれるところという事がありました。
この日記で紹介していますが、当店はタガネと呼ぶ工具を手作りしてそれでミル玉を1つ1つ手作業で打ち込んで成型しています。
この手作業でミルを作っているところが以外にも少ないのだそうです。

当店は、ミル玉の大きさも0.3mm程の極小から1mmサイズまで揃えています。
マリッジリング以外にも、ミル打ちの製品はお作りします。
また、現在お使いの品物にもミルが打てます。(品物の形状にもよります)
お気軽にお問い合わせ下さい。


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今年の夏、友人からインディアンジュエリーのリングの注文を受けました。

「Webで調べて見たけど、今ひとつ欲しいと思うデザインが無い」

そこで、当店にオーダーが来ました。

ただ、デザインに迷いました・・・。
インディアンジュエリーとはいう物の、どんな物を指すのかピンと来なかったのです。
しかも、欲しいと思うデザインが無いと言われてます。

Webや雑誌などのデザインを参考にしつつ、どんな物が良いのか模索。
そして、数案のデザイン画を見てもらいましたが、それでもピンと来なかったようです。
そして、またデザイン画作成・・・。
友人からのデザインの方向性誘導で、一つデザイン画を作成しました。

コレにはOKをもらえたので、早速作業に取り掛かりました。
素材はシルバー925製、石はネット模様の入ったターコイズです。

かなりボリュームのあるリングですが、気に入って貰えたようです。


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ちょっと時間があったので、パールの枠作りを順を追って撮影してみました。
普段は、殆ど一気に作ってしまいますし、作業してる際には撮影してる余裕なんて無いので・・・。

まず、地金をハンマーで叩いて伸ばし、凸凹状に成型します。

何故こんな形にするかというと・・・。

丸くリングにした場合に、段付きに削る部分を減らせるからです。
この品物の場合は、平らな板を削りこんで成型しても時間はそれ程掛かりませんが、品物が大きく厚くなった場合には最初の段階で成型しておく方が作業時間を短縮出来ます。

そして、パールが乗る台座部分を作りロー付けします。

今回の品物の場合は、リングの幅を細めにしたデザインなので、パールと枠との接触面が少ないとパールを接着剤でつけても外れ易くなってしまいます。
そこで、接地面を出来るだけ多くとるためにアール状に曲げて台座を作ります。

台座部分とリングの表側を繋ぐ橋の部分をロー付け。

ヤスリで成型して、パールを保持する為の針金をロー付けします。
この際、内側まで貫通させてロー付けをして、針金が簡単に折れてしまわないようにします。

この後、磨いて完成。
すみません、最後の部分の撮影をする前に納品してしまいました・・・。



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先日の日記の最後で呟いていたピルケース(ニトロケース)、完成しました!

形は筒型で出っ張りも全くありません。
しかし、これまでのピルケースと同様にパッキンを内臓にしました。

ただ、これまでのピルケースペンダントは筒の直径が10mm(パッキンのツバを除く)だったものが、パッキン内臓にしたので3mm太くなって13mmになってしまいました。

狭心症などの薬を入れる事を想定しているので、内径はその薬のサイズ以下には出来ません。
となると、削る寸法はパッキン部分。
これからの改良は、細くて丈夫なパッキンを探すことになりますね・・・。
良いモノが見つかれば更に細く出来そうです。



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当店オリジナルでピルケースペンダントがありますが、以前コレの一回り太い物を作りました。

今度は、プラチナで作って欲しいと依頼がありました。
もちろん、プラチナでもOK。

今もピルケースペンダントの依頼を受けているのですが・・・。
今度のは、パッキンを内臓した「輪」の出っ張りが無いように、表面は平らにして欲しいという依頼です。
CADで図面を引いたりして、試行錯誤してますが・・・果たして上手く行くか?



