ジュエリーリフォーム


リフォーム前の画像を撮り忘れてしまいました・・・。
カメオのブローチのリフォームのご依頼を頂きました。
リフォーム前は、カメオの周りをグルリと囲んだだけの枠。
これにリボンのような板を囲むデザインに変更です。
素材はK18YG。

カメオペンダント

裏側にチェーンを通すペンダント環を付けてあります。
また、ブローチにも出来るようにブローチ金具も取り付けてあります。

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オーダージュエリーやリフォームジュエリーのご依頼を頂く際にたまに聞く言葉が・・・

「ダイヤはクズダイヤで良いですから」

このクズという言葉、当店で当てはめると本当に屑です。
欠けがあったり、割れてたり・・・それが無い場合では、真っ白なダイヤ。
真っ白というと語弊がありますが、ダイヤに無数の傷やクラックが入っている物になり、表現すれば氷砂糖みたいなダイヤになります。
こうなると、ほぼ光りません。

お値段を安くしたいのは、どなたでもあると思います。
ただ、この「クズ」という言葉はどうしても引っかかるんですよね・・・「小さいダイヤ」と思ってそういう表現をされているのもしれませんが、小さなダイヤとはいえ、光らなければダイヤとしての価値は激減してしいます。

メレダイヤにもグレードがあります。
当店で通常使用しているグレードは「VSクラス」になります。
これよりもお値段を抑えたいというご希望でも「SIクラス」までですね・・・特にリングの場合。

お見積りなどの際には価格を安くしたいとお問い合わせ下さい。
尚、グレードを抑えた場合には、抑えただけの理由がありますので・・・この点はご理解下さい。

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ハーフエタニティリングのリフォームのご依頼です。
ご希望は、ハーフエタニティからハーフエタニティ。
デザインもレール留めからレール留め。
何が違うのかというと・・・ダイヤが重なっているのです。

ハーフエタニティリング

もっと良くわかるように画像を撮れば良かったのですが、このリングのダイヤは部分的に重なっているところがあるのです。
こうしたリングを作る場合、職人としてはダイヤの重なりは少しでも避けたいのです。
ダイヤは一番硬い素材ですが、ダイヤは硬いゆえに脆い素材でもあります。
一点に集中するような衝撃を加えると、簡単に割れてしまう事があります。
まして、ダイヤとダイヤが重なった場合は・・・一方が割れる可能性大。
ダイヤを外してみると、案の定、重なった部分のダイヤの一部に欠けがありました。
なんでこんな作り方をしたのだろうか・・・?

欠けたダイヤ

リフォーム後に出来上がったのは、こちら。

ハーフエタニティリング

ダイヤとダイヤの隙間は僅かとってあります。
また、ダイヤの下の部分は地金を削ってダイヤが浮いたようにしてあり、立体感が出るようにしました。
もちろん、ダイヤが乗る部分(座り)はキッチリととって、爪を留める際にグラつきを無くしダイヤの面が均一になるように処理をしてあります。

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お手持ちのルビーリングのリフォームのご依頼を頂きました。
素材はPt900製、周りにはテーパーダイヤが入っていますが今回はテーパーは使いません。

ルビーリングをリフォーム

実は、たまたまでしたが、打ち合わせをさせて頂いている時に同じようなデザインの品物のリフォームを受けていました。
それがこちらの品物
少しラインの入り方は違っていましたが、ほぼ同じデザインの品物の写真をお持ち頂きました。

K18YGダイヤリング

これと全く同じではなく、お客様のご希望から少しずつラインを変えてデザインのご提案を致しました。
素材もリフォーム前と同じくPt900製。
(画像はK18YGですが・・・)

リングレタッチ

作り方はキャスト(鋳造)は使わず、ほぼ一から手作業でパーツを作りました。
中石の爪をロー付けする前に、一度磨きます。

ルビーリングをリフォーム

中石の爪の周囲などは、爪をロー付けした後からでは磨けませんから。
爪をロー付けした後は、メレの石留め。

ルビーリングをリフォーム

熱を加えると柔らかくなる樹脂をリングの内側に押し込んで、補強をして石留めをします。
コレをせずに石留めをすると、交差した枠が歪んじゃいますからね・・・歪んだ物を元に戻すのは大変です。
メレを留めた後は、中石のルビーを留めます。
そして、最後に磨いて完成。

