オーダージュエリー


2013年最後の月、12月に入りました。
師走というだけあってか、今年の12月は有難い事に当店も忙しくなっています。
大変申し訳ない事ですが、先月11月末で年内のオーダー・リフォームは締切をさせて頂きました。
年明けでも構わない、と言うお客様はこれまで通り随時ご依頼を承っております。

修理に関してですが、出来る限り対応はさせて頂きます。
ただ、ダイヤルースやパーツ、ネックレスなど、取り寄せ品が伴う場合に年内納期が間に合わない場合もあります。
まずはお問い合わせ下さい。

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プリンセスカットのダイヤを使って、フルエタニティリングを作ってください。

と、お問い合わせがありました。
そこから、打ち合わせをさせて頂きご依頼を頂きました。

まずは、ダイヤを用意します。
ご希望のリング幅から、ダイヤの大きさは1ピースあたり2.8mm角、およそ0.12ct。
サイズが9号でしたので、直径から計算しますと22~23ピース必要となります。
ダイヤの総目方は2.8ct程になります。
ここまでは、PCを使ってCADで図面を引いて計算をします。

ただ、ダイヤの高さ誤差が厄介で、個数に影響します。
ダイヤの高さが違うと、ダイヤのキューレット(尖った部分)がリングから飛び出してしまうからです。

プリンセスカットダイヤの個体差

ダイヤを扱っている取引先から多めに送ってもらい、その中からチョイス。
フルエタニティリングを作る際は、毎回このようなやり取りをしています。
特にプリンセスカットダイヤは誤差が大きいので、作る前の事前のチェックが必要なのです。

プリンセスカットダイヤでフルエタニティリング作り

高さの誤差が少ない物、そして各辺の大きさの誤差が少ない物を選び出して、一列に並べて様子をみます。

ダイヤのチェックが終わったら、リング作りに取り掛かります。
今回は、ベース部分をキャストで作ります。
旋盤と言う機械を使いワックスを削り、一度外してダイヤを並べ、再度削り・・・こんな事を数回繰り返して、キャストをして地金に置き換えます。

キャスト後、補強の仕切り板をロー付けで取り付けます。
ダイヤの個数23枚。
そして、さらにダイヤを置きながら微調整して石留めとなります。

プリンセスカットダイヤでフルエタニティリング

石留めが終われば、後は爪を整ええて鏡面に研磨して出来上がりです。

プリンセスカットダイヤでフルエタニティリング

時折ですが、フルエタニティリングのサイズ直しのお問い合わせを頂きます。
基本的に、サイズ直しは出来ないと思って下さい。
今回のお客様にもお伝え致しました。
今回のようなデザインの場合、サイズを大きくするのでしたらリング内側から地金を削って1号程はアップ出来ます。
でも、サイズダウンは出来ません。
どうしても・・・と、言うお客様、爪止め、もしくは彫留めの場合は可能な場合もあります。(上記のようなレール留めは出来ません
こちらのように彫留めのダイヤを一旦外し、サイズ直しをしてから留めなおす方法があります。
ただ、コストがそれなりにかかります。
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たまにではありますが

「ティアラを作ってほしい」

と、お問い合わせがあります。
これまで、当店では多くのティアラを作りましたので、そのノウハウもあります。
ただ、大変申し訳ないのですが、問い合わせでのご予算が2~3万円と言う事が多く、この金額では作れないのです。
最近は、頭にちょこんと乗るミニクラウンタイプのご希望が多いのですが、小さくても最低でも10万円は必要です。
ご予算を頂ければお作りする事は出来ます、ただ普通に生活をしていく中では結婚式以外での用途が殆どありませんからね・・・本格的な物をご希望ならば、結婚式場や宝石店でのレンタルをオススメ致します。

先日、以前ティアラを納品しました取引先の方が来店して話をしていた中で、

「伊藤さんのところで作ったティアラは壊れない」

と言う話を聞き、嬉しく思いました。
このティアラ、ある結婚式場で使う為に取引先から依頼があって作りました。
もう10数年前の事です。
その頃はパーツ同士をつける際はロー付けをしていました。
それがレーザーやTig溶接機が安くなり当店のような工房でも導入する事が出来るようになった結果、最近はでティアラを作る際もある程度仕上げたパーツをレーザー溶接しているようなのです。
ところが、綺麗に仕上がる反面、レーザーやTig溶接機を使った溶接は深い部分まで溶かす事が出来ない(溶かすと周囲まで溶けてしまう)ので点のように溶接されている事が多くあります。
こうした事から、強度面で弱くなり簡単に折れてしまう事があるそうなのです。