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コイン枠のオーダーがありました。

以前は、コインの大きさ別でペンダント枠が豊富にありましたが、ここ最近はメーカーも在庫が殆ど無く、またあったとしても売れ筋のモノだけで廃番になっているケースが多くなっています。

当店でもコイン枠は沢山作ってきましたので、ノウハウはあります。
枠を作る際、通常はコインの周りに帯を巻いて、片側に針金をロー付けしてコインを枠に入れ、ロー付けした反対側の帯を叩いてフクリン留めのようにして固定していきます。
この方法の場合、最後にコインを留める際に叩いて処理をするのでコインの角が少し潰れてしまいます。

この方法以外に、先に帯の両側に針金をロー付けしておく方法もありますが、当店ではロー付けをせず、「コ」の字型に板を曲げて加工し、それを巻いて枠にします。

この方法だと、ロー付け箇所が少なくなるので見た目も良く、刻印を見ない箇所に打てばリバーシブルにもなります。

製作中にコインに寸法を合わせるので現物を当てながら作業するのが一番ですが、それでは傷が付いてしまうので予め旋盤で真鍮を削りだして「コイン型」を作っておき、これを枠を作って行きます。

また、最後の最後に調整する際も、コインにマスキングテープを貼って傷が付かないように施しておきます。

もちろん、枠とコインはピッタリと合わなければ中でコインがガタガタと動いたり回ってしまうので、この部分は気をつけなければいけません。

そして完成。

実は、この後にバチカン(ペンダント環)を作り直しました・・・お客様のお使いのネックレスが通りませんでした・・・。
事前に寸法は聞いていましたので少し余裕を持って作ったつもりではありましたが、それでも入らず・・・。
お客様には再来店となって二度手間をお掛けした事は、本当に申し訳なかったです・・・。

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以前、エンゲージリングのオーダーを頂きましたお客様からリピートを頂き、ダイヤのペンダントネックレスのオーダーを頂きました。

一つはルースで、もう一つは既にペンダントネックレスの品物になっており、両方とも同じデザインでオーダーを頂きました。

形は、ダイヤのキューレット(裏側の尖っている部分)が枠から出ていると肌に触れた際にチクチクとするので、フクリン留めのような枠で少し板厚を厚めに巻き、タガネで爪を出して留める形です。
そして、ココが肝心なところですが、ネックレスを下げる部分を時計の指針に例えると10時と2時の位置にします。
これよりも開いてしまうと装着した時にダイヤが転がってしまいます。

1本はご依頼頂きましたお客様ご自身へ、もう1本はお母様へ。



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時計ベルトのオーダーがありました。
時計メーカーの名前は・・・すみません、失念してしまいました。(汗)
イタリアの時計メーカーで、このモデルの台数は少なく限定だそうです。
それにしても、時計ケースデザインはサルバドール・ダリを彷彿とさせる面白いデザインです。

元は、皮製のごく一般的なベルトがつけられていました。
お作りしたベルトデザインは、このケースと馴染ませるように少し変わったデザインにしました。
そして、素材はK18イエローゴールドですが、ケースの色と合わせる為に少し白っぽいゴールドを使いました。
(画像ではケースの色と違いがありますが、ケースは経年変化で少し酸化が進んでいます。時間と共にベルトとの色の差がなくなって来ると思います。)



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少し前に納品させて頂いた品物です。
ダイヤフルエタニティリング。

一般的にフルエタニティだとリング上面だけにダイヤが入ったものですが、この品物はサイド面にもビッシリと入ってます。
サイズ直しが出来ないという点は、難点ではありますが・・・。
ただ、それを差し引いたとしても凄く綺麗。



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今日から日記に使っていますプログラムを変更しました。
旧日記も品物や修理等のご紹介をしていますので残しますが、今後はこちらに切り替えて行きます。

今日のご紹介は、マリッジリングです。
お客様からのご依頼でピンクゴールドの指定がありましたが、K18では素材に問題があって当店ではお作りしてません。
K24(純金)に混ぜ物をしてK18にしていますが、大半が銅です。
その銅の色で赤みが強い素材になります。
ただ、難点として硬くなります。
硬いだけなら良いんですが、例えばロー付けを何度も必要とする品物を作ると、素材の結合が悪くなるようで細かいヒビや割れが入ってくるんです。
ですから、他店で購入されたピンクゴールドの品物は修理が出来ない(難易度が高い)のです。

当店でもピンクゴールドの要望が高い事から、K18からK20にして作業性やヒビや割れを防いでいます。
お値段が少し高くなってしまうのが申し訳無いのですが・・・。
折角品物を作ってもサイズ直しや修理などが出来ないなんてのは、いけませんからね。

