4月の土曜営業日に関しまして
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Posted by yoshitomi under ジュエリー修理・リペア | Permalink | | Leave A Comment | コンビネーションリングのサイズ直し はコメントを受け付けていません
サイズ直し兼修理のご依頼を頂きました。
リングが指から抜けなくなり、ペンチ等でカットされたリングです。
ペンチなどでカットされていても、通常はサイズ直しと作業内容は変わりないので大丈夫です。
ただ、今回の場合は、プラチナがベース素材で中央部分にK18YGがぐるりと全周にわたって入るデザインのコンビネーションリング。
ジュエリーでは当たり前のように使われる素材同士ですが、こうしたデザインのリングはサイズ直しが一気に難しくなります。
プラチナとゴールドは、素材が違う事はお分かりかと思います。
素材が違いますので、溶ける温度も違います。ゴールドの方が溶ける温度が低く、プラチナの方が高い。
ですので、サイズ直しで使用するロウ材(プラチナやゴールドの合金)は低い温度のゴールドに合わせなければいけません。プラチナのロウ材を使うと、作業が終わる前にゴールドの方が先に溶けてドロドロになってしまいますから。
そして、もう一つ厄介なのが、熱膨張。
道路の頭上に電線が張ってあるのを見かけますが、夏になると電線が垂れ下がり、冬になるとピンッと張っているのを見た事がありますでしょうか? 金属も温度によって伸びたり縮んだりします。
プラチナとゴールドにも同じ事が起こります。ロウ付けの際にバーナーで熱を加えて接合部にロウ材を流し込んでくっ付けますが、この時も素材が伸びます。
この素材が伸びる時に、プラチナとゴールドの膨張率が違うの最悪の場合はそれぞれがバラバラに外れてしまうのです。
今回のご依頼品のように全周に渡り異種素材が使われていると、そうした事がより起こりやすくなるのです。
今回も、上記の事をお伝えして、ご依頼を受けました。
ちなみに、バラバラになった場合の補償はございません。(作業代も頂けませんが・・・)
通常通りのサイズ直しで、ロウ材はゴールドに合わせて金ロウを使います。
今回の場合は、何とか接合出来ました。(こうした全周異種素材のリング、今は撤退してしまいましたがC社のリングはバラバラになる事が多いですね・・・)
ロウ付けが出来てもサイズ出しの際に芯金と呼ぶテーパー状の金属棒に入れて、叩いて新円を出すまでは気が抜けません。
たまに、ロウ付け箇所が割れえしまう事がありますから・・・。
今回は、無事にロウ付け、サイズ出しが完了♪
整形をして、中央部分のK18のデザインに合わせて線を入れて磨きます。
これで完成。
ご依頼を有難うございました。
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FAXは 052-532-0228
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Posted by yoshitomi under ジュエリーリフォーム | Permalink | | Leave A Comment | エメラルドの帯留めをリングへ はコメントを受け付けていません
エメラルドとダイヤが入った帯留めを、リングにリフォーム(リメイク)するご依頼を頂きました。
繊細に作られている帯留めなので壊すのは勿体ないと感じましたが、帯留めとして使用する事が殆ど無くなってしまったので、今度はリングにして楽しみたいとの事です。
デザインは、一部を踏襲。中央部分のエメラルドとダイヤの部分を一列使ったリングデザインになります。素材はPt900。
まずは、エメラルドの枠を作ります。
判っていた事ですが、エメラルドを外すと高さが結構ある石です。こうした石は爪枠の壁を薄くしないと収まりません。結構大変なんです・・・。
石枠が出来たら、リング部分を作ります。
今回は、ダイヤを一列に爪で留めるデザインになります。この爪、別に取り付ける物ではなく、リング部分に穴を開けて、残った地金を割って爪にするデザインです。
石枠とリング部分をロウ付けします。
このあと、一度軽く仕上げまでもっていき、ダイヤが入る穴を開けます。
ダイヤを石留します。
ダイヤを留めたあと、ダイヤ部分を磨きいてエメラルドを石留めします。
最後に全体を磨いたら完成です。
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Posted by yoshitomi under オーダージュエリー | Permalink | | Leave A Comment | ステーションネックレス はコメントを受け付けていません
ステーションネックレス製作のご依頼を頂きました。
現在お手持ちのネックレスに、アクアマリンを1ピース追加して欲しいとのご希望を頂きました。
画像のステーションネックレスも、当店で以前にお作りした物です。
今回もデザインを合わせてフクリン枠にします。
フクリン枠が出来たら、ネックレスにドッキング。
入れる箇所は、色と大きさを検討して一番合いそうなところへ入れました。
アクアマリンの石留めです。
石留めした周囲のデコボコを薄く削り、仕上げ磨きをして完成です。
ご依頼を有難うございました。
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Posted by yoshitomi under ジュエリーリフォーム | Permalink | | Leave A Comment | ダイヤリングを細く はコメントを受け付けていません
ダイヤリングのリフォーム(リメイク)のご依頼を頂きました。
センターにダイヤが大小並んで爪留めされているリングです。画像では判りづらいですが、リング部分は緩やかにうねりがあるデザインです。
ダイヤ爪の部分はこのままにされたいとの事でしたので、この部分をカットして再利用します。
問題は、リングの方。
出来るだけ細くしたい、また常用にしたいとのご希望です。
