Archive for 5月, 2021

昨夜5月26日、皆既月食がありましたが、ご覧になられたでしょうか?
私も数年に一度の天体ショーを楽しみにしていましたが、名古屋の空は生憎の曇り今回は見る事が出来ませんでした・・・。

2021-05-26 夜の天気

 

今回の皆既月食は、特別感がありました。
それは、「スーパームーン」と重なったからです。スーパームーンの時は地球と月の距離が通常よりも短くなるので、月が大きく見えます。
コレと皆既月食が重なれば、より楽しめると思ったんですが・・・。
(下の画像は、2018年2月の時の月食のものです)

皆既月食

 

当初は、この皆既月食を夜釣りに行って楽しもうかと思ってました。
釣りと月食を一度に楽しめれば良いなぁ~・・・なんて。

ただ、よくよく考えてみると、満月でスーパームーンが重なるという事は辺りはかなり明るく照らされる事になります。個人的には、この満月の時って余り良い釣り(沢山釣れた)が出来た記憶がありません・・・。
対象魚はシーバス(スズキ)を釣りに行くのですが、この魚は夜行性とまではいきませんが夜の方が活発に餌を獲ります。また、かなり神経質な魚なので、ライトを水面にチラチラ当てるとまず釣れません。
満月なので当然辺りは明るくなる事から、魚は釣れず良い思いをした事が無いのです。
(個人的には、新月側の大潮もしくは中潮の方が好きです)

そこで、釣りは止めて自宅から月食だけを楽しもうと思ったのですが・・・生憎の曇り空、しかもかなり雲が厚い。
雲が薄い場合は、雲が月に照らされて空全体が明るくなってしまうのですが、それもありませんでした・・・。

満月でこんな暗い状況なら、釣りに行っておけば良かった・・・なんて、後悔した夜でした・・・。

 

 

お問い合わせは
メールフォームはこちらから
お電話は 052-531-2422(営業時間中にお願い致します)
FAXは 052-532-0228
〒451-0035
名古屋市西区浅間2-4-12
営業時間 月曜~金曜 9:00~18:00
当店Homeへ戻る

リングのリフォーム(リメイク)のご依頼を頂きました。
お持ち頂きましたリングは、ダイヤが一列に並ぶ一文字タイプのリングです。
(隣のK18YGリングは下取り品)

Pt900ダイヤリング リメイク前

 

ご希望は現在と同じレール留めのリングですが、変形タイプになります。
上の画像をご覧頂くと判りますが、センター石が大きめ、その両脇の2石はセンター石よりも小さい石になります。
(センター石は、0.6ct程、他は0.15ct程です)
ダイヤの留め方はレール留め風になりますが、この石をぐるりと取巻くフクリン枠風でもあります。(解りづらくてすみません) フクリン留めを繋げたようなデザインです。
ご希望の素材はK18YG、サイズは13号です。

今回は、ワックスを削ってキャスト(鋳造)で枠を作ります。
ハードワックスと呼ぶ硬めのワックス(樹脂)を削り、ご希望の形にします。
忘れてました・・・デザインのバランスを見て、0.1ct程のダイヤを2ピース追加しました。

K18YGダイヤリング ワックス型作り

 

キャストが終わりました。
ワックスから実際の素材に置き換わりましたが、どうしても僅かに収縮します。
このままではダイヤが入りませんので、少しずつ削って合わせていきます。
そして、全体を磨き、石留め。

ダイヤ石留め

 

爪を整形し、仕上げ磨きをすれば完成になります。
このデザインもレール留めやフクリン留めと同じで表面がツルっとしていますので、普段使いにはピッタリですね。
ご依頼を有難うございました。

K18YGダイヤ変形レール留めリング

 

お問い合わせは
メールフォームはこちらから
お電話は 052-531-2422(営業時間中にお願い致します)
FAXは 052-532-0228
〒451-0035
名古屋市西区浅間2-4-12
営業時間 月曜~金曜 9:00~18:00
当店Homeへ戻る

