オーダージュエリー


革財布の吊り下げ金具を作って欲しいとのご依頼を頂きました。
財布には最初からパーツとして同じ目的の金具が付属していましたが、シルバーで作って欲しいとのご希望です。
ご来店頂いて形やパーツ構成など打ち合わせをさせて頂き、製作開始。

金具は塊から旋盤で削る出す予定をしていましたが、当店での工具から判断すると直径15mm程の棒状の地金を作る事が不可能でした・・・。
ロー付けも極力避けたかったので、今回はキャスト(鋳造)で作る事に変更。
キャストだから中はスカスカなんて事はもちろんありません・・・当店のキャスト機は真空加圧式です。
ハードワックスを旋盤で削り、それをキャスト。
キャストが出来たら、品物をある程度まで仕上げて穴開けなどをし、一度財布に取り付けて様子を見ます。
ワッシャーの財布に当たる部分は、財布側の金具(ハトメ)の内側が斜めに削れているので、それに合わせてワッシャーも斜めに削ってあります。

シルバー製の財布の吊り下げ金具

シルバー製の財布の吊り下げ金具

シルバー製の財布の吊り下げ金具

メールを送って一度画像をお客様に見て頂き、パーツの角を少し落とすなど修正をして完成です。

シルバー製の財布の吊り下げ金具

シルバー製の財布の吊り下げ金具

お客様のご要望で、黒染めと少しユーズド感を出す為に裏側の丸い方は傷を付けてあります。
ただ・・・やはり、こうした使用感はわざと付けるよりは、自然について行く方が恰好は良いですね・・・。

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ニトロケース(ピルケース)とペンダントのご依頼を頂きました。
始めはお電話にてお問い合せを頂き、詳しく打ち合わせをさせて頂く際に新幹線にて遠路当店までお越し頂きました。
直接顔を見て話しがしたかったとの事ですが、私も大変有難かったです。

ニトロケースと書きましたが、旦那様のお骨を入れる為にペンダントケースがご希望でした。
実際に狭心症の薬が必要になったさいは、ニトロケースとしてお使いになられるとの事です。
以前、他店でこうした品物をオーダーで作られたそうですが、打ち合わせが十分でなかったとの事で壺タイプのペンダントが出来てしまったそうです。
このペンダントは中は空洞ではありますが、入り口がボルトネジ形状になっていて口が3mm程しかありません。
お骨を入れようにも砕いて粉末にするしか方法が無く、さすがにそれは忍びないと・・・。
結局、お骨を入れる事なくペンダントだけで使われていたそうです。

今回オーダーを頂く際のご希望は、上記のお骨を砕かなくとも入れる事が出来る口の広さ。
そして、防水性。(当店推奨はシャワー程度までではありますが・・・)
表面に樹木の幹のような模様が欲しい。
ご希望としてはこの3点です。

そして、この樹木の幹をイメージしたケースに、葉をモチーフにしたペンダントもオーダー頂きました。
葉は丸みのある形状。
幹の模様と合わせて、イメージを伝えやすくする為にインターネットで検索された画像コピーを資料として何枚かお持ち頂きました。
こうして頂くと本当に助かります。

この資料を参考にして、デザイン画を作成。
後日デザインをご覧頂きまして、サイズを少し変更しOKを頂きました。

今回の素材はPt900、葉の方はPt900にポイントとしてK24を入れる事にしました。
ニトロケースは、これまでも沢山作ってきていますので、それに沿って大きさを変えて作ります。
今回、お骨を入れるという目的がありますので、後日入れる予定のお骨を送って頂いてサイズを測って作りました。
およその形が出来たところで、樹木の幹の模様を入れる作業に入ります。
いきなり模様を入れ始めて失敗をしてはいけないので、まずはテストでアルミパイプを使ってそれに模様を彫ってみました。

ニトロケースの模様彫りテスト

テスト彫りのアルミパイプを見本に、本番のニトロケースにマジックで大体の模様を描いていきます。
そして、模様彫り。
余りに規則性があるようでは不自然になってしまいますし、バラバラでも良い具合に見えません。
削りながら、修正を加えていきました。

そして完成。
表面は葉の中ほどから先にかけて艶消しです。
画像では判り辛いですが、結構な凹凸があります。
また、こちらも画像では判り辛いですが、ネックレスが通るバチカンも木の芽の形状にしました。

