Archive for 10月, 2012

追加でもう一点、バングルです。

これまで何度もご紹介してきたゴローズのバングルの修理です。

やはり、折れている箇所は同じ・・・。
何度も書いてますが、バングルは脱着の際に形を変えない事が長く使う秘訣です。
針金を何度も曲げると・・・その内に折れる、という事と同じです。
「加工硬化」と言いますが、同じ箇所を曲げているとその部分の結晶間の抵抗が増して、極限に達すると結晶間の繋がりが外れ、折れるという事になります。
加工硬化を上手く使えば、例えば鋼を使った刀のように硬くまた粘りのある品物になりますが、度を過ぎてしまうと使えない素材にもなってしまいます。

いつものように裏側に補強板を一枚足してロー付けです。
また、真っ黒に変色していたものも、磨いて綺麗になりました。

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前回バングルの修理の事を書きましたので、続きで同じくバングルのオーダーのご紹介です。

当店サイトを見て頂いて、バングルのオーダーを頂きました。
素材は、K18WGもしくはPt900のご希望でした。
K18WGはバネ性もありバングルには良い素材ですが、Pt900は柔らかいのでバングルのような製品にする為には幅や厚みが必要になります。
そこで、ホワイトゴールドをお薦めしてこちらの素材に決定。
幅も、4mm程がご希望でしたので、硬い素材が必要となります。

まず、フィッティング用バングルを作ります。

出来れば来店して頂いて腕に合った品物をお使い頂きたいのですが、今回は遠方からのご注文でしたのでそれが叶いません。
そこで、アルミ板を曲げてフィッティング用のバングルを作り、それをお客様に送って試して頂きました。
その装着感から、本番用を作ります。
品物は、鍛造で作ります。

地金をロールで引き、ハンマーで叩き伸ばして成型します。
そして、お客様のオーダー内容で表面をハンマーフィニッシュにします。
ハンマーフィニッシュは、それ用に作ったハンマーを使って作ります。
普通のハンマーではデコボコ模様が出来ませんから。

そして、出来た素材を曲げてバングルの形を成型していきます。
赤矢印がフィッティング用バングルから変更した部分。

先に作ってお客様へ送ったフィッティングバングルのコピーを参考にして、形を曲げて行きます。
フィッティングバングルを装着して頂いた感想から、開口部や全体の幅などを変更しました。

そして、完成。

ハンマードフィニッシュは、こんな感じです。




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ゴローズのバングル修理のご依頼です。

今回は、これまでの板状のバングルでは無く、甲丸断面のバングルです。
裏側を見ると、クラックが入っています。

これだけ厚みがあっても脱着の際に曲げ伸ばしをしていると、板状バングルと同じようにクラックが入りいずれ折れてしまいます。

いつものように裏側に一枚補強板を当ててロー付けです。

納品時には、お客様に形を出来るだけ変えないようにお使い下さいとお伝えしました。
長く使うには、それしか方法が無いのです。




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このところ、時計の修理の紹介が連発してますが・・・
今回は、高級時計パテック・フィリップのケース修理です。

お電話でお問い合わせ頂き、その後、メールにて画像が寸法などをやり取りして修理を受けさせて頂きました。

修理箇所は、ケースのリューズが取り付く部分。
この部分には本来出っ張りがあるそうなのですが、何故か削られています。
別の同型ケースを採寸して頂いたり、新しいリューズを送って頂いて、それに合わせて材料を削りロー付けをするという修理です。

材質は、K18です。
まず、地金をロールで引き、それを叩き伸ばして丸い棒状にします。
それを、旋盤に装着して削りだしていきます。

形状は、凹型なのですが、凹みの底の部分も平らにしなければいけないのでドリルで穴を開けるだけでなく、小さなバイトを作り、それで底面を平らに削って行きます。

旋盤の癖はある程度掴んでいるつもりですが、それでも動きにガタがあるので寸法誤差が生じてきます。
何個か削ってその中から一番良い物を使います。
精度は、デジタルノギスで計測して一番離れている箇所で+0.03mm位で納まりました。(外径は許容がありましたので、出来るだけ大きめに+0.5mm位にさせて頂きました)

