ペンダントのご依頼を頂きました。

形は500円玉の大きさの家紋のペンダント。
素材はPt900です。
ご依頼の家紋ですが「丸二剣方喰」と言う家紋です。
このペンダントは、所謂3Dプリンターでワックスをカットして作ります。

3Dプリンターには何種類もあって、当店で使っているのはCNCフライスと言うモデルになります。(3Dプリンターの一種と記載しましたが、実際には卓上工作機械という方が正しいです。ゼロから樹脂等を固めて造形する物を3Dプリンター、塊を削って造形する物をCNCフライスと言います)

このCNC、導入してから随分になります。パソコンで描いた図面通りにカッターが動いてワックスを削っていく機械ですが、このパソコンのOSがWindows98SEなんです。このOSから古さが判りますよね・・・。(最新型でもカット出来る物は大して変わりません)

まず、パソコンのCADアプリで図面を描きます。そして、キャスト用ワックスをセットしてカット。(キャスト前に画像を撮り忘れました・・・)
それをキャスト(鋳造)するとほぼ形は出来上がり。

CNCフライスで作る家紋のペンダント

 

キャスト後は整形をしつつ、キャスト時に若干出てしまった傷を修正。
ペンダント環をロウ付けし、溝の部分に荒らしタガネで艶消し処理をしたら出来上がりです。

CNCフライスで作る家紋のペンダント

 

これまでに家紋も幾つか作りましたし、ゴルフのパッティング時に使うゴルフマーカーも作りました。当店で使っているCNCフライスは平面の物しか出来ませんが、リングやペンダントなどのパーツ作りには役に立ちます。
手作り、ワックスでのキャストの他、こうした3Dプリンターで作った物を組み合わせて品物を作ると工程のバリエーションが豊富になりますね。

 

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