樹木の幹デザインニトロケース

もう一つのペンダント、葉をモチーフにしたペンダント。
こちらは、板を手作業で叩き伸ばして作っていきます。
板を大まかに葉の形状にカットして、K24の小片を葉の上に置いて溶かして溶着します。
K24を溶かした部分をPt馴染ませ
葉の自然な膨らみを叩きだして表現します。

リーフモチーフペンダント

表側は艶消し処理をし、裏側にネックレスを通す環とネックレスを固定するパーツを取り付けます。
このチェーンを固定するパーツ、あれこれ考えて作った物です。
ココで紹介をする事は出来ませんが、ちょっとしたアイディア。
任意の箇所で固定する事が出来て便利です。

そして、これで全て完成。

Pt900/K24リーフモチーフペンダント

二点をチェーンに取り付けた場合はこんな感じに。

ニトロケースとリーフモチーフペンダント

様々なご要望にお応えします。
もちろん、出来る範囲ではありますけどね・・・。

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哀悼の気持ちを形にして身につける装飾品のことを「モーニングジュエリー」というようです。
以前お作りした品物をご覧になり、ご依頼を頂きました。

今回お作りする事になった品物は、リングです。
素材は、K18YG。
出来るだけ普段使いにしたいという事から、派手な装飾はせずリングは月甲丸形状。
リングの上面には、お使いになっていたピアスから石を外して留めました。

モーニングジュエリー

リング内側にはスペースを作りお骨を樹脂で封印してあります。
以前お作りしたリングでこの樹脂が落ちてしまい、そのお客様には大変申し訳ない事をしました。
そこで、リングが変形しても簡単には樹脂部分が脱落しないようにしてあります。

モーニングジュエリー

遠方から当店まで足を運んで頂きました。
有難うございました。

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マリッジリングのオーダーを頂きました。
Pt900製、デザインは甲丸型で中央にミル打ちがあるデザインです。

リングは地金をローラーで伸ばしていき、甲丸リングを作ります。
その中央に溝を彫り、ミル打ちの下地を作ります。
そしてミル打ち。

ミル打ちマリッジリング

ミルの粒は、一つずつ専用のタガネを使って打っていきます。
専用とは言っても販売はされていませんので、自分でタガネを作ります。
なので、ミルの大きさはお選び頂けます。

ミル打ちマリッジリング

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オーダーでの一文字リングのご依頼を頂きました。
ダイヤの大きさは1ピース0.3ct、それを5ピース使いましたので1.5ctの一文字リング、リング素材はK18YGです。

まずは、ダイヤの手配から。
見積り時に事前に仕入れ先には問い合わせをしてありましたので、こちらはスムーズに運び、正式にご注文を頂きました数日後には当店に届きました。

今回は爪とリングとは別に作り、最後にロー付けで合わせる方法をとりました。
爪はシリコン型がありましたので、ワックスで整形、それを鋳造。
鋳造が出来た爪はペンダント用でしたので不要な部分を削って整形しつつ、ロー付けをして5石の一文字型に作ります。
この時、ペンダントではなくリングですので横から見た際に真っ直ぐではなくリングのアーチ状にロー付けをしていきます。

次に作った5石の爪の幅に合わせて、地金の塊をローラーで伸ばしていき、最後は金づちで叩いて形を整形してリング状にします。
そのリングを先に作っておいた爪にロー付け。
リング部分は金づちで叩いたままですので、ヤスリで削って形を整え、一度磨いておきます。
そして、石を留め、爪を整形して最後に仕上げ磨きをして完成。

すみません・・・作る過程の画像は撮り忘れてしまったので・・・出来上がった画像のみとなります。

K18YGダイヤ一文字リング

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このブログのニトロケース(ピルケース)ペンダントをご覧頂き、オーダー頂きました。
今回は、お薬を一錠頂く事が出来ましたので、そのサイズに合わせてお作りをしました。
内径は7mmです。
素材はPt900製、雄ネジ(出っ張っている側)のみK18WGにプラチナメッキになります。

Pt900ニトロケースペンダント

パッキン内臓タイプです。
また、全体に唐草模様の彫りをしてあります。
標準の品物はは鏡面磨きになりますが、彫りをすると指掛かりが良くなるので蓋が開けやすくなります。

