今年に入り、ニトロペンダントを2本納品させて頂きました。
1本は去年の11月末にご依頼を頂き、もう1本は今年1月の中頃です。
(11月のご依頼は1月に入って直ぐに納品、1月末のご依頼は3月に入って直ぐです)

ご依頼はこのブログをご覧頂いてのご注文ですが、2本共にサイズは内径7mm、外径11mm、長さ25mm、外は唐草模様の総彫り仕様です。

全く同じような画像にしか撮れてませんが、2本別の品物です。(汗)

去年の夏にも同サイズのご注文を頂きましたが、ケース以外に同じだったのがチェーンの仕様です。
この3本共に、チェーンの金具が無く、ペンダント環(チェーンを通す金具)に通した後に両端を繋いだ「被り」の仕様です。
装着時にチェーン金具をはめて身に着けるのではなく、そのまま頭からかぶってお使い頂ける品物になっています。
もちろん、この仕様の場合は頭が通らなくてはいけませんので、ご依頼のチェーンの長さが70cm程と長くなりお値段も高くなります。
また、チェーンが通常の規格サイズよりも長いので工場への特別注文となり、チェーンが当店に届くのに1ヶ月半程掛かります。
ニトロペンダント自体は当店でお作りしますので1ヶ月程でお渡しが出来ますが、チェーンが出来上がって来るまでに時間が掛かるので上記のように1ヶ月半程にお待ち頂く事になります。

また、全てのペンダントはパッキン内臓となっていますが、防水はシャワー程度を想定してお作りしています。
(出荷前に防水テストをしてお渡しをしています)

お客様には、この大きさ、チェーンの長さが一番使いやすいのかもしれませんね。
でも、他の大きさにも対応致しますので、まずはお問合せ下さい。

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昨日は午後から知り合いの職人さんの工房へお邪魔してきました。
(店は営業をしておりましたが、ご相談の為にご来店されたお客様にはご迷惑をお掛けしまして申し訳ございません)

当店で使っている機械の調子が悪くなってしまい、その機械の相談をする為に行ってきました。
工房内を拝見しつつ機械の相談をしてきたのですが・・・

その際に凄い物を見せて頂きました。

キャスト(鋳造)で作られた葉っぱです。
長さは5cmくらいでしょうか。
葉の葉脈だけの鋳造品です。

葉っぱは腐っていく途中に葉脈だけが残ります。
この葉脈がとても繊細。
髪の毛よりも細い!もっと細いのです。
多分0.0数ミリという数字じゃないかな。
こんなのをキャストで作れる人なんて、日本全国見渡しても居ません。
この方のみ。
しかも、キャスト機(鋳造機)は市販していた製品です。
(ちょっと改造をして機械に無理な事をさせたそうですが・・・)

このキャスト機、今は製造中止になりました。
何故だか判りません。
メーカーにこの葉脈の品物を見せたそうですが、ピンと来なかったそうです。
ダメですねこのメーカー、こう言う品物を作れる事を自社の誇りと思わないのでは・・・。

ちなみに・・・
残念ながら今は葉脈のキャストは出来ないそうです・・・。

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マネークリップの修理のご依頼を頂きました。
口が開いてしまい、紙幣が挟めなくなってしまっていました。

この修理と同時に、文字を彫って欲しいとのご要望も頂きました。
お送り頂いた品物をデジカメで撮影、その画像にレタッチで文字を貼り付けてお客様にご覧頂きましてご承諾を頂きました。

前回同様、ここからは彫職人へお任せとなります。
見本として上の画像を添付して文字彫りを依頼したのですが・・・こうなりました。

お客様にはとてもご満足頂けて、ホッとしました。
文字彫りに関しては、職人の癖が出てしまうので、一番最初のパソコンで作った画像のようにはなりません。
出来上がってくるまで、心配な点ではあります・・・。(汗)

ちなみに・・・
今回の修理の場合、文字彫りを先に済ませてからクリップ部分の口の調整になります。
一度口が開いてしまったマネークリップは、口の調整が難しくなります。
完全に元には戻りませんので、この点はご依頼の際にご了承ください。
(紙幣は、1枚から挟めるように致します)

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カルティエの三連リングに模様を彫って欲しいとのご依頼を頂きました。

お話を頂いた際は3本共に同じデザインかと思いましたが・・・
3本とも全て別のデザインでのご希望。

模様彫りは専門の職人の手で彫ります。
職人さんに内容を説明して、一応模様の種類は打合せをするのですが・・・
ココからはお任せになってしまいます。
機械で彫ってハンコで押したようにイチミリの狂いも無い彫りではなく、手作業で彫るのでその職人の癖や揺らぎが必ず出ます。
このログをご覧になってご依頼を頂きます際は、点をご了解下さい。

