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先日、愛知県美術館で開催中の「ペルシャ文明展」に行ってきました。
私もこのペルシャ文明ってのには詳しく無いのだけれど、名古屋城の金シャチ修復を一緒に行いました「神仏飾金物組合」の理事長さんから、朝日新聞社からこの展示会の記事を書きたいと言う事で技術的な観点から意見を求められているというお話を貰いましたので、当業種からの感想もと親父と行ってきました。



現物の写真は撮る事が出来なかったのですが、コイツを作るのもこの年代から考えるとかなりの高度な技術を持っていた事が判ります。


(写真は、展示会場外に作られたモノ)

色から金の純度を察するに限りなく純金に近いし、一枚の板を打ち出して筒状にする技術、また筒(角杯部)と本体や羽根を繋ぎ合わせるロー付けの技術やロー材の種類を考慮しても、コレを作った職人の技術レベルの高さが良くわかります。
パッと見では、獅子の部分の細工が難しそうに見えるけど、杯の波線の揃い方、水平レベル、また口の部分の直ぐ下辺りの模様の繋がり方など、こちらの方が誤魔化しが利かない分難しいのです。
恐らく、金の板の厚みも0.5mm程度でしょうし、打ち始めの板の厚さは0.7mm程度でしょう。

他に、羊?の細工で30cm大の品物があったけれど、コレなんか裏側まで見る事が出来たので、コイツの方が難しいと思われます。
コレも、一枚の板を花瓶のような形に叩きだして作られていますが・・・部分的に薄くなって破れているところは、失敗したのか?(笑)
それとも、出土した際に壊れてしまったのか?

いずれにしても、感心させられる品物ばかりでした。

ペルシャ展は、12/10(日)まで開催していますので、興味のある方は是非ご覧ください。


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