Pt900ニトロケースペンダント

ペンダントの他にネックレスもお買上げ頂きました。
今回は、金具無しにしてペンダントを通してクサリ同士を繋いであります。
このまま、頭からかぶって使用して頂く形です。

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去年納品させて頂いたエンゲージリングのオーダーです。
立爪のダイヤエンゲージリングをお持ちになり、このダイヤを使ってエンゲージリングを作るご依頼を頂きました。
普段はシルバーのリングをお使いになっているとの事で、シルバーアクセサリーのエッセンスが欲しい、またリングの全体の流れとしてS字のような湾曲したリングでのご希望でした。
それに沿って、エンゲージリングに十字架と唐草の要素を入れてデザインしてみました。

デザイン画

このデザインに沿ってリングを作ります。
素材はPt900製。

シルバーアクセサリーのエッセンスを入れたエンゲージリング
(画像を追加致しました)

腕にはメレダイヤを彫留め。
作る過程で十字架を少し長めに、唐草も僅かですが全体に合わせて小変更してあります。

シルバーアクセサリーのエッセンスを入れたエンゲージリング

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北陸方面からご来店を頂きましたお客様から、ハンマーフィニッシュリングのオーダーを頂きました。
素材はPt900、奥様とは別のデザインでマリッジリングにとのご希望です。

ご来店前にアレルギーをお持ちだというメールを頂いていたので、お作りする素材に関して下調べしました。
今回の作業工程は、キャスト(鋳造)は使わず鍛造での作業です。
当店で使いますPt900は、プラチナ、パラジウム、ルテニウムの他、銀や銅も僅かながら使われているようです。(素材メーカーからの買入れなので公表はされていません)
キャストならばこれで問題がありませんが、手作業でローラーを使い地金を伸ばして、丸くリング状にした後にロー付けが入ります。
このロー付けの際のロー材にアレルギー物質が入っていると元も子もありません。
取引先に事情を話して配合のみ教えて貰いましたが、幸いにそこにはアレルギー物質(一般的に良く言われるアレルギー物質)は含まれていませんでした。
お客様にもこの事をお伝えして、作業に入りました。

ご来店の際、ハンマーフィニッシュ(槌目)の大きさの話になりました。
当店には該当のリングの在庫がありませんでしたが、シルバー製のハンマーフィニッシュのバングルがありましたので、それを実際にご覧頂いて判断をして頂きました。

地金は塊から少しずつローラーで伸ばしていきます。
その際に少しずつ硬くなっていくので、焼き鈍しという工程を取ります。
地金が溶けない温度まで上げてやると硬く締った結晶がほぐれて柔らかくなります。

地金焼き鈍し

ローラーで更に伸ばし、リング状に丸めます。
そしてロー付け。
今回はロー付け後に槌目を打ちますので、リングサイズは小さくします。
右側が見本のバングル、左がリング。

槌目

お客様との打ち合わせでは、バングルの槌目よりも大き目とのご希望でしたが、実際に大き目で打った場合には槌目がぼやけてしまいましたので、バングルと同じ大きさで打ちました。

ハンマーフィニッシュリング仕上げ前

リングを仕上げ、表面はサンドブラスト処理(艶消し)をします。
そして、山が立ってる部分のみ、磨きヘラで磨いて完成。

Pt900ハンマーフィニッシュ

リング幅は6mm、サイズは23号、リング内側は丸く内甲丸状です。

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昨年納品をしました、ダイヤを五光留めした印台リングのオーダーのご紹介です。
素材はPt900です。

作り方は地金のかたまりを金づちで叩いて作る鍛造による方法と、ワックスを削ってキャスト(鋳造)で作る方法がありますが、今回は鍛造でのご希望がありましたのでこちらを選択。
まず、地金を用意します。

Pt900印台作り

これを叩き伸ばして形を作っていきます。
この時、リングをカットして伸ばした形を目指して叩き伸ばしていくのですが、重要なのはリングを一本の棒状に伸ばした時の形に成形していく事。
印台面部分って、平らに伸ばすとどんな形なのか分かりますか?
上面は平らですが、リングの内側は丸くアールがついています。
それを逆転すると・・・こんな形になります。