K18ピンクゴールドの製品をどうしても修理・サイズ直しがしたい・・・というお客様も、修理が出来る場合もあります。
一度お問い合わせ下さい。


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本日12月11日は営業しております。
ご利用をお待ちしております。

先日納品をしましたPt900マリッジリングです。

見本がありましたので、それを踏襲して形を作ります。
もちろん、デザインが全周に入っていますので、リングを均等分に割ってサイズに合わせて削っていきます。
均等割りは、もちろん機械を使って正確に。

ただ、サイズが違っていますので、一つのデザインパーツの大きさが少し違ってきますね。

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来月の土曜日の営業日は、12月11日です。
ご利用をお待ちしております。

オーダーイヤリングから一つご紹介。

ダイヤイヤリングですが、金具もオーダーです。
丸く曲面を描くデザインのイヤリングですが、通常の汎用金具を使う場合はU字状のワイヤータイプが使われる事が多いと思います。
ただ、このワイヤータイプの金具は、ワイヤーのバネ性を利用して耳たぶを挟むこむので耳たぶの厚さによってはバネが弱かったり、逆に痛いくらい強かったりと調節が難しい事が難点です。
(調節は可能ですが、お客様が調節する事は出来ません)

今回の品物は、スクリュータイプと呼ぶネジを締め込んで耳たぶを挟むタイプとアーム根元部分がバネになっている、ネジスクリュー(ネジバネ)というモノを採用してます。

しかも、イヤリングのデザインに合わせてアームも曲線を描くようにし、バネの部分も某ブランドの品物を参考に作りました。
お客様がネジで挟む強さを調節出来、またバネで取り外しが簡単に、しかもデザインを合わせて一石三丁に仕上げました。

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今月7月の土曜営業日は、7月10日となります。
ご利用をお待ちしております。

各メディアでも盛んに報道されていますが、ゆうパックの遅延はかなり大変なようです・・・。
幸いといいましょうか、当店が契約している宅配業者は「ヤマト運輸」と「西濃運輸」の2社なので、通常通り配達はされています。
ただ、対岸の火事といって安心していられませんね・・・。

今日のご紹介は、Pt900製マリッジリングです。
細めのリング幅に、新婦様のリングにはダイヤを留めてあります。
新郎様のリングは、少し幅を広く。
新婦様のは2.5mm幅、新郎様のは3mm幅。

中央にミル打ちを施してあります。
一般的にミル打ちをする際には、ジュエリー道具店で売られている「ローレット」と呼ばれる道具が使われる事が多いです。

先端が円盤状になっていて、その円盤にくぼみがあり、転がすと丸い球状に成型されます。
ところが、このローレット、実際に使ってみると綺麗にミルが成型されません。
それもその筈、円盤を固定している芯棒が細くて、力を入れて転がすと芯が折れたり曲がったりして狙った通りの動きをしないからです。
また、直線なら転がし易いのですが、複雑な曲線の場合には狙った所から外れてしまう事も多々あります。

当店では、「赤タガネ」という炭素鋼の先端を加工してミルタガネを作り、それで一つ一つ丁寧に入れて行きます。

「ミルを打つ」の名の通り、「おたふく」と呼ぶ小さなハンマーを使って打ち込んでいくのです。
この作業で、ローレットよりも綺麗で深いミル打ちに仕上がっています。

その他に、今回はリングの内側に入れる文字に「筆記体」を入れました。

これまではブロック体のみでしたが、文字入れの為の彫刻機を改造して各種色んな文字や絵柄に対応させられるように致しました。
筆記体のみならば販売されている筆記体の文字原版を買えば良いのですが、それだけで済ませてしまうのは勿体無いですからね。

お客様の様々なご要望にお応えします。



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来月7月の土曜営業日は、7月10日となります。
ご利用をお待ちしております。

今回のご紹介は、当店のWebショップでも販売しております「ピルケースペンダント(ニトロケース)」です。

K18イエローゴールドの品物を納品した後、

「プラチナ製でこれまでの品物よりも5mm長く、本体に唐草模様の彫りをして欲しい」

とご注文がありました。
もちろん、こんなご要望はお安い御用です。
自社内で全て作ってますので、長さや太さの変更は可能、素材変更も可能です。(プラチナ製の場合、強度を確保する為に雄ネジ部分はK18WGでお作りする事になります)

