Archive for 7月, 2006

アッと言う間に「梅雨明け」になりましたね。
そうなると、名古屋では30度超えの灼熱の夏がやってくる事になります・・・。
コレはコレで、ウンザリするのですが・・・何だか、毎回愚痴ばっかりですね・・・。(汗)

さて、先週金曜の仕事が終わってから、子供達と約束していた円頓寺商店街の「七夕まつり」に行ってきました。

この日は、娘の学校の友達家族と一緒に行くことになっていましたが、夕飯を食べさせてから浴衣や甚兵衛に着替えさせたりで出かけるまでに疲れてしまう程でした。
しかし、いざ商店街に着いて屋台を見ると、私でもワクワクしてきます。
商店街を一通り歩いて見て、何処にどんな屋台が並んでいるのかを確認しながら、引き返した時にココとアソコへ寄ろうかと・・・。
私は果物好きもあって、フルーツ店の店先に毎年並んでいる「カット パイナップル」が楽しみです・・・もちろん、今年も食べました。(笑)
そして、ビール片手にたこ焼きと、楽しませて貰いました。
子供達は夕飯を食べさせていった事もあって食べ物には手を出さず、「オモチャの魚釣り」や「ダーツゲーム」などをして楽しんでいました。

今年は8月25日から開催される「なごやど真ん中まつり」とタイアップしたのか、どまつりに出場する踊り手の連が集まり、踊りを披露していました。
その中に、一緒に行った娘の友達の親戚の娘さんが居たので、その踊りも見物していました。

話が横道に逸れてしまいますが、今年の「どまつり」のボランティア公式カメラマンに私も参加する予定になっています。
カメラ好きもあって、知り合いから話が舞い込んできました。
ここ数年、楽しみで「どまつり」を撮ってきましたが、今年は別の意味で面白くなりそうです。

話を七夕まつりに戻しまして・・・
商店街を行って返して歩き疲れたようで、時間も9時近くなるとさすがに子供達の動きも鈍くなってきました。
歩いて商店街まで行ったので、帰りも歩きです。
途中で疲れて座り込んでしまう前に、帰路につきましたが・・・やはり、途中で立ち止まる事があり、やっとの事で家に帰る事が出来ました。
今回は、たまたまタイミングよく帰路につけましたが、コレを見誤ると・・・人形のようにグデグデになった子供達を担いで帰る事になるので、危ないですね・・・。

昨日から、私の住んでいる地元の円頓寺商店街の七夕祭りが始まりました。

日曜まで開催中です。

昨日は、娘が通っている学校のPTAからパトロールに参加してきました。
ここ最近は寂しくなった商店街ですが、このお祭り中は活気があります。

昨日は蒸し暑い日でしたが、お近くの方は是非足を運んで楽しんではいかがでしょうか?

昨日は、「梅雨が長引いてウンザリ」と書いたのが良い方向に向いたのでしょうか?・・・名古屋では、午後からは雨も上がり晴れてきました。
こうなると梅雨明けまで後一歩の所のようですが、そうなると今度は灼熱の名古屋の夏がやってきます。
暑くなれば、当然「汗」も出る訳で、この汗がジュエリーにも悪影響を与えてしまう事もあります。
今日は、簡単なジュエリーのお手入れ方法を紹介します。

まず、どんなジュエリーでも、
「使ったら水洗いして、乾拭きする」これだけで随分汚れが落ちます。
特に、パールのネックレスなどは、使ったら必ずこの方法でお手入れする事をオススメします。
汗が付いたままで日を置いてしまうと、変色や艶落ちの原因になります。

当店に修理に持ち込まれるジュエリーの多くが、体から出る皮脂と古い皮膚(余り書きたくは無いですが、ハッキリ言ってしまえば垢です)で汚れています。
この皮脂類の汚れが付いてしまうと、ダイヤなど輝く宝石の光も半減してしまいます。
当店で修理やサイズ直しをする際は、使われた形跡があれば必ず洗浄してから修理に移ります。
そうしないと、バーナーで熱をかけた場合にこの汚れが焼け焦げてしまい、後から取る事が大変な事があるからです。
メガネ店などで置かれている「超音波洗浄機」に使ったメガネを入れて、洗浄した事はありませんでしょうか?
透明な水に皮脂などの汚れが「モワ~ッ」と溶け出していくのが見えるのですが・・・アレが修理の際に焦げ付いてしまうのです。