印台リング作り

画像ではちょっと分かりづらいので、イラストにしてみました。

印台断面

伸ばした状態でこの形に作り、丸くすると印台の印面(上面の平らな部分)が出来上がります。

印台作り

リングをロー付けして、ヤスリを使って整形していきます。

印台作り

印面は三味胴という少し膨らみがある形状。
今回は印面にダイヤを五光留めしますので、ダイヤの穴を開けます。
リングは鏡面に磨いて、印面はサンドブラストで艶消しにします。

印台作り

石留めと一緒にリングの腕の面に龍の彫りをしました。
こうして完成。

印台作り

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いつも当日記をご覧頂きまして誠にありがとうございます。

11月中頃にオーダー・リフォームに関しまして、年内納期の締切をさせて頂きました。
その後も、来年分のオーダーやリフォームのご依頼を頂きまして、2015年1月納期分のバックオーダーが満杯になりました。
今ご依頼を頂いた場合、品物のお渡しが2015年2月始めになります。
ご予定がある方は、お問い合せ下さい。
修理に関しては、この限りではありません。
勝手を申しますが、宜しくお願い致します。

昨日、雪の中お越し頂きましたお客様も、1月中頃にお使い予定でしたが・・・お渡しが2月になり、申し訳ございません・・・。

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以前当店で品物をお作りして残った材料をお返ししたお客様から、オーダーを頂きました。
ご依頼頂いたのはスタールビーのルースを使ったリング
扇状の品物からメレダイヤを外し、地金(Pt900)も下取りをしました。
(追記・・・扇状の品物は、以前リフォームをご依頼され、地金を下取りした後に残った分をお返しした品物です)

お手持ちの材料から

打ち合わせでOKを頂いたデザインに沿って、形を作っていきます。

お手持ちの材料から

全てをロー付けして全体を磨いたら石留めです。
メレダイヤは、扇状の品物から外した物を使います。

お手持ちの材料から

石留めをしたら、ルビーを留めて、全体を最後に磨いて完成。

お手持ちの材料から

出来るだけ全体の高さを低くとのご要望から、この形になりました。

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2014年も1ヶ月を切りました。
仕事もラストスパート、修理に関しては出来る限り年内にお渡しが出来るように致します。
尚、ポルシェデザインのチタンベルトの金具修理や、クロムハーツなどのシルバークリップのバネ交換修理に関してはお時間を頂く為に、今からご依頼を頂いても年内のお渡しが出来ません。
宜しくお願いします。

無くされたピアスと同じ物を作って欲しいとお問い合わせがありました。
販売も既に終わっているとの事で新しく買う事も出来ず、またオーダーも他店では1個からの依頼は出来ないと断られ、お困りの様子でした。
全く同じ品物は出来ませんが、似たような形で作らせて頂きました。

蔦柄ピアス

C型のピアスで、模様を両端で逆になるように原型を作り、逆さにする事でペアにしました。
2本作るとコストもかかってしまいますからね、少しでもお安くする工夫です。

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モーニングジュエリーのご依頼を頂きました。
飼っていた猫ちゃんが急死してしまったので、その毛を使いジュエリーにして身に着けたいとのご希望でした。

あれこれお話をさせて頂いて、シルバー製のブレスレットにする事に決まりました。
ブレスレットは、一部をプレートにしてその裏側の一部をくり抜き、毛を樹脂で固めて封印するという物です。

モーニングジュエリー

樹脂部分は、ご希望で青色に着色しました。
この樹脂部分、裏側から見て凸型形状になっていて、万が一の変形でも簡単には脱落しないようにしてあります。
とはいえ、プレートの一部をくり抜きますので強度が落ちます。
なので、プレートの厚みは2mm程とこうしたプレート型ブレスレットよりも厚みが厚くしています。
青い部分に細く筋が入っていますが、コレが毛です。

表は、ネームとダイヤを1ピース留めました。

モーニングジュエリー

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誠に勝手ながら、オーダー・リフォームに関しまして、年内納期のご依頼を今週末11月14日(金)で締め切らせて頂きます。
修理や納期が来年でも構わないというオーダーやリフォームに関しましては、引き続きご依頼を承ります。

宜しくお願い致します。

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何度もご利用頂いていますお客様からご依頼を頂きました。
石も、今持っている物以外の物が欲しいとのご要望でしたので、色々と取り寄せてアンデシンをお選び頂きました。
デザインも、少し変わったデザイン・・・ダイヤは横面に入れます。

