パヴェ留めリングの爪修理
Posted by yoshitomi under ジュエリー修理・リペア | Permalink | | Leave A Comment | パヴェ留めリングの爪修理 はコメントを受け付けていません
リング修理のご依頼を頂きました。
素材は750(K18)、ダイヤを敷き詰めたように留めてあるパヴェ留めリングですが、石の一つが脱落しています。ブランドネームはありませんでしたが、丁寧に綺麗に作られたリングです。
落ちた原因は、ダイヤ1ピースに対して4本の爪で留めてあるのですが、その内の1本が折れてしまった事です。
落ちたメレダイヤは0.02ct、直径が約1.7mmです。画像では拡大してますが爪の大きさは0.3mm前後でしょう。
当初はTig溶接(電機溶接)でK18のチップ片を隣り合った3本と共に一つに溶かし纏めて、それを石留の要領で4本に分割する方法を考えていました。
ただ、まずはこの1本だけを溶接出来ないかと思い、周囲に電気が飛ばないようにマスキングをして1本だけの再生を試みました。
これが大成功。勿論、他の石にも影響は一切ありません。
チップ片の大きさ、電気のパワーと照射時間、それらが上手くマッチしないと小さな爪の再生はかなり困難です。
ご依頼を有難うございました。
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