イヤリングからリングへ
Posted by yoshitomi under ジュエリーリフォーム, 製造過程 | Permalink | | Leave A Comment | イヤリングからリングへ はコメントを受け付けていません
イヤリングからリングへリフォームして欲しいと言うご依頼を頂きました。
Pt900の透かしの地金パーツの中にブルーダイヤが留められ、外枠がK18です。
この湾曲しているイヤリングの金具部分をカットして、2つを合わせてリングに出来ないか?というご希望です。
他店で聞かれたそうですが、出来ないと断られたそうです・・・。
色々と方法を考え、また品物の地金や石の種類、構造などを考えて、引き受ける事にしました。
イヤリング金具をカットして、心金(リングのサイズを測る棒)にあてがって、リングにする際に両方使えるのか?それとも片方だけしか使えないのか?・・・まずは、それを調べました。
ご希望のサイズは14.5号。
このサイズからイヤリングは2つとも使えました。
しかし、このサイズでも少し隙間が空くので、空いた部分に平打ち状の地金を足すことにします。
イヤリングの端の形が違うので、デザインを2案ご提案しました。
黄色の部分は地金を足す部分です。
まずは、デザイン案1
デザイン案2
両方デザイン共に、上段が上面、下段がリングの下(手のひら側)です。
お客様のご希望はデザイン案1で決定。
平打ち部分を作ります。
両方を合わせてロー付け。
そして、平打ち部分もロー付け。
磨いて出来上がり。
イヤリングがボリュームのあるリングに代わりました。
ご希望通りに品物が出来上がって、満足して頂けたのは良かったです。
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