アンデシンでリング作り

アンデシンの枠を作り、リング枠はワックスを削ってキャストで作りました。
石枠をロー付けして全体を磨き、先に中石を留めてメレの石留めをします。
メレの石留めをしたら、全体を軽く磨いて完成。

アンデシンでリング作り

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家紋のストラップ作りのご依頼を頂きました。

当初、家紋を切り抜いて額装するというご依頼でしたが、こちらの品物となると本宅に1つ置くだけとなります。
そこで、ストラップにして親族の方にお持ち頂くという事になりました。

ただ、ご注文頂いた家紋はこれまで見たことがありません。
当店の古い紋帳にも該当するものは無く、Webで探しても見つかりません。
資料にあるのは、お客様からお預かりしたコピーのみ。
これで製作する事としました。

まず、コピーをスキャンして画像化。
お預かりしたコピーは印刷物から拡大コピーしたものでしたので、輪郭がぼやけています。
そこで、Photoshopのパスで輪郭を拾い、データ化。
そのデータを使って、CAD/CAMマシンでワックスを削っていきます。

家紋でストラップ

これをキャスト。
素材はシルバー925です。
キャストした物を切り抜き、表面を削ってストラップを取り付ける丸環をロー付け。

家紋でストラップ

最後に表面を磨いて出来上がりです。

家紋でストラップ

該当する画像が無くてもデータを作りますので、お気軽にお問い合せ下さい。

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今回のオーダー、真鍮製です。
真鍮で輪を作り、革財布とキーホルダーに取り付けて欲しいというご要望でした。
しかも、その真鍮の輪がネジリになっています。

真鍮製でも当店で出来る事は承ります。
お前のところはジュエリーを扱うんじゃないのか?・・・と、言われそうですが、出来る事は何でも受けるというのが当店のスタイル。

まず、真鍮の角棒を用意しました、今回は財布とのバランスをみて一辺が3mmの角の真鍮棒。
これをバーナーであぶります。
そして、あぶった棒を旋盤に取り付けて棒をねじっていきます。
この時、回転は最低回転数でゆっくりと回して様子を見ながら捩じります。
バーナーで均等に熱を加えたと思っていても実際はムラがでていますので、柔らかい部分、硬い部分があり、ねじり加減もバラツキが出てきます。
ねじりが足らない部分は、再度バーナーであぶって柔らかくし、再度ねじって全体を似たようなねじり加減にします。

ねじった真鍮棒は丸く曲げて切り分けます。

真鍮でアクセサリー作り

丸環の大小を作ってお客様に見て頂き、どちらかを選んで頂こうとおもったのですが、小さい方は財布へ、大きい方はキーホルダーへというご指示でした。

まずはキーホルダーへの取り付け。
丸環は銀ローでロー付けしたのですが、キーホルダーのカシメを外して取り付け、再度カシメをする方法を選びました。
次に財布。
財布は同じ工程をとれません。
丸環を通してロー付けをすると、熱で財布が焼けてしまうからです。
そこで、財布の方はTig溶接機で溶接をしました。
Tig溶接機のパワーがそれ程高くない(高いと逆に真鍮が全部溶けちゃいます)ので、表面をスポット的に溶かして溶接しました。
断面の中心部までは溶接できていませんが、簡単に外れる事は無いと思います。

最後に、もう一つご依頼があったのが、財布のジッパー部分の取手。
この部分を捩じった棒を棒のまま取り付けて欲しいとのご希望でした。

真鍮でアクセサリー作り

チェーンは必要ないとのご指示で、チェーンは除きました。

真鍮でアクセサリー作り

このようにして、財布のアクセサリーが出来上がりました。

真鍮でアクセサリー作り

ジュエリーのオーダーに関しては、こちらをご覧ください。

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ライオンをモチーフにリングを作ってほしい・・・と、いうご依頼を頂きました。
お客様からは、何枚かの資料を頂き、それに沿ってワックス型を作りました。

ライオンをモチーフにリングを作るのは初めてです。
時間はたっぷり頂きましたが、やはり難しいですね・・・。
一つ目の型を作り、それをご覧頂きましたが、大きさが大きい事、目が優しい影響なのか全体的に優しい感じがするのでそれを改善して欲しい、というご要望でした。