ルビーリングをリフォーム

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一文字リングからペンダントへのリフォームのご依頼を頂きました。
詳しくお話を伺った訳ではありませんが、どうも形見分けの品のダイヤ5ピースをそれぞれ分けてお一人ずつに持って頂くようでした。

リングからペンダントへ

ダイヤを外してペンダントにしますが、ダイヤの外周をぐるりと巻くベゼルセッティングと呼ぶフクリン留めの一種のデザインです。
素材はK18YG、ネックレスは小豆タイプです。

リングからペンダントへ

1本のリングから5本のペンダントになり、想いは5人の方へ受け継がれました。

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ゴローズのメタル付き特大フェザーペンダントトップ(左向き)をリングに加工するご依頼を頂きました。

メタル付き特大フェザーペンダントトップ 左

加工はこれまでと同様。
ペンダント環の部分をそのまま潰すと、こんな風になります。

メタル付き特大フェザーペンダントトップ 左

少し開き戻して、地金を突っ込んでロー付けします。
その地金も隙間に合わせて両端を薄くした板を差し込みます。
これをしないと、ロー材だけでその隙間を埋める事になり、ロー材の色が出過ぎてカッコ悪くなってしまいますので。
本物は潰しただけなので薄くなってるでしょうが、カスタマイズする事は全て本物と同じにするという事では無いと思っています。

メタル付き特大フェザーペンダントトップ 左

ペンダント環をロー付け後、差込んで出ている板を削り整形。
そして、丸くリング状に丸めていきます。
ご指定のサイズに合わせた後、全体を磨いて完成。

メタル付き特大フェザーをリングへ

メタル付き特大フェザーをリングへ

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形見のプラチナリングのリフォームのご依頼を頂きました。
デザインも当店にお任せ。

デザイン踏襲

ご希望だったのはリングが太いのでそれを細くして欲しいとのご要望でした。
そこで、現在のデザインを踏襲してリング幅を細くするデザインを提案しました。

このデザインでOKを頂きましたので、これに沿ってお作りをします。

塊から削り出す方法もありますが、デザインが複雑な形状をしていますのでワックスを削って作りました。
ただ、細部は結局キャストをして形が出来てから仕上げる事になったのですが、面が連続するデザインでしたので仕上げが大変でした。
それでも、綺麗に仕上がったのをみると、このデザインにして良かったと思いました。

デザイン踏襲

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去年納品させて頂いたエンゲージリングのオーダーです。
立爪のダイヤエンゲージリングをお持ちになり、このダイヤを使ってエンゲージリングを作るご依頼を頂きました。
普段はシルバーのリングをお使いになっているとの事で、シルバーアクセサリーのエッセンスが欲しい、またリングの全体の流れとしてS字のような湾曲したリングでのご希望でした。
それに沿って、エンゲージリングに十字架と唐草の要素を入れてデザインしてみました。

デザイン画

このデザインに沿ってリングを作ります。
素材はPt900製。

シルバーアクセサリーのエッセンスを入れたエンゲージリング
(画像を追加致しました)

腕にはメレダイヤを彫留め。
作る過程で十字架を少し長めに、唐草も僅かですが全体に合わせて小変更してあります。

シルバーアクセサリーのエッセンスを入れたエンゲージリング

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お客様からK18YGリングのジュエリーリフォームのご依頼を頂きました。
デザインはある程度決めて2点の写真をお持ちになりご来店頂きました。
打ち合わせから片方に決定。
そのデザインの一部を変えてご依頼頂きました。

K18YGダイヤリング

去年末に納品しました品物でしたので、製作途中の画像は・・・バタバタしてて撮ってる余裕が無かったです、ゴメンナサイ。
手を加えたところは、下側のメレダイヤが並んでいる部分、デザインの参考にした写真のこの部分にはメレはなく地金のみ。
中石の爪も細く修正。
中石とメレダイヤはお客様がお持ちになった石を使い、旧枠は下取りをしました。