納品した品物は、こちら。

当店Webショップや、東急ハンズ名古屋店「男の書斎」でも販売をしております。
カスタマイズは自由自在、お気軽にお問い合わせください。



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来月6月の土曜営業日は、6月12日となります。
ご利用をお待ちしております。

今日は、ドッグタグのご紹介です。

この品物は、私の友人から頼まれたものです。
25年来の付き合いですが、魚釣りが好きで今はボーダーコリーを飼っています。
その友人が「魚の形のドッグタグを作って欲しい」と依頼されました。
デザインは既に出来ていたので、それを形にするだけ。
デザインは、川魚の「アマゴ」をモチーフにしています。

裏側には、犬の名前と彼の携帯電話番号を刻みました。

ごく普通のドッグタグより、オシャレですね。



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今日のご紹介は、モーニングジュエリーです。
以前も、こちらでご紹介しましたが、この日記をご覧になったお客様からのオーダーです。

品物の形状は前回とほぼ同じの、上面が緩いカーブを描くタイプの甲丸リングです。
ただ、材料が今回はシルバー925製。
前回作りましたプラチナ製よりは強度面で劣る為に、厚みを厚くしてあります。

今回ご依頼で中に封じましたお骨は、お客様が飼われていた愛犬のものです。

ご要望から、樹脂を薄く空色に着色して、薄っすらと中のお骨が見えるようにしてあります。



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今月の土曜営業日は、3月13日です。
ご利用をお待ちしております。

何だかここ暫くの間、週末になると天気が悪い気がしますが・・・。
そんな雨の日曜、子供会行事で久しぶりにボーリングをしてきました。
結果は・・・散々・・・。
箸より重い物を持たないので・・・とは、言い訳できませんよね・・・。

3月に入り春のブライダルシーズンからだと思いますが、お問い合わせやご注文を頂いております。
そんな中から1点をご紹介します。
1月末ですが、納品させて頂いた品物です。

1枚目は、当店の見本リング・・・シルバーにメッキ処理をしていますので、少しメッキが剥がれかかり綺麗とは言えませんが・・・。
この上の品物の「縄巻きした中央の部分」と、下の品物の「ひねりのあるデザイン」とを合わせて欲しいとのご要望です。

こちらが完成品。
新婦様のリングには0.03ctのダイヤを中央に入れました。

こうした合わせ技も、もちろんOK。
お気軽にお問い合わせください。



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修理ばかりご紹介してきましたので、オーダーの品物のご紹介。

ブライダルにオーダー頂きました、Pt900製のダイヤハーフエタニティリングです。

新婦様のリングには0.2ctのダイヤが18ピース彫留めしてあります。
新郎様のリングは、シンプルな平打タイプ。
幅は共に3.5mmです。



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今年に入ってから品物の紹介をしていませんでしたので・・・今回はコレ。

K18WGピルケースペンダント(ニトロケース)です。

今回オーダー頂いたのは、当店でいつも作っているケースよりも一回り太い物です。

当店のは外径10mmですが、今回のは13mm。
一つずつ手作業で作っているオリジナルですので、このようなオーダーにも対応します。

今日、作ったのは、コレ。

このタイプ、当店で一番初めに作ったデザインの品物です。
コレを作ったのが、15年程前でしょうか。
当店Webショップで販売をしていますデザインは上下が丸い物ですが、最初のオリジナルは上下は少し膨らみがある板状の製品でした。
当初のデザインでとのご希望でしたので、今日作ったのはコレでした。

このようなデザイン変更でも、もちろんOK。
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来月の土曜営業日は、11月7日です。
ご利用をお待ちしております。
*11月の土曜営業日を11月4日と記載しておりましたが、正しくは11月7日です。
大変失礼をしました。

