Archive for 11月, 2024

2024年内納期のジュエリーオーダー、ジュエリーリフォーム(リメイク)に関しまして、11月29日(金)にて締め切りをさせて頂きます。
(パール等のイヤリングからピアスへ、またその逆などの簡易リフォームは除きます)
以降にご依頼を頂きました品物のお渡しは、来年となります。
また、クロムハーツ等のクリップのバネ交換、IWCポルシェデザイン時計のベルトバックルのロウ付け修理も、同じ日程にて締め切りをさせて頂きます。

リングのサイズ直し、ネックレス等のチェーン切れなどの修理は、年内ギリギリまで対応致します。

尚、品物の形状や構造、パーツ取り寄せなど、これらの要因で年内のお渡しが出来ない場合もございます。

宜しくお願い致します。

お問い合わせは
メールフォームはこちらから
お電話は 052-531-2422(営業時間中にお願い致します)
FAXは 052-532-0228
〒451-0035
名古屋市西区浅間2-4-12
営業時間 月曜~金曜 9:00~18:00
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マリッジリングのご依頼を頂きました。
素材はK18YGです。

昨今、金相場が高い為にマリッジリングの素材を選ばれる際にゴールド製は敬遠されがちです。
また、地金の値段が高くなるので、プラチナ製も含めてリング幅が細くなっていく傾向があります。
(若い方のファッションも、細く小さい物を選ばれる傾向がありますね)
マリッジリングは常に身に着けている品物となるので、余り細い物(華奢)な物を選ばれるとグニャグニャに曲がってしまい、最終的には切れてしまう恐れがあるので最低でもリング幅は2mm位を下限に見ておかれた方が良いように思います。
今回は、やはりボリュームとしてある程度の太さが欲しいというご希望からご依頼を頂きました。

まず、正確な重さを割り出す事と共に、ボリューム感を感じて頂く為に樹脂型を削って確かめて頂きました。コレを元に品物を作って行きます。

K18YG平打ちマリッジリング

 

樹脂型は削りましたが、この型は使いません。
地金を溶かし、塊にした物をローラーで引いて棒状に伸ばします。

K18YG平打ちマリッジリング

 

半円の溝付きのローラーに入れてカマボコ状に伸ばし、ソレを丸めてリング状にして形を作って行きます。甲丸形状(カマボコ状)ではありますが、甲丸の方向は内側に丸めてやや平らな内甲丸(平らな部分があって角が丸い)にします。内甲丸はお客様のご依頼です。

K18YG平打ちマリッジリング

 

丸く整形をしたら、合わせ目にロウ材を挟んでロウ付け。
右側がロウ付け前、左側はロウ付け後に希硫酸へ入れて表面の酸化被膜を除去した物です。
ここで「K18」の刻印を打刻します。

K18YG平打ちマリッジリング

 

リングを指定のサイズまで専用器具で伸ばしたら、表面をヤスリで薄く削って整形をしていきます。

K18YG平打ちマリッジリング

 

最終仕上げをすれば完成です。

ご依頼を有難うございました。

K18YG平打ちマリッジリング

 

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店舗隣は当店駐車場ではありません。
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パールが付いたタイ留めとイヤリング(片方)をお持ちになり、これでペンダントトップを作って欲しいとご依頼を頂きました。
ただ、そのご希望のデザインでちょっと悩む事になります。

斜めのパールペンダント

 

ご依頼のデザインは、パールを二つ並べ、ネックレスチェーンに通すとそれが斜めに位置するように作って欲しいとのご希望です。
ペンダントトップの場合は、重心の位置が重要となります。
パールを縦に二つ並べた場合は、一般的にパールの真上にバチカン(チェーンを通す輪)が位置します。バチカンには常に重みが加わる事になるので、パールは真っすぐに垂れた位置で保持する事となります。この重心のバランスを崩して配置しなければなりません。

まず最初にパールが乗るベースを作ります。素材はPt900。
パールのカーブに合わせて半円を二つ組み合わせたような形状のベースを作ります。
パールの取付けは接着となるので、芯となる針金もロウ付けして取付けます。

斜めのパールペンダントトップ

 

バチカンを取り付けますが、重心を崩す必要があるので、バチカンは丸環を付けずにベース板に直付けを選択します。
斜めになる角度で一番バランスが良さそうな位置で仮止めして、チェーンを通して様子を見て、位置が決まったらロウ付け。
バチカンのチェーンが通る位置も斜めに削ってチェーンの当たりも最適化します。
最後に仕上げをし、パールを接着すれば完成です。

ご依頼を有難うございました。

斜めのパールペンダントトップ

 

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1ctのダイヤペンダントの石を使ってリングへのリフォーム(リメイク)のご依頼を頂きました。
以前、トルマリンのリングをオーダーして頂いたお客様からのご依頼です。

極小メレダイヤの取巻きリング

 

トルマリンリングと同じく、大ぶりにならないようにメレダイヤを取巻きして欲しいとのご希望でした。
極小サイズのメレダイヤ(1/200ct・・・直径1mm)ですので爪留めでは厳しい事から、今回も前回同様に彫留めにする事にしました。取巻き部分は円盤形状です。

極小メレダイヤの取巻きリング

 

リング部分は二股に。そして二段にします。

極小メレダイヤの取巻きリング

 

理想な形状になるようにリングを削って、全体を磨きます。
通常、この後はメレダイヤの石留めの為にダイヤの穴を開けて彫留めの職人さんへ依頼するのですが、今回は中央のダイヤの爪が張り出した形状なので彫留めがし辛いと思いました。
そこで、穴は彫留め職人さんに開けて貰い、オーダーは出来るだけ密に留めて下さいとお願いしました。丸投げになってしまうのですが、職人ごとに癖があるのでこうした部分は完全にお任せした方が上手く行くのです。

極小メレダイヤの取巻きリング

 

彫留めが出来て来ました。
1mmのダイヤですので爪もかなり小さい。それでも手抜き無しに綺麗に留めて貰いました。
ちなみに、前回のトルマリンリングの時は1/100ct(直径1.3mm)でした。
最後にセンターの石を石留めします。

極小メレダイヤの取巻きリング

 

センター石の爪を整え、全体を仕上げ磨きすれば完成です。

ご依頼を有難うございました。

極小メレダイヤの取巻きリング

 

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