今回のお客様には大変満足して頂けました。

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リングと帯留めのオーダーを頂きました。
素材はどちらもPt900製です。

海外旅行へ行かれた際にルース(石)だけ購入されたとの事ですが、どちらも癖のある石です。
(すみません、石のみの画像を撮り忘れました・・・汗)

リングに使うスターサファイヤのルースは、石の裏側がゴロンと出っ張りがかなり大きく、また膨らみも大きいので爪枠を作るのが大変・・・。

通常は真上から見た時に爪枠が見えないように作るのですが、出っ張りが大きくて爪が見えないように作ると枠がとんでも無く小さくなってしまいます。
そこで、止む無く少しだけ見えてしまう程の大きさに・・・。
枠はルースの裏側の形状が不均等なのでワックスを石の形状に合わせて削り、キャストしてからルースの大きさに合わせて外側から削って合わせていきました。

後は、問題無く作業は進行。
このルースに合わせるダイヤはトライアングル(三角)の物をご用意させて頂いて、ダイヤ枠も作り入れました。

そして、もう一方の帯留め。
(こちらもルースの画像を撮り忘れました・・・)

ルースは巨大です、直径で約3cm程あります。石は色合いからペリドットでしょうか。
このルースに負けないデザインと大きさが必要です。
また、ご依頼も大き目のデザインとの事です。デザイン画を描かせて頂いて、OKを頂きました。

ルースが大きいので、パーツ事に分けて作り、粘土に張り付けて全体のバランスをみます。

バランスが良ければ、各パーツ毎に仕上げをしながらロー付けをして組み立ていきます。
大きさの目安に手の平に乗せてみました。長さで約9cm程。

中央にメレダイヤを配置したので、彫留め。
ルースを取り付け、最後に仕上げをして完成です。

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2017年、最初のご紹介は・・・K18YG製のベルトバックルです。

メールにてご依頼を頂きました。
ご依頼の際のご希望が

・100gくらい
・K18
・ベルト通しのところに五光留めで3ピースのダイヤ
・ベルト通し幅:38mm

一緒に参考画像もお送り頂き、そのデザインを手直しをしてデザイン画を作成しました。

このデザイン画から更にベルト端が入る部分の長さを倍にして、OKを頂きました。

さて、大きさが通常のジュエリーからはかなり大きくなります。
キャスト(鋳造)で出来る部分(キャストで作って良い部分)と、強度が必要な鍛造して作る部分に分けて作業開始です。

まず、キャストで作る部分に取り掛かります。
バックルの輪になる部分(実際はC型)と輪の元にピンが入る部分のワックスを削ります。
ワックスを削ってキャストの準備をしている最中に、他の部分も作っていきます。

一番重要なのは、輪の中央の棒状のパーツ。
この部分は、ベルトの穴に通してベルトを任意の長さに固定するパーツですが、ココに力が加わります。
輪の部分はキャストで十分な厚みを持たせましたが、この棒状のパーツは太くすると穴の大きさを大きくしなければいけません。
ただ、穴を大きくすると見栄えも悪くなりますし、使っている内に穴も広がっていくので更に見栄えが悪くなります。
この部分は鍛造で5mm幅の甲丸の棒(リング甲丸よりもずっと厚めの甲丸)から作っていきます。
ところが・・・
この甲丸棒、かなり硬いのです。
特に根本のピンが通る部分は、小さな丸に曲げていく必要があるので大変・・・。

こうして各パーツを作り、ドッキングさせていきます。

パーツを組み上げたら、ベルト通し部分のダイヤを留めてます。
ダイヤは0.1ctで3ピースです。
そして、完成へ。

ベルト固定は、裏側からネジで留めにしました。

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あけましておめでとうございます。
昨年は当店をご利用頂きまして誠に有難うございました。
本年も宜しくお願い致します。

本日1月5日から通常営業致します。

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本年最後のご紹介は・・・時計ベルトの修理です。

これまでも何度かご紹介をしています、IWCポルシェデザインのチタン製の時計ベルトのバックル(金具)の蝶番部分の修理です。
今年は11件の修理のご依頼を頂きました・・・約1ヶ月に1件。

また、ベルトのコマを繋ぐピンの交換も何件かご依頼を頂きました。
内部のバネが錆びてしまい、固着してしまいます。

ピンが出たまま固着してしまえばお使いするには問題ありませんが、引っ込んだまま使い続けると他のピンに余計な力が加わり、最悪の場合は引っ込んだピンの周辺のチタンベルトそのものを摩耗させてしまいます。
ピンが入っている穴が摩耗により広がってしまい、ピンを交換してもベルトのコマ間(隙間)が広がってしまいます。
この穴が広がったチタンのベルトは、当店では修理が出来ません。
出来るのは内部のバネとピンの交換、そしてクリーニングだけです。