今回の修理のご紹介は、Pt900マリッジリングのご紹介です。

少し前にオーダー頂いた品物ですが、お客様のご要望から数回ご来店頂いてお話をさせて頂き、このような形になりました。

女性用は上面の1/3の面積部分とサイド面の片方にメレダイヤを石留め。
男性用は、上面の女性用のダイヤが入っている部分をヘアーラインのマット仕上げに、また中央にはブラックダイヤを入れてあります。

文字は、下の部分が少し切れた状態に彫り込んであります。



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来月の土曜営業日は10月3日(土)です。
ご利用をお待ちしております。

今回は、角型のピルケースペンダント(ニトロケース)をご紹介します。

当店ではオリジナルの筒状のピルケースペンダントは販売しておりますが、全ての薬が同じ形、同じ大きさではありません。
今回は、薬の大きさと数が複数入れられるタイプという事で作りました。

縦35mm、横20mm、厚みが6mm程、素材はK18イエローゴールドです。

作り方は、以前からこの日記でご紹介していますが、鉄で型を作り、薄く延ばしたK18に叩き込んで箱型を作っていきます。

この品物の場合は段付のデザインでしたので、箱型にした後にカットして外側に板をロー付けしてあります。

一気に製作途中の画像は飛びますが、横には蝶番のパイプをロー付けします。
このパイプのロー付けが一番神経を使う部分。
緩すぎてもダメですし、硬すぎてもダメです。

蝶番の反対側には、留め金を取り付けます。
今回の品物は、留め金もパイプ形状にして外に飛び出した形のデザインです。



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本日9月12日(土)は営業しております。
ご利用をお待ちしております。

今日は、モーニングジュエリーのご紹介です。
モーニングジュエリーは、日本では馴染みが無いかと思います。
亡くなった方に追悼する意味で身に付けるジュエリーですが、ジェットと呼ぶ木が化石化した石を削りネックレス状にした品物が良く知られている品物かと思います。
広い意味からは、お葬式の際に身に着けるパールネックレスなどもモーニングジュエリーと呼んでいいかもしれません。

今回オーダーを頂いたのはこうした品物ではなく、常に身に付ける品物のマリッジリングをモーニングジュエリーに仕立てた品物です。

当店でこれまでお作りしたモーニングジュエリーは、写真入れなどを利用したロケットタイプのペンダントが殆どでした。
当店オリジナルのピルケースペンダントの大きさを小さくした物や、写真を入れるような形の平たい品物がそれです。
今回の品物はリングで、しかも見た目はごく普通のマリッジリング風にして欲しいとのご依頼でしたので、上記のようなケース状には出来ません。

そこで、リングの内側に凹みを作り、遺骨や遺髪をココに入れて樹脂で固めるという方法を取りました。

また、詳しくはお聞きしませんでしたが、亡くなった方の誕生石でしょうか、ブルートパーズを横の部分に留めてあります。

見た目は、マリッジリングです。
ただ、内側を覗くと薄っすらと遺骨と遺髪が見えるようになっています。

こうした少し特殊なジュエリーも当店ではお作り致します。
こんな品物が欲しい・・・
そんな時は、当店にお問い合わせください。
お客様のご要望にお応え致します。



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8月29日(土)は、営業致します。
また、来月の土曜営業日は、9月12日(土)です。
ご利用をお待ちしております。

昨日の高校野球決勝戦、地元愛知 中京大中京vs新潟 日本文理の試合は最後の最後まで判らない試合運びでドキドキしました。
仕事の手を休める訳には行かないのでラジオを聴きながら作業をしていましたが、9回表の日本文理の攻撃では胸が苦しくなる程。
最後、1点差まで追い詰められましたが、中京大中京の勝利で幕を下ろしました。

個人的には地元の中京を応援してはいましたが、カミさんの実家は新潟で実家から日本文理の学校が近い事もあって、心境は複雑。
ただ、これだけ白熱する展開になって、どちらを応援してても楽しめたとも思いました。

昨日月曜から急に朝晩が涼しくなりましたが、高校野球の決勝戦が終わった今朝は、より秋めいてきたようにも思いました。

さて、修理のご紹介が多かったので、今日はオーダーのご紹介です。
今回は、ダイヤフルエタニティリングのご紹介です。
最近、このエタニティタイプのオーダーが多く、ダイヤが全周に入るフルタイプも多くなっています。
このエタニティリングは、ダイヤ1石の大きさとサイズによってダイヤが入る数が決まってきます。

