今回のご紹介は、ネックレス金具の修理です。

ネックレスには色んな形の金具が使われていますが、今回ご紹介するのは「フック」と呼ばれるタイプです。
少し太めのネックレスや、重めのペンダントを下げる際に使われる事が多いですね。

ちなみに・・・「引き輪」と呼ばれる丸いタイプで、中から針金状の棒が出入りして留めるタイプがありますが、こちらの場合は修理が出来ませんので、新しい物と交換になります。

このフック金具、中に針金状のバネが入っています。
ところが、このバネはスチール(鉄)にニッケルかクロームでメッキされた物が使われていて、水分などが原因で錆びて折れる事があります。
使われる場所が丁度首筋に当たる事から、汗からの塩分でも錆の影響が高くなります。
また、ネックレスをしたまま温泉に入ると、温泉の成分によっても錆がアッという間に進行する事があり、バネが全く無くて錆だけ残っていたという物もたまに見かけます。

今回の場合は、ポッキリと折れていました。
当店では、このバネをスチール製からステンレス製に変更して修理をします。
お使いの状況にもよりますが、かなりの耐久性があるものと思われます。

この品物はK18WG製なので、仕上げをした段階では少し黄色味のある色をしています。
この後に、ロジウムメッキ処理をして納品しました。



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