以前より地金が高くなり、また出来るだけ値段を抑えたいという事と、昨今のファッション動向から、リングは細くなる傾向が続いています。
今回ご依頼の素材はリフォーム前のプラチナ(Pt900)のままですが、プラチナはそれ程硬い素材ではありません。この細いデザインと素材とのバランスは、非常に悩ましいところ。
今回は(今回に限りませんが)、目の錯覚を利用する事にしました。
リングは上から見た時に細く見えるように、断面を三角に、またリングの高さを幅よりも高くする事で強度を保つようにします。
リング状面は甲丸状にします。
上面を丸くする事で、光が甲丸のてっぺんだけに当たって反射します。両サイドは黒く見えるので、全体として細く見えるのです。
ダイヤの爪をリングにロウ付け。
大きい方の石の出っ張った爪は、厚みが薄かったので地金をTig溶接機で肉盛りして爪を丈夫にしました。
一度磨いたら、石を留めていきます。
爪先を磨き、全体を磨いたら完成です。
ご依頼を有難うございました。
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Posted by yoshitomi under オーダージュエリー | Permalink | | Leave A Comment | 1カラットダイヤピアス はコメントを受け付けていません
ダイヤピアス製作のご依頼を頂きました。
片側1ct台のラウンドブリリアントカットダイヤなのですが、なんと片方を落としてしまったそうです・・・。
キャッチャーがシリコンタイプ(内部にプラチナ板が入ったタイプ)なのですが、ゴムが劣化して若干緩くなっています。
先日も他のお客様からピアスキャッチャーのご相談がありましたが、お客様ごとに求めるものが違うので完璧なキャッチャーという物は残念ながら存在しません。
今回のようなシリコンタイプは、値段が安くて装着もし易いのですが、その逆にゴムは劣化していきますので定期的な交換が必要です。(見た目には変わらなくても、緩く感じてきたら交換時期です)
海外製の中にバネが入ったタイプの場合は、構造が複雑で値段が高く、装着がし辛い反面、ロックがしっかりとしているので溝にキッチリとはまっていれば簡単には落ちません。(キャッチャーの劣化などは殆どありませんが、ピアスポストの方が曲がったり溝が摩耗したりし易い傾向があります)
昔ながらのバタフライタイプは、その中間といった具合でしょうか。ただ、バタフライタイプも裏側の丸まっている部分に開きが出てくるとロックが甘くなります。(丸く曲げた部分を元に戻せば再利用可能ではありますが、変形が酷い場合は交換が必要です)
今回は、残ったピアスの方に石のグレードとデザインを合わせてお作りをします。
まずは、ダイヤ探しから。
ピアス形状は、フクリン枠です。素材はPt900。
枠が出来たら、石留めです。
石留めした周囲のデコボコを薄く削り、仕上げ磨くをして完成です。
裏側はダイヤのキューレットギリギリに作ってあります。
画像にはありませんが、キャッチャーはもう1組ご用意してお渡しをしました。
ご依頼を有難うございました。
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Posted by yoshitomi under ジュエリー修理・リペア | Permalink | | Leave A Comment | ターコイズの石留め はコメントを受け付けていません
シルバーバングルの修理ご依頼を頂きました。
センターのターコイズが外れてしまっています。
石を確認すると、接着剤で接着して留められていました。
バングル側はこんな感じです。
コルク屑にエポキシ接着剤を混ぜ、それで接着されています。
しかも、接着剤で留めてあったので、石が外れた際にターコイズの一部が接着剤にくっ付いて欠けてしまっていました。
まずは、石、バングル、両方のエポキシ接着剤を削り取ります。
この時、ターコイズに欠けがあるので、これ以上石を欠けさせないように慎重に接着剤を取り除いていきます。
そして、石留めですが、新しいコルク屑を用意する必要があります。
幸いにも、私の趣味の釣りで、竿の修理の際に使ったコルクリングがあったので、それを粗いヤスリでザクッと削って粒の大き目のコルク屑に加工。
湿らせたコルク屑をターコイズの下に敷き詰め、フクリン枠を倒して石を留めていきます。
タガネで叩いて留めたフクリン枠の爪を磨いて完成です。
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Posted by yoshitomi under 営業日 | Permalink | | Leave A Comment | 2月8日(水)の営業に関しまして はコメントを受け付けていません
2月8日(水)午前中は、健康診断の為に職人が外出を致します。
店舗営業は行っておりますので、お預かりしました品物のお渡しは可能ですが、修理やオーダー等のご相談が出来ない状態となります。
ご相談が必要だと思われる場合は、この時間帯を外してご来店頂きますようお願い致します。
8日午後からは通常通りの勤務となります。
ご不便おかけし申し訳ございません。
宜しくお願い致します。
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Posted by yoshitomi under ジュエリーリフォーム | Permalink | | Leave A Comment | サファイア リング&ペンダントへの作替え はコメントを受け付けていません
サファイアリングを2本お持ち頂いて、プラチナリングとペンダントへのリフォーム(リメイク)のご依頼を頂きました。
奥様へのプレゼントだそうです。
元の品物は一方がプラチナ、もう一方はK18YGですが、ご依頼で作る品物は両方共にPt900です。
サファイアの色は若干薄いのは、コーンフラワーっぽいかな? 共にサファイアは5.5ct程です。
プラチナの方はサファイアのみを使用して再度リングへ、イエローゴールドの方はサファイアとダイヤ両方を使ってプラチナペンダントへ作り変えます。