ロー付けは、パーツ同士がロー材を介して「面」でつけられる為に接触面が多くなって強度が高くなります。
こんな事から、当店で作ったティアラが壊れないという事のようです。

やはり、道具だけに頼る作り方では無く、構造からどんな作り方をするのが一番なのかを考える事だ重要だと再確認させられました。

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昨日、納品させて頂いた品物です。
ご注文頂いた品物はピルケースペンダント。

ご来店時に、当店のこの日記をご覧になり、この唐草模様の彫りを施したピルケースペンダントをご指定頂きました。
また、ご注文の際に、

「素材はPt900製」
「パッキン内臓タイプ」
「狭心症のニトロの錠剤が3個入るサイズ」
「表面は全面唐草模様の彫り」

というカスタマイズを4点。
パッキン内臓タイプですので、外形は13mm程、タブレット型の細長い錠剤が3個入るようにと長さは35mmにしました。
この内容でお作りしたのがコレ。

ニトロペンダント

蓋の合わせ目部分にはパッキンが入りますので、その部分だけどうしても材料の板厚が薄くなります。
その事から、ここの部分だけは唐草模様の彫りは避けさせて頂きました。
ただ、彫りの職人さんから「上下の模様は繋がるように彫っておいたから」と機転を利かせて貰いました。
彫りが入った事で指のかかりが良くなり、蓋を回す際に回しやすくなりもなりました。
ネックレス部分は、金具をつけず頭からかぶるように致しました。

内部はこんな感じ。
パッキンの具合が判りますでしょうか。
但し、オスネジとパッキン部分が内部に出っ張るので、内部は滑らかに削ってはありますが薬が引っ掛かる可能性があります。
この点だけは、注意が必要になります。(外パッキン型は内側の段差が0.3mm程と抑えられます)

ニトロペンダント

Pt900製ですが、これまでと同様にオスネジ部分はK18WGを使わせて頂き、表面はメッキを施してあります。

お客様がお帰りになる際、「ピルケースペンダントと書かれているけど、ニトロケースペンダントで探している人が沢山いるんじゃないでしょうか」とご指摘頂きました。
錠剤の事をピルと呼ぶので総称としてピルケースとしていましたが、日本では「ピル=女性用避妊薬」の方が広く認識されているとも感じます。
お客様からのご指摘を頂いて、「ニトロケース」と並記する事にします。
アドバイスを有難うございました。

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十字架デザインのペンダントのご依頼がありました。
素材はK18YG。

以前もクロスペンダントのご紹介をしましたが、作り方は以前と同じ。
今回は中央に隙間があるデザインなので、左右対称の正確性が必要です。
そこで、前回と同じく、CAD/CAMマシンで正確にケガキを行ってそれに沿って切り出して行きます。

クロスペンダント作り

前回は大きな品物でしたので、板は外注に頼んで作ってもらいましたが、今回は当店で板を作りました。
そして、四分割になるので、パズルのように入り組ませて板を作る時の地金の量を少しでも少なくしました。

そして、切り出し。
ダイヤの穴も最初に印を付けておいたので、開けておきます。

クロスペンダント作り

板を組合せ、裏側にも棒状の板を貼り、クロスに組んで行きます。
正面から見た時には中央の隙間が綺麗に揃うようにして、かつ支えの柱などが見えないように工夫して組んで行きます。

クロスペンダント作り

そして、磨いて彫留めです。
石は全部で1.2ct程入ります。
忘れてました・・・大きさは縦が3.5cm、横が2.5cm程です。

クロスペンダント作り

そして、完成。
中央部分は浮いているように見えてこの角度からでは判りませんが、ちゃんと補強の柱があります。
裏板に向けてちゃんと柱が立っているので、強度も確保されています。

クロスペンダント作り

ネックレスは石が入る板と裏側の板の隙間を広めに取って、そこに差し込めます。
バチカンもありませんので、すっきりとしたデザインになってます。

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今日はご来店して頂きましたお客様が多く、更新もこの時間に・・・。(現在18:10分)
営業時間は過ぎましたが、今日の作業はまだまだ続きます。

これもお盆前に納品させて頂きました、当店のオリジナルピルケースペンダント(ニトロケース)のご注文を頂きました。
素材はPt900製。
パッキンは外タイプですが、直径は13mmと太めです。

