Archive for 5月, 2008

来月の土曜営業日は、第二週目の6月14日(土)です。
ご利用をお待ちしております。

5月も後半になり、昨日のように真夏日になる日やってきました。
幸いにも、朝晩の気温は涼しいので、一年の中でも過ごしやすい季節ではないでしょうか。

さて、来月は6月。
ジューンブライドとも言われるように、結婚式が多くなる月でもあります。
披露宴にお呼ばれされる際に良く使われるのが、6月の誕生石でもあるパールリングやパールネックレスがあります。
パールは、ご存知の通り、貝から作られる天然の素材です。
和玉(アコヤ貝真珠)、洋玉(コンク、タヒチなど)色んな種類がありますが、カルシウムとたんぱく質からなる素材(炭酸カルシウム)に違いはありません。

これからの暑くなる時期は汗をかきやすくなります。
汗(皮脂)が付いたまま放置すると真珠特有の光沢が失われるので、使用後の手入れがとても大切になってきます。
使用後は、ガーゼなど柔らかい布に水を含ませ固く絞ったもので、優しく拭いて自然乾燥させて保管するようにしてください。
この時、出来るだけ早くお手入れをする事だ重要です。
帰宅後、衣服の後かたづけの最後には、必ずパールのお手入れをする事をオススメします。

また、果物を食べる際にも果汁などでパールが痛みやすくなりますし、化粧をする際も同様に油分や化粧品が付着して酸化してしまうので、出来ればその際は外す方が良いでしょう。
酷く汗が付着した場合など、ぬるま湯に漬けて優しくこすり洗いをして上記のように柔らかな布で拭き乾燥させるようにしてください。
但し、この場合は糸やワイヤーも同様に濡れてしまうので、必ず乾燥させる事が大事です。
出来れば、漬け洗いは回数を少なくし、糸やワイヤーが緩んだと思ったら出来るだけ早めに当店などジュエリー専門店で糸換えされるをオススメします。



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今日も、先日紹介しました「箱型薬ケース造り」その1その2の続きです。その3の続き。
今回が最終回です・・・もう既に納品しております・・・。

ケースを吊り下げる金具はこのような形にしました。
ちょうど、カメラを吊り下げるような形で首から提げて頂くような感じになります。

表面処理は、ケースの波状に成形した部分のもヘアーライン(艶消し)にしてあり、横面や金具部分は鏡面磨きの仕上げにしてあります。

もちろん、内部も磨いて鏡面の状態です。


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今日も、先日紹介しました「箱型薬ケース造り」その1その2の続きです。

外型が出来上がったところで、箱の横の部分を作ります。

今回は、一日分の薬が入れられるようにと、ある程度の大きさを希望されましたので、高さがある形状にしました。
この後、上下の蓋をロー付けします。

ここで、分割する部分で切り分けます。
切った後、内部に一枚板をロー付けします。
印籠継ぎと呼ぶ形状になりますが、上下を重ねた際にズレを防ぐ役割と強度を持たせ、また上下が重なった際に綺麗に見える役目もあります。

横にパイプをロー付けして、蝶番を作ります。
こうした品物の場合、この部分が一番の要になります。
ガタが多すぎず、また少なすぎると開け閉めがきつくて使っている内に壊れてしまいます。

蝶番を付けた後、反対側に留め金を作ります。
印籠継ぎの場合、内側に留め金を付けて外からは何処にも金具が無いようなツルンとした形にする事が多いのですが、今回の品物の場合は使うお客様が年配の方なので開け閉めがし易いように大きめの留め金具を付けました。

今回はここまで・・・。



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今日は、長男の幼稚園の遠足でした。
行き先は、東山動植物園。
ココには今話題になっているパンダは居ませんが、コアラが居る動物園です。
前夜に楽しみにしてましたが・・・雨の為、明日に延期・・・。
天気は晴れてきたんですが・・・。