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いつも当日記をご覧頂きまして誠にありがとうございます。

11月中頃にオーダー・リフォームに関しまして、年内納期の締切をさせて頂きました。
その後も、来年分のオーダーやリフォームのご依頼を頂きまして、2015年1月納期分のバックオーダーが満杯になりました。
今ご依頼を頂いた場合、品物のお渡しが2015年2月始めになります。
ご予定がある方は、お問い合せ下さい。
修理に関しては、この限りではありません。
勝手を申しますが、宜しくお願い致します。

昨日、雪の中お越し頂きましたお客様も、1月中頃にお使い予定でしたが・・・お渡しが2月になり、申し訳ございません・・・。

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「リングのボリュームを小さくして欲しい」

お客様から、そうご要望を頂きました。
リングを拝見したところ・・・それは出来ません。
リングが問題では無く、ダイヤが問題だったのです。
リングはPt900素材のリングですが、そこに入れてあったのはミステリアスカットのダイヤだったのです。

ミステリアスカットダイヤ

このダイヤ、リングを見るとツルンとして爪がありません。
爪が特殊な構造になっています。
ダイヤのガードルの下の部分に溝が彫ってあるのです。
見辛いかもしれませんが、矢印の部分。

ミステリアスカットダイヤ

リング側には薄い板状の爪が作ってあり、上から抑え込むとこの爪がダイヤの溝に引っ掛かって留まるようになっています。

実はこのダイヤカット、職人泣かせの構造なのです。
石が落ちてしまったと、当店にも数多く石合わせの修理が持ち込まれてきました。
ところが、このミステリアスカットダイヤはダイヤ単体として売られていません。
なので、石合わせが不可能。
しかも、大抵が角ダイヤ(プリンセスカットなど)なので、そもそも大きさをピッタリと合わせるのにも苦労します。
ミステリアスカットの石(ダイヤ以外でもルビーやサファイヤなどがあります)の石合わせの場合、四角い石を探して接着材での接着での対応となります。

こんなリングを削ってボリュームを落とすなど、ダイヤを脱落させるようなものなのです。
そこで、申し訳なかったですがお断りをしました。
ただ、どちらにしても使えない、しかも旦那様との思い出の品だという事なので、リフォームをして形を変える事となりました。

今回は、リングからリングではなく、ペンダントへ。
ダイヤを円形に配置するデザインに決まりました。
図面上でダイヤを配置し、円の大きさを決めます。
今回はワックスで土台を作りました。
キャスト(鋳造)後、ダイヤを置いて様子を見ますが、ピッタリと決まりませんので少しずつ削りながら合わせていきます。
そして、外の爪をロー付け。
爪が出来たら石留めです。

ミステリアスカットダイヤ

爪は内側をレール留め、外側を爪留めにしました。
両方レールでも良かったのですが、デザインは円、ダイヤは四角なので、外側に向かって三角の隙間が出来ます。
その隙間の部分に爪を配置する事で、隙間を埋める事にしたのです。

最後に磨いて完成。

ミステリアスカットダイヤペンダント

裏側にループ状のペンダント環を二カ所取り付けて、この部分にネックレスと通すようにしました。

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誠に勝手ながら、オーダー・リフォームに関しまして、年内納期のご依頼を今週末11月14日(金)で締め切らせて頂きます。
修理や納期が来年でも構わないというオーダーやリフォームに関しましては、引き続きご依頼を承ります。

宜しくお願い致します。

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ターコイズの玉が留めてあるペンダントを、リングへのリフォームのご依頼を頂きました。

玉は爪留めと接着で留まっています・・・しかも、かなりの数・・・。
ターコイズを全て外す手間と綺麗に外す事が出来ない事で、このままでは改造が出来ません。
そこで、このペンダント枠ごとリングの一部にしてしまえ!
少々乱暴ではありますが、ちゃんと計算はしています。(汗)

ペンダントをそのままリングへ

右側のリング、外側に爪を作り、その爪を倒す事でペンダント枠を固定するという構造です。

ペンダントをそのままリングへ

ペンダント枠をリングへ乗せるとこんな感じに。
この後、爪を倒して出来上がりです。
が、すみません、完成画像を撮り忘れてしまいましたので・・・形はほぼ上の画像の通りになります。

