今日は、K18製キヘイネックレスの修理のご紹介です。

コマの一つの口が開いてしまい、切れた状態でした。

通常、この状態でロー付けをしようとした場合、バーナーの熱が引き輪(金具)に回ってしまうので、大きな火口のバーナーしか持っていない工房では修理が出来ません。

現在では、輪になっている物であれば電流を流して高熱化(電熱コンロのように)してロー付けする方法が採られている事が多いかと思います。
但し、極細い針金の場合は電流の大きさの調節が難しく、コマが溶けてしまう事もあります。
当店では、こうした細い品物の場合は、「ウォーターウェルダー」と呼ぶ水素を利用した微細な口のバーナーを使って修理しています。
以前にも同様なネックレスの修理でご紹介しておりますが、髪の毛程の太さ温度が1000度を超える炎を作り出す事が出来ます。
火を利用した場合、温度コントロールを炎を近づけたり遠ざけたりする事で、用意に行えるのが利点なのです。
細いネックレスは、このようにして修理していきます。



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