今日は、先日紹介しました「箱型薬ケース造り」の続きです。

内型を作った後、この型をK18板に叩き込んで形を作っていきます。
その際に、内型だけでは出来ません。
大きな工場などでは、外型と呼ぶ反対側の型も作りますが、今回のように製品にするのは1個だけの為、外型は鉛板を使います。
予め、内型を鉛板に叩き込み外型を成型しておきます。
そこに、K18板(厚み0.35mm)を置いて内型を叩き込んで成型していきます。
一度に叩き込むと板が薄く割れてしまうので、数回に分けて少しずつ叩いていきます。

叩いて形が出てくると、板が硬くなり打ち出しが綺麗に出なくなります。
加工硬化と言います。
針金を何度も折り曲げていると、折り曲げた所が折れるのも、この加工硬化で硬くなり最終的には折れてしまうのも同じ事です。
K18の場合、打ち出した後にバーナーで熱してこの加工硬化を取り除きます。
焼きなましと呼びます。

外型が鉛の為、波状の形が綺麗に出ません。
そこで、手近の板を三角に削り、波状の谷の部分を叩いて形作りの補助をします。
そして、また鉛板に叩き込みます。

こうして、周りをカットして、形状が出来上がります。

次回に続きます・・・。

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本日、5月10日(土)は通常の時間通り営業しております。
ご利用ください。



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今月5月の土曜営業日は、第二週目の5月10日です。
ご利用をお待ちしております。

今日は、現在作っています薬入れを紹介します。

当店にはオリジナル商品として「ピルケースペンダント」がありますが、この品物の場合は薬が2錠程度しか入りません。(狭心症用の薬を入れる事を想定しています)
ご年配の方になると、薬を沢山飲まれる方が多くなるようですが、今回のお客様も1日分の薬が入れられるようなケースをご希望されました。
そこで、小さな箱状のケースを作る事としました。(デザイン画を数案作成し、その中から選んでいただきました)

現在は、このような治具を作っているところです。
材料は鉄で、この治具で薄いK18板を叩き、箱形状を作っていく為のものです。(こうした作り方を鍛造と呼びます)

作ってしまってから写真を撮ったので、製作途中の画像はありませんが、フライス盤と呼ぶ工作機械で決めた寸法に削っていきます。
手作業で四角く削る事も可能ですが、正確さと速さが違います。

フライス盤に取り付けるエンドミルと呼ぶ平らに削るドリルのような工具です。
今回使った物とは違いますが、判りやすいように少し大きめのエンドミルの先端を撮影してみました。
こうした工作機械は、直接ジュエリー製作に使う事は少ないのですが、こうした治具や工具を作るにはうってつけです。
恐らく、当店程度の規模の工房では置いていない機械の一つです。

ワックスで作り鋳造によって箱を作る事も可能ですが、ワックスの場合に厚みが厚くなる事や、今回のような鍛造の方が叩いて地金を締めて作る事から強度が上がります。
もちろん、厚みも薄くする事が出来るので、地金の重さも軽くなって金額も安くなります。

斜めに波状に入るデザインもこのフライス盤で削る事も考えましたが、今回はマイクログラインダーで削り、ヤスリで甲丸状(カマボコ状)に削っていきました。

今日はここまで・・・。



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本日より、通常通り営業致します。

また、今月5月の土曜営業日は、第二週目の5月10日です。
ご利用をお待ちしております。

GW中は、どのような過ごし方をされたでしょうか?
何処かへ遊びに行った方?
それとも、家でゴロゴロでしたでしょうか?

我が家は、GW後半初日、子供達を連れて名古屋市科学館の「翼竜展」へ行ってきました。
長男が恐竜にハマっている事から、長男のたっての希望でしたので・・・。

大小様々な翼竜化石の展示が長男を惹き付けたようですが、それよりもアンモナイトの化石を掘り出す宝探しが一番だったようです。
セメントを練る容器に砂が入れられ、そこにアンモナイトの化石が埋められています。
それを掘り出す遊びなんですが、長女と二人分で¥500(一人¥300・・・二人一緒だと割引で¥500)と言うのはこの手の展示会としては安いんじゃないでしょうか・・・。

暫くは、このお宝で遊んでくれそうです。

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