殆どのジュエリーに使える方法で良く知られているものとして、「中性洗剤と歯ブラシ」を使う方法もあります。
中性洗剤は水で薄めて手で擦り合わせた時に泡が少し立つ位の濃度に、歯ブラシは毛先の柔らかい物が良いと思います。
最近の歯ブラシでは、毛先が細くなっているタイプの製品があるので、細かな部分を掃除するにはこのタイプがオススメです。
汚れが酷くなっている場合には、お湯に中性洗剤を溶かしてジュエリーを漬け込んでおき、時間をおいてから歯ブラシで掃除します。

ただ、トルコ石、ラピス、サンゴなど石自体に微細な隙間があるタイプの石では汚れが更に奥まで入り込んでしまったり、パール、エメラルド、オパールなどの熱に弱い石の場合には熱湯を使うと変色や割れが生じる事があるので、注意も必要です。
もし、上記のタイプの石を使ったジュエリーや、汚れてご自分ではどうして良いのか判らない時は、当店などの専門店へご相談ください。

いずれにしても、「使ったら出来るだけ早めに洗って乾かす事」・・・コレが長く輝きを保たせる事だと思います。

例年では梅雨もすっかり明けている時期なのに、今年はおかしいですね。
名古屋もずっと雨が続き、ウンザリです・・・。

そんなムシムシとした一昨日の日曜は、Webで知り合ったカメラ仲間10数人と犬山市の明治村へ撮影会に行ってきました。
いつもは家族や私の周りの人達を撮る「人物撮り」が多いのですが、今回の私のテーマとして「物撮り」を主として参加してきました。

「物」と括りを付けても、色んな物があります。
木材だったり、金属だったり、樹脂だったり・・・写真と言う平面の世界で、硬さや柔らかさなど表現するのは難しいと感じます。
何処の建物だったのかは覚えてないのですが、ノリタケの食器がテーブルに置いてある部屋でガラス器やスプーンやフォークなどの金属を撮影してみました。

室内が暗い事もあってシャッタースピードが遅くブレ易いのもあったのですが、マクロレンズでの撮影でしたのでちょっとした事でも更にブレ易く難しい場面でした。
特にガラス器に隣に置かれた食器のブルーが映り込んだ場面では、肉眼では綺麗に色が出ているのに写真に撮るとほんの僅かしか写っていない・・・ファインダー越しには見える物が写らないのには苦労しました。

金属も若干アンダー目(暗め)にして重厚感を出してみたのですが・・・どうでしょうか?

今日は、地金の話です。

当店では、8種類6種類の地金を使っています。
ジュエリーで6種類と聞くと、エッ!そんなに多いの?・・・と思う方もいらっしゃるでしょう。
ところが、コレでもそんなに多くはないのです。

6種類の内訳は

プラチナ  1種類(Pt900)
K20PG(ピンクゴールド)  1種類
K18  1種類(現在は6:4の1種類です)
K18WG  2種類
シルバー925  (画像内にはありません)

です。

画像左から、Pt900 / K18WG(Pd パラジウム)/ K18WG(Ni ニッケル)/ K20(8:2)/ K18(55:45) / K18(6:4)/ K18(7:3)

数字と記号が並んで、何のことかサッパリ判らない方が多いでしょう。
コレは、混ぜ物の種類と比率の数字です。
K24(純金)に銀と銅を混ぜてK18にしています。
K24を100パーセントとした場合、K18は75パーセントがK24で残り25パーセントが銀と銅の割合となります。
この銀と銅の配分を変える事で、少しずつ色の変化が現れてきます。
銅の配分が多い2:8と呼んでいるK18は、一般的に「ピンクゴールド」と呼ばれる素材です。
そして、6:4と呼んでいるK18は、一般的に「イエローゴールド」と呼んでいる素材です。

更に2種類も多いのは何故?と思うかもしれません。
当店ではK18を素材にする際は、55:45と言う配分を使っています。
古くから5:5(五分五分)と呼ぶ銀と銅が等分のK18が、国内では多く使われてきました。
ただ、時代の流れから5:5では色が赤っぽい事から、最近では6:4が多く使われています。(6が銀、4が銅)
しかし、この素材は5:5から見た場合に柔らかいのです。
銀を多くすると柔らかく、銅を多くすると硬くなるのです。
6:4は加工はし易くなりますが強度に難点があるので、細い品物や薄い品物には使いづらい点があります。
その部分を埋める為に、当店では銀を少し少なめ、銅を少し多めにした55:45と言う配分を使っているのです。
もちろん、色は6:4と同じとはいきませんが、5:5よりは赤みが随分少なく、かつ硬さも5:5並なので強度から見ても十分です。
では、何故6:4よりも柔らかい7:3と言う素材があるのか?
この素材は、色がかなり白っぽくなりますので、上記の素材ではこの色が出せません。
この色を使う品物に限り、使う事があるのです。

