ゴローズのホイールから金メタルを取り外す作業です。
この作業、これまでと同様に銀のホイールと金メタルの合わせ目を極細の糸鋸でカットします。
ロー付けは、ロー材という合金(この場合は銀合金)をバーナーで熱して溶かして溶接しています。
例えば、K18とK18をくっつけようとしたとします。
この場合、ロー材無しでつけようとすると、本体が溶けてしまい形が無くなってしまいます。
合わせ目を繋ごうとしても、両方が溶ける温度にならないと付かないからです。
そこで、本体よりも少し溶ける温度が低いロー材を挟みこみ、それで付けているのです。
では、熱を加えて付けたのに、何故熱を加えて外さないのか?
ロー材は、前途のように金、銀、プラチナなどの合金で、母材の種類により使い分けています。
このロー材、溶ける際に母材表面が少し溶けて溶接されています。
なので、熱を加えて外したとしても母材表面にロー材が残り元には戻りません。
また、熱を加えると、更にロー材が母材に深く溶け込んでいくので、今回のホイールのような品物の場合は彫り部分が溶けてなくなってしまいます。
なので、ギリギリのラインでカットしているのです。
このメタルカットの作業に限らないのですが、
「ロー付けされたパーツを外して欲しい」
というお問合せを多く頂きます。
基本的には、出来ないとお考えください。
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