リングのリフォーム(リメイク)のご依頼を頂きました。
お持ち頂きましたリングは、中石がダイヤのエンゲージリングです。

リメイク前 ダイヤエンゲージリング

ご希望は、普段使いに出来るリング、旦那様のリングも一緒にお作りをするペアリングです。
ご希望の素材は、奥様がK20PG、旦那様がK18WG。

当店のピンクゴールドはK20です。ピンクゴールドの場合、ゴールドに混ぜる素材は銅になるのですが、K18にすると凄く硬くなる半面、製作中など何度も熱を加えると素材にヒビが入ってバラバラになってしまうのです。(この為、ネックレス以外の持ち込み修理やサイズ直しはお断りをさせて頂いております)
他店の場合は銅の他にパラジウムやプラチナを混ぜてバラバラになる事を回避しているのですが、白い素材を混ぜる為に色が少し淡くなるローズピンクとして販売されている事が多くあります。
そこで、当店は純度をK20まで上げてヒビが入る事を回避しています。ただ、その反面、純度が高くなるのでK18よりお値段が高くなります。但し、他店で扱うプラチナやパラジウムを混ぜても値段が高くなりますので、結局は同じような値段になります。当店ではアフターサービスが出来るように、K18では無くK20でお作りをしています。
ちなみに、当店のK20PG、赤みが強いのでピンクゴールドとは呼んでいますがレッドゴールドとも言えるような色合いいなりますので、K18YGとの色合いの差がハッキリと出来ます。(硬さはK18YGとほぼ同じ程度です)

さて、リング製作をしていきます。

ダイヤを枠から外し、まずは奥様のリングの石枠を作ります。石枠は普段使いに良いフクリン枠です。
ピンクゴールドの場合、ロウ付けの際に使うロウ材はピンクゴールド用を使うのですが、このピンクゴールドロウ材が曲者なのです。切れ目に流れ難く、ロウ材の溶ける温度が結構高いのです。出来ればロウ付けを何度もしたくありません。(汗)
そこで、フクリン枠は塊から削り出す事にしました。旋盤の出番です。
ダイヤは0.3ct強。

フクリン枠を旋盤で削り出し

次にリングの輪の部分(腕)を作ります。
ローラーで素材の塊を伸ばしていき、ご希望のデザインに曲げていきます。今回は当店店頭の見本の中からお選び頂いたS字のリングの真ん中にダイヤを取り付けたデザインです。リング幅は4mm。サイズは14号。

K20PG リング加工

リングの中央に溝を入れ、両側を丸く削ります。丁度、甲丸リングを2本合わせたような形状です。
リングが出来たら一度下磨きをして、フクリン枠とロウ付け。

K20PG リングと石枠をロウ付け

石枠の横に穴を開け、四角い窓を作ります。
そして、リングを磨いたら、石留めをします。

K20PG ダイヤ石留め

石留めの際はタガネと呼ぶ工具を使って留めますが、石の大きさが爪の形状により使うタガネを変えます。
今回の場合は、画像の真ん中のタガネを使います。
この作業の場合、大を使うと爪以外の部分に当たって傷が付いてしまいますし、小を使うと均一に叩けず打った部分が段々になるので後から整形をする際に綺麗にし辛くなります。
このタガネ、ジュエリーの工具店で販売していますが、形状は自身で削って作ります。使い勝手が良いように用途ごとに違った形状になります。職人ごとに違った形状にもなりますね。

石留めタガネ

石留めをした爪を磨き、全体を磨いたらピンクゴールドの作業は一旦終了。

旦那様のリングを作ります。
素材はK18WG、ホワイトゴールドですが中に混ぜている素材はパラジウムと言うプラチナ属の金属です。シルバー色ですが、色合いがガンメタ色になって独特な色合いです。この素材、ホワイトゴールドですがメッキをせずにお渡しが出来ます。
ホワイトゴールドはこの他にニッケルを混ぜた素材もあります、素の色はベージュっぽいシルバー色。一般的にホワイトゴールドで販売されている物は、このニッケルバージョンになります。ただ、ニッケルがアレルギー反応のある素材ですので、出来ればメッキ(ロジウムメッキ仕様)にした方が良い素材です。(一般的に販売されているホワイトゴールドは、メッキ処理をしているのでプラチナ色をしています)

