Entries tagged with “ネックレス


先日はベネチアンチェーンの修理をしていました。
チェーンの途中で切れています。

切れたベネチアンチェーンの修理

今回は、この修理のご紹介ではなく・・・

このパーツに関してのご紹介です。

ネックレスのアジャスター環



この丸環、何でココに付いているのかご存じでしょうか?
この丸環、

アジャスター環


と呼ばれるパーツです。
知らない方が多いんですよね・・・このパーツに関して聞かれる事が度々あります。
このアジャスター環の使い方を知らない方が多くいらっしゃる事に改めて気づかされました。
使い方は、引き輪をこのアジャスター環に引っかけるだけ。
例えば、全長45cmのネックレスで42cmの所にアジャスター環が付いていたら、ココに引っかける事で42cmに短く出来ます。

ネックレスのアジャスター環の使い方



最近は、ボールの中にシリコンゴムが入ったアジャスターボールが付いたネックレスが多くなってきました。
アジャスターボール引っ張れば簡単に、しかも自分の好みの長さ調節が出来ます。

ネックレスのアジャスターボールタイプ



ただ、この中はシリコンゴムなので、頻繁に移動をさせていると中のゴムが擦れてアジャスターボールが留まらなくなります。
また、アジャスターボールで長さを調節した場合、短くした分のチェーンが背中側に垂れ下がる事になります。
アジャスター環の場合はチェーンを2つに折る形で短くするので、垂れ下がりが半分になります。

アジャスター環、アジャスターボール、どちらもメリットデメリットがありますのでお好みでお選びください。



お問い合わせは
メールフォームはこちらから
お電話は 052-531-2422(営業時間中にお願い致します)
FAXは 052-532-0228
〒451-0035
名古屋市西区浅間2-4-12
営業時間 月曜~金曜 9:00~18:00
当店Homeへ戻る

オーダーやリフォームのご依頼を頂く際、お客様から使わなくなった品物を地金として下取りをさせて頂く事も多くあります。
今回もネックレスを下取りさせて頂く事となりましたが・・・打ち合わせの際、ピンクゴールドのネックレスをお返しする事となりました。
ところが・・・ホワイトゴールドのネックレスと絡まってしまっています。

絡んだネックレス

こうした場合は、ベビーパウダーなどの粒子の細かい粉を降りかけてピンセットや縫い針などで根気よく解いていきます。
以前、「伊藤家の食卓」なんてテレビ番組でも紹介されていましたね。
当店では、ベビーパウダーではなく、使わなくなったファンデーションを砕いて使っています。

解く際、ペンダントヘッドか金具部分を動かして解いていきます。

絡んだネックレス

解けました・・・ここまで15分位。

絡んだネックレス

ネックレスを保管する際は、ジップ付の小袋に入れて保管するか、1本ずつ何かに引っかけて保管してください。
小袋に入れる際は、画像のように金具部分を外へ出してジップする・・・金具を中へ入れてしまうと、また絡まります。
特に細いネックレスは絡まりやすいです。

ネックレスの保管方法

少し絡んだ状態の時、絶対に振らない事。
振って解ける時もありますが、大抵は更に絡まってしまいますから・・・。

お問い合わせは
メールフォームはこちらから
お電話は 052-531-2422(営業時間中にお願い致します)
FAXは 052-532-0228
〒451-0035
名古屋市西区浅間2-4-12
営業時間 月曜~金曜 9:00~18:00
当店Homeへ戻る

先日ご依頼を頂いたシルバーネックレスの修理の事です。

修理内容は、ネックレスのパーツ同士を留めている丸環の一つのロー付け部が外れてしまっているところを再度ロー付けをする事でした。
パーツの修理箇所をルーペでよく見ると・・・透明で光っている部分がありました。

接着材で修理した跡

エポキシ系接着剤を使ってご自身で修理したのでしょう、その事をお伝えすると

「直ぐにわかるんですね・・・」

と。
それは、プロですもの、分かりますとも。(笑)
ただ、出来たらそのままでお持ち頂きたかったです。
ロー付けをする際にこの接着剤が邪魔をしてちゃんとロー材が流れないからです。
ロー付け前にこの接着剤部分は削り取り、そしてロー付け。