また、ポルシェデザインのベルト修理以外ですが、ステンレス材のロレックスのベルトバックル(金具)の修理。
ポルシェデザインのチタンバックルと同様に、蝶番のパイプ部分が割れてしまっています。

ステンレス板をパイプ状に曲げて、破損した箇所へ溶接して修理をします。

ポルシェデザインのバックル修理に関しては現在も1件のご依頼を頂いています。
来年は何件来るのでしょうか・・・。
出来るだけ修理のご依頼にはお応えしたいと思いっています。
まずはお問合せ下さい。

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Pt900製のダイヤリングからダイヤが1石落ちてしまった品物の修理のご依頼を頂きました。

直接当店へご来店頂きましたお客様でした。
店頭でお話をさせて頂きまして、サイズを少し大きくしてこの開いている部分にもダイヤを入れてフルエタニティ化する事となりました。

まず、カットする地金部分の周囲のダイヤを外します。
ダイヤは比較的熱に強い石ではありますが、今回の修理(小リフォーム)の場合は石を外す必要があります。

そして、地金部分をカットして、少し大き目のプラチナ角材をロー付けします。

角材部分に穴を開け、ダイヤの台座を削り込んでいきます。
台座部分が出来たら、針金をロー付けして爪を作ります。

そして、ダイヤを留めて完成。
ダイヤは大小で一組になっていますが、ちょうど二組分で狙ったサイズにピッタリ。

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今回は曲線デザインへのリングリフォーム2点をご紹介します。
素材は全てPt900製です。

まず、1点目。

リフォーム前のデザインは、月甲丸にダイヤが後光留めされたリングです。
かなりボリュームがあり、メンズリングとして作られた物かと思われます。

このリングから、曲線でダイヤを囲って留めたデザインへのリフォーム。
奥様ご自身が使われるリングです。

そして2点目。

こちらは新郎様のお母様から新婦様へ贈られるリングです。
立爪リングからのリングリフォームになります。
一緒に映っているマリッジリングも、地金の下取りとして提供をされました。

こちらも曲線でダイヤを囲ったデザインです。
少し違うのが、片側をリングで囲わずに爪で留め、中石の横にメレダイヤを1石入れたデザインです。

1点目はシンメトリー(左右対称)、2点目はアシンメトリー(左右非対称)、同じような曲線のデザインですが少し変わるだけで随分雰囲気が変わります。

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以前にもご紹介しました、ハワイアンリングのサイズ直しです。

今回のお客様も何件か問い合わせをされたそうですが、ハワイアンリングと言っただけでサイズ直しを断られたそうです。
恐らく、リング全周に総彫りが施されているのがネックなんだろうと思います。

ハワイアンリングのサイズ直し

当店では過去にもこのサイズ直しをご紹介しましたが、サイズ直しは可能です。
ただ、サイズ直しをするのはどこかの箇所でリングをカットしなければならず、必ず模様が途切れてしまいます。
特に、リングサイズを縮めた時には、どうする事も出来ません。
大きくする際は、全く同じにはなりませんが、模様を継ぎ足しする事は可能です。

今回のお客様は、模様の継ぎ足しは無しでのご依頼でした。
素材は、K18YGとK18WG。
赤丸の箇所で地金を継ぎ足してサイズを大きくしています。

ハワイアンリングのサイズ直し

料金は、模様やリングの幅によりお値段が変わり、大きくする場合は別途地金代が必要となりますので、まずはお問合せ下さい。

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誠に勝手ながら、オーダー・リフォームに関しまして、年内納期のご依頼を11月25日(金)で締め切りとさせて頂きます。
また、IWCポルシェデザインのチタンベルト金具の修理、クロムハーツ等のクリップバネ交換も上記日程を締め切りとさせて頂きます。

(11月25日までにご依頼頂きましたオーダー・リフォームでも、ダイヤなどの石やパーツの在庫が無い場合には納期が年を超える場合もございます。)

尚、修理に関しましては年末ギリギリまで対応をさせて頂きます。
まずはお問合せ下さい。

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これまでに何度かご依頼を頂いているお客様から新しくオーダーを頂きました。

