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シルバー製のウォレットチェーン修理のご依頼を頂きました。
コマとコマを繋ぐ丸環が薄くなり、切れてしまってます。

シルバー製ウォレットチェーン修理

 

切れた箇所を拡大すると、こんな状態・・・。
こうした品物はキャスト(鋳造)で作られていますが、恐らくコピーを取る原型の段階で既に厚みが薄く、それを製品にすると更に薄くなってしまうので耐久性が落ちてしまいます。
材質のシルバー自体が硬い素材ではないので、使っている内に摩耗が進んで薄くなり、切れてしまう事も多くあります。

シルバー製ウォレットチェーン修理

 

こんな箇所が多くありますが、全てを修理となるとそれなりの修理代になってしまうので、今回は切れた箇所を含む4箇所の修理となりました。
(実は、この品物は以前にも同じ丸環の修理をさせて頂いてます)

切れた箇所、薄くて切れそうな箇所の丸環をカットして新しい丸環をロウ付けします。
丸環は、オリジナルデザインと同じ甲丸断面の板を丸めて整形をして作ります。

シルバー製ウォレットチェーン修理

 

黒染めをして磨けば完成です。

ご依頼を有難うございました。

シルバー製ウォレットチェーン修理

 

シルバー製ウォレットチェーン修理

 

 

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FAXは 052-532-0228
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修理が修理を呼ぶ・・・
これまでも何度かご紹介してますが、同じ内容の修理やリフォームのご依頼が重なる事があります。

今回もクロムハーツ等のクリップのバネ交換修理のご依頼が4件重なりました。

シルバー製クリップのバネ交換

 

クリップ部が2箇所あるクイッククリップの場合は、赤矢印部分のシャフトを一旦抜き、中のバネを取り出して本体側のバネ交換をします。(下の画像は、修理後です)

クイッククリップのバネ交換

 

また、こちらのお客様は他店で修理をされたそうですが、1週間程で不具合が発生されたとの事で、当店へご依頼を頂きました。
宅配便で当店へ送って頂きましたが、届いた時にはバラバラになっていました・・・。

ウォレットチェーンクリップのバネ交換

 

たまに構造的に問題があると思われる品物がありますが、その際はお客様へご連絡を入れて修理を行います。
この品物はその修理をした際に改造されたのか、それとも元々なのか不明ですが、構造が弱い部分がありましたので許可を頂いて変更をして修理をしました。
構造変更は内部ですので、表からは全く判りませんのでご安心ください。

ウォレットチェーンクリップのバネ交換

 

修理のご依頼の際は、一度お問い合わせください。

 

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クロムハーツのクリップ金具のバネ交換修理のご依頼です。
しかも、同時期に2本。
1本はウォレットチェーンのクリップ両端、1本はブレスのクリップです。

クロムハーツのクリップバネ修理

クロムハーツのこのクリップのバネ修理は何本かご依頼を受けてきましたが、構造が幾つかあるのでその構造を探るのが少々面倒。
以前は、途中までこのタイプだろう・・・と、作業をしていたら、違うタイプだったとか・・・。

今回は、ブレスの方をステンレスバネで、ウォレットチェーンの方をピアノ線バネで修理しました。
どちらも一長一短あって、ステンレスはサビには強くなりますがピアノ線に比べてバネ性が若干弱いのでキレが弱くなります。
ピアノ線は、その逆。
オリジナルは、ピアノ線です。
下の画像のバネは、ステンレスバネです。

クロムハーツのクリップバネ修理

お使いの状況、お好みでどちらかをお選びください。
修理代はどちらも同じです。
尚、錆びないステンレスバネでも、いつか折れる事はあります。
どちらのバネも、交換すれば使い続けられるところにシルバーアクセサリーとしての利点があります。

クロムハーツのクリップバネ修理

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