丸環は隣のパーツについたままでしたので、一度イトノコで切って分離。

ロー付け前に一度分離

そのままでもロー付けは可能ですが、一度切り離して繋ぎなおした方がパーツに対して垂直にロー付けをする事が出来ますからね。
一手間かかりますが修理をするならば、その部分は綺麗に直したいというのが職人としての気持ちです。

ロー付け後は、いつも通りにシルバー素材は真っ白に。
上はロー付け箇所から離れた部分、これだけ色が変わります。

ロー付け後

そして、一度磨いて黒染めをし、再度磨いて完成です。

シルバーネックレスのロー付け完成


修理の際、ご自身で出来ないか・・・と、思われるでしょうが、やはり餅は餅屋、プロにお任せ頂いた方が綺麗に仕上がります。
今回はエポキシ系接着剤で修理されていましたが、絶対にやらないでほしいのは「半田付け」を使った修理です。
半田の場合は、ロー付けに比べて融点(溶ける温度)が低いので、半田を削らなければいけません。
ただ、ロー付けの際に少しでも残っていると、シルバーと溶け合って素材がもろくなりどうにもならなくなります。
半田付けは絶対しないでください。

お問い合わせは
メールフォームはこちらから
お電話は 052-531-2422(営業時間中にお願い致します)
FAXは 052-532-0228
〒451-0035
名古屋市西区浅間2-4-12
営業時間 月曜~金曜 9:00~18:00
当店Homeへ戻る

ホワイトゴールドのネックレス金具の修理のご依頼を頂きました。
フックのバネが折れたようで、開け閉めする際にテンションがかかりません。

当初は、金具を分解してバネのみ交換する予定でしたが・・・開けてみると・・・

擦り減った金具

フックの爪の部分のパーツですが、芯の部分の片方が擦り減っています。
この部分に針金を短く切ったモノをロー付けして修理する事も出来ますが、コストの関係からパーツ交換となりました。

ネックレス金具

形と大きさはほぼ同じ。
ただ、芯の部分(金具中央の丸い部分)は針金状の芯材が貫通している構造です。
このパーツの場合は、修理する際にもこの心材を削らなければバネも交換出来ない為、バネを交換する度にこの心材も新しいモノと置き換わります。
金具の引っ掛かるふところ部分が壊れない限り、こちらのタイプの金具の方が修理しながら長く使えると思います。

お問い合わせは
メールフォームはこちらから
お電話は 052-531-2422(営業時間中にお願い致します)
FAXは 052-532-0228
〒451-0035
名古屋市西区浅間2-4-12
営業時間 月曜~金曜 9:00~18:00
当店Homeへ戻る

使っているパソコンのOSをWin XPからWin 8へアップグレードしましたが、デスクトップは順調に稼動中。
XPの時は32bitだったものを64bitに変更したのもあって、メモリーも8GBちゃんと認識してくれてるし、フォトショップを使っていても快適です。

ただ、XPのアップグレードで手に入れたWin 8 32bit版は、ノートPCで使おうとしましたが機種対応が出来てないようでインストールを蹴られてしまいました・・・。
どうも、BIOSが古くてダメな模様。
BIOSの書き換えをしたいですが・・・コレは未だ未体験。
書き換えに失敗するとマザーボードが使えなくなるので、怖いんですよね・・・。
さて、どうしましょうか・・・。


怖いと言えば、今回のネックレスの修理も。
凄く細い!

細いネックレスの修理

比べる為に普通サイズのゼムクリップを置いてみましたが、ネックレスの太さはこの位です。

ロー付けの時にはネックレスを溶かさず、かつ駒同士をロー材でくっ付けてしまわないように、細心の注意をはらいながら・・・集中!

細いネックレスの修理

簡単なようで、とても神経を使います。

お問い合わせは
メールフォームはこちらから
お電話は 052-531-2422(営業時間中にお願い致します)
FAXは 052-532-0228
〒451-0035
名古屋市西区浅間2-4-12
営業時間 月曜~金曜 9:00~18:00
当店Homeへ戻る

今回ご紹介しますご依頼、正直言って大変でした・・・。
8本編みのボールチェーンネックレスです。
そのネックレスが切れてしまっていたのです・・・。

8本編みボールチェーンネックレス

これまで3本や4本編みのチェーンの修理はした事がありました。
コレはその倍の本数です。
正直、ココだけの話(公開しちゃってますが・・・)お断りしても良かったのですが、出来ませんと断る事は簡単です。
しかし、私も職人の端くれ、プライドもありますので、何とかしようと修理を引受けさせて頂きました。
かなり大変な修理が見込まれたので、修理費用はそれなりに戴く事となります。