旋盤で削りだした後に、ロー付けです。
実際は、ココが一番神経を使います。
熱の加え方がバラバラだと、ロー付けした後にケースが歪み、ガラスなどが填らなくなります。
均等に熱を加え、削ったパーツに綺麗にロー材が流れるように・・・。

そして、磨いて完成。

リューズを填めたところです。

この後、納品させて頂きました。
それから暫くして、お客様から調整が済んだ時計の画像が送られてきました。
(画像のお客様の使用許可を頂いてます)

大変満足して頂けたのが職人としての一番の喜びです。
1951年製とのお話ですが、機械式の古い時計はちゃんと修理をすれば現在でも使えるというのは良いですね。
私も1966年製のハッセルブラッドSWCと言うカメラを持っていますが、今でも使えますし修理も出来ると言うのは良いことだと思います。
今売られているデジカメは、使い捨ても同然ですから・・・愛着も沸きません・・・。


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Swatch(スウォッチ)のベルトのバネ交換のご依頼です。

お客様に画像を送って頂き拝見した時に、なんて綺麗なデザインなんだろう・・・と、思いました。
Swatchが色んなデザインの製品を作っているのは知っていましたが、バングルタイプでアールヌーヴォー調のデザインを作っているとは知りませんでした。

バングル状になっているので、装着の際に一部が折れて開くようになっています。
ただ、内部のバネが折れて片側が閉まりません。

そこで、内部のバネ交換なのですが・・・
一番の鍵は、この開くパーツが外れるかどうかでした。
ところが、コレはアッサリとジョイントのピンを抜く事で解決。

そして、内部のバネを取り出し、コレと同じモノを用意して交換すれば完了なのですが・・・。
同じ線径のステンレス線をバネを作ったのですが、上手く行きません。
バネを戻し、開閉を繰返すと、バネが伸びてしまうようで少しガタが出て開いてしまいます。
そこで、少し太い線径の針金を使って作りました。
右から折れたオリジナルバネ、オリジナルと同じ線径のバネ、そしてそれより太いバネ。

コレを元に戻して出来上がり・・・とは、行かず・・・。
バネを戻してみると、閉まった際に左右に段差が出来ていました。

コレを調整します。

コレで出来上がりです。

それにしても、このデザインは綺麗ですね。
ちなみに・・・
当店は時計専門店ではありませんので、時計本体の修理などは出来ません。
こうしたベルト部分のパーツ交換やK18等のケース修理は承ります。


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筋肉痛と疲れからダルかった体も復活。
まだまだ若い・・・の、つもり。

花びらを模ったピアスの作りです。
中央にはアクアマリンをはめ込むのですが、1.5mm程とかなり小さいです。
これだけ小さいと、また石が弱いので、穴を開けて接着で留めてしまう事も多々あります。
ただ、当店では、ちゃんと爪で留めます。

接着の場合、接着剤が弱ってくると変色したり石が落ちたりします。
爪で留めれば、こうした事はありませんからね。
小さくても手抜きはしません。




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この三連休、どのように過ごされたでしょうか?

私達は、日曜に学区の子供会運動会があり、一日青空の下で体を動かしてきました。
地区の運動会という事もあって、老若男女全ての人が参加します。
走れば声援、飴玉探しで粉だらけになれば笑いありと、一日楽しい時間が過ごせました。

そして、翌日の月曜の祝日・・・
筋肉痛の中、家の中で大掃除さながらの断捨離(だんしゃり)。
運動会でテーブルや椅子などを物置から出したついでに、物置の整理や掃除、そのついでに散らかったままにしてあった子供達の部屋のベランダも掃除しました。

そのせいで・・・
今日は、更に疲れが・・・。
でも、ちゃんと仕事はしますので、ご安心を。


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続く時は続きますね・・・
コンチョに填めてあるターコイズの交換のご依頼です。