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何度かご利用を頂いていますお客様からのご依頼です。

ピアスにぶら下げるアイテムを改造して、そのままでピアスとして使えるようにご依頼を頂きました。

ピアスからピアスへ

石は全て使います。
石は枠から一旦全て外し、中央の角サファイヤの爪枠と一番上のダイヤ枠を使います。
メレダイヤやメレサファイヤは、角サファイヤの周りに配置。

ピアスからピアスへ

また、ハートカットのサファイヤルースをお持ち頂きましたので、これでブレスレットを作りました。

ハートカットサファイヤのブレスレット

ハートカットサファイヤの枠は、爪の周りをミル打ちに。

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同じ作業内容でしたので、二件のご依頼を纏めてご紹介します。

一つ目は、元はタイタックです。

タイタックからリングへ

石を一旦外し、裏側のピンをカットしてその部分に甲丸リングをロー付け。
こんなリングになりました。
リング素材はK20PG、表面はアンティーク風に粗い艶消しです。

タイタックからリングへ

こちらのお客様は、ペンダントからリングへ。

ペンダントからリングへ

石は接着剤で貼り付けてありましたので、接着剤を剥離して石を外します。
裏側に同じように甲丸リングをロー付けして、石を再度接着。
こちらのリングはK18YG、鏡面仕上げです。

ペンダントからリングへ

使わなくなった品物も、簡単にお安くリフォーム出来ます。
やはり、使う(使える)事が一番重要だと思います・・・箪笥のこやしでは勿体ないですから。

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大きなシトリンが入った帯留めをリングへリフォームするご依頼を頂きました。

帯留め

素材は不明ですが、シルバーのようでした。
お値段を抑える為にシルバーで腕を作り、そこへロー付けをする方法を選択。

リング部分は、ワックスを削り、キャスト(鋳造)で作りました。
帯留めの金具部分を切り取り、荒削りしたワックスへ乗せて石枠の大きさとバランスを見ながら削っていきました。

キャストが終わり、帯留めの方は石を一旦外してロー付けをします。
ところが、石枠へロー材が乗りません・・・。
このまま熱を加え続けると枠が溶けてしまう恐れがあったので、ロー付けでの方法は中止。
リングの方へ爪をロー付けして、石枠の隙間へ爪を掛けて枠ごと固定する方法に切り替えました。

帯留めからリングへ

赤丸部分が爪です。
爪は4ヶ所で留まっているので、簡単には外れる事はありません。
ロー付けが出来ない際は、正直ちょっと慌てました・・・。

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ゴローズやクロムハーツ製品の修理のご依頼は沢山頂いているのでネタには困りませんが、ダイヤを沢山使った本格的な製品のネタはなかなかご紹介出来ません・・・。
今日も、取引先からのリフォームリング作りに頑張ってます。

ダイヤ取巻きリング

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リングリフォームのご依頼を頂きました。

リングリフォーム

リフォーム前のリングは上のリングです。
このリングから、ダイヤを外し、地金は下取りを致しました。

作っている途中の画像は・・・ゴメンナサイ、時間が余り無かったので作業を続けてしまい、撮り忘れてしまいました・・・。
出来上がったのは、このリング。

リングリフォーム

デザインは、お客様からのご提供です。
元のデザインでは中央のカゴ状になっている部分はK18YGでしたが、これをPt900へ変更。
少々判り辛いですが、リングの腕の部分も真上から見ると直線だったものを、カーブを描くように変更。
中央のルビーは、お手持ちではなかったので当店で用意しました。
カゴの丸い部分の直径が1cmくらい。
可愛いリングになりました。

ジュエリーリフォームに関しては、こちらをご覧ください。

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仕事とは離れた話ばかり続きましたので・・・今回はジュエリーリフォームのご紹介です。

前回ご紹介したピアスをオーダーして頂いたお客様からのご依頼です。
こちらのお客様は、遠方からのご依頼なので宅配便を使って品物をお送り頂いています。
前回のピアスの他にサイズ直しやこちらのリフォームも、同梱にてご依頼頂きました。

元の品物はかんざしです。
当初は、かんざしのくしの部分を取り除いてブローチへのリフォームでした。
形を変えず石を追加(AもしくはBの位置へご提案)、裏側にブローチの金具を付けるといった物でした。

かんざしからタックピンへ

お打ち合わせから、形を変えてタップピンへ変更になりました。
花型の形がご希望でしたので、そのご意向に副う形でオパールを配置。
中央の石は、追加でお手持ちの品物をお送り頂きました。

