今月の土曜営業日は、3月14日です。
ご利用をお待ちしております。

昨日ご紹介したオーダージュエリーの製作過程は、後日とさせて頂きます。

話が前後してしまいましたが・・・

開期が3月4日(水)~3月10日(火)までと既に終わってしまいましたが、松坂屋南館6階の画廊で開かれていた

「第三回 鬼頭 正信 鍛金展」

に行ってきました。

親父とはかなり古い知り合いなのですが、鬼頭先生とお会いするのは3度目。
鍛金の世界では日本国内でトップクラス方です。

「鍛金」

字の如く、金属を叩いて造形する方法です。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』では、以下のように説明されています。

「鍛金(たんきん)とは、金属工芸に用いられる技法の1つ。金属に熱を加え槌(金槌)で叩き加工する技法。金属に熱を加えると伸び縮みする特性を活かした技法である。」

作業工程は単純で頭で理解できても、実際にやってみるとトンでもなく難しい作業なのです。
会場にも置かれていましたが、一枚の丸い銅版を叩いていき、球状の花瓶に作り上げられていました。
通常、金属は叩くと曲がり、叩き具合によってドンドン薄くなります。
ただ、叩きながらも金属の厚みを変えず、更に厚みを増すなんて事も自在に変化させていかれます。
これが、全くもって理解不能。
単純に叩いて薄くする事は出来ても、厚みを増すなんてのはどうすれば出来るのか?

「板厚を移動させるんだよ」

と言われましても・・・

鬼頭先生は今年還暦になるそうなんだけど、まだまだ力が満ち溢れてくる方です。
各地の公園などのモニュメント製作の他、お寺の銀製仏像も手がけられ、色んな事を吸収されそれを実現された凄い方。
お話も色々とさせて頂きましたが、先端を突き進んでる人の言葉の一言一言が刺さりますね。
カッコイイ人だ・・・あんな人になりたいなぁ~・・・。



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