プラチナのサファイヤリングのリフォームです。
小さなメレダイヤとテーパーダイヤを取巻いたリングをリフォームです。

リフォーム後も同じくダイヤの取巻きタイプですが、ダイヤの大きさをグッと大きくします。
何故か、このところ当店では取巻きタイプでダイヤを大きめ(0.8~1.0ct)にしたリフォームが多いんです。
当店から強くお薦めしている事は無いんですが・・・。

中石の枠を作り、取巻きダイヤの枠を作り、両方を合体させます。
一番苦労するのは、中石の大きさに合わせたダイヤを確保する事でしょうか。
1ピースのダイヤの大きさ、そして数が重要。
中石の大きさが決まっているので、難しいところです。
特に、ダイヤが大きくなると、同じ大きさで数を揃えるのは大変です・・・でも、ダイヤを確保して貰うのは問屋さんに殆どお任せなんですが・・・。

中石と取巻きの枠が出来たら、腕を作ります。

途中まで作ったのですが・・・
腕の高さがあり、全体の印象が重くなってしまうので、一枚板のタイプから二段のタイプへ変更しました。

腕をロー付けして、メレダイヤの石留めです。

今回は、石の大きさもほぼ揃っていたので、楽に石留めができました。
石の大きさが不揃いだと、隣り合ったダイヤが重なる事があり、その際は石の位置(順番)を決めてその場所に入れなければいけません。
ダイヤを留める際は、枠の中に松ヤニ(樹脂)を充填させて、爪をタガネで叩いた際に変形させないようにします。
曲がってしまってからでは、元に戻すのが大変ですから。

最後にサファイヤを留め、爪を整えて、全体を磨けば完成です。
同じ取巻きなのですが、シンプルで、また1つのダイヤが大きくなったのでより強い印象になりました。




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