まずは、リングの方。
中石を外し、石枠を作ります。高さがある石なので、最終的な枠はキューレット部が出ないギリギリのサイズにします。
デザインの説明を忘れていました。デザインは、リング、ペンダント共にダイヤの取巻きデザインです。リングの方は取巻き部のダイヤは当店でご用意し、ペンダントのダイヤは再利用します。
中石の枠の外に、ダイヤの取巻きの枠を作ります。
ダイヤの爪は、中は共爪、外はダイヤ1ピースに対して2本の爪です。
共爪の方は、先をTig溶接機で溶かして丸くしてダイヤの掛かりを良くしておきます。
(石を留める際に、爪を成形して石がシッカリと引っ掛かるようにします)
取巻き枠が出来たら、リング部(腕)を作ります。
今回は、石の高さがあるので、上下二段に分かれるタイプにしました。
取巻き枠と腕をロウ付けでドッキング。
下磨きをしたら、ダイヤ、サファイアの順で石留めをします。
ダイヤを留めたら爪を成形して磨き、サファイアも同じ要領で作業をしたら、最後に仕上げ磨きをして完成です。
リングと同じ要領で、ペンダントの方も作業をします。
こちらの方は、サファイアに傷が多くあるので、石が乗る台座部分は出来るだけピッタリと合うように削って加工をします。接触面が少ないと、石を留める時やリング装着中に石へ衝撃が加わった際に一か所に力が集中してしまい割れてしまう可能性が高くなるので、フィッティングにはより気を配ります。
ペンダント枠が出来たら、バチカン(チェーンが通る金具)を取り付け。
そして、石留め。
ペンダントも磨いて完成です。
ご依頼を有難うございました。
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Posted by yoshitomi under その他 | Permalink | | Leave A Comment | 幸宏さん、有難うございました・・・ はコメントを受け付けていません
15日の日曜・・・
衝撃的なニュースが目に入ってきました・・・
「高橋幸宏氏、誤嚥性肺炎で死去」
小学生の時、高橋幸宏、坂本龍一、細野晴臣の3人の「イエロー・マジック・オーケストラ」に触れて育ちました。
テクノミュージックは、小学生には衝撃的でしたね・・・。
近年、METAFIVEを結成して活動をされていたので、ドライブ中のBGMとして聞いていましたが・・・
幸宏さん、こんなに早く逝ってしまうとは・・・
去年は、猪木やペレも逝ってしまいました。
先日はジェフ・ベックも逝ってしまいました。
寂しくなります。
ご冥福をお祈りいたします。
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Posted by yoshitomi under ジュエリー修理・リペア | Permalink | | Leave A Comment | プラチナリングの石合わせ はコメントを受け付けていません
石が脱落してしまったプラチナリングの修理ご依頼を頂きました。
石が1個脱落して無くなっています。
石の種類が判りません・・・。透明の緑石ですが、トルマリンのようでトルマリンでなさそう。
ただ、選択肢として比較的容易に手に入るのはトルマリンしかありません。
また、幸いな事に当店在庫でサイズがかなり近い石があったので、お客様にそれを伝えてて、この石で修理をする事になりました。
愚痴になっちゃいますが、最近は本当にこうした石が手に入りづらくなりました・・・。
石のサイズは近いとは言え、若干小さめ。
今回は、長手(長い辺)はそのまま留められそうだったので、短辺の方に地金を肉盛りして修理をする事にしました。(プラチナ、ゴールドは肉盛りが出来ますが、シルバー素材は出来ません)
ただ、石の厚み(高さ)がギリギリ・・・ちょっとでも高さが合わないと、リング内側に飛び出してしまいます。
石留め前の位置合わせは、慎重に行いました。
タガネで叩いて留めた爪を削り、周辺を磨いて完成です。
ご依頼を有難うございました。
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Posted by yoshitomi under その他 | Permalink | | Leave A Comment | 2023年 あけましておめでとうございます。 はコメントを受け付けていません
新年あけましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりました。2023年も宜しくお願い致します。
年末年始はどのように過ごされたでしょうか?
我が家は、毎年恒例の妻の実家新潟へ帰省していました。
クリスマスに名古屋も雪が降り、帰省をする日の大雪を心配していましたが、往路は雪も降らず(代わりに上越から豪雨に見舞われましたが・・・)スムーズに帰る事が出来ました。
また、この時期恒例になっているスキーも、今回は妙高杉ノ原スキー場へ行ってきました。
名古屋から友人達が一泊二日でこのスキー場へ来るという事で、息子を連れて一日目だけ合流しました。
この日は余り天気が良くなく、一日中どこかのエリアがガスっている状況でしたが、一瞬晴れ間が見えたので頂上で記念撮影。
一日楽しく過ごしてきました。
そして、新潟からの帰路ですが、上越まで豪雨。
しかも、上越から信州中野辺りまでは雪。
何年かに一度は同じ天候になるので慣れてはいますが、高速道路での着雪は慎重になりますね。
道中、休みながら約6時間かけて帰宅しました。
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Posted by yoshitomi under ジュエリー修理・リペア | Permalink | | Leave A Comment | ゴローズ ホイールのカスタマイズ はコメントを受け付けていません
久しぶりゴローズのホイールカスタマイズのご依頼を頂きました。
中央にロウ付けされている金メタルをカットする作業です。
この作業のお問い合わせは、かなり多くあります。
ただ、作業内容と仕上がりをご説明すると、ほぼご依頼は来ません。何故か?