話を戻しまして・・・

旦那様のリングも奥様のリングと同じデザインで、ダイヤが無いデザインになります。サイズは15号。
このリングも手作業で作ります。

ペアリング ホワイトゴールドバージョン

旦那様のリングが出来たら、両方の内側にメレ石を留めます。
石は、ガーネット2ピース、アメジスト1ピース、ルビー1ピース。それぞれ、お子さんの誕生石だそうです。
生まれた順番に石を留めます。

誕生石 リング内側へ石留め

最後に仕上げ磨きをすれば完成です。
ご依頼を有難うございました。

K20PG、K18WGペアリング

お問い合わせは
メールフォームはこちらから
お電話は 052-531-2422(営業時間中にお願い致します)
FAXは 052-532-0228
〒451-0035
名古屋市西区浅間2-4-12
営業時間 月曜~金曜 9:00~18:00
当店Homeへ戻る

2021年のゴールデンウイーク、終わりました。
今年も去年と同じコロナウイルスの影響から緊急事態宣言が発出された中での連休となりました。
去年とは違い、ウイルスも変異した中での休みだった訳ですが、1年経って同じように振り回されてるって・・・偉い方々は何をしてたんでしょうか。そんな気持ちを抱いている方は多いと思います。

さて、我が家ですが・・・何処にも行ってません。
ただ、何もしないと言うもの程退屈な事はありませんね。
そこで、日頃しない(出来ない)事をしようと、作業場の工作機械のし辛いメンテナンスと、店頭に置いてある水槽の大掃除をしました。
水槽は大小(90cmと30cm)ありますが、どちらも水替えもせず1年半程放置しています。(汗)
どちらも水質は安定させる為にフィルターを設置してありますので、減った分だけ水を足すだけなのですが、さすがに薄っすらとガラス面にコケは生えてきていますし、中の水草も茂り放題なので間引きが必要になってきました。

水を抜きつつ、ガラスを綺麗に掃除し、水草を適度に間引いて掃除開始。
中の水草は全部本物です。この水草は魚の糞を栄養源(実際はバクテリアが分解した栄養分を吸収しています)になっています。ですので、水草を間引き過ぎると水が富栄養化してしまい、不要なコケが発生する原因になります。
間引きは適度に・・・。

水槽内の水草間引き

 

暫くぶりの大掃除です、トラブルが起きない訳がありません・・・。
今回もやっぱり、トラブルが・・・。
水槽の水を抜く際に熱帯魚用のチュウチュウポンプを使うのですが、劣化していたようでポンプの押す部分が割れてしまいました・・・。
仕方ないので、ホースの片側を水槽に突っ込み、反対側に口を付けて吸う方法(サイフォンの原理)で水を出しました。長年水替えをしてきているので、この程度のトラブルは慣れています。水を吸った直後に水面よりもホースを上げれば口まで水は上がってきませんし、飲む事もありません。(笑)
しかし、このチュウチュウポンプ、熱帯魚用のは何気に結構な値段します・・・。灯油用のポンプを改造して作ろうかなぁ~・・・。

チュウチュウポンプ・・・割れました

 

水草の間引きが終わったら、水の注入。
水は水道水を使いますが、熱帯魚用の浄水器を接続して注水します。水道水内の細かいゴミとカルキを取り除いてくれる便利なアイテムです。この浄水器、人用と何が違うのか判りませんが、処理速度が素晴らしくホースから水を流しているのと変わらないスピードで注水が出来ます。

浄水器で水槽に水を注水

 

こうして水槽はスッキリと綺麗になりました。水草はゴチャゴチャですけども・・・。
これでお客様をお出迎え出来ます。
ライトは吊り下げ式ですが、2年程前にメタルハライドランプ(水銀灯)からLEDに交換しました。
色温度だけ気を付けましたが、光量は変わりませんし熱量も減りました。それより電気代はかなり違います。

90cm水槽 水替え完了

 

30cmの水槽の方も、水替えと水草の間引き。
こちらは、フィルターからの水の出方が少なかったので、フィルターの掃除もしました。
こちらもスッキリです。

30cm水槽 掃除完了

 

 

お問い合わせは
メールフォームはこちらから
お電話は 052-531-2422(営業時間中にお願い致します)
FAXは 052-532-0228
〒451-0035
名古屋市西区浅間2-4-12
営業時間 月曜~金曜 9:00~18:00
当店Homeへ戻る