「ルビールースを使ってメンズリングを作って欲しい」

デザインは既にご希望があって、アンティークのリングです。
その画像を送って頂き、それに沿ってお作りをしました。

素材は、本体がK18YG、周り部分にPt900を使った品物となります。
サイズは23号です。

本体のK18YGの部分はワックスで削り出して作ります。
ルビーはフクリン留めとなり、その左右に古代エジプトの象形文字のようなデザインが施されていました。
この部分をワックスで削り込んでキャストをして作ります。

K18YG/Pt900メンズリング

上下から挟むPt900の部分には中央に0.06ctのダイヤをフクリン留め、その脇は0.01ctのメレダイヤを彫留めとなります。
画像では既に彫留めが終わっていますが、このプラチナ部分をロー付けするのが一手間掛かります。

K18YG/Pt900メンズリング

と、言うのも、本体はK18、両サイドはプラチナ、そもそも熱を加えた時の熱膨張率が違います。
熱を加えてロー付けをして作業が終わり地金が冷えてくると、膨張していた地金が縮みます。
この時、ロー付け部分が割れて部分的に剥がれてきてしまうのです。
金属が膨張・収縮するのは、電線を見ると良くわかりますね・・・夏は垂れ下がりますし、冬はピンと張り気味になりますから。
今回は、全体はロー付けで取り付け、部分的に剥がれたところはTig溶接で接合。
Tig溶接の場合は、地金が冷えている時に作業が出来るのでこうした部分修復には作業がし易いのです。

画像が少なくて申し訳ないのですが、気づいた時には作業が進んでしまっていて・・・。

品物完成です。

K18YG/Pt900メンズリング

K18YG/Pt900メンズリング

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1週間、いやもう少し前の事でしょうか・・・

Dead Or Aliveのピート・バーンズが亡くなってしまいました・・・。

90年代のユーロビート全盛の頃に活躍していたバンド「Dead Or Alive」のボーカルです。

当時、ミュージックビデオもテレビから良く流れ、私も深夜に良く見ていました。
MTVや小林克也さん司会のベストヒットUSAとか。
そんな放送に、Dead Or Aliveも良く流れていました。

死因は急性心不全との事ですが、57歳は早すぎますね・・・。
ただ・・・

整形をしていたのは知っていましたが、あれだけ顔が変わっていたのには驚きました。
別人です。
そして、その整形を繰り返した事で全財産を使い果たしてしまっていたそうで・・・。

お金もなく葬儀も出来なく困っていたところに救いの手を差し伸べたのが・・・

なんと、ボーイ・ジョージ。

「Culture Club」のボーカル、ボーイ・ジョージです。

葬儀が出来ない事を知って、葬儀費用は全額負担されるそうで・・・泣けるなぁ~・・・。

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ダイヤフルエタニティリングとマリッジリングのご紹介です。

当店へご来店された旦那様から奥さんのリングとしてフルエタニティリングのオーダーを頂きました。
リングサイズは10号、リング幅が2.5mmのご希望です。
図面を描いてみると、0.06ctが24ピースになります。

ところが・・・ご予算オーバーのご様子。
しかし、それでも奥さんの為に「作ってください!」とご依頼を頂きました。
作業はいつもと変わる事はありませんが、男気を感じます・・・いつも以上?に頑張って良い物を作りました。

ダイヤを取り寄せてみると、0.06ct×24ピースで計1.490ctになりました。
このダイヤに合わせてリングを作ります。
今回の素材はK18YG、硬めをご指定されましたので55:45という配合のイエローゴールドを使いました。
また、ダイヤの留め方は共爪タイプです。

まずは、地金をローラーで伸ばし、角材を作って丸くし、ロー付けをして角断面のリングを作ります。

K18YGダイヤフルエタニティリング作り

そのリングを24等分に割り、印を付けていきます。
その印を打った場所にドリルで穴を開け、ダイヤの乗る台座部分を作ります。
穴を開け終ったら、穴を穴の間を削って繋ぎ、横面もアーチ状に削ります。
こうして、横から見た時に残った突起部分がダイヤを留める爪になるのです。

K18YGダイヤフルエタニティリング作り

爪まで出来たリングは、一度仕上げて磨きます。
ちなみに、今回のリングは、ご希望によりダイヤの穴は内側まで貫通させてあります。

磨いたリングに、ダイヤを留めていきます。
ダイヤの大きさは24ピース少しずつ大きさにバラつきがありますので、3つもしくは4つ位の大きさの区分に分け、隣り合った石と石が当たらないように、かつ隙間が広がり過ぎないように調節して留めていきます。
判り辛いかもしれませんが、爪はただ単に倒すだけではなく、倒した後に小さなタガネを使って色んな角度から叩いて整形をします。
こうする事で、地金を叩き締めて言わばここでも冷間鍛造をしているのと同じ状態で作っていきます。
僅かな事ではありますが、この方が爪が丈夫になりますからね。