この作業は金メダルを外す事になるのですが、当店では超極細のノコギリでカットします。
ロウ付けされているので、熱を加えて外せば良いじゃないか?・・・と、思われるかもしれませんが、ロウ材が溶けた際に本体に溶け込んで表面を荒らしてしまうので、カットをしています。
カットは慎重に行いますが、やはり表面を僅かに擦ってしまうのでこの面を仕上げをします。
カット後、メタルが付いていた裏側の数本の溝にロウ材が埋まっているので、これを削り取る必要があります。この削り取る作業が終われば作業終了になります。
ゴローズ製品には詳しく無いのですが、現在はホイール単体では販売されてないそうですね。
このカットした物と、ホイール単体製品を比べた際に明らかに違う点があります。
それが、この削り取り作業をした溝。
ホイールはキャスト(鋳造)で作られています。
表面は磨かれていますが、溝はキャスト時のままです。
このキャスト時のザラザラ感は、後から再現しようとしても出来ません。
なので、オリジナルモデルなのか、それともメタルをカットした物なのかがココを見れば一目で判ります。
問い合わせの際にこれらをご説明しますが、ご依頼されない。ホイールだけを売却しようとしている方が多いからと推測します。
今回は、お客様がご自身で楽しまれる目的でしたのでご依頼を頂き、外した金メタルはポストをつけてピアスにしました。
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Posted by yoshitomi under オーダージュエリー | Permalink | | Leave A Comment | K20PGダイヤリング はコメントを受け付けていません
エンゲージリングのご依頼を頂きました。
素材はK20PG(ピンクゴールド)、センター石はダイヤモンド。
デザインは、ほぼお好きな形がありましたので、それに沿ってお作りをします。センター石はフクリン枠、石の横にはV字形状のデザインがあり、リング中央にはミル打ちが欲しいとのご希望です。
まずは、石を探します。
ダイヤは、ダイヤを専門に扱う取引先から直接仕入れをします。
今回は手持ち在庫の中からお勧めを出して頂きましたが、特殊な石でも走り回って探して貰える有難い取引先です。
ダイヤが決まりましたので、枠を作ります。
センター石の枠は、地金を棒状にした無垢材から旋盤で削り出して枠を作ります。
リング部も、無垢材を丸く曲げて作ります。
センター石の脇のV字部分を作ります。
インターネット上で見たこのデザインがお好みだったので、このデザインを取り入れました。
石枠とリング部をロウ付けで合体。
全体を軽く仕上げします。
リング部の中央に、ミルを打ちます。
センター石を留めて、全体を仕上げ磨きをしたら完成になります。
少しクラシカルで可愛らしいデザインのリングになりました。
ご依頼を有難うございました。
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Posted by yoshitomi under オーダージュエリー | Permalink | | Leave A Comment | 2本のマリッジリングを溶かして1本に はコメントを受け付けていません
プラチナリング製作のご依頼を頂きました。
旦那様、奥様のマリッジリングを溶かして1本に作り替えるご依頼です。
通常、当店ではお手持ちの素材を溶かして品物をお作りする事はしてきませんでした。
その理由ですが、例えば10gの素材でリングを1本作るにしても、そのまま10gのリングはできません。端をカットする事や整形時にヤスリで削ったりする為に余剰分が必要になります。
また、お店(メーカー)によって地金に混ぜられている素材が判らない為、削った粉が当店の地金と混ざってしまう事は避けたいからです。
今回は、これらの事をお客様にご説明しましたが、地金を足すことなくある分だけで作って貰えれば良い・・・と、返答を頂きましたので、お受けする事にしました。
まず、2本のリングを溶かして地金を棒状にします。
ちなみに、今回お預かりしましたリング素材はPt850です。
(当店使用のプラチナはPt900です。Pt850でもサイズ直しは承りますが、大きくする際の地金はPt900になります)
リングの形状は、月甲丸と呼ぶカマボコ断面で上部が広く、下部が狭いデザインのリングになります。
棒状の地金をローラーで伸ばし、その地金を型に叩き込んで整形します。
それを丸めてロウ付け。
真円になるように叩いて整形します。
リングデザインですが、単に月甲丸だけでは味気ないので、中に線を入れて2本のリングのようにします。
2本のマリッジリングを溶かして1本にしましたので、重ね付けしているようなデザインにします。
ヤスリを徐々に細目にしていき、最後に磨いて完成です。
ちなみに、このリングは旦那様がお使いになるそうです。ご提案したデザインもご満足頂けました。
ご依頼を有難うございました。
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Posted by yoshitomi under ジュエリー修理・リペア | Permalink | | Leave A Comment | シルバー製時計ケースの修理 はコメントを受け付けていません
シルバー製の時計ケース修理のご依頼を頂きました。
クリップバネが折れています。
もう一か所、時計を留めている針金が根本から折れています。また、反対側も亀裂が入っていたので、ここも同じように作業をします。
今回はクリップバネ、留め金の2点を修理していきます。
クリップバネはこれまで紹介してきました方法と同じ。
また、時計を留める針金は、穴を開けて針金を差し込み、ロウ着面を広くして強度を上げながらロウ付けをします。
ロウ付けが終わったら、黒染めをして一旦仕上げをします。
そのあと、クリップバネを入れてクリップ部分を修理完成。