K18WGに移りましょう。
ホワイトゴールドと呼ばれる素材ですが、どちらも一般的に使われています。
但し、硬さには違いがあります。
パラジウムは、プラチナの割金(混ぜ物)として使われている素材ですが、混ぜ物として使う分量では柔らかさが残ってしまいます。
一方、ニッケルですが、K18にした場合にはかなり硬くなります。
但し、ニッケルの場合には金属アレルギーにも挙げられる素材ですので、肌が敏感な方にはそのままでは使えません。
ニッケル割の場合、殆どメッキ(ロジウムメッキ)されています。(メッキした場合のアレルギーは、殆ど影響が出なくなります)
そして、色はニッケルを混ぜた場合は黄色みが残り、パラジウムを混ぜた場合にはガンメタ風な色に仕上がります。
WGの場合は、作る品物によって強度が要る製品にはニッケルを、手作りする部分が多い場合には硬さが柔らかいパラジウムをと使い分ける事になります。

最後に、プラチナです。
良く間違われる事が多いのですが、プラチナ=白金です。
文字に「金」があるからと言っても、ホワイトゴールドの事ではありません。
横道にそれてしまいました・・・
当店では、Pt900 ルテニウム割を使っています。
上記でも書きましたが、一般的にパラジウムが割金として使われる事が多いです。
ただ、コレも上記に記しましたが、プラチナに混ぜても柔らかいのです。
マリッジリングにはプラチナを選ばれる方が多いのですが、パラジウム割の場合は柔らかい為に傷が付きやすいのです。
ですから、少しでも硬い素材をと言うことから、当店ではルテニウム割を使っています。

他にもバネ材や一部のジュエリーでK14も数種類使っていますが、殆どが上記の8種類です。
デザインや用途や使う場所によって、素材を選ぶのもジュエリーの楽しみでもあり難しさでもあります。

修理のページ、この連休中に何とか作ることが出来ました。
ご覧下さい。
今後も、リフォーム、ブライダルのページも作成していきます。
それとは別に、ジュエリーが出来上がっていく製作風景のページも作っていく予定です。

さて、連休中の子守留守番のお役も、何事も起こらず完了出来ました。
ただ、ずっとくっついていたせいか、少しでも私の姿が見えないと大泣きするようになってしまいました・・・。
甘やかせ過ぎだったかも?

当サイトの修理ページを作る事は何とか出来ましたが、末っ子がくっついていた事で纏まった時間を取ることが出来ませんでした。
カミさん達が東京から帰ってきた翌日の月曜、当店店頭に置いてある水槽の水替えをしました。
このところの暑さの影響が、この水槽内にも及んできていました。
水槽の中には、ミクロソリウムと言うシダの一種の水草が入っているのですが、その水草の一部が枯れ始めてしまっていました。
この水草は、高温には弱く、毎年何かしらのダメージを受けてしまうのですが、今年はその影響が思ったより早く出始めてしまいました。
対応として、枯れた部分とその周辺をハサミでカットして、水の通りを少しでも良くしてやりました。
後は、いつもより多めに水替えをしましたが・・・。
また今日から雨が続くようなので、暫くは熱波からは逃れられそうですが、夏の暑さが有名な名古屋ですからどうなる事やら・・・。

今日の話は、家族の話です。

今日の午後から、カミさんと上二人の子供達が東京へ行きます。
帰りは、日曜の夜。
日曜にカミさんの従姉妹が結婚披露宴をするのでそれに参加する為の上京ですが、上京を絡めて「ディズニーランド」へ遊びに行く為でもあったりします。
ただ、私と9ヶ月の末っ子は留守番・・・。

二日半、末っ子と何をしようか思案中ですが、この名古屋の暑さは9ヶ月の子供には耐えられませんから、結局家でゴロゴロする事になりそうな気がしています。
上手いタイミングで寝てくれれば、修理やリフォームのコンテンツも出来そうなんですが・・・。