ピルケースペンダント作り

画像を見て頂くとお判りになると思いますが、雄ネジ部分は色が少し黄色っぽいです。
この部分は、K18WGを使っています。
Pt900で作った事もありますが、雄雌どちらのネジもPtで作った場合に素材の粘りが影響してなのか、ネジの滑りが悪いのです。
そこで、雄ネジ部分だけWGを使っています。

仕上がりはこんな感じに。
ネックレスは、Ptのキヘイタイプを通して金具を付けずにコマ同士をはめてロー付けしてあります。
金具無しなので、脱着は頭からかぶるタイプになります。

ピルケースペンダント

今日も、ご来店頂きましたお客様にPt900の内パッキンタイプのピルケースペンダントをご注文頂きました。
インターネットで検索頂いてご来店くださったとの事ですが、このタイプのペンダントって余り作られて無いんでしょうか・・・。
以前はよく見かけたんですけどね。

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お盆のお休み直前に納品させて頂きましたマリッジリングのご紹介です。

エンゲージリングとフィットするデザインがご希望でした。
また、幅は出来るだけ細身・・・今回の幅は2mmとしました。

ただ、マリッジリングは常に装着するリングですから、ある程度の強度が必要となります。
弱いと簡単に曲がってしまいますからね。
幅を狭くした場合、地金を硬くするか、もしくはリングの厚みを厚くして強度を稼ぐ事となります。
一般的なマリッジリングは、幅が3~3.5mmです。
その幅の場合、厚みは1.4~1.6mmとさせて頂いています。(市販リングではこれ以上薄い物もあります)
今回ご希望の2mm幅の場合では、1.6mmでも薄いと感じましたので1.8mmとしました。
これ以上、例えば2mmを超えてくると装着した場合にゴロゴロ感が出てくるので、違和感を感じる事も多くなってきます。
そのギリギリで1.8mmとしました。
また、当店のプラチナ地金は一般的なパラジウム含有の物より硬いルテニウム含有のプラチナを使っています。

エンゲージリングに沿わせるマリッジリングデザイン

新郎様のマリッジリングは3mm幅。
あわせるとこんな感じになります。

緩いカーブタイプのマリッジリング

ところで、今回のお客様は、以前当店でマリッジリングをオーダーして頂いたお客様の会社部下の方でした。
上司の方から当店をご紹介を頂いたそうです。
こうして繋がりが広がって行くのは、本当に有難いですね。
オーダーを有難うございました、そしてお幸せに。

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ピアスのオーダーを頂きました。
デザインは、これまでと同じデザインで。

お預かりした品物は、所謂イミテーションのアクセサリーピアスです。
鉄板をプレスで抜いて中の装飾部分を爪留めしてありました。

同じデザインでオーダーピアス

判り易いように中の装飾は外して撮影しました。
枠は、単に一枚の板に爪がある形ではなく、縁の立ち上がりが1mm程あり、引っ掛かる形になっています。
同じデザインにしますので、ココも再現しなければなりません。
ワックスで造る事も出来ますが、こう言う場合はこの品物が作られたのと同じプレスで作るのが一番です。
ワックスで造るよりも軽く且つ強度が上がりますからね。

まずは、打ち型を作ります。

同じデザインでオーダーピアス

真鍮の丸材を旋盤で削りだして作ります。
輪の中心が片方に寄る「偏芯」した形状ですので、そのように。

これを使ってK18YGの板を打ち出して加工していきます。
ピアス金具を付けて、中の装飾を爪留めして完成。

同じデザインでオーダーピアス

この後、お客様からのオーダーでピアスピンの位置をズラすのを忘れてしまっていたので、一旦装飾を外してピンの位置を移動しました。

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以前、ハンマードフィニッシュのバングルをオーダー頂きましたお客様から、同じ仕上げのリングのオーダーを頂きました。

バングルとリング、大きさが違います。
そこで、バングルの時と同じ仕上げ具合だと、凹みが大きくてハンマードフィニッシュが粗く感じます。
そこで、以前よりも凹みが小さいリングをお作りしました。

ハンマードフィニッシュリング

ところが、お客様からは「ペアで」と言うご希望だった事をスッカリ忘れていました・・・。
並べて見ると、仕上げの様子が違います。
早急に新しく作り直しました。

ハンマードフィニッシュリング

「リング」と言う部分しか頭にありませんでした・・・勝手な思い込みです。
メールでのご注文でしたが、お客様の意思を反映させなければ作る意味がありませんからね・・・。
反省・・・。

