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仕事で使っている油をご紹介。
日本メカケミカル株式会社の「ロイヤルタップG」という商品です。
この切削油を使い始めて2年程になります。
一番最初は、取引先から紹介されました。
貴金属製品に特化した製品を作ったので、一度使ってみないか?というお話を頂きました。
ただ、値段を聞いてビックリ!
500mlで¥5,000もします。
しかも、500mlなんて量は当店でも必要ありません、この量があれば数年は、いやもしかしたら10年分くらいはありそうです。
ところが、使ってみて更にビックリ!
これが凄くイイ!
貴金属地金の中で一番削り辛いのは、粘りがあるプラチナです。
これがサクサクと削れる。
しかも、地金に切削工具が噛む事が無いというのが更に驚きです。
通常、ホームセンターなどで売られている切削油などを使う事が殆どだと思います。
そして、もう一つがジュエリーの工具店で売られているカットルブなどの固形の油。
ただ、これらの油は、ドリルや各種切削バーが新しい内はキレが良いのですが、少し角が丸くなってくると途端にキレが悪くなり、最悪の場合は極細ドリルなどは油切れで噛んでしまい折れて地金の中に残ってしまう事があります。
こうなると、折れた部分を取り除くのに一苦労します。
この油、もちろん使っている最中に油を足してやる必要はあります。
但し、その回数が少なくて済むのです。
しかも、キレが長持ちする。
知り合いの同業者の方に使ってもらいましたが、切削バーが長持ちするから買い替えが少なくなる分、安上がりになるんじゃないかな・・・なんて話も聞きました。
また、ノコを引く時に、ノコギリの使い方が上手くなったんじゃないか?と思うくらい気持ちよく切れて行きます。
私は、缶からプラモデルの塗料瓶に小分けして使っています。
この油、本当にオススメ。
ただ、価格が高いのと量が500ml缶しか無いので余り売れないのだそうです。
しかも、販売数が少ないからか、メーカーのサイトにも載せられてません。(苦笑)
貴金属用と記されてますが、頂いたチラシにはチタンなどの難切削材にも良いと書かれてました。
試しに、ポルシェデザイン時計のベルト金具の修理の際に使うパイプの削り出しにも使いましたが、こちらも凄く良好です。
メーカーの担当の方に100ml入りとかを作ったら?とお話をしましたが・・・まだ対応されてないみたい。
当店では必須のアイテムなので、販売がストップしてしまうのが一番困りますね・・・。
広まって貰いたいので、ココでも紹介させて頂きました。
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