でも、この状況に私にはトラウマがあるんです。

実は、長男がこの末っ子と同じ歳の頃、同じようにカミさんが外出して、私と長女、長男の3人で留守番をしていた事がありました。
長女もまだ幼稚園に入ったばかりでしたので、二人を連れて外へ遊びに行く事も出来ず家でゴロゴロしていました。
そして、私が目を離した隙にソレは起こりました・・・。
長男がいつまで経っても泣きやみません・・・ミルクの時間には早いし、眠気があるようでも無し・・・。
困っていましたが、口の中を見るとビニール片が見えたのです。
そ~っと指で摘もうとした時、泣いている長男が大きく息を吸い込みました・・・ビニール片は、のどの奥へ・・・。
マズイ・・・と思った時には遅く、気管の入り口に張り付いて、息をする度にペタペタと張り付いたり剥がれたりする音が聞こえます。
慌てて取ろうとしますが、奥過ぎて取れません・・・。
そんなこんなしている内に、ヨダレに血が混じり最悪の事態を考えました。
もう、これ以上自分ではどうにも出来ない・・・と、思い、「119」番通報をしました。
救急車が飛んできて車内で収容先を探していたところ、幸いな事にビニール片が出てきました。
もう、全身の力が抜けました・・・。

よく見ると、そのビニール片は、長女が食べた「せんべい」の包みの切れ端で、先が切りやすいようにギザギザになっています。
この部分が喉の奥に傷を付けて、血が混じったヨダレとなって出てきていたようでした。(血液混じりのヨダレの量は、ほんの僅かでしたが)
念のため、国立病院へ搬送して貰い、看て貰いましたが異常なしでした。

今でも、口に入る程度の小さな物には、過敏になってしまいます。
今回も、同じ事を繰り返さないように・・・ソレばかりが、頭の中を巡っています・・・。

只今、当店Web店内の「修理」のコンテンツをつくっています。
チビチビと仕事が終わった後に作っていますが、公開出来るまでもう暫くお待ち下さい。

さて、その一部をご紹介します。

ジュエリーの修理は、実は意外に大変なのです。
家電製品のように、パーツをそのまま交換してしまえば修理完了とはいきません。
言うならば、車の板金修理に似た感じでしょうか。
事故などで凹んでしまった車のボディの凹み具合は、一つとして同じものは無い筈です。
ですから、修理方法も予めどのように進めるか予定を立てて修理をしていくものだと想像します。
ジュエリーの修理も、壊れ方が様々です。
使い込まれて壊れたものなのか、事故で壊れてしまったものなのか、それとも、無理な力をかけてしまい壊してしまったものなのか・・・様々です。
出来る限り元の形に、そしてお客様のご要望に沿って修理をしていきます。

今日は、切れてしまったブレスレットの修理依頼が入りました。

品物を見ると、かなり使い込まれていて、中央のダイヤが入っているパーツとの接合部分の心材(針金)が磨り減って切れていました。
切れていないもう片方も切れる寸前になっていましたので、こちら側も修理する事にしました。(お客様とご相談の上、両方修理する事にしました)
まず、細く磨り減った針金を切り、残っている部分を削り取ります。
次に、新しい針金(この時は、K18の直径1mm針金を使用)の太さに合わせて、横から穴を開けていきます。
この穴開け、穴を開ける部分がデザインの関係で斜めになっています・・・斜め部分の穴開けは、横に滑りやすく穴が垂直に開けづらいのが難しいところです。
貫通したら、一度仮り組みをして様子をみます。
そして、ロー付け。
ダイヤは熱に強いのでそのままバーナーの炎を当ててロー付け出来ますが、出来るだけ短時間で付けてしまうようにします。
ロー付けが終わった後は、急冷は禁物・・・場合によっては、割れてしまう事もあります。

ロー付けの際に、念のため色が変色しないように薬剤を付けて炎を当てていますが、どうしても若干色が変わってしまいます。
そこで電解研磨をして、一皮剥いて元の地金の色を出します。
電解研磨が終わったところで、出っ張っている針金を削り取ります。
最後に、磨いて完成。

このように修理を進めているのが、ご理解頂けたでしょうか。

先週の土曜日は、名古屋芸術大学で開かれた「宮田修平先生」の講演会に行ってきました。

先生との出会いは先の日記にも少し触れましたが、私が高校を卒業して今の仕事を始めた頃に、親父の勧めで先生のご自宅でデザインの勉強を教わったのが始まりでした。
確か、毎週火曜日の夜だったと思います、仕事を少し早めに終えて先生のご自宅があった昭和区へ車で通っていました。
先生の元では、2年程勉強させて頂いたでしょうか。
その後、もう少し一般的なデザインの勉強もしたいと思い、デザインの専門学校の夜学へ通う事にしました。