最後に仕上げ磨きをすれば完成になります。(画像撮影後に、時計を留めました)
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Posted by yoshitomi under ジュエリー修理・リペア | Permalink | | Leave A Comment | ラビングハート バンド リングのサイズ直し はコメントを受け付けていません
ティファニーのラビングハートバンドリングのサイズ直しのご依頼を頂きました。
素材は、シルバー製です。サイズを小さくしたいとのご希望です。
サイズ直しの際は、サイズを大きくするにも小さくするにもどこかでカットする事となりますが、この品物はハート型が連続しているデザインなので、カットをする箇所に困ります・・・。
ご来店頂いたお客様でしたので、その事をお伝えしてハートの一か所を取り除いてサイズ直しをする事としました。
当初は、板で繋ぐ予定でしたが、針金線で囲ったようにハートを作ったモチーフを踏襲して、二本の針金線で繋いでデザイン性を損なわないように変更しました。
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Posted by yoshitomi under オーダージュエリー | Permalink | | Leave A Comment | ルビールースでオーダーメイドリング はコメントを受け付けていません
ルビーを使ったリング製作のご依頼を頂きました。
このルビー、元はメンズリングにセットしてあった物ですが、装着している際に硬い物に当ててしまって石が欠けてしまったものです。
リングは別のルースを取り付けて修理しましたが、ルビーは廃棄するのも勿体ないのでリカットをご提案して返却をしました。
今回、このリカットしたルビールースを奥様のリングにする為にご依頼を頂きました。ルースの大きさは1.3ct程です。
奥様から周りにマーキスカットダイヤを使ったリングにしたいとのご希望を頂いていたので、ご希望に合うように石をセットして作業を進めました。
まずは、石枠を作ります。素材はPt900。枠は上下二段のシンプルな石枠にします。
マーキスダイヤの枠は3枚の葉のような形状に組み立てます。
石枠が出来たら、リング部分を作ります。リングは上下二段に。
ただ、この時に、ルビールースを留める爪は取り付けません。
リングデザインのご希望で、爪はプラチナでは無くイエローゴールドがご希望でした。
通常は爪を付けた状態で石枠を完成させ、そこにリング部分をロウ付けして作るのですが、プラチナのロウ材はK18ロウより溶ける温度が高いので、K18の爪を先に取り付けてしまうとプラチナのロウ材が使えなくなります。
プラチナ部分はプラチナロウ材で組み上げた方が綺麗に、また強固に組み立てが出来ます。
リングがほぼ出来上がりましたので、ダイヤ、そしてルビーを石留します。
爪、またリング全体を磨いたら完成です。
センター石が赤い色なので、爪をK18YGにして色味を足すと華やかになりますね。
ご依頼を有難うございました。
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Posted by yoshitomi under その他 | Permalink | | Leave A Comment | 442年ぶりの天体ショー はコメントを受け付けていません
昨日の晩は、442年ぶりの皆既月食&天王星食でしたが、皆さん見られたでしょうか?
この手のイベントは好きな私なので、今回も外に出て撮影をしてみました。
もう少しで光が遮られるところです。
この月食の仕組みはご存知でしょうか?
大学生の息子に問うてみたところ、驚きの返答が・・・「星が隠すから真っ黒になるんでしょ?」
幾ら文系でも其れはないだろ・・・しかも、地球と月の間に彗星でも割り込んできたら、それこそ大問題で大事になってます。
月食は、太陽、地球、月の順で並ぶ事で、月に直接当たっている太陽光が地球に遮断される事で欠けていきます。月がじわじわと欠けてゆくのを見ると、月がこんなスピードで地球の周りを公転しているのかと改めて実感します。
上の画像から10分程度ですが、ほぼ隠れました。
完全に影になるのがここから15分程度後になりますが、そこまでは見ていませんでした・・・。
そして、この後に天王星が月に隠れていく惑星食なのですが、すっかり忘れてしまい・・・。
気づいた時には既に終わってました・・・。
多分、上の画像の左下にある小さな点が天王星だと思います。
次の月食&惑星食は、300年程後だそうです。
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Posted by yoshitomi under ジュエリー修理・リペア | Permalink | | Leave A Comment | クロムハーツ カスタマイズ2点 はコメントを受け付けていません
今回はクロムハーツ製品のカスタマイズのご依頼をご紹介します。
まずは1点目。
品物は当店で金具の修理を何度かご紹介していますペーパーチェーンです。
今回はネックレスの金具に関してご相談を頂きました。
金具自体に不具合はありませんが、脱落防止フックが緩くなってくるのと脱着そのものがし辛いとのご相談です。
脱落防止フックはシルバー製なので、素材を硬くする方法が殆どありません。なので、使っている内に開いてしまいどうしても緩くなってしまいます。
また、これはお客様都合なのですが、爪を長く伸ばされているのでどうしても金具がし辛くなります。
そこで、汎用品に交換するご提案をしました。
店在庫のフックを試して頂きましたが、こちらの方が装着がし易い事からフックへの交換修理となりました。
フック交換と共に反対側のループ金具も楕円形にして、より装着し易くしてお渡ししました。
オリジナルの金具は、丸環部でカットしましたので元に戻せるようになっています。
2点目。
