今月の土曜営業日は第3土曜の1月19日です。
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今日は、去年末にご紹介したオーダーリングの製作過程の続きです。

削り終わったワックスは、このように「木」のように組んでいきます。
これをワックスツリーと言います。


*製作中のリングは、撮影する前に石膏に埋めてしまいましたので、他の製品の写真で掲載しています。

このツリーにステンレスの輪をはめ込んで、中に石膏を流し込んでいきます。
この石膏も、特殊に配合された物なので、一般的に売られている物とは全く違います。

そして、この石膏型を電気炉で焼きます。
こうする事で、中のワックスが溶けて燃焼します。
ワックスが無くなるので、石膏にはリングなどの形に空洞が出来ます。
この空洞に、溶けた地金を流し込んで製品を作っていきます。
身近な物に例えると、石膏型を金型に置き換えると(炉で焼く事はありませんが)「プラスチック製品」がこのような方法で作られています。
ちなみに、電気炉の温度は1000℃を超えます。

地金を流し終わった型は、ゆっくりと冷却して冷えた所で石膏を割って品物を取り出します。

このようにして、品物が作られますが・・・続きはまた後程・・・。

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