今回も、前回と同様に割れているターコイズを割り、枠を外へ叩き広げてターコイズを削り合わせ、再度留めなおして行く作業です。

コンチョはお客様がお持ちになった際には革製品に取り付けてありましたが、当店で外して作業をしています。
タガネで石枠を叩き広げたり、石を填めた後に枠を叩いて締めるので、ガッチリと固定する必要があり、革製品から外して作業をしなければなりません。

今回は、K18枠でしたがシルバーと作業はなんら変わりません。
ただ、枠を広げたり石を入れた後に叩き締めたりする際に、デコボコにならないように作業をします。
そうしないと、仕上げる際に地金を沢山削って仕上げる事になりますからね。
丁寧にかつ均等に作業をする事が大事です。




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現在中学生の娘、またメガネを壊しました・・・。

部活でバレーボールをしているのである程度は仕方無いとは思いますが、今回はサーブのボールを顔面に受けたとかで・・・。
ボールが飛んでくるまで滞空時間があっただろうに・・・何をしていたんだろうか?(汗)

チタン製のメガネなので、ロー付けで修理しました。

修理したのは、左側の鼻あて金具。
右は・・・ハイ、何ヶ月か前に、右も修理しました。
次に折れたら、多分修理は出来ないでしょう。
(申し訳ありません、チタン製メガネ修理は受け付けておりません。K18等のメガネ修理・製作は承っております。)


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当店のオリジナル商品にドッグリングがあります。

そのドッグリングのご注文を頂きましたが、今回は少しカスタマイズをしました。
お客様から、

「黒染めをしないでシルバー色のまま欲しい」

とご要望がありました。
シルバー製品ですので、長く使う内に酸化によってくすみや黒く変色をしてきます。
黒染めをする事によってコレを防止したり、色によるアクセントとしています。
お客様側でお手入れをして頂けば、シルバー色のままある程度の期間はお使い頂けると思います。(お手入れの方法は、お買い上げ時にお伝えしました)

黒染めをしていない品物と印象が違いますね。
ちなみに・・・メッキ処理はしてありません。
メッキを施しても擦れなどでメッキが剥がれ、酸化した部分との色合いが違ってきてしまうので、汚く見えてきてしまいます。
後からメッキは簡単に剥がせませんし。
シルバー製品の場合は、メッキは出来るだけしないのが良いと思います。

こうしたカスタマイズも出来ますので、お問い合わせ下さい。


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日本列島を台風が通り過ぎて行きました。
当店のある名古屋は、日曜の昼頃から風雨が強まりましたが、夜の21時頃には随分静かになり被害もありませんでした。
被害のある地方もあったようですが、少しでも早い回復を望みます・・・。

さて、先週の土曜、以前写真を撮りに行った岐阜県の荘川へリベンジに行って来ました。
以前はこんな状況・・・。
退散した理由のアブも、この時期になるとさすがに居なくなりますね。
小さなハエやカゲロウは居ましたが、人に危害を加えるような虫も殆ど見当たらず。
念の為、市販の虫除けの他に、ハッカ油と消毒用アルコールと水で作ったアブ除け(ブユにも効くらしい)も持って行き、使いました。

アブも居なかったですし、邪魔されるモノは何も無く撮影は順調に進みました。
ただ、7月に行った際に気付いた川の様子ですが、数年前に行った時よりも随分荒れた印象でした。
大岩の位置も変わっているし、木が川を横切るように倒れていました。
ここの場所、凄く雰囲気が良くてもう一度撮ろうと思ってたんですが・・・様子が変わっていたので、二度目は実現できませんでした。
写真というのはその時代を、瞬間を切取るとよく言いますが、その時に後悔しないようにちゃんと撮らなきゃダメですね・・・。

周りは7月と殆ど違いはありませんでしたが、山栗が落ちていました。
季節は秋ですね。




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