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フープピアスの修理のご依頼を頂きました。
ピアスポストが根本から折れています。

フープピアスのポスト修理

修理は、まず同じ線径のK18YGの針金を用意します。国産の場合は標準サイズが0.75mmです。
この針金の端を万力で挟んで潰します。潰した箇所が可動部の根本になります。

フープピアスのポスト修理

次にフープピアスに残っている折れたポストの根本をカット。
ポストのジョイントに使うシャフトも同じ針金を使って、今度は端を溶かして丸くし、平らに削って釘状にします。コレを差し込んで反対側は金槌で叩いて潰して留める構造です。

IMG_5327

蝶番部を整形して磨けば完成です。

フープピアスのポスト修理

丁度同時期に他のお客様からもフープピアスのポスト修理のご依頼を頂きました。
こちらは、ポストが直線では無く波打ったタイプ。

フープピアスのポスト修理

このままロウ付けしてもまた折れてしまうので、上記と同じように作り、ピアスポストは曲げて整形をします。
この折れたピアスポストは少量ではありますが、買取りをして修理代から差し引きをします。

お二方のお客様、ご依頼を有難うございました。

フープピアスのポスト修理

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FAXは 052-532-0228
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当店在庫のK18WG製のフープピアスをお買上げ頂いたお客様から、それに付けるチャームが欲しいとご依頼を頂きました。
お嬢様へのプレゼントにされるそうですが、イニシャルの「K」と「M」の文字。このチャームも素材はK18WGです。

まずは、ホワイトゴールドの塊を板状に伸ばします。
そこにマジックペンで文字を書き、糸鋸で切り出し。
形を整えて、端に石を入れます。ご依頼時に石も入れて欲しいとのご希望だったので、今回はルビーを入れるご提案をしました。

フープピアスのチャーム作り

 

爪とフープピアスに通す丸環をロウ付けし、形を整えて一度磨きます。
次は、石留め。

フープピアスのチャーム作り

 

石留めをしたら、爪周辺と共に最終仕上げをします。
最後にメッキ(ロジウムメッキ)をすれば完成になります。

ご依頼を有難うございました。

フープピアスのチャーム作り

 

 

 

 

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シルバー製のピアスのご依頼を頂きました。
このお客様のご友人が、ご依頼の二ヶ月程前に当店でシルバーリングを作られたそうで、その友人から紹介されたのだそうです。有難い事です。

デザインはフープと呼ぶ丸型です。(見本有り)

シルバー製フープピアス 見本

 

同じデザインで、表面のテクスチャーを外周方向へのヘアーライン、最後に金メッキにして欲しいとのご希望です。こうしたフープピアスも昨今の風潮からか華奢な物が多いので、ボリュームがある物が欲しいとのご希望です。

丸い形状なので、リングを作る時と要領は同じです。地金をローラーで角棒に伸ばしてから、溝盤へ叩き込んで甲丸形状に整形します。

シルバー製フープピアス加工 溝盤

 

この棒状の地金を丸めてリング形状にします。
断面は甲丸状にしましたが、かなり甲高な形状なので溝盤だけでは整形しきれません。なので、リングにした後に角を丸めて見本と同じような甲丸断面にしていきます。

シルバー製フープピアス加工 整形

 

整形が出来たら、金具を取り付けます。ロウ付けしますが、本体とのボリューム差があるので、ピアス金具を溶かさないように注意注意・・・。

シルバー製フープピアス加工 金具ロウ付け

 

ヘアーラインのテクスチャーを付けます。
その後に金具(ピン)をカシメて取付け。

シルバー製フープピアス加工 ヘアーライン付け

 

最後にメッキをして完成です。
ご依頼を有難うございました。

シルバー製フープピアス

 

 

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