編みこみ作業も大変ですが、切れた場所も余り嬉しくないところでした。
ちょうど、引き輪の金具部分です。

8本編みボールチェーンネックレス

ロー付けしようとすると、当然バーナーの熱が加わる事になります。
余り長い間熱を加えると、引き輪内部のバネがテンションを失って金具の役目を果たさなくなります。
ココの修理も重視しつつ・・・
まずは、編みこみ作業が一番の難関。

ドレをどうやって編みこんで行くのか?
それを一番最初に下調べしました。
Web上で調べて調べて・・・幸いに、革細工で8本編みを解説しているブログやサイトが沢山ありましたので、また、太めのタコ糸を使ったりして、編み込み作業になれる事から始めました。

そして、いざ作業へ。
編みこんで行くと、最後の部分で持つところが無くなってしまうので、プラチナの細い針金をチェーンの端にロー付けをして、そこにナンバーを振ります。

8本編みボールチェーンネックレス

編み込み作業の画像は、ゴメンナサイ、全く余裕が無くて撮る事が出来ませんでした・・・。
感想は、無茶苦茶大変でした。
作業をしている時も、何番のチェーンを動かしたっけ?・・・と、頭の中もこんがらがる程・・・。

次の段階のロー付け。
まずは、チェーン自体を固めてロー付けをします。

8本編みボールチェーンネックレス

金具の方も、カップの中のチェーンを削り綺麗にします。
そして、ロー付け。
ロー付けの方法は・・・内緒です。
ある方法を使って何とかロー付け完了です。

今回の品物は、K18WG製でしたので、ロー付け部分を磨いてロジウムメッキ(プラチナメッキ)をします。
こうして完成。

8本編みボールチェーンネックレス

この手の編み込みネックレスを修理した際は必ず長さが短くなりますので、修理のご依頼の際はご了承下さい。
いや~・・・本当に大変な修理でした。
大変大変と書くとお客様には申し訳ない気持ちもありますが、本当に大変だったんです。(苦笑)
ただ、お客様に満足して頂けた事が一番良かったです。

お問い合わせは
メールフォームはこちらから
お電話は 052-531-2422(営業時間中にお願い致します)
FAXは 052-532-0228
〒451-0035
名古屋市西区浅間2-4-12
営業時間 月曜~金曜 9:00~18:00
当店Homeへ戻る

オーダー頂いたルビーのネックレスです。
素材は、K18WG。



鎖骨にあたる部分から首にかけては、地金パーツにしてあります。



ネックレストップ部分は外れるように細工をしてあり、それぞれを分けて使う事が出来るようにしてあります。




お問い合わせは
メールフォームはこちらから
お電話は 052-531-2422(営業時間中にお願い致します)
FAXは 052-532-0228
〒451-0035
名古屋市西区浅間2-4-12
営業時間 月曜~金曜 9:00~18:00
当店Homeへ戻る

今日は、K18製キヘイネックレスの修理のご紹介です。

コマの一つの口が開いてしまい、切れた状態でした。



通常、この状態でロー付けをしようとした場合、バーナーの熱が引き輪(金具)に回ってしまうので、大きな火口のバーナーしか持っていない工房では修理が出来ません。



現在では、輪になっている物であれば電流を流して高熱化(電熱コンロのように)してロー付けする方法が採られている事が多いかと思います。
但し、極細い針金の場合は電流の大きさの調節が難しく、コマが溶けてしまう事もあります。
当店では、こうした細い品物の場合は、「ウォーターウェルダー」と呼ぶ水素を利用した微細な口のバーナーを使って修理しています。
以前にも同様なネックレスの修理でご紹介しておりますが、髪の毛程の太さ温度が1000度を超える炎を作り出す事が出来ます。
火を利用した場合、温度コントロールを炎を近づけたり遠ざけたりする事で、用意に行えるのが利点なのです。
細いネックレスは、このようにして修理していきます。



お問い合わせは
メールフォームはこちらから
お電話は 052-531-2422(営業時間中にお願い致します)
FAXは 052-532-0228
営業時間 月曜~金曜 9:00~18:00
当店Homeへ戻る