Entries tagged with “ミル打ち


ブレスレットへのリフォーム(リメイク)をお願いしたい、と印台リングをお預かりしました。
リングはダイヤを印面に後光留めされたメンズのリングです。
記憶が曖昧なのですが、形見分けの品だったと思います。(ご依頼のお客様は女性です)

印台リングをブレスレットへ

 

ブレスレットのデザインは、ダイヤをフクリン枠で留め、チェーンを取り付けたシンプルなデザインがご希望です。ただ、少しだけアクセントが欲しいとフクリン枠の爪部分にミル打ちをする事となりました。

フクリン枠を作ります。素材は元のリングと同じPt900。
フクリン枠はプラチナの棒材から削り出して製作しました。

印台リングをブレスレットへ

 

両脇に丸環をロウ付けし、小豆チェーンを取り付けて形は完成。
ダイヤを石留めします。
石留めと並行してミルも打ちます。

印台リングをブレスレットへ

 

爪の周囲と枠全体を磨いて完成です。

印台リングをブレスレットへ

 

ご依頼を有難うございました。

印台リングをブレスレットへ

 

*駐車場は店舗1Fスペースのみです。
店舗隣は当店駐車場ではありません。
また、ご来店時は路上では無く駐車スペースへお願い致します。

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マリッジリング(結婚指輪)のご依頼を頂きました。

6月中頃から8月のお盆頃までマリッジリング製作のご依頼が多くなりました。
ご依頼のお客様からお話を伺ったところ、5月末までのコロナウイルス対策の緊急事態宣言があり他県移動が制限されていたので、解除のタイミングでリングを作ってそれを持って両親へ挨拶へ行くのだそうです。
今年は色々と不自由させられますね・・・。

ご依頼のマリッジリングはPt900製、甲丸形状で中央にミル打ちのデザインです。幅は新婦様は3mmで8号、新郎様が4mmで20号です。

甲丸リングを作る際、ローラーにセットされた甲丸形状の溝に通して整形する方法と、溝盤と呼ぶ溝に地金を叩きこんで整形する2つの方法があります。
今回は、甲丸がプックリとした形状にしたいとのご希望ですので、その形状に合う溝盤を使う方法をとります。

Pt900マリッジリング作り

 

均一に叩きこんだら、棒を丸くして端面をロウ付けしてリングにします。
リングを綺麗に整形し、一度軽く磨いたらミル打ちをします。今回はセンター(中央)にミルを打つのでミルの両サイドを少し彫り込んでミルを打って行きます。

マリッジリングへのミル打ち

 

新婦様側は、センターにメレダイヤを1石入れます。途中までは新郎様のリングと同じですが、ダイヤの穴を開けてダイヤを留めてからミル打ちをしていきます。

マリッジリングへのミル打ち

 

ミル打ちが出来たら磨いて完成です。
ご依頼を有難うございました。

Pt900センターミルマリッジリング

 

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プラチナ製の立爪リングからペンダントネックレスへのリフォーム(リメイク)のご依頼を頂きました。
ダイヤは0.7ct台です。

立爪リングからペンダントネックレスへ

お問い合わせはメールフォームから頂きましたので、途中まではメールでの打ち合わせです。ご希望を伺い、それに沿ってデザイン画を作成。メールに画像を添付してご覧頂きました。

ペンダントトップデザイン画

外観はご希望通りでしたが、サイド面が決めかねていらっしゃいました。ご来店時に詳細な打ち合わせをさせて頂いて、最終的には1番の丸穴をお選び頂きました。

今回は全て手作りになります。プラチナ(Pt900)の板を曲げてロー付けをして爪と本体を作ります。

Pt900ペンダントトップ製作過程

形が出来上がったら、周囲のメレダイヤを留める為に一旦彫留めの職人へ石留めを依頼します。
石留めが出来上がってきたら、センターダイヤを留めます。今回はフクリン留めにした後にミル打ちの仕様になります。

Pt900ペンダントトップ製作過程

最後に仕上げ磨きをして、チェーンを通したら完成になります。

Pt900ペンダントトップ完成

今回ご依頼のお客様、ご来店時に知る事になりましたがテレビにも出られているお客様でした。画面でも見る事が出来るでしょうか・・・。
ご依頼を有難うございました。

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Pt900製のマリッジリングのオーダーを頂きました。
デザインは、甲丸形状の中央にミル打ちを1本。
これまでも何度かご紹介しましたデザインと同じです。

ベースとなるリングは手作りで作ります。
カナヅチで叩いてローラーで伸ばして甲丸形状にして、リング状に丸めてロー付け。

ミル打ちマリッジ

下磨きまでした後にミル打ちをしていきます。
ミル打ちをする際に大事な事・・・実は、この溝を真っ直ぐに、かつ均等な深さに入れる事。
コレがズレていると綺麗なミルにはなりません。
どうやって溝を入れているのかは・・・内緒。

ミル打ちマリッジ

最後に仕上げ磨きをして、内側に日付の刻印をして完成です。

ミル打ちマリッジ

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マリッジリングのオーダーを頂きました。
Pt900製、デザインは甲丸型で中央にミル打ちがあるデザインです。