こちらのお客様のご依頼は、バブルガムリングのサイズ直しのご依頼です。
サイズが少し大きいので、小さくしたいとのご希望です。
この日記内で何度かご紹介していますが、シルバー素材は全体が温まらないとロウ材が綺麗に流れません。この為、石付きの場合は必ず外す必要があります。
今回ご依頼の品物は爪で留まっていましたのでそれを起こす事で外す事が出来ますが、爪が薄い場合(製造時、もしくはご使用により摩耗して薄くなる)は爪が折れる可能性があり、石を留めなおす事が出来なくなります。この場合は爪部分に地金をロウ付けして爪を張り替える必要が出てきます。
今回の場合は、爪を綺麗に起こす事が出来ましたのでそのまま留めなおす事が出来ました。
但し、このリングはサイズ直しでカットするリング下部の内側に刻印がされています。
サイズ直しの際は、この箇所でカットしなければなりませんので、刻印が一部途切れてしまいます。コレはやむを得ません。
今回はクロムハーツ製品2点のご紹介をしましたが、どちらもオリジナル製品に手を加える事となります。
「金具のデザインを変えたくない」
「刻印には一切手を加えたくない」
お気持ちは十分判りますが、物理的に無理な場合は必ずあります。
今回はどちらのお客様も女性でした。個人的に感じるのが、女性のお客様の方が「ファッションとして製品を装着したい」という感覚が強いように感じます。
この辺りは女性より収集癖がある男性(私も含む)のオリジナルに拘る趣向とは違うのかもしれませんね・・・。(あくまでも私の感覚ですが)
お二方、ご依頼を有難うございました。
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Posted by yoshitomi under ジュエリー修理・リペア | Permalink | | Leave A Comment | パヴェ留めリングの爪修理 はコメントを受け付けていません
リング修理のご依頼を頂きました。
素材は750(K18)、ダイヤを敷き詰めたように留めてあるパヴェ留めリングですが、石の一つが脱落しています。ブランドネームはありませんでしたが、丁寧に綺麗に作られたリングです。
落ちた原因は、ダイヤ1ピースに対して4本の爪で留めてあるのですが、その内の1本が折れてしまった事です。
落ちたメレダイヤは0.02ct、直径が約1.7mmです。画像では拡大してますが爪の大きさは0.3mm前後でしょう。
当初はTig溶接(電機溶接)でK18のチップ片を隣り合った3本と共に一つに溶かし纏めて、それを石留の要領で4本に分割する方法を考えていました。
ただ、まずはこの1本だけを溶接出来ないかと思い、周囲に電気が飛ばないようにマスキングをして1本だけの再生を試みました。
これが大成功。勿論、他の石にも影響は一切ありません。
チップ片の大きさ、電気のパワーと照射時間、それらが上手くマッチしないと小さな爪の再生はかなり困難です。
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Posted by yoshitomi under ジュエリーリフォーム, 製造過程 | Permalink | | Leave A Comment | ダイヤペアシェイプリングをペンダントネックレスへ はコメントを受け付けていません
ペアシェイプカットのダイヤリングのリフォーム(リメイク)のご依頼を頂きました。
1ct台のペアシェイプダイヤが2ピース入った手作りで作られたリングです。何故手作りと判るの?・・・デザインが特殊ですし、入っている石がそれぞれバラバラなカットなので、手作りをするしか方法が無いんです。
ダイヤをそれぞれ分けると丁度2ペア出来る事から、ペンダントネックレスにしたいとのご希望です。また、行く行くはお孫さんへ渡したいという事から、後にバラして1本ずつのペンダントネックレスにも出来るようなデザインがご希望です。
そうなると特殊なデザインは難しいので、縦長に二連結したデザインをご提案しました。
まずは、石を外します。
ただ、石を外した際、目論見が外れてしまいデザインを少し変えさせて頂く事となりました・・・。(後述)
取り掛かりはペアシェイプカットの台座を作ります。今回使用する素材はPt900。
板を曲げ、ロウ付けして台座の基礎を作ります。
台座に爪をロウ付けします。
ロウ付けする際、中央部分を残して厚みの半分をカット。ロウ付け後にカットを残した部分を切り離してセンターに隙間がある二段の台座にします。
ペアシェイプカットの台座が出来たら、バゲットカットダイヤの台座を作ります。
バゲットカットダイヤの台座を先に作ったペアシェイプカットの台座にロウ付け。
この際、「目論見が外れた・・・」と書いたデザイン変更をしました。
と、言うのも、当初はこのダイヤはプリンセスカット(真四角)だと思ってました。ただ、外してみると少し長辺がある長方形。真四角のプリンセス、もしくはスクエアと、バゲットカットはよく見ればカットが違うので、そこまで確認してなかった・・・と、言うのが正しいです。完全に私の確認不足。
当初の予定では角がある部分を上下に配置するデザインでしたが、45度回転させた横長の位置に変更しました。
次にテーパーダイヤの台座を作ります。
この台座は、チェーンがが通るバチカンと兼ねたデザインです。
それぞれを磨きます。
そして、それぞれを石留。
石留したパーツを接続し、丸環をロウ付け。
磨いてチェーンを通したら完成になります。
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Posted by yoshitomi under ジュエリー修理・リペア | Permalink | | Leave A Comment | 車に踏まれた? シルバー製バングルの変形修理 はコメントを受け付けていません
シルバー製バングルの修理のご依頼を頂きました。
中央部分から折り畳んだように変形してしまっています。