そこで、二個目のワックス型作りへ。

ライオンリング

忘れていました、頭には王冠を乗せてほしいとのご希望もありました。
また、耳も加えました。
耳に関しては王冠を乗せる事も考えて無い方向で考えていましたが、耳も欲しいというところから付け加えました。
最初にご提供頂いた資料の他に、本物のライオンの写真もインターネットで探してそれをプリントして、これも見ながらポイントを加えていきました。
シルバー製のライオンリングをみると、舌が出ている物が多くありますが、実際のライオンが口を開けた際は舌は引っ込むんですよね。
それに、舌が出ていると下品にもなりますし・・・品物の位置づけとして狙うところが難しところです。

ライオンリング

この型でOKを頂きましたので、キャスト(鋳造)に入ります。
当初、王冠は後からロー付けをしようとおもっていましたが、強度面で心配があったのでワックス時に取り付けて本体と一体化させる事にしました。
根本には柔らかいワックスを塗り込み土台もしっかりと。
そして、キャストへ・・・素材は、K18YGです。

キャストの後は、一旦仕上げをし、王冠の真ん中の玉とリング本体の間に太目の針金を一本ロー付けしました。
これが王冠先端が何かに引っ掛かってしまわない為のガードになります。
最後に磨いて完成。

ライオンリング

横から見るとこんな感じに。
王冠のガードが判ると思います。

ライオンリング

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リピーターのお客様からのご依頼です。
ルースをお持ちで、その石を使ってピアスのオーダーを頂きました。

メールにてこのようなデザインが好みだと画像もお送り頂きました。
それに沿って、数点デザインを考え提示致しました。

ルースからピアス作り

ルースからピアス作り

粘土にルースを張り付けて写真を撮った物を提示しました。
下のデザインをお選び下さいました。

これに沿って作ります。
品物の材質はPt900製。
ちなみに、ピアスは片方だけです。

出来上がりはこんな感じに。

ルースからピアス作り

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取引先からの依頼です。
蜂のペンダントを、同じデザインで一回り大きく。
縦寸で30mm程の予定です。
素材はPt900製。

蜂のペンダント

パーツの殆どは手作業で作りました、体も脚も。
唯一、羽根のディテールだけは手作業では難しそうでしたので、PCでデータを作りCAD/CAMマシンでワックスを削ってキャスト(鋳造)。
キャストした時点では平らな羽根でしたので、裏から叩いて丸みを付けてロー付けしました。
前後の羽根は別々に作り(4枚)、ロー付けで体に寄せてあります。

蜂のペンダント 一回り大きく

胸と腹の部分にはブルーダイヤを彫留め、目には通常の無色のメレダイヤをフクリン留めにしてあります。
(元となったペンダントは、目にダイヤ、体にはルビーが留められています)
ヨーロッパのブランドのハイジュエリーには、こうした虫や動物、花などの自然のモチーフの品物って多いですね。

ジュエリーのオーダーに関しては、こちらをご覧ください。

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何故か、コレも重なりました・・・ピルケース(ニトロケース)ペンダントのオーダー。
1本は取引先から、もう1本はこの日記をご覧になった方からです。
しかも、今回は2本共にパッキン無し。

取引先からのサイズは忘れてしまいましたが、メールでご注文頂いた方のは、

「高さ20mm、外径7mm、内径5mm、素材はK18YG、表面は全面唐草模様彫り」

というご注文です。
現在主に作っているサイズよりも、ずっと小さいサイズです。

ピルケース(ニトロケース)ペンダントのオーダー

唐草の模様彫りをしなければなりませんので、通常モデルよりも地金の厚さを厚くします。
本体側は問題無いのですが、蓋側には内部にネジを切りますので通常モデルだと模様彫りをした際に突き抜けてしまう可能性があります。
外径、内径サイズのご希望がこれまでのケースよりも小さかったので、ネジ部分もこれまでの物よりもピッチ(ネジ山からネジ山までの距離)を縮めてネジ部分の厚みを薄くしました。

模様彫り前に並べるとこんな感じです。
手の平に乗せて撮ってみましたが、サイズ感は判るでしょうか?