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先日、面白いリングのオーダーを受けました。
デザインがかなり特殊で、一般的ではありません。
ただ、それを狙ったデザインでした。

石は、ピンクファイヤークォーツとジンカイトと言う石。
ピンクファイヤークォーツは一般的な水晶と同じ程度の硬度を持つ石ですが、ジンカイトはかなり柔らかいのです。
正直、触るのも怖いくらい。

両デザイン共に、リングから石までの距離が通常よりも高く、リングからニョキッと生えたような感じです。
ピンクファイヤークォーツのデザインは、細長い石を柱6本で持ち上げ、その柱が爪になっています。
作り方は全て手作りです。

ジンカイトは、子供の頃に食べた事のある指輪状の飴。
リングの上に大きなダイヤ型の飴が乗っかっているお菓子がありましたが、正にソレです。
その飴の周りに一重に輪があるデザインです。

地金は、ピンクファイヤークォーツはK18WG製。
こちらはデザインが変わっているだけなのでいつものように作りましたが・・・問題だったのは、ジンカイトの方。
こちらは、シルバーと真鍮製。
真鍮をジュエリーに使うのは初めてです。
しかも、入り組んだデザインでしたので、知恵の輪のような状態にもなりまして・・・。
ロー付けは銀ローを使い、最後に両方の素材を合わせて合体させる際はハンダを使いました。
ジュエリーというよりは、クラフトの要素が強いですね。
また、ジンカイトは柔らかい石なので、石枠はワックスを削り爪も棒状ワックスを貼り付けてキャスト・・・石は、作っている最中は触らずに、最後に石留めの際の合わせに持ち出す程度で作業をしました。

面白い品物の仕事をさせて頂きました。
有難うございました。

(画像は都合により、お見せできません)

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前回の日記でシルバー素材の硬化処理に関してご紹介しましたが、今回はK18YG(イエローゴールド)での処理です。

K18YGで硬化処理

ピアス見本があり、それと同じ物をK18YGで作って欲しいとご依頼がありました。
見本は、シルバー?(素材不明)にK24メッキをされた製品のようでした。
お作りをしましたが、色がこれだけ違います。
K24の方がイエローゴールドっぽく見えますが、実際はK24の色はかなり明るい色なのです。

お作りしたK18YGピアスを硬化処理してあります。
通常の同素材よりも硬くなってバネ性もあります。
硬化処理は、ピアスにピッタリな処理方法だと思います。

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遊びの話が続いたので、仕事の話です。

「同じ物をプラチナで作って下さい。」

とオーダーを頂きました。

ダイヤハーフエタテニィリング

お持ち頂いたのは、K18WG製のダイヤが入ったハーフエタニティのリングです。
直線タイプではなく、緩くカーブが入ったタイプです。
デザインはお好みだそうですが、ホワイトゴールドのメッキが剥がれた影響からか、痒みと腫れのアレルギーが出てしまい填められないのだそうです。

まずは、ダイヤを全て外します。
そして、緩いカーブがあるリングを普通に作ります。
ここで違うのが、ダイヤが入る部分の爪を作らなければならないので、マリッジリングを作る時よりも僅かに高さを増して作ります。
そして、ダイヤの穴を開け、爪を削りだしていきます。
ワックスで作る方法もありますが、サイズが5号と小さい事と幅が2.5mm程なのでワックスを削っている内に折れてしまいます。
こう言う時は、直接地金から削りだしてしまった方が早く出来上がります。

爪が削りだせたら、全体を一度磨いてダイヤを留め、最終仕上げをして出来上がり。

プラチナダイヤハーフエタニティリング

もう一本リングが乗っている・・・そう、同じデザインでダイヤ無しもご注文頂きました。
二本重ねて填める事も出来ます。

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何人かでお金を集め、ある方へプレゼントをしたい・・・
と、ご依頼がありました。

ご要望などをお聞きしてデザイン画を描き、いざ製作へ。

薔薇をモチーフにしたブローチが出来上がりました。
大きさは3cm程ですが、ワンポイントには丁度良いサイズです。




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リングのサイズに関してお問い合わせを頂く事が沢山あります。

リングのサイズは、何処で合わせるのが良いのでしょうか?