かんざしからタックピンへ

中央の青色はフクリン留で回りをミル打ちにしてあります。
可愛らしいタックピンになりました。

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ジュエリーリフォームのご依頼を頂きました。
リフォーム前のリングはダイヤが5ピース入ったPt900一文字リングです。

一文字リングから一文字リングへ

このリングから作り替えるのも、一文字リングです。

お客様から資料写真を二点頂きました。
一点は一文字リングですが、リングの腕の部分を延長して、その腕でダイヤを挟み込んで留めているデザイン。
もう一点は、ダイヤが中央に1ピース入ったエンゲージリングですが、腕のデザインが緩くカーブをしているデザイン。
この二点を合わせて腕の部分を緩くカーブの入ったデザインとのご希望です。

そこで、デザイン画を制作。

このデザイン画をメールでお送りしてOKを頂きましたので、リング作りに入ります。
実際には、大半をワックスで作りました。
当初はパーツを寄り合わせて作る予定で、大まかなデザイン把握の為にワックスで型を作りました。
ところが、思ったよりこのカーブが微妙で、ワックスでも苦戦・・・。
そこで、このままワックスで作る事に変更しました。

で、出来たのがこちら。

一文字リングから一文字リングへ

この角度だと判りづらいですが、我ながら綺麗なカーブで出来たと思います。

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リフォームのご依頼を頂きました。
品物は、ダイヤが入ったK18YGのリング。
このリングをブレスレットへリフォームします。

リングからブレスレットへ

まず、ダイヤを外します。
ダイヤは全部で10ピース。
このダイヤを一列に並べ、緩く曲げたK18YGの板に留めていきます。
爪は、爪留めと彫留めの中間のような形。
実際の作業は、穴を開けてダイヤとダイヤの間の地金をタガネで割って、その残った地金部分を爪にするので彫留めに近い感じです。

リングからブレスレットへ

クサリは、小豆。
スッキリとした感じのブレスレットになりました。

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パールリングのリフォームのご依頼を頂きました。

パールリングのリフォーム ビフォー

リフォーム前のデザインは、透かしのカップがついた4本爪タイプ。
リングの幅はそれ程太くせず、スッキリとしたデザインへ変更です。

パールリングのリフォーム アフター

甲丸リングの上にちょこんと乗っかるデザイン。
ただ、単純に甲丸の上にピンを立て、そこに接着しただけでは接着面の面積が狭く直ぐに取れてしまう可能性が高くなります。
しかも、パールの底にあたる部分、ピンの穴の部分は少し削られていて平らです。
そこで、面積を増やす為に、パールの座面部分を増やしてあります。
上から見た時も、横から見た時も、気にならない程々の大きさってのはシンプルなデザインだけに難しいです。

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ダイヤの立爪リングと一文字リングを1本にして取巻きにリフォームのご依頼でした。

ただ・・・

すみません、直ぐに納品しなければならず、こんな画像しか撮る時間がありませんでした・・・。

ダイヤ取巻きリング

取巻きの爪下の処理はこのタイプと同じです。

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スタールビーのリフォームのご依頼を頂きました。
リフォーム前のリングは、撮り忘れてしまったので・・・途中から・・・。

しっかりとした爪にとのご要望でしたので、爪はルビーの枠から削り出すような形に。
周りの取巻きダイヤの部分は板を裏側から打ち出して丸みをつけ、ルビーの枠の部分をくり抜いて作ります。

スタールビーのリフォーム

高さを可能な限り低くとのご要望もありました。
こうした取巻きタイプの場合は外から針金状の爪を貼り、その針金を下に伸ばして曲げるように形作りますが、今回の場合は彫留めのように地金を割って爪出しをする事によって高さを低くしました。
取巻きリングの多くはこんなタイプのリングになります。

中央の爪部分を作った後に腕を作りロー付け。
そして、ダイヤを石留めしていきます。

スタールビーのリフォーム

この時、枠の中に温めると柔らかくなり冷えると固まる樹脂を入れてダイヤを留めます。
そうしないと、ダイアを留める際に地金をタガネで叩くと地金が曲がってしまいますから。
この後、樹脂を取り出したあとに一度ダイヤ部分を下磨き。
そして、中央のルビーを留めて爪を磨いたら完成です。