入手されてからそれ程経っていないとの事ですが、知らず内に腕から落ちてしまい、気づいて探したところ、道路上に落ちていたそうです。状態を見るとどうも車に踏まれたようで、バングルの中央部分から折り畳んだように曲がっています。
状態としてはかなり悪いです。ただ、幸いな事に石だけは傷が殆どなく、バングルの変形さえ何とか直せば使えそうです。
変形を直すには、まずバングルに熱を入れて地金を柔らかくします。金属は変形をすると硬くなる性質があるので、熱を入れる事で軟化させて修理をし易くします。(熱を入れても軟化しない金属もあります)
修理途中の画像はありませんが・・・お察し下さい。(滅茶苦茶大変でした・・・)
中央の石が入っている台座部分は、バングルを固定して叩いて修正していきます。
元の品物の形が不明なので細部の形状が判りませんが、何とか修理完了。細かな傷が磨いて目立たなくなりましたが、深い傷は埋める事が出来ないのでそのままになりました。
また、石はフクリン枠になっていましたが割れがあり、非常に薄い枠だったのでロウ付けはせずに接着で石を留める事にしました。
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Posted by yoshitomi under オーダージュエリー | Permalink | | Leave A Comment | 東急ハンズ名古屋店販売の品物 はコメントを受け付けていません
名古屋駅のジェイアール 名古屋タカシマヤ内の東急ハンズ10階「男の書斎」では、当店製作の銀製品を販売しています。
先日、ハンズの担当の方から「在庫が少なくなっている」と連絡がありました・・・。
1か月に一度、担当の方から売れた数の連絡を貰って、店頭在庫の数を把握してはいましたが、店頭での修理やオーダーの方がバタバタしていて、納品が出来てませんでした・・・。
ハンズの方にはお客様からのご注文も頂いていますので、出来るだけ早く収めるようにします。
少しお時間を下さい。スミマセン・・・。
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Posted by yoshitomi under オーダージュエリー | Permalink | | Leave A Comment | K18YGダイヤパヴェ留めリング はコメントを受け付けていません
当店を何度もご利用頂いていますお客様から、ダイヤリングのオーダーを頂きました。
素材はK18YGで、丸っこくこんもりとしたリングが欲しいとのご希望です。甲高の甲丸形状で、ダイヤを散りばめたパヴェ留めのリングデザインです。
大きさのご希望が幅15mm程との事でしたので、まずはワックスを削って全体像を見て頂くことにしました。遠方からのご依頼でしたのでワックス型をお送りしたのですが、これではまだ小さいとの事で、幅を20mmまで広げたワックス型を再度作り、お送りして確認をして頂きました。
まずは、最初に作った15mmのワックス型。
表にはダイヤに見立てたキュービックジルコニアを貼り付けてメレダイヤの大きさと個数を調べます。
そして、20mmのワックス型です。サイズは共に15.5号。
向きが違いますが、ボリューム感はこれだけ違います。勿論、ダイヤの総カラット数も変わります。15mmの時は3ct台でしたが、最終的には5.5ct程になりました。
各部の寸法データは記録してあるのでワックスは改めて作り、キャスト(鋳造)でリングを作ります。
リングを下磨きしたら、メレダイヤをグリスで貼り付けて穴の位置を確認します。
メレダイヤの位置合わせが出来たら、穴を開けます。
この後、通常は彫留めの職人へ石留を依頼するのですが・・・話の流れで、私が石留をする事に・・・。一応、石留めは勉強していて自身で留めていた時期もありますが、久々に石留をするので少し練習してから石留開始。
パヴェ留めは石と石の間の地金を使い、爪の向きをパズルのように考えながら留めていきます。適当に留めていると、留める爪が出せなくなってしまいます。通常4本で留めますが、3本で留める箇所も出てきます。
既製品の場合は、最初からキャストで爪を作ってそこに合う石を入れて留める品物が多くありますが、タガネで削り出して爪を作る品物の場合は叩き絞めて爪を留めていくので、強く頑丈な爪が出来上がります。よく言われる、鋳造と鍛造の違いになります。
石留めができれば、爪の先を丸め、全体を磨けば完成になります。
品物を受取り後に連絡を頂きましたが、ケースを開けて現品を見た瞬間、余りのボリュームに笑ってしまったそうです。満足して頂いて良かったです。
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Posted by yoshitomi under その他 | Permalink | | Leave A Comment | 渓流釣りとキャンプ はコメントを受け付けていません
このところ、週末になると天気が悪いように思います。
先日の三連休も14号台風であちこち被害が出てしまいました。災害に遭われた方々にはお見舞い申し上げます。
さて、私のこの三連休の過ごし方ですが、土日はスキーに行っている仲間と木曽福島スキー場へキャンプに行ってきました。木曽福島スキー場は数年前からキャンプ場として夏営業もしています。
台風発生時からこの週末の天気にヤキモキしていましたが、幸いな事に土日共に天候に恵まれ、パラッと一度雨に降られたくらいで良い天候の土日でした。
今回のキャンプ、私を含めた4人は初日午前中までは木曽エリアの渓流に釣りに行き、午後からはキャンプ組みと合流する計画でした。ただ、この渓流釣りはほぼ沢登りのような釣りなので、釣りが終えた昼頃にはへとへとになってしまいました・・・。
釣りの方は、途中で会った方からの情報によると私達以外に4組程この沢に入ったようで、その後を追うように釣り上がる状況だったようです。(本来なら上流側に入る時は、一定の距離をおいて入るのがマナーなんですが・・・)そんな状況でしたので、釣れる筈も無く・・・私は小さいアマゴを1匹のみ。他のメンバーが20cm程と15cm程のイワナを釣ったのみ。渓流釣り9月末で一旦禁漁に入るのと、三連休、そして台風接近とも相まって沢山の釣り客が来ていたようです。