販売員や職人によってマチマチなのが申し訳ないのですが、私個人としては「指の節(関節)」で合わせるのが基本と考えています。
人の指は、骨、腱、靭帯、血管、神経、筋肉、脂肪、皮膚、で構成されています。
その中で、骨の形状、筋肉と脂肪の付き具合がリングのサイズに大きく関わってきます。

まずは、骨。
骨は関節の部分が太く、関節と関節の間が細くなっています。
この事から、関節部分でリングサイズを合わせるのが良いと思います。

ただ、良く耳にするのが「リングを填めると回ってしまう・・・」と言う事例。
コレは致し方ないと思います。
先の骨の形状から、リングが填っている部分と言うのは骨が細くなっています。
太い関節でリングサイズを合わせる関係上、細くなる部分で回ってしまうのは止むを得ないのです。

もう一点、リングサイズを合わせる際、皮膚も関わってきます。
関節で指が曲がる事から、皮膚に余裕(ダブつき)がありコレがリングの脱着の際に引っ掛かるのです。
私個人の考えとして、「関節部分で少し引っ掛かりがありながら脱着が出来るサイズ」というのがベストだと思います。
また、リング幅が5mm以上になると、キツくなります。
幅が広い事から指との抵抗が増えるので、サイズを大きく合わせる必要が出てきます。
リング内側の形状にもよりますが、0.5~1号程大きくする事で装着感が良くなります。

指に筋肉や脂肪が付いている方の場合、関節で合わせるよりも指の奥でサイズを合わせる方がよい場合もあります。
この際は、リングが回ってしまう事が殆どありません。

最後に、リングサイズが少しきつく、リングを填める事が出来たけれど抜けなくなった時はどうするか?
先に書きました関節部分の皮膚が寄ってしまい、抜くのを邪魔している事が多くあります。
こう言う時には、指を軽く曲げ、手の甲側から少しずつズラす事で比較的楽に外す事が出来ます。
指を曲げる事で皮膚を伸ばして外し易くすると言う方法です。
コレで外れなければ・・・石鹸水を付けて同じように外す。
コレでもダメならば・・・リングをカットするしかありません・・・。


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前回バングルの修理の事を書きましたので、続きで同じくバングルのオーダーのご紹介です。

当店サイトを見て頂いて、バングルのオーダーを頂きました。
素材は、K18WGもしくはPt900のご希望でした。
K18WGはバネ性もありバングルには良い素材ですが、Pt900は柔らかいのでバングルのような製品にする為には幅や厚みが必要になります。
そこで、ホワイトゴールドをお薦めしてこちらの素材に決定。
幅も、4mm程がご希望でしたので、硬い素材が必要となります。

まず、フィッティング用バングルを作ります。

出来れば来店して頂いて腕に合った品物をお使い頂きたいのですが、今回は遠方からのご注文でしたのでそれが叶いません。
そこで、アルミ板を曲げてフィッティング用のバングルを作り、それをお客様に送って試して頂きました。
その装着感から、本番用を作ります。
品物は、鍛造で作ります。

地金をロールで引き、ハンマーで叩き伸ばして成型します。
そして、お客様のオーダー内容で表面をハンマーフィニッシュにします。
ハンマーフィニッシュは、それ用に作ったハンマーを使って作ります。
普通のハンマーではデコボコ模様が出来ませんから。

そして、出来た素材を曲げてバングルの形を成型していきます。
赤矢印がフィッティング用バングルから変更した部分。

先に作ってお客様へ送ったフィッティングバングルのコピーを参考にして、形を曲げて行きます。
フィッティングバングルを装着して頂いた感想から、開口部や全体の幅などを変更しました。

そして、完成。

ハンマードフィニッシュは、こんな感じです。




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筋肉痛と疲れからダルかった体も復活。
まだまだ若い・・・の、つもり。

花びらを模ったピアスの作りです。
中央にはアクアマリンをはめ込むのですが、1.5mm程とかなり小さいです。
これだけ小さいと、また石が弱いので、穴を開けて接着で留めてしまう事も多々あります。
ただ、当店では、ちゃんと爪で留めます。

接着の場合、接着剤が弱ってくると変色したり石が落ちたりします。
爪で留めれば、こうした事はありませんからね。
小さくても手抜きはしません。




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当店のオリジナル商品にドッグリングがあります。

そのドッグリングのご注文を頂きましたが、今回は少しカスタマイズをしました。
お客様から、

「黒染めをしないでシルバー色のまま欲しい」

とご要望がありました。
シルバー製品ですので、長く使う内に酸化によってくすみや黒く変色をしてきます。
黒染めをする事によってコレを防止したり、色によるアクセントとしています。
お客様側でお手入れをして頂けば、シルバー色のままある程度の期間はお使い頂けると思います。(お手入れの方法は、お買い上げ時にお伝えしました)