さて、先生の講演会ですが、先生が若い頃に愛知機械工業が発売した「グッピー」と言う車のデザインをした事・・・コレが主題だったと思ったのですが、内容殆どが先生がグッピーをデザインするに至るまでの子供の頃からの話でした。

興味深かったのは、先生が本格的にデザインの勉強をされたのが大学へ入ってからだと言うこと。
ただ、それ以前の幼少期からも、大自然から受けるデザインの美しさに惹かれたり、周りの大人からの影響、それに加えて人と違った見方をする独自性など、子供の頃からデザインの勉強は知らず知らず始まっていたと言うことでした。

残念ながら公演後のパーティには出席出来ず積もる話も出来ませんでしたが、未だ精力的に活動されている先生に久しぶりにお会い出来て、本当に嬉しかったです。
また近いうちに、横浜へもお邪魔させて頂こうかと思いました。

ちょっと話が脱線しますが・・・私には4歳の息子が居ます。
この息子、最近のムシキングブームもあって、虫が大好きです。
その息子が描く虫の絵が上手いんです。
もちろん、親バカがかなり入っているのですが、ちゃんと虫の区別が出来るように書いています。
カブトムシなら2本の角があるように、クワガタムシなら内側にギザギザのついたハサミのような角を、トンボなら目が少し飛び出して腹が細長く羽根も細長で4枚あるように。
虫以外でも、サメなら鰭の形があのジョーズのようでエラも魚では無く切り込みが数本あるように、ちゃんと描いています。
その息子に絵を教えたのは、私の親父です。
ちょうど、名古屋城の金シャチ補修工事をした際に、職権乱用?で息子を呼んで金シャチを見せたことがありました。
その後暫くの間、息子には金シャチがアイドル的存在でした。
何かにつけて金シャチの絵を書けと言うので、親父が書き方を教えたのが始まりだったと思います。
飲み込みが早かった息子は、数日後にはちゃんと金シャチの特徴を捉えた絵を描くようになりました。
それから、スケッチブックや新聞に挟まってくる裏面が白い広告を利用して今でも絵を描いています。

私も絵を描くのが好きでした。
魚が好きだった私は、何かにつけて魚の絵を描き、覚えているのが図鑑の魚の絵を片っ端から真似て描いていた記憶があります。
私の息子も同じように、好きな絵を描いて毎日過ごしています。
こんな事から、デザインの勉強が始まっていくんだな~と、身近にも感じた1日でした。

ただ、息子に絵を教えているのが、私では無いと言うのは反省するところではありますが・・・。

ジュエリーの作り方は、一つではありません。
同じ品物を作るにも、前回取り上げた二つの方法以外にも何通りも作り方があります。
職人毎に違うと言っても良いくらいでしょう。

そこで、ジュエリー作る際に何を基準にして作り方を変えるのか?

それは、お客様のご要望によって変えるのです。

オーダージュエリーやリフォームを注文する際に、一番気になる事は金額だと思います。

ジュエリー=高価

と、誰もが思う事です。
確かに、貴重な金属の金やプラチナ、ダイヤモンドやルビー、サファイヤなどと言った貴重な素材を使うので、高価な品物にはなってしまいます。
ただその中で、例えば、地金の重量を少しでも少なくしたり、作る行程を工夫して作りあげるまでの日数を減らせば工賃も抑える事が出来ます。

前回の話と繋がるのですが、大きく分けて二つの作り方があると書きました。
当店では、それに加えて大規模な工場以外では余り置かれていない旋盤(円筒形に削る機械)やフライス盤(平面に加工する機械)などの工作機械なども取り入れてジュエリーを作っています。

もちろん、そのまま地金を削る事もしていますが、これらの工作機械で「型」を作り、薄い板状の地金を打ち出して重量を軽く仕上げる工夫をしています。
鍛金と呼ばれる方法ですが、今ではこうした作り方をしている職人も少なくなったようです。
もちろん、単に薄くしてしまっただけでは強度が弱くなる事もありますので、形によって厚さを決定します。
地金の厚さが薄くなれば、重量も軽くなる・・・価格をお安くする事が出来るのです。