K18YGダイヤフルエタニティリング作り

石留が終わったあとは、爪を更にヤスリで整形して磨いて、リングは完成。

もう1本リングを作ります。
旦那様用のマリッジリング。
形は平打ちリングですが、フルエタニティリングに似せた角断面のリングを作ります。

奥様のリングと同様に、ローラーで伸ばして角棒にし、丸めてロー付け。
リング幅は3mm、厚みは2mmです。

K18YGマリッジリング作り

リングのサイズ17号を出したら、整形していきます。

K18YGマリッジリング作り

こちらも磨いて完成。
こうして2本のリング、完成です。

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先日、Webニュースを見ていると、こんな記事がありました。

ホンダ、読切コミック「よろしくメカドックSTEP WGN Modulo Xの巻」公開

「よろしくメカドック」、私が学生だった頃に週刊少年ジャンプに連載され、TVアニメ化もされていた漫画です。
メカドックという車のチューンナップショップを中心に展開された、メカ好きな者にとっては大好物な自動車系漫画だったのです。
単に車でレースをするだけという内容では無く、車のチューンナップを細かく説明をするような当時としてはコアな内容でした。
ただ、公道レースなんかもあったりと、今となってはハチャメチャな部分もありますが・・・。

今回のWeb上でのタイアップ、このメカドックがチューンナップして使っていた車がホンダで販売されていた「バラードスポーツCR-X」という車の印象が強いのですが、それが絡んでの事なんでしょうかね。

いずれにしても、短期公開のようですので興味のある方は是非!
(上の見出しにリンクを張っておきました)

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既に納品をさせて頂いたマリッジリング2点のご紹介です。

1点目は、素材はK18YG製。
新婦様のリングには幅を斜めに横断するようにダイヤを彫留めしました。
新郎様のリングは、新婦様のリングからダイヤを抜いたデザインのリング。

K18YGマリッジリング

2点目の素材はPt900製。
新婦様のリングは、お手持ちのメレダイヤを1個に対し4点で留めてあります。
内側にはをガーネット1石。
新郎様は、シンプルな甲丸リング、こちらは内側にペリドット入り。

Pt900マリッジリング

ここ最近は、マリッジリングも糸のような細さの物が多くなってきました。
これまでの品物も、今回の品物もですが、当店へご依頼を頂きます品物はこうした流れとは逆にプックリと地金を使ったリングのご依頼を多く頂きます。
マリッジリングは常時はめ続ける品物ですので、一定の耐久性をも求められます。
作る側としては、どのような細さでもお作りは致しますが・・・気持ちは複雑ではあります・・・。

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先週末からの三連休中に、我が家のある地域の運動会がありました。

開催予定日は日曜日、その前日の昼から準備をしたのですが・・・。
その日の夜から日曜の朝まで雨予報・・・また、雨です。

ところが、悩ましいのがその準備をしていた時の天候。
天気予報は曇りで雨マークも付いていましたが、準備をしていた時間は雲の間から太陽が覗く天気。
いっそ雨が降っていたなら・・・日曜の運動会は祝日の月曜に順延する判断が出来たのに・・・。

結局、予報通り日曜日の朝方は土砂降りになり、月曜日に延期。

この雨が通り過ぎてからは空気が入れ替わったのか、運動会当日の月曜日はそれまではムシムシしていた天候(気温)も秋らしく涼しくなりました。
朝6時半から準備を始めましたが、寒いくらいです。
この日は天候に恵まれ、また雨が降って地面がしっとりとしたいた事もあって風が吹いても砂が巻き上がらず快適に運動会が出来ました。

走って、綱引きを引いて、体のあちこちが痛いですが・・・
たまにはシッカリと体を動かすのも、気持ちいいですね。

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明日10月1日(土)は営業を致します。
ご来店をお待ちしております。

さて、今年は毎週のように台風が出来て、9月の週末は曇りか雨だったような感じです。
英気を養う筈の週末が、どんよりでは元気も回復しません・・・。
しかも、未だに気温が28~30度なんて。
名古屋は明日も雨予報、来週半ばも台風が接近するとの事。