黒染めをしていない品物と印象が違いますね。
ちなみに・・・メッキ処理はしてありません。
メッキを施しても擦れなどでメッキが剥がれ、酸化した部分との色合いが違ってきてしまうので、汚く見えてきてしまいます。
後からメッキは簡単に剥がせませんし。
シルバー製品の場合は、メッキは出来るだけしないのが良いと思います。

こうしたカスタマイズも出来ますので、お問い合わせ下さい。


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K18製ピルケースペンダント(ニトロケース)作りのご依頼です。

お客様から寸法のご指定がありました。
パッキン内蔵で、内径が9mm、縦寸が33mm、横寸が12mm。

まずは、CADで図面を引きます。
お客様のご希望でパッキン内臓タイプなのですが、そのパッキンは規格品を使っているのでこのサイズは大幅に変えられません。
特に、線径。(パッキンの断面直径)
内寸とパッキン線径を基準にして図面を引くと、どうしても横寸(外直径)は13mm弱にしかなりません。
お客様にはこのサイズをご了解頂いて作りました。

外側は、お客様のご希望で艶消しの縦模様に仕上げてあります。

この品物にプラスチックケースを入れて納品させて頂きました。
ネジの締め方にもよりますが、防水が二重になっているので簡単には水は入らないと思います。


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先日、取引先の営業さんが当店に起こしになり、こんな話がありました。

「鍛造のリングが売れている」

鍛造というのは、素材を叩き素材の結晶間の隙間を詰めて硬く硬化させていく方法です。
上記の方法は、冷間鍛造と呼びますが、簡単に言うと地金をカナヅチなどで叩いて品物を作る方法です。

この方法で作る事は、ジュエリーを作る上で一番シンプルな作り方です。
言わば、基礎中の基礎。
私もこの仕事を始める時には、何本も作って練習をしました。
それが、今になって何故脚光を浴びているのか・・・?
しかも、当店ではごく普通に作っている方法なのに・・・。

この鍛造とは別に、鋳造と言う作り方があります。
簡単に言うと、型に地金を流し込んで作る方法です。
このブログの右側にある「search」という所に、「鋳造」「キャスト」と入れて検索して頂くとその項目が出てきますので、ご覧下さい。

鍛造、鋳造、それぞれメリット・デメリットがあります。
品物のデザインなどにも関わってきますので、一概にどちらが優れているとも言い難いのです。
そんな中、鍛造だけを取り上げてもなぁ~・・・と、言うのが私の本音。

マリッジリング(結婚リング)で鍛造品を探している方、希望される方に、盲点があるので注意しましょう。
鍛造で作られたと言われる品物、本当に最後まで叩き締めて鍛え上げた地金なのか?
リングを作る際、ローラーなどで伸ばしたりカナヅチで叩いたりして地金を伸ばして行きます。
そして、棒状になった素材を丸くリング状にして、その継ぎ目にロー材を挟み込みロー付けをして繋ぎます。
実は、この際に地金は柔らかくなってしまうのです。
コレを「焼鈍し」と言います。
素材の結晶間を叩き詰めてしまっても、熱を加える事で結晶が大きくなり柔らかくなってしまうのです。

当店でも鍛造のマリッジリングを作り、ココで紹介しました。
上記のようにリングで柔らかくなってしまったリングを、再度叩き締めてその後は熱処理せずに仕上げて行きます。

ただ、硬さだけを求めているのであれば、それよりも重要なのは素材そのものが大事。
混ぜられている金属と割合が重要なのです。
特に、プラチナの場合、一般的に割金で使われているのはパラジウム。
コレは幾ら叩き締めても硬さはそれ程硬くなりません。
当店で使っているのは、ハードプラチナとして手に入るルテニウム割り。
他には、当店では使っていませんがイリジウム割り、コバルト割りなどがあり、一番硬いのはタングステン割りですが扱いが難しくて残念ながらこの素材は現在は作られていないので手に入りません。
また、銅のみの割金もありますが、こちらは凄く硬くなるのでPt900ではなくPt950となるのが一般的・・・そして、少し黒味が強くなるので、メッキが必要な場合もあります。

また、キャスト(鋳造)も、当店で使っているキャスト機は溶湯鍛造とも呼ぶ、地金を型に流した瞬間に数気圧の加圧をして固まるまで加圧し続けるするキャスト機なので、一般的な鋳造品よりは硬く仕上がっているのだと思います。