他の方法では、数年前からパソコンで動かすことが出来る切削機(ローランドDG製)も取り入れて、人の手では難しい正確な仕事が出来るようにもなりました。

今のところ、地金を直接削る事は出来ませんので、ワックスを削り鋳造する事で製品を作っています。
そのまま製品になるようなワックスも削りますが、もっぱら正確なパーツをこのPC制御マシンで削り、本体は別に作ってロー付けで製品を作っていく方法をとっています。

ジュエリーの加工は、プラモデルのように誰にでも簡単に出来る・・・とは、言えません。
地金を叩いて伸ばして削って作る、ワックスを削って鋳造して作る、工作機械を使って作る、打ち出しプレスで作るetc・・・ジュエリーの加工と言う一つの職業ですが、他業種から学び取り入れる事も本当は凄く多い仕事なのです。

今日の名古屋は、ここ数日の寝苦しい夜から解放されて、爽やかな朝を迎えて気分が良いですね。

さて、今日は当店の製造方法についてお話します。

品物を作り上げていく過程では、ほぼ一人の職人が最後まで担当する事が殆どです。

(ちなみに・・・当店には、三人の職人が居ます。)
(私)
(私の親父)
(叔父・・・親父の弟)
(そして、経理と外回りの営業は、お袋が受けもっています。)

どんな職人でも、品物を作る上で癖があります。
途中で職人が変わってしまっては癖も変わってしまい、デザインがおかしくなる事もあります。
また、どういった行程を踏んでその形まで持っていったのかが解らず、職人が変わった際に次の行程で品物が壊れてしまう事もあるのです。
特に、ロー付けに使用する「ロー材」は、融点(溶ける温度)が高いモノ・低いモノがあり、ドコにドレを使ってロー付けしてあるのかが解らない為に、バーナーで火を当てた場合にバラバラに壊れてしまうのです。

品物を作る行程ではその製品(デザイン)に合う方法で、綺麗に仕上がり、作り上げるまでの時間を出来るだけ短くなるように考えて作っていきます。
ジュエリーを作る方法で一般的には、二つの方法を取られる事が多いと思います。
一つは、手作業で一つ一つの部品を作りロー付けによって組み立てていく、昔ながらの方法。
二つ目は、ロストワックス法と呼ばれる、鋳造による方法です。
ワックスと呼ばれる樹脂を削り石膏で周りを固め、型を焼いて中のワックスを溶かし・燃焼させて品物の空洞を作ります。
その空洞に、地金を流し込んで品物を造形していく方法がロストワックス法です。
どちらにも、メリットデメリットがあります。
手作業で作り込んでいく方法では、デザインが複雑な場合に時間が掛かる事と、手作業では困難になるデザインがあります。
ロストワックス法では、鋳造が難しく、厚さが3mmを超えると「巣(ス)」と呼ばれる空洞や細かい気泡が残ったような小さな穴が出来やすいのが難点で、コレを嫌ってロストワックス法を使わない職人も居ます。
当店では、上記二つの方法を上手く組み合わせて、基礎となる部分を手作業で、小さな複雑なパーツ類をロストワックス法で、またその逆の方法、と言うようにデザインに合わせて作り方を考えて製品化していきます。

当Web店舗トップ画像とこの日記の左上の画像に使ってあるリングも、二つの方法を組み合わせて作っています。
基礎となるリングをロストワックス法で、ダイヤの爪や中の飾りの部分を手作業で作ってあります。(日記中の画像は、実際に途中まで作ったパーツと本体の仮合わせ作業中のものです)

続きは、後日・・・

私について、もう少し・・・

仕事をする上で、必要な免許もあります。

酸素ボンベを使った「ロー付け(溶接)」をしますので、

ガス溶接免許

は、必ず必要になります。

また、当店では超高温ガス溶接機を使ったロー付けも行います。
コレは、蒸留水を電気分解して水素ガスを生成する小型バーナーです。
これには、「メタノール(メチルアルコール)」使用する関係で、免許が必要になります。
ですから、

毒物劇物取扱者免許(一般)

も所持しております。

そして、このジュエリーの仕事の免許

貴金属装身具技師免許(一級)

も所持しております。
この免許は、もちろん国家認定免許ですが、ジュエリーの仕事に従事する者が必ずしも所持している免許ではありません。(この免許を所持していない職人もいます)
ただ、筆記試験に加えて、一日がかりの実技試験(寸法を指定された品物を精確に作る必要があります)をクリアした者でないと所持出来ない免許でありますので、品物を作る上での職人の技量としてお客様に判断して頂ければと思います。