正面からはこんな感じ。

スタールビーのリフォーム

斜めから見ると、こんな感じになります。

スタールビーのリフォーム

ちょっとアンティーク風なリングになりました。

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フルエタニティリング作りのご依頼を頂きました。
デザインはそのまま、ハーフエタニティをフルエタニティリングへのご注文です。
素材は、Pt900。

ハーフエタニティからフルエタニティへ

リングはキャスト(鋳造)ではなく、叩いてローラーで伸ばして手作りで作ります。
そして、均等に穴あけ。
パソコンを使って予め何ピースのダイヤが入るのか調べておきます。
ダイヤはリフォーム前のリングから外した物だけでは足らないので、足らない分は当店で用意しました。

形がある程度できた段階で、石留め。

フルエタニティリングのダイヤ石留め

石留めが終わったら、糸ノコで筋を入れてリング横の「線」を作っていきます。
同時に爪の部分も丸く研磨。
そして、全体を磨いて完成。

同じデザインでハーフからフルエタニティリングへ

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円安の影響でダイヤのお値段も値上がりしてきました。
消費税アップの事もありますが、こちらの影響も大です…。

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年末に納品させて頂きましたリフォームのご紹介です。
(追記 年末だと思ってましたが、12月初旬でした・・・)

お持ち頂いた品物は、Pt900製のサファイヤリング。
このリングからサファイヤを外し、ダイヤを両側に3石ずつ爪止めしました。

Pt900サファイヤリング

サファイヤは横長に使って出っ張りがなくシンプルなデザインです。
ダイヤは1ピースが0.03ct程ですので、リングの幅は2mm程です。

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世の中、不思議な事が沢山ありますね。
当店へ沢山のご依頼を頂けて大変感謝しておりますが、同じ品物、同じ修理が重なる事が多々あります。
沢山の修理などをしているからかもしれませんが、いっときに集中する事が不思議です。
それが過ぎると暫く間が空きます。
品物が品物を呼ぶのでしょうか・・・?

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何度かご利用頂いていますお客様からご依頼を頂きました。
ダイヤの立爪リングをリフォームして、今持っているリングと重ね付けが出来るようにしたい・・・。
そして、ボリュームも欲しいとご要望を頂きました。
ダイヤも1ctを超えていますので、リングもそれなりのボリューム感が無いとバランスが取れません。
リング幅で広い部分は4mm程にしました。

ダイヤV字リング

重ね付けするとこんな感じです。
マーキスダイヤのV字リングに重ねてはめるので、V字のくびれが一般的なリングよりもきつくなっています。

V字リング重ね付け

昨日トラブルが起こったインクジェットプリンター、ごちゃごちゃ文句を垂れていたら知り合いでこのメーカーに勤めている方から情報を貰えました。
何度かクリーニングをしてもかすれが改善しない場合は、ヘッドノズルが焼き付いてショートしてる可能性が高いそうです。
そうなると、プリンターヘッドは交換。
ただ、こうしたトラブルが多いので、部品単品では出荷しないそうです・・・修理するにも持ち込みになりそうなので時間がかかります。
困りました・・・。

で・・・止む無く新しいプリンターを注文。
でも、このメーカーのプリンターの中ではそこそこの機種なのに換えインクを追加して2万円ちょっと・・・滅茶苦茶安いです。
インク代で儲けているのが何とも言い難いのですが・・・。

壊れたプリンター、黒は出るので自分のPC用にする事にしました。
前に壊れて廃棄して以来、このPCにはプリンターは備え付けていませんから・・・スキャナー機能も生きてますしね、勿体ない。

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リングリフォームのご依頼です。
一文字リングを別のデザインの一文字リングへのご希望です。
次のデザインは、ダイヤをフクリン留めにしてそれを一列に並べた形。

リフォーム前

プラチナでパイプを作り、それをカット。
ロー付けで組み合わせていきます。

手作りで一文字リング作り

爪の部分が出来上がったら、リング部分を作ってこれもロー付けで組み上げます。
そして、ダイヤの石留め。

ミル打ち一文字リング

フクリン留めの爪は、ご希望だったミル打ちにします。
可愛らしい一文字リングになりました。

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