ダラダラと色々書きましたが、鍛造って今更取り挙げるような特殊な作り方じゃないんです。
作り方だけにとらわれる事なく、素材やデザインなど総合的に考えて頂くのが良いと思いますよ。
まずは、気に入ったお店に問い合わせ、相談する事から始めて下さい。


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マリッジリングのオーダーです。
一番のご要望は、

「鍛造で作って欲しい」

と、いうご希望です。

ジュエリーを作る際、大きく分けて2つの作り方があります。
一つは、地金を叩いて伸ばして細工をして作る方法。(鍛造)
もう一つは、ワックスと呼ばれる樹脂を削り、それを石膏に埋没(埋める)して石膏型を焼き、内部のワックスを溶かして空洞を作ります。
この空洞に地金を流し込んで品物を作るロストワックス法というキャスト(鋳造)の方法があります。

マリッジリングなので長く使いたい、刀のように金属を叩き締めて作って欲しいというご希望でした。
特殊なデザインでない限りマリッジリングは鍛造で作ります。
ココココで作り方はご紹介しています。
叩き締めて作って行きますが、「マリッジリング作りの工程 その1」の5番目のところで輪にする為にロー付けをします。
この際、どうしても熱が入る事で地金が少し柔らかくなるのです。

そこで、今回はリングサイズを少し小さめに、リングの地金に少し余裕を持たせて輪にする為のロー付けを行いました。
何故か?

ロー付けで柔らかくなったリングを再度叩き締めて少しでも硬くしようという目論みです。

叩いてサイズを出した後は、成型していきます。
まず、旋盤を使って均等な厚みになるように削ります。

そして、表面に僅かな曲面を付けるように削っていき、バフで研磨します。
最後に、ハワイアンジュエリーのように模様を入れて欲しいというご希望でしたので、見本にお借りしたリングを見ながら模様彫りをします。

これで、出来上がり。




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辰年だから・・・と、お客様から龍(ドラゴン)をモチーフにしたリングのオーダーを頂きました。

目には0.08ctのブルーダイヤを、手には1ctのダイヤを握り締めています。
全体はキャスト(鋳造)で作りましたが、ウロコはちゃんとタガネで一枚一枚打ちこんで表現してありますので、シャープで立体感もあります。

かなりインパクトがあるリングだと思います。


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オーダーを頂きました、Pt900製ダイヤエメラルドリングです。

何点かデザイン画を描き、その中からコレをチョイスされました。

お作りするに当たって、デザインの印象はそのままに少し変更をしました。
全体の高さを出来るだけ低くしたい、そして中石のエメラルドが6.5mm程と大きい事から、エメラルドのキューレット部(裏側の尖った部分)がリング内側に出ない程度ギリギリまで高さを抑えて作りました。

この後、ダイヤの彫留め。

そして、完成です。

サイズは、13号ですがボリュームがあり、実物は画像以上にゴージャスなリングになりました。
丁度緑色系の着物を手に入れられたとの事ですので、その着物にピッタリのジュエリーが出来ました。


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お客様からダイヤリングのオーダーを頂いているのですが・・・
肝心のダイヤが見つかりません・・・。

探しているのは、四角のダイヤ。
それも、1.5ct前後(一辺が6mm前後)で真四角のダイヤ。
あっても、長方形か・・・

正方形に近くてもサイズが小さいか・・・(これで5mm強)

エメラルドカットでも、プリンセスカットでもお客様はどちらでも良いよと妥協はして頂いたいますが・・・なかなか見つかりません・・・。
近いモノがあっても、少し色が付いているとか。


(製品になっていますが、問屋からは外して良いと言われました・・・だけど、色付きでは・・・)

景気が悪いと、国内には良い品物が入ってきません。
お客様も急がないと言って頂いてますので・・・気長に探します・・・。


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いつもご利用頂くお客様から

「家紋のストラップを作って欲しい」

とオーダーを頂きました。
CAD/CAMの切削マシンがありますので、それを使って型を製作。
そして、キャストを使って・・・出来上がりです。

素材はK18イエローゴールド、大きさは15mm程です。
今回は、お客様のご希望で「丸に違い鷹羽」の紋です。

他の家紋もオーダーを承りますので、お気軽にお問い合わせ下さい。


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以前、インディアンジュエリーのリングを注文してくれた友人から、別のオーダーを貰いました。
今回は、会社のロゴや社名を入れたリングです。