梅雨時期から7月末までは台風も来ず(出来ず)少雨で渇水が心配されましたが、もうそれも無くなりましたから・・・
雨は暫く要りません・・・

うんざりです・・・。

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今年はコイン枠のご依頼を多く頂いています。

まずは、メイプルリーフコイン。
プラチナコイン。

メイプルリーフ プラチナ

そして、ゴールドコイン。

メイプルリーフ ゴールド

何コインかは知りませんが、銀貨のコイン枠。
懐中時計チェーンの反対側へ取り付けられるとの事です。

銀貨コイン枠

プラチナコインでは、角型もご依頼を頂きました。

角型コイン枠

そして、革細工の品物にコインを取り付けられるとの事で、革ベルトを通せるように枠の両側へコの字状の金具を取り付けた枠もお作りしました。

シルバー製コイン枠

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ゴローズのホイールから金メタルを取り外す作業です。

ゴローズホイール

この作業、これまでと同様に銀のホイールと金メタルの合わせ目を極細の糸鋸でカットします。

ロー付けは、ロー材という合金(この場合は銀合金)をバーナーで熱して溶かして溶接しています。
例えば、K18とK18をくっつけようとしたとします。
この場合、ロー材無しでつけようとすると、本体が溶けてしまい形が無くなってしまいます。
合わせ目を繋ごうとしても、両方が溶ける温度にならないと付かないからです。
そこで、本体よりも少し溶ける温度が低いロー材を挟みこみ、それで付けているのです。

では、熱を加えて付けたのに、何故熱を加えて外さないのか?

ロー材は、前途のように金、銀、プラチナなどの合金で、母材の種類により使い分けています。
このロー材、溶ける際に母材表面が少し溶けて溶接されています。
なので、熱を加えて外したとしても母材表面にロー材が残り元には戻りません。
また、熱を加えると、更にロー材が母材に深く溶け込んでいくので、今回のホイールのような品物の場合は彫り部分が溶けてなくなってしまいます。
なので、ギリギリのラインでカットしているのです。

このメタルカットの作業に限らないのですが、

「ロー付けされたパーツを外して欲しい」

というお問合せを多く頂きます。
基本的には、出来ないとお考えください。

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以前、他店にてフルエタニティリングをお作りになったお客様からお問い合わせを頂きました。

「リングが薄っぺらく迫力が無いのでリングを作り替えたい・・・」

リングの詳細は、リングはPt900製、ダイヤは3ct(17ピース)、1ピース辺り0.18ct弱程の大きさです。
リングの高さ2.8mm、リング幅はダイヤの直径になる3.5mm程、サイズは10.5号、爪は4本爪でした。

リフォーム前のフルエタニティリング

このブログで紹介をしましたこのエタニティリングをご覧になり、このリングを気に入って頂けたようでした。

薄っぺらく見える要因の一つですが、こんな事かと思います。
恐らく前回お作りになられた際、発注のダイヤの総カラット数を3カラットにされた事かと思います。
総カラットとリングサイズ(そしてリング幅)からダイヤの個数が決まりますが、この個数の場合のリングの高さが低い事も要因の一つかと思います。

お見積りを出す際にも必要となりますが、フルエタニティリングの場合は図面を引く必要があります。
パソコンのCADを使って図面を引き、ご希望のリングサイズ、ご希望のリング幅(爪留めの場合はダイヤの直径となります)の場合に、何個のダイヤが入るのかを確かめます。
今回の場合、リフォーム前のフルエタニティリングは、石が4本爪で留められています。
また、ダイヤとダイヤの間は少し余裕を見て作られていますので、少し隙間があります。
リングのボリュームを増す為にこの隙間を出来るだけ詰め、リングの直径(リングの高さ)を少し大きくする事で、ダイヤは1ピース追加となりました。
追加しましたダイヤは、0.18ct SI1クラスです。

メールにてデザインの詳細、お見積りなどお話しを進めさせて頂きまして、リフォームのご依頼を頂きました。

リングはローラーを使い地金を締めながらリングを作ります。
角断面のちょっとゴツいリングを作る感じでしょうか。

フルエタニティリングの下地

リフォーム前のリングとのボリュームの差はコレ位です。

下地リングの差

リングにダイヤの乗る部分の穴を開けます。
そして、リング側面のダイヤの横が見える部分のアーチを削ります。
今回は、お客様のご希望によりダイヤの裏側の穴は貫通させません。

フルエタニティリングの石穴開け

リングの側面を削って仕上げをした後に、石留をしていきます。
この時も、ダイヤ1個ずつバラつきがあるので、それを調整しながら石留をしていきます。

フルエタニティリングの石留

爪を整えて全体を磨いて完成です。
お客様にお渡しをしたあとにメールを頂きました。
ご満足頂けたのが良かったです。

リフォーム後のフルエタニティリング

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お盆休み、どのように過ごされたでしょうか?