リングは地金をローラーで伸ばしていき、甲丸リングを作ります。
その中央に溝を彫り、ミル打ちの下地を作ります。
そしてミル打ち。

ミル打ちマリッジリング

ミルの粒は、一つずつ専用のタガネを使って打っていきます。
専用とは言っても販売はされていませんので、自分でタガネを作ります。
なので、ミルの大きさはお選び頂けます。

ミル打ちマリッジリング

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マリッジリングのご依頼を頂きました。

形はシンプルな甲丸型。
ただ、ご自身で作られたというシルバーの見本のリングがありました。
形状を見ると、平らな面が少しあり、そこからカーブしている甲丸形状です。
この形で作ってほしいとのご要望がありましたので、幅、厚みともに踏襲しました。
素材は、Pt900製です。

ミル打ちマリッジリング

ミルは、いつもと同じでタガネを使って1個ずつ打って作っていきます。
ちなみに、リングの幅とサイズが違いましたので、少しだけミルの大きさを変えてあります。

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リングリフォームのご依頼です。
一文字リングを別のデザインの一文字リングへのご希望です。
次のデザインは、ダイヤをフクリン留めにしてそれを一列に並べた形。

リフォーム前

プラチナでパイプを作り、それをカット。
ロー付けで組み合わせていきます。

手作りで一文字リング作り

爪の部分が出来上がったら、リング部分を作ってこれもロー付けで組み上げます。
そして、ダイヤの石留め。

ミル打ち一文字リング

フクリン留めの爪は、ご希望だったミル打ちにします。
可愛らしい一文字リングになりました。

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リフォームのご依頼です。
一文字のプラチナダイヤリングをペンダントへのご依頼です。

一文字リングからペンダントへリフォーム

長く愛用されてきた一文字リング、爪が摩耗で擦れていました。
そのリングからダイヤを外して、ペンダントへリフォーム。
何度か打ち合わせをさせて頂き、デザインも決めました。
ハート型にダイヤを配置してその間を埋めます。

ダイヤの枠は、手作りでパイプをカットしてロー付けをして作ります。

一文字リングからペンダントへリフォーム

爪は先を二本に、中央部分はミル打ちにしました。

一文字リングからペンダントへリフォーム

この後、あとからお客様がお持ちになったネックレスをカットして両吊りにして出来上がり。

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先日オーダーを頂きました、Pt900マリッジリングです。
新郎様のリングは平打ち、新婦様のリングは甲丸形状で、それぞれリングの縁にミル打ちを施してあります。

インターネットで「ミル打ちリング」を探されて、一番近かった当店にご依頼頂きました。
その中の条件として、ローレットでミル玉を作る物ではなく、タガネで手打ちにした物を作ってくれるところという事がありました。
この日記で紹介していますが、当店はタガネと呼ぶ工具を手作りしてそれでミル玉を1つ1つ手作業で打ち込んで成型しています。
この手作業でミルを作っているところが以外にも少ないのだそうです。

当店は、ミル玉の大きさも0.3mm程の極小から1mmサイズまで揃えています。
マリッジリング以外にも、ミル打ちの製品はお作りします。
また、現在お使いの品物にもミルが打てます。(品物の形状にもよります)
お気軽にお問い合わせ下さい。


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今月7月の土曜営業日は、7月10日となります。
ご利用をお待ちしております。

各メディアでも盛んに報道されていますが、ゆうパックの遅延はかなり大変なようです・・・。
幸いといいましょうか、当店が契約している宅配業者は「ヤマト運輸」と「西濃運輸」の2社なので、通常通り配達はされています。
ただ、対岸の火事といって安心していられませんね・・・。

今日のご紹介は、Pt900製マリッジリングです。
細めのリング幅に、新婦様のリングにはダイヤを留めてあります。
新郎様のリングは、少し幅を広く。
新婦様のは2.5mm幅、新郎様のは3mm幅。

中央にミル打ちを施してあります。
一般的にミル打ちをする際には、ジュエリー道具店で売られている「ローレット」と呼ばれる道具が使われる事が多いです。

先端が円盤状になっていて、その円盤にくぼみがあり、転がすと丸い球状に成型されます。
ところが、このローレット、実際に使ってみると綺麗にミルが成型されません。
それもその筈、円盤を固定している芯棒が細くて、力を入れて転がすと芯が折れたり曲がったりして狙った通りの動きをしないからです。
また、直線なら転がし易いのですが、複雑な曲線の場合には狙った所から外れてしまう事も多々あります。

当店では、「赤タガネ」という炭素鋼の先端を加工してミルタガネを作り、それで一つ一つ丁寧に入れて行きます。

「ミルを打つ」の名の通り、「おたふく」と呼ぶ小さなハンマーを使って打ち込んでいくのです。
この作業で、ローレットよりも綺麗で深いミル打ちに仕上がっています。

その他に、今回はリングの内側に入れる文字に「筆記体」を入れました。

これまではブロック体のみでしたが、文字入れの為の彫刻機を改造して各種色んな文字や絵柄に対応させられるように致しました。
筆記体のみならば販売されている筆記体の文字原版を買えば良いのですが、それだけで済ませてしまうのは勿体無いですからね。

お客様の様々なご要望にお応えします。



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