それと同時に、高さが微妙で、この高さを少しずつ変化させる事でダイヤ数とリングサイズのバランスを取っているというリングなのです。
だから、ちょっとバランスが崩れるとサイズが違ってしまったり、ダイヤの数が予定数通りに入らなくなったりしてしまいます。

当店では、CADで図面を引いてその図面を見て品物を作っていきます。
ただ、ダイヤは揃えて貰っても直径・高さ共にバラつきがあるので、最終的には手作業でバランスを整える事になります。
この紹介をしているリングは、1石が0.15ctで17ピース 約2.5ct、リング幅は約3.5mmでサイズは10.5号です。
(ちなみに・・・某店舗の半額程の価格になりました・・・家は工賃安すぎるのかなぁ~・・・?)

また、コレも重要な事ですが、サイズ直しをする事が出来ません。
通常のサイズ直しはリングをカットして大きくしたり縮めたりしてロー付けをする事になりますが、ダイヤが全周に入っているフルエタニティタイプの場合はそれが出来ません。
但し、サイズを1号程度まで大きくする場合にのみ、リングの内径を削ってサイズを大きくする事が可能です。

サイズ直しの部分では不利な点はありますが、フォーマルにもカジュアルにも両方に合うエタニティリングは、デザインからみると万能なのかもしれません。

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やっと梅雨明けしました。
もう、雨はウンザリする程降りましたから、暫くの間は太陽の光が欲しいですね。
ただ・・・夜は涼しくなって欲しいところ・・・。

オーダーのご紹介です。

「Pt900クロムダイオプサイドペンダント」

クロムダイオプサイドという石は、非常に柔らかい石です。
この石を3石使ってペンダントにして欲しいとご希望がありました。
当店から、3案のデザインを提案させて頂きまして、その中からお選び頂きました。

枠はPt900、一つ一つを四角く囲む枠を繋げたデザインです。
石が弱いので、予め爪の一部を倒しておき、その後で慎重に留めていきます。
もちろん、こうした石の際もタガネでシッカリと留めていきます。
タガネで留める事で、地金が締まると共に、簡単には爪が開かなくなります。

今月のお盆時期の夏期休業日は、

8月9日(日)~8月16日(日)

です。
この間、電話、FAX、メール等のお返事が出来なくなります。
8月17日(月)からは通常営業となります。

また、今月の土曜日の営業は、

8月8日・・・・・・・・営業
8月15日/22日・・・休業
8月29日・・・・・・・・営業

となります。


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お電話は 052-531-2422
FAXは 052-532-0228
営業時間 月曜~金曜 9:00~18:00
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バタバタしていまして、日記更新していませんでした・・・。

昨日から、当店近くの円頓寺商店街で七夕祭りが開催されています。
今度の週末の8/2(日)まで開催。
お近くの方は遊びにいかれては如何でしょうか?
私もPTAのパトロールの後、娘を連れて遊びに行ってきました。

中学の同級生が営んでいる店で、イチゴミルクのカキ氷を食べ・・・

その後は、隣の果物屋が出している冷やしパインを食べてきました。
旨かったです。

さて、少し前に納品させて頂きましたが、このような品物を作らせて頂きました。

「スコップ」

砂利協会という組合があるそうですが、そこからのご注文でした。
スコップの受けの部分はK18イエロー、持ち手はK18ピンクゴールド、砂利に見立てた部分にはメレダイヤを散りばめてあります。
軸の部分と取っ手も、指定通りに「樫」の木材を使ってあります。

このような品物のご注文も承っています。

来月のお盆時期の夏期休業日は、

8月9日(日)~8月16日(日)

です。
この間、電話、FAX、メール等のお返事が出来なくなります。
8月17日(月)からは通常営業となります。

また、来月の土曜日の営業は、

8月1日・・・・・・・・休業
8月8日・・・・・・・・営業
8月15日/22日・・・休業
8月29日・・・・・・・・営業

となります。


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本日3月14日は営業しております。
ご利用をお待ちしております。