当店は、本日17日(水)から通常通りの営業です。
11日(木・祝)から昨日の16日(火)までお盆休みを頂いていました。
ところが、今年は妻の実家への帰省は無く、ずっと家に居るだけ。

唯一、11日の早朝に末っ子と木曽川方面へハゼ釣りに出かけたのみ。
他の日は家族の予定がバラバラで出かけるにも揃いません。
子供達が大きくなると、こうなっちゃいますよね・・・。

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お手持ちのリングの中石(と取巻き部分)を交換してボリュームを付けたリングにしたい・・・
と、お問い合わせ頂きました。

ルビー取巻きリング

石の色は白っぽい物がご希望でしたので、それに沿ってお探しをしました。
オススメをしたのは、クォーツァイト(白水晶)の縦10mm、幅8mmの石。
この大きさがリングとのバランスでは最大になります。

まず、中石と取巻き部分をカットします。
カットした取巻き部分は、ご希望により上部に丸環を付けてピアスチャームに致しました。

リング改造

中石の爪を作り、それに合わせてカットしたリングの端を整形してロー付け。
そこに新しい石を留めて完成です。

クォーツァイトリング

ボリュームが出ましたが、石が白くなり爪もシンプルにした事でスッキリとしたデザインに変わりました。

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オーダーを頂いたマリッジリングのご紹介です。

ご依頼内容の内訳は以下です。

・Pt900ダイヤマリッジリング 甲丸 幅2.5mm ダイヤ0.03×1 0.02×2 計0.07ct サイズ13号

・Pt900マリッジリング  平打ち(溝あり) 幅3.5mm  サイズ13.5号

すみません・・・
製造過程の画像はありません・・・。
いきなり出来上がりの画像となります。

Pt900マリッジリング

お二方のデザインが違います。
随分以前からですが、デザイン違いのマリッジリングのご依頼は多くあります。
ご来店時やお問合せ時に、このデザインの違いに関して迷っていらっしゃるお客様が多いのですが、私個人的にはお好みで良いと思います。

「一緒にリングを作る」

この事が一番大事なのですから。

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ハーフエタニティリングのオーダーのご紹介です。

ご依頼頂きましたハーフエタニティリングの内容は、

素材はPt900
二点爪留めハーフエタニティ
ダイヤ8ピース
裏穴あり
サイズ11号

ダイヤは、

1ピース 0.33ct前後
カラー FもしくはE
クラリティ VS1 or VS2
カット 3EX H&C

まず、ダイヤを探します。
ただ、同じ程度のダイヤがなかなな揃いません・・・。
結果的に、グレードをVVS2まで範囲を上げて揃えさせて頂く事となりました。

ダイヤの手配

リング部分を作ります。
リングはローラーで地金を伸ばし、輪にしてロー付け。
そこへダイヤが乗る部分の穴を開けます。

ハーフエタニティリング枠作り

次に、ダイヤの輪郭より僅かに小さくなるように半円に削り出します。
この時、僅かに小さくなるように、というのも、同じ直径に削ってしまうと上から見た時に台座部分が見えてしまうから。
台座が見えるとカッコ悪いですからね。
そして、横のスリット状の穴を開け、リング下部も揃えて削ります。

ハーフエタニティリング枠作り

次に、爪をロー付けしていきます。
今回は、爪を曲げて留めるタイプではなく、爪の横腹と言いましょうか・・・横から挟み込むタイプの爪なので、少し太目です。

ハーフエタニティリング枠作り

ここで一旦下磨き。
とは言っても、この後はダイヤの石留になりますので綺麗に磨きます。

ハーフエタニティリング枠作り

石留をして、爪を整えて磨き、完成。
爪の上面は平らになるタイプで、横から挟み込むというのはお分かり頂けると思います。
爪の横腹部分に切り込みを入れ、一度外へ曲げます。
この状態でダイヤをセットし、再度爪を戻して留めていきます。

ラウンドカットダイヤ ハーフエタニティリング

今回はダイヤが0.33ctと横幅が4.5mmになるので、ボリュームが凄くあります。
難点だったのが・・・ダイヤを揃える事。
ここ最近、ハーフやフルエタニティでダイヤをキッチリと揃えるのが難しくなってきているのが気がかりです・・・。

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よくあるお問い合わせで、

「ターコイズ入りのシルバーリングのサイズ直しは出来ますか?」

このお答えは、

「No」

一方で、条件付きで

「Yes」

でもあります。
しかし、通常はそのままではサイズ直しは出来ないとお考え下さい。

サイズ直しの工程は、リングをカットし、小さくする場合ははリングを縮め、大きくする場合はリングを広げて地金を挟み込んで切れた部分にロー材を置いて熱を加えてロー材を切れた部分に溶かし流し込んで着けています。