釣りの方は散々でしたが、マイナスイオンを浴びてつつ釣りが出来たのは楽しかったです。
さて、土曜日の午後からはキャンプ。木曽福島スキー場には既にキャンプ組の仲間がテントを設営していたので、その隣に私達釣り組もテントを広げました。
夜は中央に設営したタープの下で焼肉を食べ、ビールをのみ、疲れたところで私は早めに寝袋に潜り込みました。
翌日、朝食後は撤収作業。
この日も予報によっては雨マークが付いていたりしましたが、良い方に予報が外れ、晴れて撤収には良い天候でした。
スキー場を出た後は少し離れた民宿でお昼の蕎麦を食べ、その後はそれぞれ帰路に着きました。
体はヘトヘトで筋肉痛だらけになりましたが、気持ちはリフレッシュ出来て良い休日になりました。
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Posted by yoshitomi under ジュエリー修理・リペア | Permalink | | Leave A Comment | シルバー製時計ブレスレットのクリップバネ修理 はコメントを受け付けていません
シルバー製の時計ケースの修理のご依頼を頂きました。
クリップ部のバネが折れてしまっています。
この修理をする際に時計ケースからブレスレットを外す必要があるのですが、ブレスを留めているバネ棒の内部が錆びてバネ棒が引っ込みません・・・。
僅かに動いていたので、浸透するオイルを横から挿し、何とか外す事が出来ました。
クリップ部のバネ交換はいつも作業をしている内容なので別段難しいところはありませんが、今回の難点はこのバネ棒の除去。
ポルシェデザインの時計ベルトのバックル修理の際にもこの作業が入る事がありますが、このバネ棒は削り取るしか方法がありません。ただ、錆びている箇所は素材が変質してしまっているので無茶苦茶硬いのです。超硬合金の付いた工具で削り取っていくのですが、それでも先端が欠けてしまう程。
少しずつ工具の太さを太くして、何とか外す事が出来ました。最後はバネ棒外装のパイプ部分のみに・・・。
ここまで来れば後はクリップ部のバネを交換するのみ。
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Posted by yoshitomi under ジュエリー修理・リペア | Permalink | | Leave A Comment | バングル補強修理 はコメントを受け付けていません
ゴローズバングルの修理のご依頼を頂きました。
ご依頼のバングルですが、当店で一度修理とカスタマイズをさせて頂いています。記録を調べると2014年でした。
今回のご依頼は、以前に修理して補強板を貼り付けた脇にヒビが入っています。
こうしたヒビですが、強度的に弱い箇所に入ります。表にメタルが貼ってある箇所など厚みが増している事からその脇が弱くなり、こうした箇所に入る事が殆どです。
ただ、補強板を取り付けなければこの年数まで使えず、短期間でロウ付け箇所から折れていたと思います。(前回修理時は、金ローズの脇で折れていました)
今回も補強を取り付けて欲しいとのご希望でしたが、表側には金ローズがロウ付けされていて、この箇所がバングル全体からみると板が二重(補強板を貼った事から三重)になって強度が増している箇所になります。ヒビ部分だけをマスクするように補強板を並べると前回との境目が弱くなってしまうので、境目部分を斜めに削って強度低下を最小限にする事にしました。
ロウ付け後は、バングルの形が崩れていたので整えて、全体を仕上げ磨きをすれば完成になります。
裏側はこの様になります。
お客様には出来るだけ形を崩さないようにお使い下さいとお伝えしていましたが、こうしたバングルの形を変えず使い続けるのがなかなか難しいですね・・・。
ご依頼を有難うございました。
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Posted by yoshitomi under オーダージュエリー | Permalink | | Leave A Comment | ダイヤルースでペンダントネックレス はコメントを受け付けていません
ダイヤルース3点をお持ちになり、ペンダントネックレス製作のご依頼を頂きました。
ルースの大きさは、センターが1.8ct台、他二点が0.5ct台です。
石の爪は全てフクリン枠、これを3つV字に並べて、太めの喜平チェーン接続するデザイン。素材はPt900です。
まずは、石枠を作ります。
石枠が出来たらそれぞれを繋げ、V字に並ぶように板材をロウ付けして組み立てます。
ちなみに、丸いフクリン枠をそのままロウ付けしただけに見えますが、強度アップの為に両側をU字にえぐった薄い板を間に挟んでロウ付けをしています。
喜平チェーンをカットし、V字のペンダントトップ部にロウ付け。
鏡面に磨いたら、石留めです。
留めた爪を磨いたら完成になります。
そして・・・もう一つ。
お預かりしたルースに色石がありました。「ブルーサファイア」と記名がありますが・・・分析に出したところ、「ブルートパーズ」でした。(分析結果は、お客様にはお伝えしました)
この石もフクリン枠を作って留めます。
ただ、ネックレスで配置する位置が、金具部分。背中側に少し垂らした位置に配置して欲しいとのご希望です。
金具も付け易さを優先して引き輪と、反対側はプレートではなく楕円の丸環にしました。
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Posted by yoshitomi under 営業日 | Permalink | | Leave A Comment | 電話工事 はコメントを受け付けていません