ピルケース(ニトロケース)ペンダントのオーダー

そして、模様彫りをするとこんな感じになります。
模様彫りをしたのは、手の平に乗せた右側の小さい方。

ピルケース(ニトロケース)ペンダントのオーダー

蓋を開けるとこんな風。

ピルケース(ニトロケース)ペンダントのオーダー

当店のピルケース(ニトロケース)ペンダントは、一つ一つお客様のご希望に沿ってお作りしますので、サイズも表面処理も、もちろん地金の種類もカスタマイズ可能です。
まずはお問い合わせ下さい。

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知り合いの方から木の種を頂きました。
海外の木の種で、大きさは手の平サイズという大きな物。
その種に、アクセントをつけてみました。

木の種アクセサリー

模したのはクモ。
本体はシルバーに、人口オパールをはめ、足はステンレス製。
オーダーで作ったモノではなく、単にお遊びで・・・。

大きさはブローチにピッタリなのですが、今のところ裏側には金具は付けてありません。
と、言うのも、中の種が生きているので、下手に穴を開けたりすると割れてしまうらしいのです。
(元々、外が割れて種が飛び出す仕組みですので)
裏に小さな穴を開けて薬品を流して種を殺してしまうなどしてからでないと、アクセサリーとしては使えないみたいです。

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マベパールのカフスのご注文を頂きました。

デザイン画から、パールの大きさは13mm程に。
ただ、困ったのが、取引先に注文したのに在庫切れの返事・・・。
当店在庫を探して探して・・・探したら、出てきました。
かなり古い在庫でしたので、お安くご提供出来ました。

ご予算の関係から、素材はシルバー、留める石はキュービックジルコニアです。

マベパールのカフス

石留のあと、カフスの金具を付けて、ロジウムメッキをします。
マベパールを接着したら完成。

マベパールのカフス

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当店サイトからお問い合わせ頂きました。

「ピンキーサイズのダイヤフルエタニティリングを作りたい」

ご希望サイズは3号です。

一般的にフルエタニティリングの店頭販売(Webショップ販売)となると7号位からとなります。
今回のご希望3号サイズとなると、店頭やWebショップで販売しているところは無いでしょう。
そこでオーダーとなりますが、サイズやリング幅(ダイヤの大きさにも左右されます)によりお値段が大きく変わりますので、まずはお問い合わせ下さい。
今回の場合も、当店のこの日記のこちらの「フルエタニティリング」の記事をご覧頂いて、そこからのお話でした。
お見積りは無料です。

オーダーの際に気になるのが、上記にもありますリング幅。
サイズとのバランスもありますが、実際にどれくらいの幅にしたら良いのか悩む事と思います。
しかも、今回のお客様は遠方の方でしたので当店へお越し頂くことが出来ません。
そうしたお客様には、ワックスでリングを作り、それを郵送して見比べて頂いています。
今回も、サイズ3号で、3mm、3.5mm、4mmと3種類のリング見本を作りそれを見比べて頂きました。
合わせて、各サイズでのお見積りも提示。
数日検討をして頂き、3.5mmでのオーダーを頂きました。

フルエタニティリングで難しいのが、リングサイズと幅とダイヤ、そしてリングの高さの調整。
結局はダイヤの大きさ(直径)に左右されるのです。
私はPCのCADアプリを使って図面をひきます。
手作業で図面を引くよりも早く、しかも正確に描けるので楽になりました。
この図面で、ダイヤの数やリングの高さもある程度把握が出来ます。
尚、ダイヤは基準となる数値で図面を引きますが、実際のダイヤは少しバラつきがあるのであくまでも図面上での数字となります。

この後、品物作りに入ります。
図面は引きましたが、最終的にはダイヤを配置して少しずつ地金を削って手作業で位置を合わせていくことになります。
この部分が地味ですが、重要な作業です・・・時間もかかりますし、神経も使います・・・。

そして、石留めに入ります。

ピンキーサイズのフルエタニティリング作り

プリンセスカットダイヤの時もそうでしたが、ラウンドカットダイヤの際も石留めには気を使います。
プリンセスカットの時は四隅が弱いので、爪の部分を強くタガネで叩いてしまうと欠けてしまう事がありますので、慎重に作業をします。
ラウンドカットの時は、そうした事はありませんが、ダイヤが傾き易いのでタガネで留めて傾きを確認し、再度留めて確認し・・・これを繰り返しながら、留めていきます。

石留が終わったら、爪の上に残ったタガネの痕をヤスリで整形して、磨いて完成となります。

サイズ3号 フルエタニティリング

サイズが小さくても、大きくても、この一連の作業は変わりません。
デザインがシンプルですので、少しバランスが狂っただけでも見た目が悪くなりますからね。
気を抜けません。

