ルビーリングをリフォーム

お手持ちのルビーリングのリフォームのご依頼を頂きました。
素材はPt900製、周りにはテーパーダイヤが入っていますが今回はテーパーは使いません。

実は、たまたまでしたが、打ち合わせをさせて頂いている時に同じようなデザインの品物のリフォームを受けていました。
それがこちらの品物。
少しラインの入り方は違っていましたが、ほぼ同じデザインの品物の写真をお持ち頂きました。

これと全く同じではなく、お客様のご希望から少しずつラインを変えてデザインのご提案を致しました。
素材もリフォーム前と同じくPt900製。
（画像はK18YGですが・・・）

作り方はキャスト（鋳造）は使わず、ほぼ一から手作業でパーツを作りました。
中石の爪をロー付けする前に、一度磨きます。

中石の爪の周囲などは、爪をロー付けした後からでは磨けませんから。
爪をロー付けした後は、メレの石留め。

熱を加えると柔らかくなる樹脂をリングの内側に押し込んで、補強をして石留めをします。
コレをせずに石留めをすると、交差した枠が歪んじゃいますからね・・・歪んだ物を元に戻すのは大変です。
メレを留めた後は、中石のルビーを留めます。
そして、最後に磨いて完成。

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