シルバーという素材は、K18やPt900などとは違い、品物全体に熱が行きわたらないとロー材が溶けて流れません。
石が入っている場合は、当然石にも熱が加わり割れてしまいます。
ただ、爪留めで留めてある場合は、石を外す事が出来ますので、外して作業が出来ます。
板状の爪で囲うように留めてある「フクリン留め」の場合はその爪を起こして外す事が出来ませんので、サイズ直しは不可。
唯一の選択として、石を割るか、フクリン留めの爪を切って爪の再生と同時にサイズ直しをします。

今回の品物は、フクリン留めではありますが、変形のフクリン留めでした。
爪がギザギザになっているので、爪を起こす事が出来た珍しい例です。

ターコイズ入りシルバーリングのサイズ無し

爪を起こし、石を外してサイズ直し。
リングを仕上げたのちに、石を留めなおして出来上がりです。

ターコイズ入りリングのサイズ直し

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作業でマイクログラインダーと言う機械を使っています。
先端に材料を削る工具や、仕上げの時はバフを取り付けて磨く作業をします。

このマイクログラインダーから、音がするようになりました。
回すと中から「パタパタ」と音がします。
数日騙し騙し使っていましたが、やっぱり気持ちが悪いのです・・・。
そこで、オーバーホールに出す事にしました。

オーバーホールから戻ってくると、こんなにパーツ交換されて戻ってきました。

E-maxオーバーホール

ベアリングもですが、先端工具を取り付ける際の中のカムまで。
モーター部分も交換です。

このマイクログラインダー、いつ買ったのか調べたところ、2007年12月でした。
9年間、休業日以外はほぼ毎日使ってましたからね、そろそろオーバーホールの時期だったのかもしれません。

オーバーホール代も、結構しました・・・。
安いマイクログラインダーが買える程の金額。
ただ、この手の機械は精度と耐久性が求められます。
やっぱりプロの道具は、良い物を使わないと気持ち良く仕事も出来ませんね。

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ピルケースを連結させたブレスレットの修理のご依頼を頂きました。
他店でお作りになられた品物ですが、店をたたまれたようで修理が出来る店を探されて当店へご来店頂いたとの事です。

ピルケースブレスレットの修理

素材は、Pt900。
なので、蝶番部分もプラチナで作られています。
蝶番部分のパイプが摩耗と変形をして、蓋の締まりが悪くなっています。

ピルケースブレスレットの修理

修理はこの部分を切り取ります。
パイプは同じくPt900を使い、中芯部分はK18WGを使います。
中芯は擦れてしまうので、摩耗に強い(素材が硬い)K18WGが最適だと思います。

ピルケースブレスレットの修理

ピルケースブレスレットの修理

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シルバー製のマネークリップの修理のご依頼を頂きました。

マネークリップ修理

この品物、ご自身で修理をされたようですが・・・その修理方法が・・・

「ハンダ付け」

ハンダ修理

ご自身で修理をしたくなる気持ちは良くわかりますが、シルバー製品の修理にハンダ付けは一番悪いのです・・・。

と、いうのも、ハンダは鉛の合金で溶ける温度が低く作ってあります。
しかし、鉛ですので、かなり柔らかく、接合も強くありません。
ハンダで修理をしたものの・・・直ぐに取れてしまった事でしょう・・・。

当店で行う「ロー付け」はハンダ付けよりもロー材の溶ける温度が高い為、ハンダを全て取り除かないとハンダがシルバー素材に溶け込んで行ってしまいます。
また、厄介な事に、ハンダが溶け込んだ素材そのものも脆くなってしまうので、残ったままの修理が出来ないのです。

付け加えますと、接着剤等で修理をされるのも困ります。
特に

瞬間接着剤。

エポキシ樹脂の接着剤で修理をされる方も居ますが、瞬間接着剤の場合は水のように粘度が低いのでヒビの奥深くまで染み込んでいってしまいます。
コレを溶剤や薬品で取り除く事は出来ませんので、熱を入れて焼き切る事になります。
ただ、焼いた後もススなどが残ってロー材の流れを阻害するので、この接着剤も厄介なのです・・・。

シルバー製品は一部を除いて、ハンダ付けや接着剤での修理をしても直ぐに壊れてしまいますので、こうした修理はお止めください。

ご自身での修理後に当店などの専門店へ持ち込まれたとしても、修理不可となりケースもありますので・・・。

今回の場合は、ハンダ部分を切り取る事にしました。

ハンダ部分を切除

そして、内側にシルバー板を曲げた物をロー付けしました。

内側へシルバー板をロー付け

余分な部分をカットして、磨いて完成です。

マネークリップ修理完了

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