大枠のデザインは注文を貰いましたが、1点私から提案をしました。

「中央を掘り下げて中に会社のロゴを入れたプレートを入れ、上にクリスタルをはめ込んで透けて見えるようにしようか?」

ここから、デザインがスタートしました。
何度かやり取りをして、友人からの意見も取り入れてデザインが決定。
(社名の部分は、モザイクをかけてあります)

続く↓
(さらに…)

当店を何度もご利用頂いているお客様から、ゴルフマーカーのご注文を頂きました。

既製品では、アメリカのコインの裏を削り、ソコにネオジム磁石が接着してあります。
腰ベルトに装着する本体にもネオジム磁石がつけられていて、両方の強力な磁力で簡単にマーカーが落ちないような仕組みになっていました。

このアメリカのコインを、お好みのマークにお作りしました。
お客様からデータを頂き、それを当店で切削マシン用に手直し。
そして、出力してワックス型を作って、キャストで地金にしていきます。

今回の地金は、K18WG製。
長く使われる事を考慮して、あえてロジウムメッキはしませんでした。

一つ、お客様にご迷惑をかけたのが、磁石の磁力に関してです。
オリジナルのコインからネオジム磁石を外す際、接着剤がなかなか剥がれないので少し熱を加えました。
コインを触って触れない程ではありませんが熱く感じる程度に加熱・・・この熱によって磁力が落ちてしまいました・・・。
何でも、ネオジム磁石は熱に弱いようで、磁力が落ちてしまうようです。
幸いにも、同じゴルフマーカーをお持ちでしたので、そちらの磁石を外して頂いてお作りしたWGのマーカーの磁石と交換・接着をしました。
何でも下調べは必要ですね・・・反省。


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オーダー頂いたルビーのネックレスです。
素材は、K18WG。

鎖骨にあたる部分から首にかけては、地金パーツにしてあります。

ネックレストップ部分は外れるように細工をしてあり、それぞれを分けて使う事が出来るようにしてあります。




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この日記をご覧頂いた方から、ピルケースペンダント(ニトロケース)のご注文を頂きました。
品物は、こちらのK18製のピルケースペンダントの形状でプラチナ製、寸法もご指定がありましたのでそのようにお作りしました。

Pt900製ピルケースペンダント

一つ一つ手作りをしていますので、寸法のオーダーを頂いても作業代の上乗せはありません。(但し、地金が重くなった場合にはこの分の金額変動はあります)

今回も、パッキン内臓タイプでパッキン内臓部分の出っ張りは無いタイプです。
お名前などのレーザー印字もしました。

一度納品をしましたが、ご要望からバチカンの向きと大きさの変更をしました。

パッキンも、以前から使っていた物よりも少し細い物が手に入るようになりましたので、パッキン内臓でも出っ張りが無いタイプを作る事が出来るようになりました。

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以前、この日記で財布の飾り金具のご紹介をしました。
上のリンクはシルバー製の金具ですが、この後に同じお客様から同じクロコダイル財布でPt900製もご注文頂いていました。

そのお客様とは別の方ですが、この日記をご覧頂いて同じ品物をK18WGでご注文頂きました。
財布は、ボッテガ・ヴェネタです。

クロコダイルの財布よりも角の厚みが少し薄いので、金具も僅かに薄くしました。
ただ、薄くし過ぎると財布を交換する際に、次の財布に取り付けられない、もしくは隙間が開きすぎてガバガバになってしまう・・・この辺りの調整が難しいと思います。

留める方法は、接着剤と裏側の爪で留めます。
ネジ式の品物もあるようですが、ネジを留める地金を厚くしなければいけないので、地金価格が少し高くなるのとデザインを考えなければ格好が悪くなるのがネックです。


*画像は、まだ爪を倒していないところです。

交換時は、当店までご連絡頂ければ次の財布へ取り付け致します。


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マリッジリングのご紹介です。

ご要望は、シンプルに。
ただ、真っ直ぐだけよりも、少しで良いので緩くカーブが欲しい。

こうして、まずはワックスで型を作りました。

それをメール添付をして、お客様に見て頂きます。

この辺りのさじ加減は、難しいのです。
お客様の想像と、作り手の私のイメージが合致しなければいけません。

この後、地金を叩いて削りだして作って行きます。
ワックスがありますが、キャスト(鋳造)では作らず手作りをします。
キャスト、手作り、どちらの方法がが良いかはデザインの複雑さなどを考慮して作ります。

こうして完成です。




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