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ハート型の板の中へ、十字にダイヤを配列するペンダントのご依頼を頂きました。
大きさは、25×25mm角の中に入るサイズ。

地金の板を用意しました。
その後、ハート型に下地の線を描くのですが、ここで迷いました・・・。
丸型のテンプレートを利用して描く事にしたのですが、後から考えると以前作業した時のようにCADを使ってパソコンで線を描いた方が良かったように思います。
と、いうのも、パソコン画面で全体のバランスを見ながら作業した方が綺麗にできたのではないか?・・・と思ったから。
手作業で描いて板から切り抜いていったのですが、バランスが今一つ悪く見えてしまい少しずつ修正する事になってしまいいました・・・。

K18YGハート型ペンダント

品物としては綺麗な物が出来上がりましたが、時間が掛かってしまいました・・・。
反省。

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マリッジリングのご依頼を頂きました。

形はシンプルな甲丸型。
ただ、ご自身で作られたというシルバーの見本のリングがありました。
形状を見ると、平らな面が少しあり、そこからカーブしている甲丸形状です。
この形で作ってほしいとのご要望がありましたので、幅、厚みともに踏襲しました。
素材は、Pt900製です。

ミル打ちマリッジリング

ミルは、いつもと同じでタガネを使って1個ずつ打って作っていきます。
ちなみに、リングの幅とサイズが違いましたので、少しだけミルの大きさを変えてあります。

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マリッジリングのご依頼を頂きました。

鍛造(叩いて作る)で作る工房をお探しでした。
お電話でお問い合わせ頂いた際にも少しお話しをさせて頂きましたが、その後にご来店して頂きまして詳細な部分を詰めさせて頂いてお作りを致しました。

デザインは、甲丸(断面がかまぼこ状)のリングを捻った形。
真上からみると、メビウスリングのような形になります。

実際の作業はこのようになります。
まず、K18YGの地金をローラーで伸ばして指定の幅よりも少し細めにします。

K18YGマリッジリング作り

これをさらにローラーで伸ばしますが、今度は断面が甲丸状の溝にはめ込んで伸ばしていきます。

K18YGマリッジリング

甲丸状に伸ばす前に指定幅よりも細めにしたのは、甲丸状に潰していくと横にも広がっていくのでその分を計算に入れて細めにしておいたのです。
これを丸めてカットして、ロー付けしてリングにします。
そして、両側をやっとこ(ペンチのような工具)でつまんで捻ります。

K18YGマリッジリング

捻り具合とサイズのバランスをみながら、作業を進めます。
捻るとサイズが小さくなりますので、サイズを広げて調整。
そして、全体の形状を整えて、一度磨いてメレダイヤを留めます。
最初のご相談の際に出来るだけ強度を兼ねたいとのご希望でしたので、ダイヤの穴は裏側(内側)まで貫通させません。
僅かな事ですが、地金が残っている事で少しでも強度を確保する為です。
ダイヤを留めた後に、磨いて完成。

K18YGマリッジリング

真上から見るとこんな感じです。

K18YGマリッジリング

ダイヤが入れない新郎様のリングを取り忘れてしまいましたが、新婦様のリングと同じ形状です。

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テーパーダイヤの選び出し。
この中から、デザイン画に沿った形にチョイスしていきます。
目がチカチカしてきます・・・。

テーパーダイヤ

ここ数日で一気に円高へ。
けれど、ダイヤが安くなる為には更なる円高と円高が続くことが必要、しかも金額改定は数か月先になります。
このまま円高が進めば、再度ダイヤも安くなるでしょうけども・・・どうなるやら。

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円安の影響でダイヤのお値段も値上がりしてきました。
消費税アップの事もありますが、こちらの影響も大です…。

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今年の営業も今日を入れて残り4日となりました。
サイズ直しや切れたネックレスの修理など、出来るだけ対応は致します。
年末年始のお出かけ前の今、品物のチェックを。

このところ忙しくて、品物をお作りしても画像を撮る余裕がありません・・・。
で、こんな画像で申し訳ありません・・・作って直ぐに納品させて頂きましたので・・・。
納品させて頂いたプリンセスカットを使ったダイヤ一文字リングです。

プリンセスカットダイヤ一文字リング

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