先日ご紹介しましたオーダー品の十字架制作過程の続きです。

形が出来上がった時点で、一度バフがけをして磨きます。

その後、ヤニ台と呼ぶ松脂を盛った台に固定して、ダイヤの石留めに入ります。
ここで大事なのが、ダイヤの大きさ。
全てのダイヤの大きさが寸分違わず揃っていれば、留める際に楽になります。
ですが、同じサイズのダイヤを注文しても、若干の誤差が出てきてしまいます。
そこで、面倒ではありますが、一度ダイヤの寸法を全て測り、大まかに大中小という具合に分けていきます。
そして、そのダイヤを何処にセットすれば綺麗に留まるかを検討します。

彫り作業は、タガネと呼ぶ刃物で削り取って掘り下げていきます。
「金属を彫る」というと硬い素材なので簡単には出来ないように感じますが、古くからあみ出された技法なので木を刃物で削ぐような感覚で切れていくのです。

全体に爪が出来上がったら、順次ダイヤをセットしながら仮止めをしていきます。
そして、本留め。

石を留める際は、刃物ではなく先端が平らになったタガネで慎重に叩いて留めていきます。
このような留めの際に、タガネとカナヅチを使わず「やっとこ」と呼ぶペンチに似た道具が使われる事がありますが、叩き締めて留めるのとは違いやはり留め方が弱く、かつ叩き締める事をしていないので爪自体が柔らかくなってしまうのが欠点でしょうか。

ダイヤのカットの向きも揃えると、綺麗に見えます。
大きさはこのくらいです。

これで出来上がりです。



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今月の土曜営業日は、3月14日です。
ご利用をお待ちしております。

今回はオーダー品の制作過程のご紹介です。

以前オーダーを頂きましたお客様から、同じデザインでK18の品物のオーダーを頂きました。
デザインを数点描かせて頂きご提案、その中の1点をお選び頂きましたので、作業開始です。

デザインは、十字架。
ダイヤの大きさは1ピース0.04ct程で、総目方が7ctを超えます。
数も150ピース近くになり、ダイヤを留める穴がズレてしまうと留める際に作業が難しくなるので、PC制御の機械を使って、十字架の外寸とダイヤの穴の位置を正確に描いていきます。

そして、そしてダイヤが入る部分のに小さめの下穴開けを行います。

そして、描いた線の通りに形を切り出し、一段縁の部分を高くしますので、幅2mmの板をロー付けして縁取りをします。

裏側になる部分を作ります。
表の縁取りと同じように、今度は2.5mm幅の板を組み合わせて十字架の枠を作ります。

この枠を何本かの柱で支える形で表の板とロー付けします。

形はこれで出来上がりました。
ここから、ダイヤの彫留めに入ります。

続く・・・。

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今月の土曜営業日は、2月14日です。
ご利用をお待ちしております。

多くの修理のご依頼、お問い合わせを頂いております。
他店で修理不可能と返品になりました品物でも、お気軽にお問い合わせください。
これまで沢山の品物を修理したきましたノウハウを生かし、可能な限り対応させて頂きます。

また、オーダーやリフォームのご依頼やお問い合わせもお待ちしております。



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年内の土曜日、20日、27日は営業致します。
23日(火)は祝日ですが、営業致します。
*日曜日は休業致します。

年末年始のお休みは、

2008年12月27日(土)・・・通常営業
2008年12月28日(日)~2009年1月4日(日)・・・休業
2009年1月5日(月)・・・通常営業

となります。

先日納品させて頂きました、オーダーリングのご紹介です。

中央には3×2mmのバゲットダイヤを全周に並べ、両サイドには0.01ctのダイヤを35ピースずつ(全70ピース)彫留めしています。

素材はPt900、サイズは3.5号。
デザインとダイヤの大きさから、高さだけは少し高くなり2.8mm程の高さとなってしまいましたが、大変気に入って頂けました。

お値段ですが・・・
当店としては通常のお値段を出させて頂きましたが、お客様がお見積もりを出した一番高い他店との差は、なんと6倍!
ダイヤも悪い物は使っていませんし・・。
当店は可能な限りお安くはさせて頂いていますが、決して激安店とは言えないと思っています。(値段を下げれば、当然何処かに安い部分を作らなければいけないからです)
なのに、この値段差は何故なのか?
判りません・・・。



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