ちょっと時間があったので、パールの枠作りを順を追って撮影してみました。
普段は、殆ど一気に作ってしまいますし、作業してる際には撮影してる余裕なんて無いので・・・。

まず、地金をハンマーで叩いて伸ばし、凸凹状に成型します。

何故こんな形にするかというと・・・。

丸くリングにした場合に、段付きに削る部分を減らせるからです。
この品物の場合は、平らな板を削りこんで成型しても時間はそれ程掛かりませんが、品物が大きく厚くなった場合には最初の段階で成型しておく方が作業時間を短縮出来ます。

そして、パールが乗る台座部分を作りロー付けします。

今回の品物の場合は、リングの幅を細めにしたデザインなので、パールと枠との接触面が少ないとパールを接着剤でつけても外れ易くなってしまいます。
そこで、接地面を出来るだけ多くとるためにアール状に曲げて台座を作ります。

台座部分とリングの表側を繋ぐ橋の部分をロー付け。

ヤスリで成型して、パールを保持する為の針金をロー付けします。
この際、内側まで貫通させてロー付けをして、針金が簡単に折れてしまわないようにします。

この後、磨いて完成。
すみません、最後の部分の撮影をする前に納品してしまいました・・・。



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