フープピアスのポスト修理

フープピアスの修理のご依頼を頂きました。
ピアスポストが根本から折れています。

修理は、まず同じ線径のK18YGの針金を用意します。国産の場合は標準サイズが０．７５mmです。
この針金の端を万力で挟んで潰します。潰した箇所が可動部の根本になります。

次にフープピアスに残っている折れたポストの根本をカット。
ポストのジョイントに使うシャフトも同じ針金を使って、今度は端を溶かして丸くし、平らに削って釘状にします。コレを差し込んで反対側は金槌で叩いて潰して留める構造です。

蝶番部を整形して磨けば完成です。

丁度同時期に他のお客様からもフープピアスのポスト修理のご依頼を頂きました。
こちらは、ポストが直線では無く波打ったタイプ。

このままロウ付けしてもまた折れてしまうので、上記と同じように作り、ピアスポストは曲げて整形をします。
この折れたピアスポストは少量ではありますが、買取りをして修理代から差し引きをします。

お二方のお客様、ご依頼を有難うございました。

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