シルバー製のライターケースの修理のご依頼です。
本体と蓋を繋ぐ蝶番のロー付けが外れています。

ライターケース修理

品物を拝見したところ、蝶番部分のパイプのロー付け部分の面積が狭すぎて、その面積を増やす為に沢山のロー材を盛って強度が上げられていました。
通常、こうした所は本体と蓋の合わさった部分をパイプの丸みに合わせて丸く削り、ロー付けの面積を増やすようにしています。
ところが、コレは無い。

ライターケース修理

横から見ると、こんな感じ。
(盛られていたロー材は削ってあります)

ライターケース修理

ロー材はシルバー材料の代わりにはなりません。
そこで、角材を入れて補強しました。
この後、角材の角の余分な部分を斜めに削りました。

ライターケース修理

補強が出来たら蓋を乗せてみて、合わせ目を調整をします。
最初からなのか使っている内の摩耗なのか、合わせ目がいびつでしたので当たっている部分を少しずつ削って調整しました。

ライターケース修理

一度磨き、黒染めをした後に仕上げ磨きをして完成です。

ライターケース修理

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